おはようございます。今日は朝から色々温泉を巡っていこうかなという1日。早めに出てそんなに暗くならない前に帰還できればなと思ってます。
主に知床半島中心なのですが、クマに出会わなければ良いな……。
ホテルパークウェイの朝食
今回は二食付きなので朝食から。和定食といった感じで品数もちょうど良いですね。ごちそうさまでした。
屈斜路湖周辺を巡って露天風呂へリベンジ
今朝は早めに出発して屈斜路湖周辺を回ってから知床半島へと向かいます。まずは昨晩地図で見かけた「第二硫黄山」と「キンムトー」へ行くことに
林道を突き進んで向かう第二硫黄山
第二硫黄山へはそんなに遠くはないのですが、道が舗装されていない林道なので距離の割に時間が掛かります。摩周湖への道の先にあるこの細い道が入口です。
林道とは言っても幅は広くてそんなにダートでもないので、四輪なら気にすること無く行けると思います。二輪だとオンロードでは厳しいかもしれません。
しばらく先に進むと看板が右手にあるので右を見てみると……。
これでは進めません。とはいえ100m位なので車を止めて歩いて向かってみることにしましょう。
少し歩くと硫黄の匂いと共に開けた場所に出ます。ここ?と思ったら裏手にこっちと書いてあったので進んでいくことに。
本家(?)の硫黄山のような迫力はありませんが、湯気がたっていて硫黄山って雰囲気が漂ってきます。奥のが湯気が立ってるので登ってみましょう。
登ってみた先はこんな感じ。まあ硫黄山だなぁという雰囲気です。とはいえここは携帯も圏外なので転げ落ちたり倒れても助けも呼べないので要注意。
森を進んだ先にある池「キンムトー」へ
第二硫黄山から少し先に進むと横道があり、ここからキンムトーへと向かうことができます。どうも道が怪しいのでまた手前に止めて行くことに。
途中からは車両通行止めとなり、森の中を歩いて進んでいきます。一応クマが出てこないように音楽でも流しながら進むことに。
歩くこと5分くらいでしょうか。パッと景色が開けてエメラルドグリーンの池が目の前に広がります。紅葉の時期などはもっと綺麗なようですが、初夏の今でも幻想的な雰囲気を感じられます。
パノラマ風に並べてみました。誰も居ない静かな森の中の池。心が洗われるような感覚を覚えますね。良い場所でした。
少し注意なのは道は一応わかるようにはなってますが、迷うとたぶん抜け出せません。心配な人は一人では来ない方がいいかも。
そうして帰り道。川湯温泉側への道は比較的走りやすかったのですが、池の湯温泉へ抜けようとしたら道は狭いわ木が飛び出してるわハマったら抜けなさそうな穴は空いてるわでヒヤヒヤしながら走る羽目に。
なんとか無事に抜けて池の湯温泉側へとたどり着きましたが、そういうのが好きな人以外は素直に川湯温泉側へと戻りましょう。動かなくなっても携帯も繋がらないよ……。
寒いコタン温泉とポカポカな池の湯温泉
林道を抜けてコタン温泉へとやってきました。昨日はギャラリーがたくさん居たのですが今日は静かな雰囲気。
天気が微妙ではありますが、こんな感じに屈斜路湖を眺めながら入浴することができます。ちなみに一応左が女湯で右が男湯。実質的に混浴です。
入ってみたのですが、昨日は熱かったけど今日は温くて全然暖まらない!逆に寒い!ってことで早々に離脱。池の湯温泉へと行きましょう。
そうしてやってきた池の湯温泉。こちらは湯気がもうもうと出ていて暖かそうです。
前回来たときは藻で滑って転びそうになったりしてゆっくり入れませんでしたが、今回は前日にブラシで岩の藻を落としてきたので滑らずにゆっくりと入浴。事前の準備が大事ですね。
まあ入る前にゴシゴシしても良いんですが、それをすると目の前が藻だらけになってしばらく入れないので注意。こちらはポッカポカになれました。
知床半島の温泉を巡るドライブ
これで屈斜路湖周辺とはお別れ。これから知床半島へと向かっていきます。天気は微妙だけど雨が降らなければ温泉なら良いかなという感じです。
道中見かけためちゃうまなクリームチーズアイスが食べられる「摩周湖のあいす」
