新年早々草津温泉です。私の会社は5日から仕事始めなのですが、じゃあ4日はどうしようと思ったときに「そうだ、草津温泉行こう」と思い立って向かうことに。
草津温泉行くのに便利なぐんまワンデー世界遺産パスも今年度は通年で販売されていて1月にも使えるのでちょうどよかったです。
簡単に元が取れるぐんまワンデー世界遺産パス
今回の旅行で使うのは「ぐんまワンデー世界遺産パス」という群馬県中心(ちょっと埼玉・栃木もエリアに)のJR、私鉄および、長野原草津口⇔草津温泉のバスが乗り放題のフリーきっぷです。
普段は期間限定で販売されていますが、今年度は通年販売で1月、2月の冬季も利用可能となっています。
価格は2,240円となっており、エリアと利用可能日などの条件がとても緩い割には安価に抑えられています。
フリーエリアは群馬県中心に広大となっており、小山と高崎の往復だけでも元が取れますし、高崎から草津温泉どころか長野原草津口まででも往復で元が取れます。
また、新幹線がエリアになっている通り、新幹線や特急も別途特急券を購入すれば利用可能ですし、土休日だけではなく平日も利用可能。
個別に乗っていくと費用がかさむ私鉄も対象なので、群馬エリアの乗りつぶしにも、日帰り旅行にも持ってこいなきっぷです。
しかし関東って群馬、茨城(ときわ路パス)、千葉(サンキューちばフリーパス)に関しては地域フリーきっぷが充実しているのですが、栃木が微妙なのは何でなんでしょうかね。
高崎駅で釜めしを買いに
今日は良い天気ということもあって、高崎駅で峠の釜めしを買って草津温泉で食べようということに。意外と?峠の釜めし食べたことなかったんですよね。
久喜から館林まで:東武伊勢崎線
今日は東武スカイツリーラインから来ているのですが、この伊勢崎までの道中って乗り換え時間がわずかでまともに写真を撮っている時間がないんですよね。なので高崎まで適当な写真の連続となります((
まずは久喜駅から館林行きに乗り換え。朝夕刻なら直通もありますが、基本的には久喜駅での乗り換えとなります。特急も大体赤城とかに行っちゃうし、伊勢崎の冷遇さが……。
- 505
- 久喜→館林:東武伊勢崎線
- 普通
- 久喜→館林
- 久喜→館林
- 9時19分→9時53分
久喜から館林までは30分程度。あまり遠くもないのですが、乗り換えが複数になってしまうのはちょっと面倒ですよね。小さいときには浅草発伊勢崎行き普通列車なんてのもあったのに……。
列車は10000系列。更新されておらず内部にLEDもLCDもない車両です。日光線方面はワンマンが加速していますが、伊勢崎線は館林までは基本的にツーマン運転です。
館林から伊勢崎まで:東武伊勢崎線
続いて館林から伊勢崎行きに乗り換えです。ここも乗り換え時間はわずか1分なので、さっと撮影するので精一杯です。この館林駅からは伊勢崎線、小泉線、佐野線が分岐していますが、どれもローカル線といった感じ。
- 325E
- 館林→伊勢崎:東武伊勢崎線
- 普通
- 館林→伊勢崎
- 館林→伊勢崎
- 9時54分→10時47分
館林からは乗り換え無しで伊勢崎まで向かうことが可能です。以前は太田で乗り換えさせられたような気がしますが、現在は基本的に浅草・押上⇔久喜、久喜⇔館林、館林⇔伊勢崎という運用です。
館林以北のローカル区間は、8000系をワンマン改造した800系、850系が運用されています。そういえばもう20070系って余らないんでしょうか。ここの置き換えはまだ先になりそうです。
伊勢崎から高崎まで:両毛線、上越線
伊勢崎駅に到着したら階段を掛け下りて改札に向かい、多機能券売機でぐんまワンデー世界遺産パスを発券。3分でも間に合うもんですね。
