ソフトバンクの大容量再販SIM向けモバイルルーターまとめ

モバイルWi-Fi
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最近大手キャリアから比較的安価なプランが出てきていたり、無制限プランが出てきていて影が薄くなってきている気がしますが、まだ需要自体はありそうな再販SIM。

その再販SIMに合うモバイルルーターをまとめてみました。前回の記事が古くなってしまったので更新版です。

ソフトバンクの使用している周波数に合ったモバイルルーターを選ぶ

まず選ぶ際の重要点として、ソフトバンクが使用している周波数に合ったモバイルルーターを選ぶということが重要となります。

ソフトバンクが使用しているバンドは「B1/B3/B8/B11/B28/B41/B42」となっていますが、太文字で示した「B1/B3/B8/B41」に対応していれば大きな問題はないと思います。

なお3Gに関しては無くても困りませんが、2.1GHzと900MHzに対応していれば良いです。(しかし対応してない方が変に落ちなくて良いというのもある)

新品モバイルルーター

まずは新品で販売されているモバイルルーターの中からオススメを紹介していきたいと思います。なお対象としては家電量販店などで購入可能なものをリストアップしています。

【オススメ】富士ソフト FS040W

最初に紹介するのは富士ソフトのFS040Wというルーターです。コンパクトで電池持ちの良い機種となっています。

富士ソフト +F FS040W
富士ソフト

スペック

名称FS040W
通信方式4G/3G
最大通信速度(WAN)300Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大433Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B11/B18/B19/
B21/B26/B28/B41
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)2.1GHz/900MHz/800MHz
最大通信時間20時間
同時接続数15台
SIMサイズnanoSIM
外部接続端子USB Type-C

FS040Wは良くレンタルルーターとして提供されているFS030Wの後継機機種です。USBがType-Cとなっている他、各社のバンドにも対応しているのでとりあえずこれを用意しておけばという鉄板ルーターとなっています。

また、自宅で使う用のクレードルがあったり、バッテリー外して運用なども可能なため家でも外でも便利に使えると思います。

富士ソフト FS030W

名前の通りFS040Wの前世代モデルとなっています。ちょっとスペック的には古くなっているものの、その分価格も安価なためFS040Wは高いという人にはオススメ。

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富士ソフト

スペック

名称FS030W
通信方式4G/3G
最大通信速度(WAN)150Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大433Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B11/B18/B19/
B21
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)2.1GHz/900MHz/800MHz
最大通信時間20時間
同時接続数15台
SIMサイズmicroSIM
外部接続端子MicroUSB

大きな違いとしてはキャリアアグリゲーションに対応していないことと、SIMサイズが異なること、そして外部接続端子がType-CではなくMicroUSBであることが挙げられます。

個人的には今更MicroUSBの機器を購入する気は起きないのですが、その点が気にならないのであれば選択肢のひとつです。

なお後継機のFS040Wと同じく、FS030Wにも自宅用のクレードルが別売されています。

NEC MR05LN

続いてはNECのMR05LN……なのですが、これ発売が2016年とかなり前なのですよね。そろそろ後継機が出てきても良さそうなので、今から買うのはどうかなぁというのが素直な所。

スペック

名称MR05LN
通信方式4G/3G
最大通信速度(WAN)375Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大866Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B11/B18/B19/
B21
キャリアアグリゲーション対応
Band1+Band19+Band21
Band1+Band19
Band1+Band21
Band3+Band19
Band19+Band21
Band1+Band18
対応周波数(3G)2.1GHz/900MHz/800MHz
最大通信時間20時間
同時接続数15台
SIMサイズmicroSIM
外部接続端子MicroUSB

今更MicroUSBの機器を新規で買うのもといったところです。また、キャリアアグリゲーション対応なもののソフトバンクには対応してないので無意味ってことで下り150Mbps止まりとなります。

ソフトバンクの再販SIM目的で買うには微妙な機種となりますが、楽天と併用するとか等なら切り替え出来るので良いと思います。

なお廉価ルーターでMP02LNというのがあるのですが、Amazonに売ってるモデルはソフトバンクのBand8非対応となっています(対応してるのはMP02LSだけど中々見ない)