道中ソフトクリームの看板を発見。すこし肌寒いけど食べたいと思って寄り道。
色々種類はありましたが、今回は人気らしいクリームチーズソフト380円を購入。
一口食べたらウマー!と声が出るほどの濃厚なクリームチーズのソフトクリーム。これは是非来たら食べてほしい。めっちゃ美味しい。感激だよ。
羅臼名物の「黒ハモ」の蒲焼き定食を食べてきた
永遠とこんな道を走り続けること2時間半。ようやく羅臼に到着しました。ちょうどお昼ごはんをこの辺りでと考えていたのでちょうど良い時間です。
昨日調べておいた「純の番屋」というお店。ここで提供されている「黒ハモ」という深海魚の蒲焼きが目当て。
丼と定食があり、差額の300円は刺身代らしい。定食を頼んでみました。
出てきたのはこちら。大きな蒲焼きと刺身を含めた小鉢3つ、そしてカニ汁が付いた定食です。これで1,300円は安いとは思いますが、刺身の差額300円と聞くと悩ましい感じではあります。
こちらがメインの黒ハモの蒲焼き。ハモなので骨はありますが、油ものってて美味しくいただけました。また食べたいね。
ちなみにここ羅臼は国後島が目と鼻の先なのですが、実効支配しているロシアの携帯電波が届きます。ローミングは出来なかったのでそこまで強くはなさそうですけど……。
知床半島に車で行ける最東端「相泊橋へ」
知床半島は羅臼側なら比較的真ん中まで車で行けるのですが、今回そこまで行ってみることに。
途中国後島が良く見える場所に来たのでネットワーク検索してみると、ロシアのGSMを3キャリアも掴みました。近さを感じますね。
そして相泊橋に到着。特に何があるってわけでもないんですが、この先は車道はないので注意喚起の看板が立っています。
橋の下を流れる川は綺麗な川。気軽に見られる最も北東の川というとなんか特別感を感じる。
知床半島のこの先に登山する人向けの注意看板が書かれていますが、「ここから先に行く人はすべて自己責任」って言葉が重いです。
この相泊地区は気軽に来られる日本最北東突端地。看板は相泊橋から少し手前にあるので見落とさないようにしましょう。
砂利で埋もれて入れない相泊温泉
それでは羅臼市街地に戻りながら温泉巡りをして行くことに。まずはすぐ近くにある相泊温泉です。
温泉どこ??と思ったら下にちょっと見えてる四角いスペースがそうらしい。
行ってみましたが、砂利でほとんど埋まってて入れない状態。お湯は暖かかったので足湯くらいには行けそうです。
干潮時しか入れない瀬石温泉
気を取り直して少し先にある瀬石温泉へ。この温泉は波打ち際にあるので、満潮時には入れない温泉です。特に満潮とか意識してこなかったけどどうだろう……?
さて温泉はどれ……?と思ったら真ん中の丸く囲われた岩がそうらしい。行ってみましょう。
湯気も立ってて暖かそうですね~。手を入れてみると暖かいので入ってみることに。藻はありますが暖まって良い温泉でした。
瀬石温泉の少し先にセセキの滝という綺麗な滝があります。車道から見えるので意識しなくても目に入ってくるはず。
知床横断道路の途中にある熊の湯
羅臼から知床横断道路をウトロ側に走っていると、左手に湯気が立ち上っているのを発見。駐車場があるので見てみると、「熊の湯」という温泉のようです。
温泉は川の反対側にあり、橋を渡って向かっていきます。
橋を渡ると建物があるのですが、こちらは女湯。男湯は奥に開けた状態で入ることができます。
こんな感じの白濁した硫黄泉です。温度は45度くらいかな?熱めの好みな温泉です。整備されているので入りやすいと思います。
羅臼町と斜里町の境にある知床岬展望台
知床岬を登ってしばらく進むと開けた場所に到着。ここは羅臼町と斜里町の境となっている峠の頂上で、車を止めて景色を楽しむことができます。
天気が良ければ国後島が見えるようですが、今日は雲海のなかに隠れちゃってますね。
少し位置をずらして。見えるときはちょうど切れ目から見えるようです。
この先は微妙に雲が切れてて晴れ間もあるんですが、全体的には厚い雲に覆われてて霧っぽくなっている状況。霧の知床岬ってのも良いことは良いんですが、あまり濃いと前が見えない……。