- 444M
- 伊勢崎→新前橋:両毛線
- 新前橋→高崎:上越線
- 普通
- 小山→高崎
- 伊勢崎→高崎
- 10時50分→11時20分
本来は50分発だったのですが、急病人救護のために10分程度遅延。まあ高崎では時間たくさんあるので問題ないでしょう。
高崎支社の高崎以北は211系天国。以前は115系とか色々居ましたが、今では211系しかやってきません。
高崎で峠の釜めしを買って草津温泉へ
高崎駅では駅構内にある駅弁の売店で峠の釜めしを購入してきました。草津温泉の湯畑の横の休憩所で食べようかなと思います。
なお高崎駅に寄ったのはこの為だけ。草津温泉にも売店あれば良いのにとか思うのは私だけでしょうか。
高崎から長野原草津口まで:上越線、吾妻線
高崎駅はSLが運行されていることもあってレトロな駅名標になっています。大回りとかで訪れる人も多いのではないでしょうか。
乗車するのは普通列車の長野原草津口行き。特急にも乗れるのですが、別途900円も払うと釜めし代ほどになってしまうのでパス。特急草津って結構高いんですよね。
- 529M
- 高崎→渋川:上越線
- 渋川→長野原草津口:吾妻線
- 普通
- 高崎→長野原草津口
- 高崎→長野原草津口
- 11時44分→13時19分
長野原草津口までは1時間40分ほど。完全なローカル線な上越・吾妻線ですが、正直草津温泉のおかげで持っているような感じも否めない路線です。
ちなみに高崎から長野原草津口までの運賃は1,166円。往復すると2,332円の所、ぐんまワンデー世界遺産パスの価格は2,240円。ここだけで元が取れます。
とはいえ都内から特急に乗ってくるような人は深谷で下りて買い直すようなことはしないと思うので、フリーエリア内の人優遇きっぷというような雰囲気。
列車は211系。一応トイレは付いているので、長時間乗車でも問題ありません。
長野原草津口から草津温泉まで:JR関東バス
長野原草津口駅に到着。続々と連絡バスに向かっていきます。
以前に来たときにはガラガラだった感じもしましたが、今回は満員御礼で続行で臨時便も出ていました。やっぱり草津温泉、集客力が強いですね。
前回のぐんまワンデー世界遺産パスでの草津温泉は2021年5月でしたね。
雪が舞う極寒の草津温泉で温泉を堪能
草津温泉のバスターミナルに到着する頃には雪が舞っていました。雪が積もっている位なら良いのですが、ここまで雪が降ってくれとは誰も言ってない。ということでミラーレスはしまいこんでAQUOS R6での撮影に移行です。
とはいってもやはり観光地ということもあり、道は完全に除雪されていたので坂道でも滑るような事態にはなりませんでした。寒いこともあって湯畑からの湯気で前が見えない……。
辺りは雪が積もっているのに、湯畑は温泉の熱気で雪が溶けてるのは冬場ならではの光景です。
そしてこの時期とてもとてもとても重宝するのがこの手洗乃湯。かじかむ手を暖かい温泉で温めることが出来ます。ずっと洗っていたくなってしまう。
草津温泉のスーパー銭湯的な雰囲気の大滝乃湯へ
雪の降る中、湯畑から少し歩いて大滝乃湯という温泉施設にやってきました。今回の目的はこの温泉です。
通常は900円!とスーパー銭湯並みの金額が掛かりますが、以前買った三湯めぐり手形を使ったので各温泉あたり500円程度となっています。有効期限はないので、次回に残りは取っておきましょう。
ここでは無料の小さな貴重品ロッカーと、中に有料の100円ロッカーがあります。結構中も広いので、100円払って貴重品(スマホとかカメラとか)はロッカーに入れておきました。入場料高いのにロッカーも有料なのか……とは思いましたが。
