本日は北海道への上陸です。秋田から青森に向かい、そこから青函フェリーで函館へと渡る行程です。なんか西から天気が崩れていっているようですが、雨から逃げきりたい……!!
なお明日は函館市内に昼頃まで居るのですが、天気どうなんでしょうね。前の時もあんまり天気が良くなかった印象しかありません。
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特急つがるに乗車して青森へ
今日もJR区間は特急に乗って進んでいきます。奥羽本線自体は乗ったことありますが、特急つがるに乗車するのは初めて。これで日本海側の新潟→青森の特急を制覇することになりますね。
東横イン秋田駅前の朝食
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今回の秋田駅前の東横インでも朝食は付いているので食べてきました。新潟は弁当スタイルでしたが、ここはバイキング方式。メインはカレーですかね。
納豆も有ったみたいなのですが、既に無くなっていて残念。納豆食べたかったのになぁ。他のおかずはごくわずかで、ホテルの朝食バイキングとしては正直最低レベルにしか思えないのが東横インです。
でもカレーは美味しかったですよ。明日も東横インだけど、あんまり期待はしないでおくのが良いかな。
秋田から青森まで:奥羽本線
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鈍行旅と違って、特急だと比較的のんびり宿を出て行動開始できます。今回のつがるは朝8時39分発です。
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特急つがる1号青森行きです。なお青森自体には鈍行の始発のほうが早く到着できます(6時前だけどね……)
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つがるは需要が少ないのか、自由席2両に指定席が1.5両、グリーン車が0.5両の合計4両編成。なお自由席はガラガラで存続が心配になるレベル。
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今日乗るのは自由席。新青森からの乗継のため、特急券は880円と格安です。自由席がガラガラなので、特に指定席を買う必要もありませんしね。
- 2041M
- 秋田→青森:奥羽本線
- 特急【つがる1号】
- 秋田→青森
- 秋田→青森
- 8時39分→11時19分
秋田から青森までは2時間40分程度。新潟→秋田よりは距離は短いですが、それでも結構な距離があります。でも特急のクロスシートならそんなに苦にもならないでしょう。
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自由席の座席は2列x2列のクロスシート。座面も動くし、いなほと同じような感じです。
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日本海側を進んだいなほとは異なり、奥羽本線は内陸部を走る列車。ということで景色は田園風景と山ばっかりです。景色を見るなら時間は掛かるけどもリゾートしらかみで五能線経由にしましょう。
その五能線の乗換駅である東能代駅に到着すると、先日引退したキハ40系がたくさん留置されていました。
いつまで留置されているかもわからないので、写真を撮っておきたい人はお早めに。冬の18きっぷシーズンまで残っていれば来る人も多いのではないでしょうか。
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さてこれはなんでしょう。新青森から青森までのきっぷなのですが、元々持っていたのが秋田から新青森までの自由席特急券。これで青森まで行けるかが不透明(問い合わせても駅員次第とかいわれるし)だったので、確実性を持たせるために新青森で一度改札を往復してきたんですよね。
新青森駅での停車時間は約2分で間に合うか若干心配でしたが、問題なく間に合って同じ座席にカムバック。これなら新青森から青森間の利用なので、問題なく特急券無しで乗車可能です。
青森駅周辺を散策しながら青函フェリーへ
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今日は青森駅まで来たら14時半の青函フェリーで函館を目指す行程。とはいえ青森駅に到着したのはまだ昼前ということで、ちょっと散策してみることにしました。
消えた「あおもり駅」
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改札を出て駅前広場に出ると……あおもり駅が消えている……。以前来たときにはまだ建物があって閉鎖されているだけでしたが、建物自体も解体されて更地になっていました。
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横のビルと一緒に撮るとすっぽり無くなった感じがしますね。ちょっと寂しいです。
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駅前の市場で木戸食品の茶碗蒸し風玉子とうふを購入。ここは1つ100円で売っているので安くて良いんですよね。常温保存できるから持ち帰りも苦ではありません。
青森と言えばりんご。りんごといえばアップルパイ
青森といえば名物はりんごですよね。そしてりんごといえばアップルパイかなってことで食べたい!と思って見つけて食べてみました。
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駅近くに新しくできたらしい商業施設の奥にあったアップルパイ。330円でりんごは甘くて生地はサクサクで美味しかった。でも欲を言えば焼きたてのアツアツアップルパイを食べたかったかも。
八甲田丸を見ながら青函フェリー乗り場へ
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近くの砂浜にはなんかのイベントで色々なキャラ?が置いてありました。それを横目に八甲田丸の方に向かいます。