「晴れてれば良かったな」というのはそうなのですが、前回のように霧で何も見えない程でもなかったので良いかなと。次回来る理由にもなりますからね。
知床半島のウトロ側の秘湯「岩尾別温泉」へ
有名な知床五湖への道の途中から分岐して行く「岩尾別温泉」へ向かっていきます。今回はこの岩尾別温泉に行くのが大きな目的だったり。
分かれ道の手前にあった岩尾別ユースホステル。今は閉業していますが車が何台か……?管理者の人なのでしょうか。
ここに来たら「岩尾別旅情」という岩尾別をテーマにした古い歌を流しながら走るというミッションをしたかったので流しながらドライブ。「北の~果て知床の岩尾別の宿よ~」と真横に見ながら。
そうして岩尾別温泉に到着。分かれ道から3kmくらいですが、まあ5分もあれば着きます。ここは地の涯というホテルなのですが、目的地はここじゃありません。
すぐ脇の遊歩道を進むとあるのがこの三段の湯。上から温泉が流れて3つの浴槽に溜まっています。
上から流れてくるので、温度は下に落ちるにつれて温くなっていきます。今日は一番上じゃないと温すぎるかなぁ。
というわけで一番上に入ることに。透き通った綺麗な温泉を森の中で堪能できますが、こんな時にクマに出くわしたらヤバそうではあるんですよね。居なかったけど。
それよりもホテルからすぐ近くなので、散策にきた人とかに見られて変に叫ばれたりしないかのが心配。いや温泉なので何も悪いことはしてないんですがw
人気が気になる人はもう少し先にある滝見の湯に行きましょう。歩いて2分ほどで到着しますが、余計にクマが出そう……。
到着。小さな湯船で2人入れば一杯かな?という感じ。底の方は熱めだったのでかき回して適温にして入りました。ゆったりしてて落ち着きますね。
知床半島から今晩の宿の「民宿ランプ」へ
散々温泉巡りしたのでそろそろ宿へ向かいます。宿泊するのはいつもの民宿ランプです。
カムイワッカ湯の滝に行こうと思ったんですが、入口の時点で18時と遅かったので行くと暗くなって危険と判断して引き返すことに。
名前の通り見晴らしが良い「見晴橋」
ウトロに降りていく途中に「見晴橋」という橋を発見。名前の通り見晴らしの良い橋でした。曇ってるけど海は先まで見えたので良かった。
ウトロにある夕陽台と夕陽台の湯
ウトロに着いてまずは展望台にやってきました。ここは夕陽台展望台といってウトロ港が良く見える場所です。良い景色なんですが、ここに帰って来られなかった事故を思うと複雑な気持ちです。
先ほどの展望台の近くにある夕陽台の湯。ここはしれとこ温泉が気軽に入れる日帰り温泉施設です。入浴料は500円。
温泉は濁った塩味のある温泉。疲れた身体には落ち着く泉質でした。ちょっと狭いので人が多いと整理券が配られたりするらしい。
網走の「民宿ランプ」に宿泊
網走に戻ってきたのは夜中の21時。もう真っ暗です。なんか網走にはいつも夜に着いてるような……。今回の宿はもう3回目になる民宿ランプさんです。
入口は昔ながらの旅館のような感じ。ライダーハウスのような風貌かも。
入口と受付。何だかここって北海道の親戚の家に泊まりにきたような感覚で好きなんですよね。「ただいま~!」と言いたくなる。
部屋は一番安い四畳半にしました。一泊2,500円なので安くて助かります。トイレや風呂は共用ですが、寝られれば良いのです。
なお真横に石北本線がある関係で、ちらほら列車の音が響き渡ります。うるさいと思うか魅力と思うかは人それぞれ。
そしてここに泊まったらこのランプパンというレーズンパンを食べましょう。冷凍されてるので朝まで置いておくとちょうど良い感じになります。
明日はサロマ湖方面に向かってホタテを食べに
明日は温泉というよりもホタテが目的の1日。サロマ湖に行ってホタテを食べてきたいと思います。飛行機は15時過ぎなので、あまり遠くには行けないけど、満喫できればなと思います。
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