普通にスマートフォンを使用してるだけでは、特に気にすることのないおサイフケータイのメモリですが、新しいスマホに買い替えたいなどで、買取店に売るなんてときは注意が必要なおサイフケータイのメモリ。
残っているとどんな不都合がある?
例えばじゃんぱらなどではこのように明記されています。
ケータイ買取・携帯電話を買取りに出す前に-じゃんぱら
>ICアプリの削除が完了していない端末は買取をお断りさせていただくことがございます。
実際に経験がありますが、残っていると買取拒否されてしまいます。
メモリ使用状況をどうやって確認するのか?
おサイフケータイのメモリが使用されているかを確認するためにはおサイフケータイアプリから以下の手順で確認します。
おサイフケータイアプリを起動し、左上のメニューを開きます。
次に「サポート・規約」を開きます。
次に一番上の「メモリ使用状況」を開きます。
ここでブロックが使用されていれば、メモリが使用されています。買取りに出す場合は、これをなくさなければいけません。
ではおサイフケータイのメモリクリア方法は?
じゃあ買取りに出すからおサイフケータイのメモリクリアを実施しようとします。その場合どうすれば良いのかというと、1つ1つアプリケーション上から削除していくか、メモリ領域をすべてクリアする必要があります。
特に移行だけして削除せずに初期化してしまった!などの際はすべてクリアが必須になってしまいます。また、ICロックでパスワードを変更している場合も同様です。
その場合、キャリア機の場合はキャリアショップにて対応となります。
まずは大手3キャリアのおサイフケータイのメモリクリアの対応です。基本的にはメモリクリアの作業に関しては料金などは発生しません。
■NTTドコモ
ドコモは一番簡単です。そもそも受付に行く必要はありません。店頭にあるDOCOPYで専用メニューがあるので、そこからメモリクリアが可能です。わからない場合は受付に行きましょう。
■au
auに関しては、受付での対応となります。
■ソフトバンク
ソフトバンクも受付対応・・・なのですが、契約者本人でないと出来ません。ドコモやauは出来るんですが、ソフトバンクだけは出来ません。さすがソフトバンク感。
このように大手3キャリアでは、ショップにて対応が可能ですが、実際の店舗が無いSIMフリースマホに関してはどうなるのでしょうか?現在おサイフケータイ搭載機種を発売しているメーカーに確認してみました。
富士通
まずは富士通です。対象機器は以下の2機種
arrows m02
arrows m03
メーカーに問い合わせたところ、おサイフケータイのメモリクリアに関しては修理扱いとなり、修理代金は「7000円」程度掛かるとのこと。実際にm02を出した人からも同様の回答でした。
シャープ
次にシャープです。対象機器は以下の3機種
SH-M02
SH-M03
SH-M04
富士通と同じく修理扱い。そして代金は富士通よりも安く「5000円」程度との回答でした。
しかし、実際に見てみないとハッキリとした値段はわからないとのこと。
トリニティ
つい最近発表された「NuAns NEO [Reloaded]」にて、おサイフケータイ対応の記載がありました。まだ発売前なのではっきりしていないと思いますが、一応聞いてみたところ、修理扱いになるが、料金は未定といった内容が返ってきました。
まとめ
基本的に全てが修理扱いになってしまうため、消し忘れなどによる余計な出費が増えてしまうことになりそうです。
また、中古で買う際は、自分が使わないとしても、後から売ることを考え、確認しておくといいと思います(といってもおサイフケータイアプリが通信しないと見れないので、店頭で確認できないかもしれませんが・・・。)
そういえば保証期間だとどうなるのか聞き忘れてしまったので、後日聞いてみたいと思います。。
コメント