栃木県の県民割「県民一家族一旅行」で「塩原温泉 ホテルおおるり」に宿泊してきた:1日目

2022年の旅行記
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栃木県の県民割「県民一家族一旅行」が隣県の埼玉県にも適用されるようになったということもあり、行ってみたかった塩原温泉に行ってみることにしました。

コロナの感染者増加により18日に予約停止となってしまいましたが、駆け込み予約&宿泊となりました。

栃木県「県民一家族一旅行」・群馬県「愛郷ぐんまプロジェクト」などの県民割が相次いで停止へ。キャンセル補償は無いのでキャンセル規定の確認を
隣県対応となった県民割が2週間程度で続々停止となっています。

送迎バスに乗るために栃木駅へ

湯けむり号運行廃止のお知らせ - おおるりグループ

今回宿泊するホテルおおるりでは、以前は首都圏から「湯けむり号」という送迎バスを運行していましたが、コロナ禍による宿泊者現象の影響で運航廃止に。

首都圏・北関東からの無料送迎バスを好評につき続行! - おおるりグループ

代わりに栃木駅と小山駅から無料の送迎バスが運行されています。個人的には栃木駅なら気軽に行けるし、塩原温泉までの交通費は結構するのでありがたい所です。

なお今回の宿泊費の内訳は以下の通り。

元値7,106円
栃木県県民割-3,000円
じゃらんクーポン-1,000円
地域クーポン-2,000円
実質価格1,106円

元々1泊2食で7,000円程度と安価な宿なのですが、そこから県民割で3,000円の割引、じゃらんのクーポンで1,000円引きで3,106円となりました。差額はほとんどじゃらんのオンライン決済の特典ポイントで消化したので、手出しはほぼ無い状況です。

じゃらんの事前オンライン決済でポイント10%還元!既に予約・チェックアウト済みの予約も対象
じゃらんが事前オンライン決済で10%還元の予算還元?キャンペーンです。

このポイントが1月4日に付与されたんですよね。それを一気に使いました。

なおさらに栃木県で使える地域クーポンが2,000円付与されます。そう考えると実質的に1,106円で泊まれる計算に。(それに対してじゃらん156ポイント付与なので、1,000円切ってる……。)

正直GoToトラベルよりも地域の割引のほうが1万円以下の宿に対しては割引率が高く、こっちのほうが良いなと思っているのも確かです。

南栗橋から栃木まで:東武日光線

送迎バスは小山駅か栃木駅。小山じゃ遠いので栃木駅を選択して向かいます。栃木駅までは南栗橋での乗り換えで1回で行けるのでらくらくですね。

列車は南栗橋発東武宇都宮行きの列車。東武宇都宮に関しては乗り換えが1回になって行きやすくなった気がしますね。逆に東武日光方面は……。

  • 439
  • 南栗橋→栃木:東武日光線
  • 普通
  • 南栗橋→東武宇都宮
  • 南栗橋→栃木
  • 12時02分→12時41分

送迎バスがある「栃木」まで乗車します。栃木は川越のような古い町並みが残っている場所でもありますね。

列車は元々地下鉄日比谷線直通用に使っていたけど、ホームドア改修のために追い出された20000系を改造した20070系。5ドア車を無理やり3ドアに改造しているので、違和感が否めない部分も。

中はワンマン改造と座席の作り替えが行われており、乗り心地は良い感じ。地下鉄用ということで加速は良いのですが、もうその利点もどうでも良さそうな線区に配属されちゃいましたね。

栃木駅からおおるりの送迎バスで塩原温泉に

栃木駅に到着。駅だけはでっかいけど来るのは微妙な路線という郊外あるあるの駅です。高架になってるから駅だけは大きいんですよね。

大きな北口ロータリーに送迎バスが来るので待つことに。どんなバスが来るのでしょうかね。

来たのは想像の半分くらいのサイズのマイクロバス。その割に補助席まで使うレベルの混雑で、さてソーシャルディスタンスとは……。みたいな混雑です。まあ無料なので良いとしましょう。

もし栃木から塩原温泉まで公共交通機関で行くと、片道で1,700円くらいしますからね。

途中大谷PAにてトイレ休憩。ここまで補助席だったのですが、後ろの空いている席に移動してきました。やっぱり補助席だと微妙だったので変われてよかった。

塩原温泉ホテルおおるりに宿泊

バスに揺られて2時間ほどで塩原温泉ホテルおおるりに到着。思ったより寒くないし雪も多すぎでもないのでちょうどよかったかなと思います。以前の草津温泉と違って吹雪とかじゃないのもありがたい。雪は良いんですが吹雪は中々辛い所です。

