JR東日本の株主優待と青函フェリーで巡る東北&函館巡りの旅:1日目

2021年の旅行記
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歯抜けの平日を有給にして4連休に。その4連休を使って、JR東日本の株主優待券を使った東北ぐるっとと、青森からの青函フェリーで函館へというルートで巡る旅行です。

三連休東日本・函館パスは終了してしまいましたが、単純往復でなければ優待券を使って便利に巡れそうですね。

JR東日本の優待券は片道運賃・特急券が4割引

JR東日本の株主優待券は、片道運賃と特急券(きっぷ区間内の1列車)が4割引きとなります。優待券自体は2,400円程度で仕入れたもの。

乗車券は東京都区内→大宮なのですが、経路としては東北本線・高崎線・上越線・白新線・羽越本線・奥羽本線・東北新幹線となり大宮に戻ってくる一筆書ききっぷとなっています。

大宮→大宮でも良かったのですが、運賃が同額なのでどうせならと都区内発にしてみました。

そして特急券は一番高い上に時間の掛かる区間である新青森→大宮と設定し、新青森までは新幹線と同時購入で割引となる乗継割引を前日の秋田→新青森のつがるに適用しています。

乗継割引は新幹線→在来線の場合は当日のみですが、在来線→新幹線の場合は翌日でも適用可能です。そのため秋田→新青森→大宮という経路に設定しました。

もちろん途中下車は可能

今回のきっぷは大都市近郊区間を越える100km以上のきっぷのため、東京都区内以外では途中下車が可能です。そのため「戻ることは不可」ですが、フリーきっぷのように降りたり乗ったりすることも可能になっています。

長い片道きっぷで途中下車の旅、フリーきっぷの発売時期などに縛られることもないので、時期外れにはオススメです。

長岡を目指して群馬・新潟を北上

今日は新潟までという比較的短距離の移動なのですが、まずは長岡を目指して北上していきます。長岡でフォロワーさんと会って遊ぶ予定があるんですよね。

大宮から高崎まで:高崎線

今回も大宮からスタート。北上するときは大宮か柏かどちらかが定番ですね。東北・高崎線方面は大宮、常磐線なら柏という感じです。

快速アーバンの高崎行き。この快速は熊谷まで快速運転を行う列車です。普通列車に比べて10分程度早く到着しますが、言うて10分程度。対した時間差ではありません。

  • 3920E
  • 大宮→高崎:高崎線
  • 快速アーバン
  • 国府津→高崎
  • 大宮→高崎
  • 9時04分→10時15分

高崎までは約1時間11分の道のり。個人的にはそんなに遠くもないなと思ってるのですが、人によってはこの区間は新幹線だって人も居るかもしれません。

列車はE231系+E233系の15両編成。後ろ5両は籠原までなので、前10両に乗って向かいます。

熊谷辺りで車窓に「士幌町JA」と書かれた建物が。なんで北海道の士幌町のJAが?と思って調べてみると、北海道から列車で大量に運んできたじゃがいもをここで保管しているようで、そのためにある建物のようです。

今回は昨日大宮まで乗車して下車したきっぷを使ってるのですが、自動改札ではピンポーンと止められてしまいました。下車印なので磁気の下車記録が無かったからなのでしょうか。有人改札ではすんなり通れました。

高崎から水上まで:上越線

高崎駅に到着。ここからは水上行きの上越線に乗り換えて北上します。高崎駅では先日話題にもなった峠の釜飯が売っているのですが、今回はパス。

高崎までの本数に比べると、水上方面の本数はガタッと少なくなります。

上越新幹線開業前は新潟方面への特急列車が頻繁に走る路線でしたが、開業後は特急が減り夜行も消え、今では渋川で大前線に行ってしまう草津くらいしか特急は走らなくなってしまいました。

この水上行きを逃すと次は1時間半後。まだマシな本数ではありますが、過去の栄光どこへやらという感じです。

  • 731M
  • 高崎→水上:上越線
  • 普通
  • 高崎→水上
  • 高崎→水上
  • 10時25分→11時29分

水上までは約1時間ですが、高崎までと異なり景色も良くなるので案外時間を感じずに進んでいくことができます。

乗車するのは211系。以前はボックスシートの115系の運用もありましたが、現在はロングシートの211系のみとなっています。

水上への道中には車窓に山と川の景色を楽しむことができます。紅葉には少し早いかな?という感じでちょっぴり残念。とはいえこれから北上するので、どこかで綺麗な紅葉は見られるはずです。

水上駅の隣駅「上牧駅」に停車した際にふと気になった看板。「特急・急行等の通過列車に御注意下さい」と書かれていますが、今ではそんな列車は皆無なので、特急街道だった頃の名残っぽいですね。

水上から長岡まで:上越線

水上駅に到着です。上越新幹線に見捨てられて特急も廃止されて普通列車しか来なくなってしまった悲しい駅。昔の名残でやけに敷地は広い駅になっています。

乗継時間は10分程度あったので、駅前に降りてみることに。駅前はそれっぽい感じには整備されており、有人駅でもあります。

駅を降りると温泉街らしいお土産屋がずらっと。ここだけ見ると人気の温泉街かな?と思えるんですけど……。

駅からたった1分歩くだけで大きな廃墟がこんにちは。廃墟温泉地というと鬼怒川温泉が有名になってしまっていますが、鬼怒川温泉はまだ東武鉄道が特急走らせてるのでマシなのです。水上温泉はJRにも見捨てられてしまってるのがなぁ。