【コスパ◎】HUAWEI E5785

最後に紹介するのはファーウェイのモバイルルーターです。価格帯としては今回紹介する中で一番安価な1万円切りの商品となっています。

スペック

名称E5785
通信方式4G/3G
最大通信速度(WAN)300Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大866Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B5/B7/B8/B18/
B19/B20/B28/B32/B38/
B41/B42
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)2.1GHz/1.9GHz/
900MHz/850MHz
最大通信時間12時間
SIMサイズmicroSIM
※スロットではないため
nanoSIMも入らなくはない
外部接続端子MicroUSB

何故2020年発売機種なのにMicroUSBなのと100回位問い詰めたいのですが、ソフトバンクで使用するのであればバンドの対応も良く安価でオススメできる機種です。

Band1/3/8/41の他にも、Band28/42にも対応していることから、他の機種よりも条件が揃えば高速通信できる可能性があります。

うーん。本当にUSB Type-Cなら完璧だったんですけどねこれ。

中古モバイルルーター

以前紹介したときよりも、中古端末のSIMロック解除が無料になったので手軽に使えるようになった中古のモバイルルーター。スペックの割に価格が安いので、中古に抵抗がなければ正直こちらの方がオススメ。

赤ロムに注意

新品のルータにはない大きな注意点として赤ロムがあります。赤ロムというのは端末代金踏み倒しなどの結果通信が出来なくなってしまうことを指します。

ネットワーク利用制限携帯電話機の確認 | ソフトバンク

購入前に上記サイトにて「IMEI」を確認し、○であることを確認してから購入するようにしましょう。

自分で可能なら割高なSIMロック解除済みを買う必要は無い

ソフトバンクも中古端末のウェブでの無料SIMロック解除を開始。契約者でなくてもSIMロック解除が可能に
ドコモ、auに続きついにソフトバンクも中古端末のSIMロック解除が無料になりました。

SIMロック解除済みをうたって割高な商品もありますが、無料で行えるので可能なら自分で行いましょう。契約者じゃなくてもSIMロック解除は可能です。

【オススメ】HUAWEI 601HW/602HW/603HW

自分も現状使っていますが、現状で一番オススメできるのがこの601HW、602HW、603HWです。モデル名は異なりますが、ほぼ同一性能となっています。

中でも603HWはY!mobileから発売されたこともあり、中古の数も多いことから比較的安価に取引されています。

スペック

名称601HW(Softank)
602HW(法人向け)
603HW(Y!mobile)
通信方式4G(LTE)/3G
最大通信速度(WAN)612Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大866Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B11/B41/B42
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)2.1GHz/900MHz
※602HWのみ対応
最大通信時間8.5時間
※省電力モードオン
SIMサイズmicroSIM
※スロットではないため
nanoSIMも入らなくはない
外部接続端子USB Type-C

やはりソフトバンク向けの機種ということで、ソフトバンクの周波数には綺麗に合っています。また、Band42にも対応していることで対応エリアでは高速通信が可能になっています。

なお602HWのみ3Gに対応しているものの、個人的には変に3Gにならない方が逆に良いのかなと思ったりしています。

なおバッテリーはGL10P/303HWなどと同じ形なので、予備バッテリー代わりに買うのも良いかも。(もう千円以下の捨て値で売られています)

HUAWEI 801HW

60xHWシリーズの後継機種となる801HWですが、流通在庫も少ないようで中古の出玉もあまり多くありません。最高速度が612Mbps→838Mbpsとなっていますが、Wi-Fi時は517Mbps程度なので大きく変わらないようです。

スペック

名称801HW
通信方式4G(LTE)
最大通信速度(WAN)838Mbps
※Wi-Fi時は517Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大866Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B11/B28/B41/B42
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)非対応
最大通信時間10時間
※省電力モードオン
SIMサイズnanoSIM
外部接続端子USB Type-C

キャリアアグリゲーション+256QAM+4x4MIMOの組み合わせで一部地域で最大838Mbpsとなりますが、今後は5Gがメインになり周波数の転用も進むことからあまりメリットは大きくないと思います。(現に988Mbpsから下がってるし)