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残念ながら今日は月曜日で八甲田丸は休館日。目の前には良く来ているのですが、一度も入れた試しがありませんね。
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とはいえ入れなくても外から見ることはもちろん可能です。前回は真夜中だったので、昼間の状態で見に行ってみることに。
青函連絡船と可動橋は機械遺産として残されています。実際に現役時代を見てみたかったなと思いますが、もう生まれたときには廃止されてました。
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こちらが八甲田丸。青森側には八甲田丸で、函館側には摩周丸という船が展示されています。次回は月曜日を避けて青森に来てみないとな。
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そしてこれが名物の津軽海峡・冬景色の碑。目の前に立ってちょと待っていると、大音量の津軽海峡・冬景色が昼夜問わず鳴り響きます。竜飛岬のはボタン式だった気がしますが、ここはセンサー式なので知らないとビックリしてしまうかも。
既に廃止されてかなり経過した青函連絡船ですが、青森駅のホームの端に青函連絡船への乗り換え通路の遺構が今でも残されています。この部分だけ古くなっていて、歴史を感じますね。(シャッターで閉じられているけど、どうせならガラス窓とかにして見えるようにしてほしかったり)
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青函連絡船の連絡通路だった東西通路を通り抜けて、青函フェリーの港へ向かう途中にあるスーパー。青森県では結構お馴染みなユニバースというお店です。ちょうどお昼時間なので、何か買っていこうと思います。
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色々見て回って買ったのがこの八戸港で捕れたイカのお寿司セット。結構固い印象のあるイカですが、全体的に柔らかくて美味しかったです。さすが産地が近いと違いますね。
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あと青森県といえばイギリストーストかなと思ってパンコーナーを見てみたのですが、なんか増えてません?!こんな種類あったかな。色々目移りしますが、今回はジャリ感マシマシなのを購入してみることに。
青函フェリーに乗って初の船で北海道上陸へ
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なんだか今にも雨が降りそうな空を見上げつつフェリー乗り場へ進みます。乗り場まで耐えてくれ。傘を出すのは面倒。
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願いが通じたのか、無事濡れずにフェリー乗り場に到着。予約をしていたので記入だけして乗船券を受け取ります。
乗船開始は出港の25分前からなのですが、それまでは2階の待合室で待つことができます。車なら自車で待っても良いですが、徒歩の人には待合室があるのは良いですね。
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乗船時間になったので乗船。この時雨が降りだして来たので、タイミング的にギリギリセーフだったようですね。
奥に見えるのは津軽海峡フェリー。手前が今回乗る青函フェリーです。設備なら津軽海峡フェリー、価格は青函フェリーという感じです。
青森港から函館港まで:青函フェリー あさかぜ21号
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それでは入船です。この青函フェリーは基本的にはトラックなどの物流がメインのフェリーで、徒歩客はオマケみたいなもの。細い階段を上って客室に向かいます。
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なお今回の運賃は片道1,300円。新幹線からするとかなりの安さですが、所要時間は約4時間。安さを取るか早さを取るかという感じです。
なお乗船券と下船券が付いており、もし下船券を渡さずに出てしまうと海上保安庁に捜索願が出てしまうとか。
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こちらがロビー。乗客が少なかったこともあって開放的です。トイレや喫煙室もあります。
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自販機と冷水器、そして電子レンジがあります。お弁当とか買ってきて温めて食べることもできそうですね。なお水はちゃんと冷えてますよ。
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そして客室。旅客が移動するというよりは、トラックドライバーなどが休憩するように考えられているため、カーペットに雑魚寝するような感じになります。
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コンセントも一応ありますが、数が非常に少ないので譲り合いか、タップなどを持ち寄って行くと良いと思います。
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枕にできるようなクッションも置いてあります。汚れなどが気になる場合はタオルとかを被せるのもありかも。
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船内の見取り図です。シャワーなどの設備もあるので、深夜便でホテル代わりに使うなんて場合も体を洗うことができます。深夜発の早朝着く便であれば、朝起きて甲板で深呼吸ってのもできそう。
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それでは函館に向かって出発。船で行くのは初めてなので楽しみです。