大滝乃湯といえば、段々熱い湯に入る「合わせ湯」が有名です。私も入ってみましたが、一番熱い湯船は30秒くらいが限界でした。でもこの熱さ、効きますね。
他にも大きな露天風呂もあったり、屋内には飲食店・休憩所なども完備されてるので、温泉地の共同浴場というよりはスーパー銭湯といった感じです。
温泉まんじゅうを食べて帰路へ
大滝乃湯で1時間程度滞在し、温泉まんじゅうを食べて帰ることに。以前の試食を渡してくる店で半分(前は1個くれたのに!)と近くの別の店で買ってもぐもぐ。
食べ比べるとやっぱり試食くれる店はあんこが少ないなぁと思うんですよね。まあ買わなくても嫌みも言われないので、試食もらう分には良いんだけど。買いたいと思える味じゃない……。
そしてこっちは別途購入したほうのおまんじゅう。大きさは小振りでも、あんこが濃厚で美味しかったです。
雪の草津を後にして埼玉へ帰還
到着したのが13時20分で、出るのが15時50分とホントに2時間半でしたね。食事などしてゆっくりするのだと時間が足りないかもしれないけど、見て温泉入るなら十分な時間です。
先日フォロワーにもらったコーヒー無料券でホットコーヒー。寒いときにありがたい。
草津温泉から長野原草津口まで:JRバス関東
午前中乗ってきたバスで帰っていきます。大体列車の時間に合わせて運行されており、そこそこな本数はあります。
帰りもほぼ満員状態。4日でこれだと昨日とかはどうだったのかと思います。草津温泉良いんですが、やっぱりあんまり混んでいる温泉地よりはゆったりできる温泉地のが良いなぁ。
長野原草津口から新前橋まで:吾妻、上越線
長野原草津口に戻ってきました。列車の到着までは15分くらいとあまり待たないのですが、雪が舞う中なので寒い。
長野原草津口は行き止まりのホームと大前方面へと線路が伸びるホームがあるのですが、今回のは長野原草津口発じゃないので時間にならないと乗れません。
ホームの先端のほうに行くと、川と橋を眺めることが出来ます。でも強いて「良い景色」かと言われると微妙なところも。
- 540M
- 長野原草津口→渋川:吾妻線
- 渋川→新前橋:上越線
- 普通
- 万座・鹿沢口→高崎
- 長野原草津口→新前橋
- 16時39分→17時51分
行きは高崎から乗りましたが、帰りは別に高崎に行く用事も無いので新前橋までの乗車です。終点じゃないので乗り越さないようにしないと……。まあ乗り越しても帰れないようなことはないんですが。
列車は211系。今回はとある座席を狙って先頭車両の一番後ろの扉前でスタンバイ。
峠の釜めしをようやく実食
その座席というのがこれ。1編成に1つだけのプチクロスシートです。ここでずっと食べられなかった駅弁を食べようということに。
信越本線じゃなくて吾妻線ですが!列車内で車窓を見ながら食べるってのが駅弁の醍醐味だと思います。どうせ長野原草津口からしばらく人も乗ってきません。
ちなみにこの峠の釜めしですが、伝統の陶器の容器の他、気軽に捨てられるプラスチック容器の物もあるので、陶器が要らないならプラスチック容器の物を買いましょう。
私ははじめてだし、せっかくなら欲しいなってことで陶器の弁当を購入。ずっと持ってたので重い……。
釜めしということで、上に具材が乗っていて下には味つきのごはんがぎっしり入っています。おかずと一緒に食べるというよりかは、おかずを食べてから釜めしを食べるという流れの駅弁です。
でも予想通りではあるのですが、寒い中運んできたのでごはんが固めになってしまったのが残念。高崎駅では出来立てが食べられる店があるので、今度行ってみたいと思います。
また一緒にお新香セットも付いてきます。口直しにはちょうど良いサイズだけど梅干し噛んで種割ってしまった。。。