温泉自体は良いと評判の水上温泉。とはいえ来るのがこうも面倒だとなかなか一般の人は来づらいよなぁという感じも否めませんね。

  • 8735M
  • 水上→宮内:上越線
  • 宮内→長岡:信越本線
  • 普通
  • 水上→長岡
  • 水上→長岡
  • 11時40分→13時31分

水上以北の列車はさらに激減。冬季期間は少しマシになるものの、利用客が少ないこともあって本数は少ないです。

とはいえ、都心部から普通列車で越後湯沢まで約4時間ということもあって、特急料金を節約しようとしている人たちが越後湯沢⇔都内を移動していることもあり、スキーシーズンは荷物を抱えた人が乗ってきたりします。

列車は新潟お馴染みのE129系。郊外列車なのでボックスシートが比較的多く使用されている列車となっています。

水上駅に広告として乗っていたぐんまワンデー世界遺産パス。4月~11月の物かと思ってたら冬季もやってるんですね。冬の草津温泉行ってみようかな。

途中越後湯沢でドサッと人の入れ換えが起きて長岡方面に進んでいきます。越後湯沢より先は1時間1本程度の本数があるので、越後湯沢で温泉休憩とかするのも楽しいです。

長岡でフォロワーと周遊

長岡でフォロワーさんに車を出してもらってぐるぐる。今回は前よりも時間があるのでのんびり巡れる感じです。とはいってもどこに行きたいと決めていたわけでもあんまり無いのですが……。

宮内駅前の青島食堂で昼食

長岡と言えば青島食堂の生姜醤油ラーメン。前回食べて美味しかったのでまた食べに来てみました。

駅前の民家のような感じになっている青島食堂。メニューはシンプルでラーメンかチャーシューが乗ってるラーメンかの二択です。

今回はチャーシューラーメンに追加でチャーシューをトッピング。950円です。あんまりしつこくもなくさっぱり食べられる醤油ラーメンです。チャーシューも柔らかくて美味しかったので追加して正解でしたね。

高台の上にあるえちご川口温泉へ

道中の景色

続いてやってきたのは、越後川口にある「えちご川口温泉」という日帰り入浴施設です。日帰り専門の入浴施設で、食事処や休憩所などが整備されていて、1日滞在しても楽しめそうなスポットです。

入浴料は800円で貸しタオルが200円と、スーパー銭湯的な価格設定ですが、広い内風呂&露天風呂、サウナや寝風呂なども揃っているため、高くは感じないと思います。

そして高台にあるので、露天風呂からは信濃川や山々が眺められます。(露天風呂はもう少し右なので木で隠れないし)正直この景色を温泉から見るだけでもお金を払う価値がありそうな感覚です。

そして温泉の後は冷たいコーヒー牛乳をグビッと。やっぱりこれがいち……あっ!!フルーツ牛乳売ってた!!しまった……。フルーツ牛乳を風呂上がりに飲みたかったんです()

新潟に向かい夕食と宿へ

適当に撮った車窓

温泉からまた長岡へと送ってもらって、新潟に向かいます。新潟での目的はバスセンターでのカレーと宿泊です。今日は新潟駅前の東横インに宿泊。

長岡から新潟まで:信越本線

長岡駅に到着。予定の17時02分発の新潟行きに無事乗ることが出来ました。これに乗っていくと時間内にバスセンターに着ける計画です。

長岡から新潟までは本数が比較的多くあり、新幹線・在来線特急・普通列車と色々手段も揃っています。でも特急しらゆきに関しては、たった15分の短縮に1,200円払う価値があるかは謎です。

  • 455M
  • 長岡→新潟:信越本線
  • 普通
  • 長岡→新潟
  • 長岡→新潟
  • 17時02分→18時17分

新潟までは約1時間15分ほどの道のりです。ここまで乗ってきた時間を考えるとそんなに遠いとも思わない距離感ですね。

列車は引き続きE129系。ボックスシートのピッチも広くてのんびりできる車両です。E231とかE531のボックスシートとはかなり雰囲気が違います。

万代バスセンターで名物カレー

今回新潟で食べようとしていたのはこの万代バスセンターにある立ち食いそば店のカレー。美味しいことで有名なんですよね。

券売機を見るとカレーが✕になってて、え売りきれと思ったのですが、ご飯を炊いている最中らしい。しかし閉店30分前に蕎麦屋でご飯炊いてるってどんな状況なの(?)

肝心のカレーですが、今回は普通サイズで480円。普通といっても一般的な大盛り以上のサイズ感があります。ミニサイズのが普通サイズって感じですね。

色味の割には辛さもあってコクもあり、美味しくいただけました。また来たときには食べたいですね。

そして来店して10分後位には売り切れになってしまいました。ギリギリセーフだったようですね。

東横イン新潟駅前に宿泊

今回宿泊するのはU35割で安かった東横インです。普段は割高なので見向きもしないのですが、安いならね。

なんか入り口は高級感がありますね。まあ普通のビジネスホテルなんですけどね。

今回はシングルで予約したのですが、なんか部屋がグレードアップしてくれたようです。でもベッドが大きいくらいのサイズですね。

そしてテーブルとユニットバス。なんかテーブルが狭い感じ。定価では泊まらないなこれは。

明日は秋田へ。途中由利高原鉄道へ寄り道

今日は新潟まで来ましたが、明日は特急いなほに乗車して由利高原鉄道に寄る予定です。僻地なのでなかなか行きにくかったので、今回のチャンスに乗ろうかなということに。

なんかおもちゃ列車とかも走っているようなので、タイミング合えば乗れるかなぁ。

JR東日本の株主優待と青函フェリーで巡る東北&函館巡りの旅:2日目
今日は新潟から特急いなほに乗車して由利高原鉄道に寄りつつも秋田に向かう行程です。由利高原鉄道は初乗車。