動画の変換や、動画の簡単な編集が行えるソフトウェアの「Video Converter Factory Pro」を使ってみたのでレビューしていきたいと思います。
なおこの記事はメーカー様よりご依頼を受けて執筆させていただいている記事となります。
動画変換&簡単な編集が可能な「Video Converter Factory Pro」
このVideo Converter Factory Proですが、名前の通りメインの機能は動画の変換機能です。それに加えて変換時に簡単な編集が行えます。(後述)
無料版と有償版の違いは?
このVideo Converter Factory Proには無料版と有償版がありますが、無料版はほぼお試し用といった形。
無料版 | 有償版 | |
---|---|---|
変換可能時間 | 5分まで | 無制限 |
スクリーン録画 | 5回まで | 無制限 |
価格 | 無料 | 3,880円 |
無料版では変換も5分までだったりスクリーン録画機能も5回までと、GUIのチェックなどに使える程度の機能しかありません。
「無料の動画変換ソフト」として使うにはなかなか厳しいのかなと思います。
インストール

無料版も有償版もダウンロード先は同じです。上記のホームページの無料ダウンロードから行います。

ダウンロードしたファイルを実行するとまずは言語選択。特に指定がなければそのままで大丈夫です。

次にライセンス事項なのですが、オール英語なので何とも……。翻訳など使ってある程度は読んでおきましょう。

最後にインストール先の指定です。敢えてここにしているなどがない場合は変更する必要はありません。

セットアップウィザードが完了したらインストール完了です。デスクトップやアプリケーション一覧にアイコンが出来ていると思います。
インストール時に良くわからない別のソフトを意図せず入れようとするようなことはありませんでした。そういうのが無いのは嬉しいです。
初期起動時にライセンス入力画面

初回起動時にプロダクトキーを入力する画面が表示されます。今回は事前にコードを頂いているのでコードを入れて登録しています。

コードを入れた場合はアクティベーションが行われて有償版が適用されます。
動画変換を行ってみた
今回は動画変換がメインのソフトということで、動画変換を試してみました。元ファイルとして先日旅行に行った際の瀬戸内海の景色を使っています。
屋島からの夕暮れ#かえざくら旅行 pic.twitter.com/0aPVX613o9
— かえざくら? (@kae_sakura) October 18, 2020

動画変換に関しては一番左側の「変換」から行います。

こちらが動画変換画面。何だかフォントがあんまり綺麗じゃないのが気になるのとビデオ変換器という翻訳も若干気になる……。
「+」と掛かれた辺りにドラッグすると書いてあったのでドラッグしたのですが上手く動作せず、「+」をクリックしてファイルを選ばないと読み込まれませんでした。

ファイルを読み込むと元ファイルの簡単な仕様と、変換後のファイル予測が表示されます。
今回はH.264の動画をH.265に変換しようとしたのですが、変換後の容量の予測が表示されるのは便利ですね。

右側の出力フォーマットのアイコンをクリックすると、変換する形式を選ぶことが出来ます。拡張子ごとの一覧及び、4Kなどの高画質向け、WEB掲載向けなどのプリセットから選ぶことが可能です。

形式を選んだ後、「パラメーター設定」を開くと詳細の設定が可能です。ここでエンコーダーやビットレート、フレームレートなどの詳細設定を行えます。
実際にH.264からH.265に変換してみましたが、他の変換ソフトに比べて著しく早いということはありませんでしたが、遅いことも無かったので問題ないかと思います。
動画変換時に簡単な編集が可能
Video Converter Factory Proでは、動画の変換時に簡単な動画編集が行えます。

動画変換の際にファイルの下にアイコンがズラッと並んでいますがそこが編集ボタンとなっています。

ハサミアイコンをクリックすると、動画の切り取りが行えます。必要な部分だけ切り取った上での変換が可能です。

横の円のようなマークをクリックすると、回転が行えます。意図せず縦になってしまったなどの動画の修正が可能です。

次にトリミング。動画の余計な部分をカットすることが可能です。

こちらは雰囲気を変えることができる機能。白黒にしたり古っぽくしたりなどがワンタッチで可能です。

最後にウォーターマークを入れる機能。アップロードした動画などを勝手に使われたりしないようにする対策にも使えますね。
変換の際に便利な編集が同時に行えるのは色々と便利に使えそうです。
動画を縦横に結合する機能も搭載

他にも便利だなと思ったのが、ツールボックス内の動画の結合機能。

複数の動画を1つの動画にすることが可能なため、例えば同じ場所を複数のカメラで撮った比較という映像を簡単に作ることが可能です。
ちょっと癖はあるけど便利な動画変換ソフト
日本語が少しおかしいなどの癖はあるものの、あまりややこしい設定もなく使いやすい動画変換ソフトに思えました。
有料とはなってしまいますが、値段自体もそこまで高いというわけでも無いので導入しやすいかなと思います。
無料版以上の景品版を提供いただきました。
今回はメーカー様より無料版よりも高性能な景品版をいただきました。こちらは読者であれば誰でも無料でダウンロード可能です。
動画変換の高速化などの一部の機能は使用できませんが、無料版のような変換時間の制限などはないので便利に使えると思います。
とりあえず15日まで無料なのでダウンロードしておきましょう。また、上記リンクから進むと製品版も2,800円で購入可能です。
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