フロント前には広々とした待合スペースも。以前の伊東園ホテルもそうですが、団体客向けのホテルを買収した系ホテルチェーンあるあるな感じです。

フロント前では浴衣が選び放題。大きなサイズから小さなサイズまであるので、サイズが無いってことはないと思います。

ちょっと待ってチェックイン&部屋に入室。1人で泊まるにしては広すぎる部屋となりました。そして和室だけどベッドというのはおおるりあるあるらしい。

奥にはゆっくり座って過ごせる温泉旅館によくあるスペースも。では窓を開けてみましょう。

窓を開けると雪景色の山&川が見えて良い景色。大型ホテルばっかりの鬼怒川温泉よりもこういう自然が見える温泉街って良いですよね。ここまで栃木駅から無料送迎してくれるなら鬼怒川温泉とかよりこっちのほうが良いよなぁ。草津は混みすぎだし。

本館だったのでバストイレ付き。まあ風呂はなくても構わないんですけどね。こういう旅館では使うことはないので……。そして入口に洗面所があるのは個人的には良いポイント。

一つ気になったのはドアのロックがぶっ壊れていること。個人的には通常のカギがあれば気にしないんですが、これくらい直してくれ……。

冷蔵庫は昔の旅館にあった自動販売機式の冷蔵庫。今では空っぽになっているのですが、仕切りが邪魔なので大きなものが入らないのはネックです。

そして温泉まんじゅうがお菓子として置いてありました。温泉まんじゅう好きなのでこれは嬉しい。

県民割特典の地域クーポンもゲット。これは明日栃木駅の近くの新生姜ミュージアムで使おうかな。

そうそう。おおるりのタオルが入った袋があったのですが、おおるりグループ「鬼怒川・塩原・那須・湯西川・奥日光・草津・熱川」と書いてありますよね。

そのうち営業しているのは今泊まっている塩原温泉と草津温泉の2軒のみ。12軒あったうちの10軒は2021年に廃業してしまいました。元々薄利多売方式だったこともあり、宿泊客が少ないとやっていけないのでしょう。「おちついたら行こう」なんてこと言ってると無くなりますよ。

塩原名物の「スープ焼きそば」を食べてきた

塩原といえばスープ焼きそば!という話を聞いていたので、今回ちょうどいい機会なので食べていくことに。

ホテルおおるりの近くにあった店はもう閉店時間だったのですが、少し歩いたところに在った店を教えてもらったので行ってみることにしました。

道中に川と奥に小さな滝が。鬼怒川温泉は深い渓谷になっていますが、ここは比較的川が近いのもあって近くで眺められます。

やってきたのは「水車」というお店。調べてみると結構評判もいいお店みたい。早速入ってみましょう。

濃い目の醤油スープに焼きそばが入っているという面白いB級グルメです。初体験だけどこれは結構いける。キャベツもたっぷり入ってて食べ応えも十分です。

湯っ歩の里で飲泉してきた

食後の腹ごしらえということでお散歩。湯っ歩の里という足湯施設にやってきました。といっても目的は足湯ではなくて中にある飲泉コーナー。

足湯施設は200円ですが、この飲泉コーナーは無料で飲むことができます。若干塩味もあるけども飲みやすい温泉です。

紙コップも用意されているので、手ぶらで飲みに行くことができるのは嬉しいですね。

塩原ものがたり館近くの吊り橋と温泉むすめ「塩原八弥」ちゃん

湯っ歩の里からおおるりに戻る途中に別ルートを通って塩原ものがたり館へ向かってみました。ここは以前に塩原温泉に来た時にも寄ったスポットですね。見えているのは箒川と紅の吊橋という吊り橋です。

吊り橋の地面はカチコチで滑りやすかったのですが、「滑る前提」で歩けば案外大丈夫なものです。滑らないようにと思うと滑って転びます。

吊り橋からも結構いい景色。でもここの本領発揮は紅葉の時期なので、ぜひ紅葉の時期に来てみてください。紅葉がとても綺麗ですよ。

塩原ものがたり館ではお土産品の他、塩原温泉の温泉むすめの「塩原八弥」ちゃん の看板があったりグッズの販売もしています。かわいいんだよなぁ塩原八弥ちゃん……。アクキーでも買っていこうかしら。

期待してはならないおおるりの夕食

今回は1泊2食付きなのですが、おおるりの夕食には期待してはいけません。「オマケに付いてくる」というレベルで考えてください。個人的には高級品を使う前にやることがあるのではと思う結果に。

おおるりの食事はメインディッシュ+バイキングというスタイル。お盆に乗っているのがバイキングの品です。メニューとしては左上からすき焼き、刺身、うな重、白米、もつ煮、サラダ、かぼちゃの煮物、筑前煮、合鴨、ポークシュウマイ、ケーキ、から揚げ(骨付き)、アサリの酒蒸しというラインナップ。伊東園ホテルは「家族連れ向け」という感じでしたが、こっちのバイキングは酒のツマミって雰囲気が大きいです。

ちなみにソフトドリンクは飲み放題ですが、アルコールは1杯は無料で2杯目からは200円です。私は飲まないのでどっちでもいいです。

ここのスタイルはまずはバイキングを取り合いしてからゆっくり食べるという流れ。とはいえ今日は宿泊者もあまり多くないのか余り気味ですが、混んでいるときは争奪戦らしい……。伊東園ホテルだと無くなっても次から次へと補充されるんですが、こっちはあんまりそんな感じもありません。

