以下の旅行中に、2月14日に乗っていたピーチの新千歳便(MM581)が新千歳空港の霧の影響で仙台空港に臨時着陸。どんな感じだったのかを記録しておきます。

新千歳空港直前で着陸出来ない通告
着陸予定が9時20分だったのですが、9時10分頃に放送が。すでに苫小牧沖辺りまで到着していました。
「新千歳空港が霧のため封鎖されており、解消には昼くらいまで掛かる可能性がある。そのため当機は仙台国際空港に行き先を変更します」
その状況では機内Wi-Fiもないピーチでは情報収集も出来ず、他の便の状況などの確認はできません。
とりあえず仙台国際空港に向かうということだけ。その後の対応は着いてから説明するとのことで、それ以上の説明はありませんでした。
何故仙台かは検討がついた
新千歳空港の近くには函館空港などもありますが、何故今回仙台空港になったかということですが、それは多分「ピーチの就航している空港で一番近いのが仙台だった」というのが理由だと思います。
以前バニラエアは函館空港に就航していましたが、そのまま継続していたらもしかしたら函館空港に向かったかも知れません。
仙台国際空港に1時間ほどのフライトで到着。

仙台空港には1時間ほどのフライトで到着し、シートベルト着用サインが消えると皆が荷物を取りだ…そうとしているタイミングでアナウンスが。
「新千歳空港の天候回復しているとのことで、当機は仙台国際空港にて燃料を補給した後に、再度新千歳空港に出航します。」
とりあえず仙台国際空港で降ろされるのかと思い、ANAやJALのように代替振替などもしてくれる気はしないためにスカイメイトなどでの手配も検討していましたが、燃料補給して戻るとのことで一安心。
機内からもほっとした声があちこちから出ていました。
燃料補給のため「シートベルトは外して待機を」
飛行機に乗っているときに「シートベルトを締めて」とはよく聞くかと思います。
しかし今回は乗客が居る状態での燃料補給で万が一のことが起きた際のことを考慮してすぐ逃げられるようにとのことで「シートベルトを外して」とのアナウンスがありました。
幾度となく飛行機に乗っていますが、初めての経験です。
燃料補給後、新千歳空港へ再度出航

燃料補給が完了した後、新千歳空港に向けて再度離陸して新千歳空港へ向かいました。
また約1時間のフライトの後、その頃には霧はすっかり晴れて新千歳空港に無事に着陸しましたが、既に元々の予定時刻より3時間以上の遅れになってました。
他の航空会社はどうなっていたのか


新千歳空港の発着を見ていると、多くの便が8時半~10時で遅延が起きているようですが、多くは30分から1時間程度で、近くで旋回などをしてたのかなと思われます。
かなり予定とずれているのが、自分のピーチと同じく仙台空港に向かって再度新千歳空港に向かったスカイマーク、そして成田に引き返して戻った春秋航空の3便。
多分数十分程度の時間差や航空会社により判断が別れたと思われ、タイミングが悪かったのかなという感じです。
運賃などはどうなったのか
今回は成田→新千歳の運賃を支払い搭乗していますが、飛行機的には成田→新千歳→仙台→新千歳とフライトしています。
ですが、さすがにLCCといっても割増で運賃を請求するなんてことはないようです。
まとめ:ちゃんと戻れて良かった
正直今回はLCCだったのでそれに限ります。LCCは安い代わりに補償もほとんどありません。
もしこれがANAやJALであれば、仙台からの新幹線と特急代金などの負担はしてくれると思いますが、ピーチはそんなことはしてくれません。
今回遅延したものの無事に新千歳空港に着いたので良いネタになった程度で済みましたが、ある意味「LCCのリスク」を考えさせられる出来事でした。
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