各社のモバイルWi-Fiルーターの料金等をまとめてみた

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今現在各社から沢山Wi-Fiルーターが発売されていますが、ありすぎてどれが良いのかと悩んでいる人も多いはず。
という事で簡単に価格、規制、エリア等を比較してみたいと思います。

まずは、今現在モバイルWi-Fiルーターで出ている物をまとめてみます。

●UQ WiMAX(無印)
UQ WiMAX ホーム – 超高速モバイルインターネットWiMAX2+
まず無制限が良い!というのであればもうWiMAXしかありません。他の選択肢は無いです。
しかし、WiMAXでも無印WiMAXとWiMAX2+という2つのサービスを行っています。

基本的には料金は使い放題(制限一切ナシ)3991円(税込)で使用可能です。
エリアに関してはこちらで確認が可能です。

肝心の通信速度ですが、理論値的には下り40Mbpsで上り15Mbpsです。

WiMAX2+は無印WiMAXの上位互換であり、WiMAX2+対応端末で無印WiMAXサービスを使用することも可能です。
料金に関しても通常契約すればどちらも料金は変わらず、一見初代WiMAXを契約する意味は無いように思えます。

しかし、以下の点で初代WiMAXはWiMAX2+より優れている点があります。

①契約期間
WiMAX2+は契約期限が2年間となっておりますが、無印WiMAXは契約期限が1年間となっています。
②料金
無印WiMAXはMVNO等で数万円分のポイントや、値引き等で実質価格が安く運用できることが多いです。
(でも後述しますが、WiMAX2+も条件が満たされれば月1800円程度で運用できるのであまり利点が無いかもしれませんが)
③機器追加サービス
WiMAX2+に無くてWiMAXにある物で結構大きいものは、機器追加サービスです。
これは月額200円で1つの契約で複数の端末で使用可能にできるサービスです(MVNOでは対応していない場合あり)
例えばパソコン内蔵のWiMAXを使用しつつ、他のルーターでも使用することもできます(同時に使用することは不可)
④WiMAX2+ルーターの評判が微妙
今現在WiMAX2+対応の機種がHWD14という機種のみだけなのですが、これがあんまり評価が良くありません。
なので、自宅がWiMAX2+エリア外等の時は、逆に無印WiMAX端末の方が安定して通信できる可能性が有ります。

また、UQのサイトでエリア確認等の15日間無料貸し出しサービスを行っています。

Try WiMAXレンタル

●UQ WiMAX2+(KDDI)
前述した無印WiMAX2+の後続サービスがWiMAX2+です。

他社がLTEサービスで7GBや10GB制限を行っている中、唯一総量制限が無いサービスとなっています。

また名称がUQ WiMAXとなっていますが、UQの親会社のKDDIでも同じ端末を販売しており、
もし購入するのであれば条件を満たせばKDDI版の方が安く運用できることが多いと思います。

まずWiMAX2+に対応している端末ですが、今現在HWD14のみとなっています。(5/8日に新機種発表されるんでしょうか・・・?)
UQ版→ Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14
KDDI版→Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14

料金に関しては通常に契約すればWiMAXと同じく3991円(税込)で使用可能です。
通信速度はWiMAX2+エリアでは下り110Mbps/上り10Mbps、WiMAXエリアでは下り40Mbps/上り15Mbps、
追加1005円で使用可能なLTEエリアの速度は下り最大150Mbps(75Mbps)、上り最大25Mbpsとなっています。
※LTEを使用可能なエキストラオプションを使用すると、月7GB制限が行われます。

エリアに関してはWiMAX2+は首都圏などではあまりエリアは多くないですが、LTEを使用するとほぼ全国で使用可能です。
エリアマップはこちらから確認可能です。

また、UQのサイトでエリア確認等の15日間無料貸し出しサービスを行っています。
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③NTT docomo Xi
NTT docomoが行っているXiサービスもデータ通信サービスを展開しています。
でも正直ドコモの契約が無い場合だと結構高くなります。ドコモの契約が無いと正直あまりお勧めできませんが・・・

今現在ドコモの最新機種及びドコモの全エリアで使用可能な機種はL-02FとHW-01Fが有ります。
Wi-Fi STATION L-02F | 製品 | NTTドコモ
Wi-Fi STATION HW-01F | 製品 | NTTドコモ

この2機種では今現在ドコモがサービスしている全エリアで使用可能なため、対応エリアは非常に広いです。
サービスエリアに関してはこちらからご確認ください。

通信速度に関しては、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなっております。
※エリアによっては下り112Mbps/上り37.5Mbps、下り75Mbps/上り25Mbpsエリアもあります

料金に関しては、通常に契約し、7GBプランにした場合は6681円となっており、正直あまり安くありません。
しかしコレはあくまで普通に契約した場合であり、色々すればかなり安く運用することが可能です。
その内容に関しては後ほどまとめてご紹介します。

④EMOBILE(SoftBank)
まずEMOBILEとSoftBankに関しては機種も同等な上、価格も同じ、エリアも同じなのでまとめて紹介します。

EMOBILEでは4GとLTEという2つのサービスを行っています。

4GとLTEの違いですが、以前まとめているため下記をご確認ください。
EMOBILEを契約する際は「4G」契約と「LTE」契約にご注意を!