こちらはすき焼き。まあ普通のすき焼きです。特記することもないです。見た目とかどうでもいいです。

こちらは刺身3点盛り。案外サーモンとイカが美味しかった。これは悪くないと思う。

で、これだけは言わせてほしかったうな重。冷え切ったうなぎのかば焼きに冷め切って固くなったご飯のうな重ってどうなのよ。それならバイキングコーナーから自分で温かいごはんを取ってくるからタレ多めのかば焼きだけを置いておいてほしい。誰が冷め切ったうな重を食べたいと思うの……。

後からやってきたロブスターの黄金焼き。まあたまごとグラタンソースみたいなのが上に掛かっているのですが……。まあエビです。個人的にはこれはまだ冷めてもいいからうな重を温かい状態で食べたかった。

こちらがバイキングコーナーから取ってきた物たち。どうすればご飯がこんなに微妙な味になるのかというご飯や、なぜ手羽元?なから揚げなど。そうそう一番おいしかったのはドリンクバーのレモンスカッシュです。隣の伊東園ホテルに泊まってたフォロワーも同じようなことを言っていたので、大して味の差はなさそうです。

うーん。うなぎとかロブスターとか高そうなものを使う前にやることがある気がするバイキング。ビジネスホテルのバイキングのほうが満足度は高いですきっと。

時間は17時半から19時の固定で全員同じ時間

ホテルおおるりの夕食は17時半から19時まで。全員固定です。遅れたら食べる時間やバイキングの品が無くなるだけだし、17時半にはもう各机に品が置いてあるので遅くなると乾燥します。

17時半とか普段は仕事してる時間だし、ちょっと早すぎないかなぁと思うのは私だけでしょうか。まあなんにせよ、食事を楽しみに来る宿ではありません。食事がオマケに付いてくる宿と思えばまだ気分も違うと思います。

夜のミニイルミネーションを見てきた

今日遅めのお昼を食べたスープ焼きそばのお店で、夜にイルミネーションをやっているということで寒い中見に行ってみました。やってきたのは塩原ものがたり館。

そもそもイルミネーションをやっていると言っても、人がいないのですが……。

奥に進んでみるとこじんまりとしたイルミネーションコーナーが。まあ確かにイルミネーションだけど、こじんまりしてるなぁという印象がぬぐえない。

逆にきれいだなぁと思ったのは川岸の雪が被った木のライトアップ。自然とのコラボという都会ではなかなかできないここならではのイルミネーションでした。

橋を渡って対岸に行ってみましょう。目的地は先にある露天風呂なんですが、やってるのでしょうか。

お!やってる!お湯も入ってる!と思ってそこらで脱いで入ろうとしたのですが……。

なんか夜に入るなという記載があったので断念。書いてないなら入るんですが、書いてあるとちょっとなぁ。

ホテルおおるりのメインは温泉!温泉は色々あって堪能できる

食事はどうでもいいおおるりですが、温泉はとても良いと評判です。普通の大浴場も内風呂が2つ、露天風呂が1つ、そして貸し切りの露天風呂もたくさんあって無料で入れるので、食事も食べずに温泉にとにかく入っているほうが向いているのじゃないかなと思ったり。

貸切風呂の中で屋上に新設された天空貸切露天風呂に行ってみることに。鬼怒川温泉に元々あった設備のようで、持ってきたのでしょうかね?

屋上に上がるととてもシュールな光景が。木の小屋が2つあって、今回は左側の貸切です。

外から見るとシュールなのですが、中に入るととても良い雰囲気。このお風呂を50分無料で貸し切れるってのは大きなメリットかなと思います。でもなぁ。彼女とかいたらなぁと思ってしまうのは内緒。

立ち上がると下の景色とかもよく見える展望露天風呂です。天気が良ければ満点の星空も見られるのでしょうけど、残念ながら今日は微妙な天気で月が雲の隙間から見える程度で残念。

そういえばその前に内風呂、岩露天風呂に行ったのですが、そっちも誰も居なくて実質貸切状態。やっぱりこういう旅館だと夜遅くはあんまり入る人いないんですかね?

でも正直この貸切のためにまた来たいなと思ってしまうような良い雰囲気の貸切風呂でした。

明日は朝に帰って新生姜ミュージアムへ

明日は朝9時半には送迎バスがあるのでそれで11時には栃木駅に帰されます。そしたら近くにある新生姜ミュージアムでも行ってみようかなぁと思ってます。あとはもみじの湯に入れれば良いけど時間が微妙な気がするんだよなぁ。朝食さっと食べて行きますかね。

栃木県の県民割「県民一家族一旅行」で「塩原温泉 ホテルおおるり」に宿泊してきた:2日目
今日は岩下食品の新生姜ミュージアムに帰りに行ってきました。

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