食事は牡蠣ざんまい!厚岸にある「憩いの宿 丸ス鈴木旅館」に泊まってきた

宿泊記
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以前の旅行で泊まってきた北海道の厚岸にある旅館「憩いの宿 丸ス鈴木旅館」の宿泊記です。牡蠣をたくさん食べたいなということで宿泊した旅館ですが、満足できるほど牡蠣ざんまいできました。

でもちょっと古い所などもあるので、気にする人には向かないかも……。宿泊も含めた旅行記もよかったら見てくださいね。

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厚岸の市街地にある小さな旅館

今回紹介する「憩いの宿 丸ス鈴木旅館」は牡蠣で有名な厚岸にある旅館。釧路空港からだと1時間ちょっとで到着できるような距離感です。

料金プランとしてはいくつかありますが、今回は一番高い「厚岸の牡蠣・海産物を8品!【贅沢】プラン」を選択。とはいっても2食付きで8,800円なので、リーズナブルな価格設定だとは思います。

たたずまいはこんな感じで、昔ながらの個人運営の旅館という感じです。Googleレビューでは「星2.9」というなんとも言えない点数ですが、まあ人を選びますね。なお鹿とかキツネがそこら辺に居るのは平常運転です。

フロントと廊下。色々ポスターやらがたくさん貼ってあるのはこういう旅館で良くあるあるです。色褪せた長年貼られているであろうポスターも味があって良い感じです。

通路には色々物が置かれているんですが、正直これくらいでは何とも思わない私。この写真を見て無理なら泊まらない方が良いです。

大浴場。タオルは積まれているのを取って行くスタイルです。大きな浴槽もありますが、温度が高くて人によっては入れないかも。川湯の共同浴場の熱い方を思い出す温度です。

階段には防災関連のポスター。いつ頃のポスターなのでしょうか。そして洗面台には何故か猫避けに置かれるような水が。あれこれはあれですかね。防災用なのかな……。それにしては奥に可燃物が積み上がってるけど。

そしてこちらが部屋。8畳程度で比較的広い印象です。机も有るしコンセントもあるし、個人的には十分。

海自体は近いのですが、宿からは海が見えるわけではないので特に部屋からの景色は特記することもないですね。たまにキツネが近くを歩いてるくらい……。

宿の一番の売りである牡蠣尽くしの夕食

この宿では夕食付きのプランで3種類あるのですが、牡蠣を堪能したいなら一番高いプランにすることをおすすめ。一番高いと言っても8,800円なのですが……。

料金プラン夕食のラインナップ
6,600円プラン
品数5品
カキフライ、焼き牡蠣、刺身、煮魚、酢の物
7,700円プラン
品数6品
牡蠣鍋、カキフライ、焼き牡蠣、刺身、煮魚、酢の物
8,800円プラン
品数8品
生牡蠣、牡蠣鍋、カキフライ、焼き牡蠣、刺身、煮魚、酢の物、汁物

正式に書いているわけではないのですが、写真などから想定したプランの差はこんな感じ。間違ってたらごめんなさい。

食事を食べるのはここ。この広い場所で私一人だけで、宿泊者他に居ないの?と思ったのですが夜遅くにガヤガヤしだしたので夕食付きなのが私だけなのかも。

そして出てきた料理一式がこちら。肉は一切無くて牡蠣を中心とした魚介類尽くしの夕食です。それにしても牡蠣の量がハンパないですね。数えてみたら15個も牡蠣使われてました。

まずは牡蠣と言えばのカキフライ。これ揚げ方が上手いのか、衣がほぼ無いんですよね。揚げ物なのにあまり油っぽくなく食べられます。

続いて焼き牡蠣。殻付きでやってきました。ちょうど良い焼き加減で何も付けなくても美味しい~!

中央にあるのは生牡蠣4点セット。おろし醤油やチリソース、レモンなど色々な味の生牡蠣を味わえます。こういう殻付きの生牡蠣食べるのは初めてだったのですが、濃厚な牡蠣を味わえました。

正直結構お腹いっぱいになってもまだ牡蠣はあります。最後に牡蠣鍋。これでもかと牡蠣を食べることができた夕食でした。お腹いっぱい……。

っと、牡蠣の他にも煮魚と刺身があります。あと汁物と酢の物も。ごはんもたくさんあってお腹パンパンになりながら食べきりました。ごちそうさまでした……!明日の朝大丈夫かな。

牡蠣だけではなく他にも魚介類満載なので、正直昼食抜きでもいいレベル。お腹を空かせて来ることをおススメします。

朝食はシンプルながら、牡蠣料理も

朝食付きなので朝食を食べてきました。朝食は夕食ほどのボリュームは無いものの、魚介類中心で牡蠣がまた出てくる豪華な感じ。量的にはちょうど良いかもしれませんが、夕食の量的にちょっと厳しいって人も居るかもしれません。

料理は最高、でも施設は古めで気になる点も

今回は元からレビューの数値なども見た上で「牡蠣を食べたい!」と思って予約して訪問しましたが、個人的にはそこまで☆2とかにするほどなのか?とは思う位でした。

しかし雑誌や置物が積みあがってたりするのが宿泊客から見えるような状況なので、一般的な「ホテル」を想定してくるとかなり気にしちゃうかなとは思います。

とはいえそれ以上に美味しい牡蠣料理をお腹いっぱい食べることができます。古さとトレードオフでこの価格でこのボリューム、私としてはまた泊まりたいなと思える旅館でした。