またSoftBankで行われているサービスは規制等含め、EMOBILEの4Gサービスと全く同じです。

では一通りサービスを紹介してきましたが、表でまとめてみたいと思います。

料金(税込) 契約期間 総量制限
UQ WiMAX 3991円 1年 制限なし
UQ WiMAX2+ 3991円
エキストラオプション(EX)
使用時は+1005円
2年 制限なし
EX使用時は7GB/月
NTT docomo Xi 6681円(7GBプラン) 2年 7GB/月
EMOBILE(SoftBank) 3991円 2年 4G契約:7GB/月
LTE契約:10GB/月

今までの掲載内容はあくまで何も割引サービス等が付いていない場合です。
これからは各社の割引サービスを適用させた場合を確認していこうと思います。

●UQ WiMAX2+
これは最大限安くするためには2つの条件を満たしていないといけません。
2つの条件とは以下の2つです。ちなみにUQ版では無理なのでKDDI(au)版を買いましょう。
①HWD14を新規一括0円で購入する。
②auでフラット契約しているスマートフォンがある。

まず①の条件を満たせばHWD14に適応される毎月割1180円が通信費から引かれることになり、
3991円-1170円=2821円で運用が可能です。

①の条件を満たすだけでも安いですが、②の条件が有ると、auスマートバリュー mineが適応され、
この価格からさらに1008円が割引され、3991円-(1170円+1008円)=1813円で運用が可能です。

●NTT docomo Xi
こちらも最大限安くするためには2つの条件を満たしていないといけません。
ドコモでは3GBプランと7GBプランが有りますが、7GBプランでの解説です。
①L-02Fを新規一括0円で購入する。
②docomoでフラット契約しているスマートフォンかパケホダブル契約しているガラケーが有る。

まず①の条件を満たすと、L-02Fに適応される月々サポート972円、新生活Xiルーター割が両方通信費から引かれることとなり、
6681円-(972円+1080円)=4629円で運用が可能です。
※新生活Xiルーター割は新規一括0円で契約しなくても適応されます。

そして②の条件です。②の条件を満たすと「+Xi割」が適応され、さらに1909円値引きされます。
6681円-1909円-(972+1080円)=2720円で運用が可能です。

※新生活Xiルーター割は今月14日まで、+Xi割は8/31日までのキャンペーンとなっています。

●EMOBILE(SoftBank)
こちらは4G契約(SoftBank)とLTE契約で最安値が異なっています。

まず4G契約を最大限安くするためには2つの条件を満たしていなければなりません。
①GL10Pを新規一括0円で契約する
②SoftBank及びEMOBILEでフラット契約しているスマートフォンが有る

①の条件を満たすと、GL10Pに適応される毎月割の1750円が通信費から引かれ、
3991円-1750円=2241円で運用が可能です。

そして②の条件を満たすとWi-Fiセット割が適応され、さらに1008円が値引きされて、
3991円-1750円-1008円=1233円で運用が可能です。

次にLTE契約を最大限安くするためには1つの条件を満たしていなければなりません。
①GL06Pを新規一括0円契約する。

まあこれだけです。これでGL06Pに適応される毎月割1439円が通信費から割り引かれ、
3991円-1439円=2552円で運用が可能です。

では各社の割引サービス等をすべて合計したものも合わせて各社の料金をまとめた表が以下です。
WiMAXに関してはMVNOで安くなるため、色々異なるため今回は載せていません。

通信費用まとめ 標準料金 同社契約無 最安値
UQ WiMAX2+
エキストラオプション
使用時は+1008円
3991円 2821円 1813円
NTT docomo Xi 6681円 4629円 2720円
EMOBILE(SoftBank) 3991円(4G)
3991円(LTE)
2241円(4G)
2552円(LTE)
1233円(4G)
2552円(LTE)

NTT docomoに関しては、5/14日を過ぎるとこの最安値での契約は不可能になります。

では次に規制に関してのまとめです。

通信規制まとめ 総量制限 その他規制 備考
UQ WiMAX2+ WiMAX/2+:無制限
LTE使用時:7GB/月
※LTE使用時も
WiMAXは無制限
2015年4月以降
3日/1GBを超えた場合
総量制限時:128Kbps
NTT docomo Xi 7GB/月 3日/1GBを超えた場合 総量制限時:128Kbps
EMOBILE(SoftBank) 7GB/月(4G)
10GB/月(LTE)
3日/1GBを超えた場合(4G)
1日/366MBを超えた場合(LTE)
総量制限時:128Kbps

各社3日/1GB制限を行っていますが、EMOBILE(SoftBank)の4G契約はかなり酷いと酷評なのでご注意を。
EMOBILEを契約する際は「4G」契約と「LTE」契約にご注意を!