逆にバッテリーの取り外しが不可になったため、へたってきたら修理必須なのは大きなデメリットに思えます。

ZTE 802ZT/803ZT

305ZT以来のZTE製モバイルルーターです。下り838Mbps対応と801HW同等の性能を持っていますが、マルチSSIDで5GHzを使えたり、SSIDBでWPA2が利用可能など801HWよりは細かいところで高機能となっています。

こちらも例によって流通在庫は少なく、中古端末の出玉も少なくなっています(801HWよりは多いかな?という程度)

802ZTと803ZTは販路の違いだけで仕様に差はありません。

スペック

名称802ZT(SoftBank)
803ZT(Y!mobile)
通信方式4G(LTE)
最大通信速度(WAN)838Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大866Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B11/B28/B41/B42
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)非対応
最大通信時間13.5時間
※省電力モードオン
SIMサイズnanoSIM
外部接続端子USB Type-C

省電力モードオンで13.5時間という電池持ちはソフトバンクから発売されているルーターのなかではピカイチの電池持ちの良さとなっています。

またバッテリー交換は可能ですが、替えのバッテリーが4,400円もするので微妙な所。ですが6-7千円程度で手に入るなら有りな選択肢だと思います。

HUAWEI 504HW

とにかく安くほしいというなら良いのかなという機種。とはいえキャリアアグリゲーションも対応してるしそこそこ使えるはずです。

Huawei Y!mobile Pocket WiFi 504HW レッド
HUAWEI(ファーウェイ)

この機種は使ったことはないのですが、ひとつ前の501HWがすごい発熱したのでこれももしかして……と心配してしまう所。

スペック

名称504HW
通信方式4G(LTE)
最大通信速度(WAN)262Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大866Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B41
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)非対応
最大通信時間9時間
※省電力モードオン
SIMサイズmicroSIM
外部接続端子microUSB

対応周波数はB1/B3/B8/B41と必要最低限ですが、正直これだけ対応してれば不都合はないのではないかと思います。

microUSBでも構わないからとにかく安くてそこそこ使える機器をというのであれば良い候補です。

HUAWEI 501HW/502HW

テレビが見られる他は504HWの劣化版と言わざるを得ない機種。前は使ってましたが発熱が酷いのでオススメしません。

専用アプリを用いてワンセグ/フルセグを見られますが、Androidでは最近のスマホでは動かず、iOSだとフレームレートがショボイという状況。わざわざ選ぶ理由もないかと思います。

スペック

名称501HW(SoftBank)
502HW(Y!mobile)
通信方式4G(LTE)
最大通信速度(WAN)187.5Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大866Mbps
対応周波数(4G)B1/B3/B8/B41
キャリアアグリゲーション対応
対応周波数(3G)非対応
最大通信時間10時間
※省電力モードオン
SIMサイズmicroSIM
外部接続端子microUSB

連続通信可能時間は10時間となっているのですが、先述の通り発熱が酷くてどんどん電池が減っていく印象です。バッグの中に入れて持ち運び……をあんまり推奨できません。

【非推奨】30xZT、30xHW、GL10P、GL09P

最後にまとめた機種たちですが、現状推奨できません。以下に理由をまとめてみます。

303ZT
304ZT
305ZT
公式SIMロック解除が不可
※非公式解除は有料
303HW
304HW
301HW
GL10P
公式SIMロック解除が不可
※無料で非公式解除可能
Band1/Band8に非対応
GL09P公式SIMロック解除が不可
※非公式解除は有料
Band1/Band8に非対応

305ZTなどは公式SIMロック解除が不可な頃は良く使われましたが、今となってはわざわざ買う必要はありません。それ以外の端末はBand1やBand8に対応しておらず、エリア的に難点があります。

1000円程度の安価なモバイルルーターで楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)を使ってみた
1年間無料で使える楽天モバイルを、中古で販売されている安価なルーターで試してみました。

楽天モバイルで使うってのもあったけども、Wi-Fiの5GHz対応機器がSIMロック解除無料になったので今更感。

まとめ

やっぱり値段や対応バンドを考えると中古のソフトバンクルーターが安定かなという所。中古は嫌だ新品じゃないと!という場合を除けば603HW辺りの中古がベストに思えます。

801HWなどは5Gになる前の中途半端なルーターかつ値段も高いので特に理由がなければ選ぶ必要は無さそうです。しかし再販SIMは5Gに対応するんでしょうかね。気になる所です。

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