通勤途中で結構スマートフォンを落としている人をよく見かけますが、そういう人に便利な保険がJCBカードでスタートしています。
以前カメラに使えるトッピング携行品がありましたが、いつの間に終了してしまいました。それに比べると金額の規模は小さいものの、お守りとして持つには良いかもしれません。
標準付帯となる「JCBスマートフォン保険」
JCBスマートフォン保険のご案内|クレジットカードなら、JCBカード
今回提供開始されたのは、別途費用が掛かる保険ではなく、カードに通常付帯している保険となります。
内容としては、自然故障だけではなく、ディスプレイの破損や、火災、水濡れにより修理が必要になった場合の修理費用、盗難にあった場合に同種同等のスマートフォンを再調達する費用を一部負担してくれる保険となっています。
補償対象額 | |
JCB通常カード | 30,000円 |
JCBゴールド・プラチナ | 50,000円 |
ザ・クラス | 100,000円 |
カードの種類と補償額の一覧は上記の通り。通常カードでも3万円、最上位クラスのザ・クラスでは10万円と高額な補償が適用されます。
免責額 | |
破損、火災・水濡れ | 10,000円 |
盗難 | 15,000円 |
なお補償を受けるためには免責額が設定されており、比較的免責額がでかいな……とは思ってしまう金額です。通常カードだと免責額の割合が結構多い印象ですね。
対象となるはJCB発行のクレジットカードのみ
今回の保険は「JCBカード」が提供するものですが、JCB発行の以下のクレジットカードのみとなり、楽天カードなどのJCBブランドのカードでは提供されません。
- JCBグループの発行する、ゴールドランク以上のクレジットカード・デビットカード
- 【ORIGINAL SERIES】JCB一般カード
また、以下のカードは対象外となり、有名どころだと年会費無料なJCB Wは対象外のようですね。さらにゴールド以上のカードでも航空やJTBの提携カードではダメなようです。
- JCBカードW、JCBカードW plus L、JCB CARD R
- JCBカードEXTAGE、JCBゴールドEXTAGE
- ANA、JAL、JTBが提携しているゴールド、プラチナカード
- ビジネスカードやコーポレートカード
補償の対象になる条件を確認
今回の保険の対象となる条件として、以下の内容が記載されています。
- 対象のJCBカード本会員が所有するスマートフォンであること。
- 保険事故発生時点で、購入後24ヵ月以内(JCBザ・クラス会員様は36ヵ月以内)のスマートフォンであること。
- 事故発生の時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続でJCBカード本会員の方が支払っていること。
一番気になるのが最後の項目な気がします。「補償対象スマートフォンの通信料を支払っていること」とありますが、確認してみたところ「その端末で使う通信契約の月額料金を払っていること」ということだそうです。
最近はスマートフォンと通信料金を別に調達することも多いということで、結構柔軟な対応となっていることは嬉しいですね。
このためだけにカードを作るのも微妙かもしれませんが、既に持っている人は覚えておくと万が一の時に助けになるかもしれません。
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