WiMAX2+に関しては、エキストラオプションを使用しない場合は総量制限はありません。
エキストラオプションを使用し、7GB通信した場合でも、無印WiMAX(ノーリミットモード)では通信規制はされません。

では次にエリアをまとめてみます・・・が、正直各社基準が違うので公平な比較はできないです。
また、場所によってエリア内でも通信が不可能な場所等も有るので、一概には言えないのが現状です。

エリアまとめ 3Gエリア WiMAXエリア LTEエリア(4G、WX2+、Xi)
UQ WiMAX2+ 非対応 人口カバー率:94% ①WiMAX2+
人口カバー率:未公開
②au 4G LTE
実人口カバー率:99%
※1
NTT docomo Xi 人口カバー率:100%
※FOMA全エリア対応
非対応 2014年度内
人口カバー率:98%予定
※2
EMOBILE(SoftBank) ①EMOBILE 3G(4G/LTE)
人口カバー率:95%
②ULTRA SPEED(4G)
人口カバー率:未公開
※SoftBankの2.1GHzと
900MHzには非対応です。
※3
非対応 ①EMOBILE 4G(4G)
全国政令都市
人口カバー率:100%
②EMOBILE LTE(4G/LTE)
全政令都市及び
全県庁所在地

人口カバー率:99%
※4
※5

※1
「人口カバー率」と「実人口カバー率」は基準が異なりますので、単純な比較は出来ません。
※2
2014年5月現在の結果が発見できなかったため、予定の結果となっています。ご了承ください。
※3
SoftBankのiPhoneや、Androidスマートフォン、EMOBILEのGL07SやNexus5などとはエリアが異なります
※4
「人口カバー率」と「全国政令都市人口カバー率」、「全政令都市及び全県庁所在地人口カバー率」は基準が異なりますので、単純な比較は出来ません。
※5
SoftBankのiPhone及びhybrid4GLTE端末、EMOBILEのNexus 5とはエリアが異なります

※1や※4に関してですが、なんでこんな分かりずらい表記をするのかと言ったら、

単純に数値をデカくして良く見せようとしてるだけです。

各社「人口カバー率」に統一してもらいたいところですね・・・

次にあまり意味がないと思っている最高速度一覧。
何故あまり意味がないのかと言えば、あくまで最高であり、結局使う所でその速度が出なければ意味もないので・・・

最高速度まとめ 3Gエリア WiMAXエリア LTEエリア(4G、WX2+、Xi)
UQ WiMAX2+ 非対応 下り:40Mbps
上り:15Mbps
①WiMAX2+
下り:110Mbps
上り:10Mbps
②au 4G LTE
下り:150Mbps
上り:25Mbps(15Mbps)
※1
NTT docomo Xi 下り:14.4Mbps
上り:5.7Mbps
非対応 下り:150Mbps
上り:50Mbps
※2
EMOBILE(SoftBank) ①EMOBILE 3G(4G/LTE)
下り:21Mbps
上り:5.7Mbps
②ULTRA SPEED(4G)
下り:42Mbps
上り:5.7Mbps
非対応 ①EMOBILE 4G(4G)
下り:110Mbps
上り:10Mbps
②EMOBILE LTE(4G/LTE)
下り:75Mbps
上り:25Mbps
※3

※1
正確には周波数帯によって速度が変わります。
Band1:下り最大150Mbps/上り最大15Mbps
Band11:下り75Mbps/上り25Mbps
Band18(俗にいう800Mhz):下り75Mbps/上り25Mbps

※2
正確には周波数帯によって速度が変わります。
Band1:下り最大75Mbps/上り最大25Mbps
Band3:下り150Mbps/上り50Mbps
Band19:下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps
Band21:下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps

※3
一部下り37.5Mbps/上り12.5Mbpsエリア有り

取りあえずまとめてみました。
質問等ありましたら、コメント欄及びTwitter(個人アカウント)のリプにお願いします。
多分返信はTwitterの方が早いかと思います。。。

間違い等もご連絡いただけると幸いです。

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