鉄道車両の呼び方って「103系」とか「1000形」など何とか「ケイ」と呼ぶことが多いですが、東武鉄道には「型」というのが存在します。
適当に付けられているわけではない「系」と「型」。理解するとちょっと詳しくなれた気になれますよ。
スペーシアは「100系」でもりょうもうは「200型」
東武鉄道の運行している列車は様々存在しており、現在所有している車両は以下となっています。(派生は省略)
特急車両 | 100系 |
特急車両 | 200型 |
特急車両 | 350型 |
特急車両 | 500系 |
通勤電車 | 6050型 |
通勤電車 | 8000型 |
通勤電車 | 9000型 |
通勤電車 | 10000型 |
通勤電車 | 20400型 |
通勤電車 | 30000系 |
通勤電車 | 50000型 |
通勤電車 | 60000系 |
通勤電車 | 70000型 |
イベント列車 | 634型 |
この中で「系」なのはスペーシアの100系、リバティの500系、今は東上線メインな30000系、そして野田線専用の60000系です。ほとんどが「型」となっていて、「系」は一部の車両に割り振られています。
それではこの違いって何という話をしていきたいと思います。
派生があれば「型」でなければ「系」
東武鉄道の車両の命名規則として、登場した時点では「系」ではあるのですが、派生車両が登場すると「型」と変更されるようです。
例えば元々東上線に50000系が出たときは「系」だったのですが、半蔵門線直通として派生車両「50050」が登場したので、「系」から「型」に変わり「50000型」「50050型」と名称が変更されたとのこと。
逆に派生車両が登場していないスペーシアとリバティに関しては、現状「系」となっていますが、今後派生車両が出た際には「型」に変わるのでしょうね。
逆にこちらは10000系に派生車両ができたので10030型と、20000系に派生車両ができたので20400型となっています。しかし公式サイトなどでもごっちゃになっている時がありますね。
そういえば634型って一応6000系からの6050型の派生車両だから「型」ってことなのでしょうか。
知っていると小ネタにはなるトリビア的な情報
最近見てて「あれ?」と思って調べてみた東武鉄道の車両の命名規則。もやもやしていたのがわかってすっきりしましたね。まあ知ってても小ネタとしか使えない気もしないでもないですが、話のネタには良いかもしれません。
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