プリペイドカードのKyashから新たなプリペイドカードが発表されました。
発行費用900円が若干ネックですね。9万円決済しないと元は取れないと。そして現行カードは改悪になるようです。
IC決済とタッチ決済に対応の新カード
現行の青Kyashカードは磁気決済のみとなっていますが、新カードはIC決済に対応したというのがまずひとつ。IC対応によりスキミング対策になるのでセキュリティ向上が見込まれます。
IC対応に伴い、現状設定できない暗証番号も設定できるため、鉄道の券売機などでも使えるようになるでしょう。(が、鉄道系のポイント付与無くしたから使いませんけどね。)
タッチ決済にも対応
カード表面にもある通り、タッチ決済にも対応したため、今後増えるであろうVISAタッチ決済対応店舗でも使えるのはありがたいですね。
一応QUICPayも対応するようですが、ポイント対象外にするあたり今後はVISAタッチ決済だけになっていくのではないでしょうか。
3Dセキュアには非対応
ガッカリです。ICチップ化などでセキュリティ高めようとしてるのに3Dセキュア非対応というのはなんだかなぁという感じ。
カード発行手数料が900円に
この新しい「Kyash Card」ですが、今まで無料だった発行手数料が掛かることに。
カード名 | 発行手数料 | 年会費 |
Kyash Card | 900円 | 無料 |
現行青Kyash | 0円→300円 | 無料 |
発行手数料が900円ということで、発行手数料の元を取るには9万円以上の支払いが必要になります。
この発行手数料がどれだけネックになるかという感じではありますが、開始直後は何かしらキャンペーンするのではと勘ぐっては居ます。
また、現行の青Kyashに関しても、新カード発行開始タイミングにて300円の有料化される模様です。
現行Kyashの還元が半分に改悪
現行のKyash(Kyash Card Lite)は現状1%還元となっていますが、2020年4月1日より0.5%へ改悪となります。
さらに再発行にも発行手数料が掛かってくるので、100万円決済ごとに300円の発行手数料が発生してくるようになります。
還元が半分なので元を取るには6万円の決済が必要。となると新カードとの実質差額は300円になるのでかなり微妙なカードになりそうですね。
期待はしたいが発行手数料がネックな新Kyash Card
今までかなりお世話になったKyashですが、モバイルSuicaの還元が無くなり、還元が半分になり、鉄道系の還元が無くなりと改悪ラッシュでした。
そんな中出てきた新たなカードですが、発行手数料が掛かることでどれだけ浸透するかが鍵かなと思います。
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