ここ最近は列車や車で行くような近場の旅行が多かったのですが、久しぶり(3か月は久しぶりなのか?)に飛行機での旅行に行ってきます。
今回の行き先は熊本。阿蘇と天草に行きたいなぁと思ってレンタカーを借りてきました。特に何も行く場所も決めてないのですが、まあなんとかなるでしょう……。
始発でギリギリ!早朝の飛行機に搭乗へ
今回は羽田空港からの出発なのですが、飛行機の時間は朝の7時15分。普段は早いと言ってもあと30分くらい遅い飛行機が多いのですが、今日はかなりの早朝便です。
家から始発で羽田空港に向かうと、到着するのは6時35分。さて慌てず間に合うのでしょうか……。
押上から泉岳寺まで:都営浅草線
無事に起床試験に合格していつもの時間の押上駅にやってきました。3月のダイヤ改正で時間などが変わっているのですが、平日に関しては大きな差はありません。
5時51分の西馬込行き。これが家から始発で来ると毎回当たる列車です。もう10分早ければ直通の羽田空港行きが来るのになぁと毎回思います。
列車番号 | 586K |
種別 | 普通 |
路線名称 | 押上→泉岳寺:都営浅草線 |
運行区間 | 京成高砂→西馬込 |
乗車区間 | 押上→泉岳寺 |
発着時刻 | 5時51分→6時15分 |
所要時間は24分。エアポート快特ではなく各駅停車なので、都営浅草線内の所要時間が結構掛かります。
車両は京成3000系。こんな早朝なのに結構混雑してて、座席に座れたのは新橋あたりからでした。
泉岳寺から羽田空港まで:京急本線、空港線
泉岳寺駅では1分対面乗換を行います。比較的乗り換える人も多いほか、階段などもないので乗り換え時間は短くても慌てるほどではないと思います。
とはいえゆったり写真を撮ってる場合でもないので、乗り遅れないように急いで乗り換えます。
種別 | 快特 |
路線名称 | 泉岳寺→京急蒲田:京急本線 京急蒲田→羽田空港:京急空港線 |
運行区間 | 泉岳寺→羽田空港 |
乗車区間 | 泉岳寺→羽田空港 |
発着時刻 | 6時16分→6時34分 |
羽田空港までは20分ほど。以前はエアポート快特で京急蒲田を通過していたのですが、ダイヤ改正で快特となり京急蒲田にも停車するようになりました。
車両は京急1000形。何次車かは見てもわかりません。
羽田空港から阿蘇くまもと空港まで:ソラシドエア、SNA11便
羽田空港に到着したのは6時36分。飛行機の締切時間は7時5分なので、急いで向かっていきます。
今日は金曜日ということもあり、そんなに混雑していない羽田空港。保安検査もスムーズに通過できたので、そんなに慌てるほどでもなかったかもしれません。
無事に搭乗口へ。次に北海道行くときも同じくらいの時間なのですが、時間的には問題なさそうですね。
オンラインチェックインという無駄にSkipサービスよりも手間のかかる手続きを行いつつ、お土産にもなる搭乗券を発行。座席3Aだったんですが、4列目がガラガラだったから席を変えればよかった。
飛行機の搭乗口からはバスで移動。LCCみたいな感じで飛行機が目前に見られるのは良いのですが、天気が悪いときは最悪かも。
飛行機に搭乗。期待は787-300で、ソラシドエアではよく見る機体ですね。でも周囲からは小さい!って声がチラホラ。
機内ではソラシドエア定番のアゴユズスープをごくごく。あんまり濃いわけではないんですが、しっかり味がついていておいしいスープです。
半分寝ながら過ごしていたら、いつのまにか熊本空港近くにまで着いていました。沖縄とかだとなかなか着かないですが、九州ならあっという間ですね。
到着した阿蘇くまもと空港はリニューアルしてとてもきれいに。でも残念ながらラウンジは出発時にしか使えません。
熊本空港で知っておきたいのが、肥後大津駅までの無料バス。JRのフリーきっぷなどを持っているならば、熊本空港への最安ルートとなるので覚えておきましょう。
平日ランチ限定20食で1,100円!のお寿司盛り合わせを食べてきた
レンタカーはJ-netレンタカーが安かったのでそこで手配。ROOXという軽自動車でしたが、ハイブリッドなので燃費も加速も期待できそう。でも強風には弱そうな車体です。
さて、今日の最初の目的地は、「じじや」というお寿司屋さん。熊本県でチェーン展開しているお店なのですが、ここの平日限定のランチが豪華というのを先週知って来ることに。
熊本県内には複数店舗展開していますが、空港から一番近くにあった長嶺店にやってきました。開店時間は11時ですが、10時半くらいに来たらさすがに誰も居ない。
しかし開店時間が近づくにつれて徐々に車がやってきて、開店直前には手前の駐車場が結構いっぱいになるくらいに。多分みんなお目当ては同じお寿司です。
これが目的のお寿司。平日ランチ20食限定で、お寿司が20貫にあさり汁まで付いて1,100円というお値打ち価格のお寿司です。限定数がタブレットに出ているので、席に着いたらとりあえず頼みましょう。
しょう油は普通の濃口の他、九州らしく甘口しょう油も用意されています。ガリは後から店員さんが持ってきてくれました。
注文したお寿司が到着。ここは特急レーンで席の前まで運ばれてくるシステムです。最近はこういうお寿司屋さんも増えてますよね。
どん!こちらが平日20食限定の20貫盛り合わせです。目立つ大きなエビを筆頭に、様々なネタがところ狭しと並べられています。お寿司だけでも安いほどなのに、あさりの味噌汁まで付いて1,100円とはお値打ちにもほどがある。
端からもぐもぐ。ネタが薄かったりシャリシャリしてるようなことも無く、どれも美味しいネタばかり。熊本に平日に来たなら、ぜひお昼ごはんにおすすめできるセットです。ごちそうさまでした。
天気の悪い阿蘇を散策してきた
元々見ていた天気予報では、雨が降る予定ではなかった気がするのですが、熊本に着いてからずっと雨模様。天気が雨じゃなければ阿蘇山巡りをと思っていたのですが、どうしたものか……。
たっぷりのいちごが乗った美味しいソフトクリームを食べてきた
地図を見てたら見つけたソフトクリーム屋さん。普段は行列ができるほどの人気店なようですが、平日でこんな天気じゃあんまりいないのでは?と思って来てみたら正解でした。
ここではソフトクリームとクレープが販売されています。今回は期間限定の生いちごソフトを頼んでみることに。楽しみ。
注文してしばらくすると、いちごがたっぷり乗ったソフトクリームが出てきました。これで800円というのは安い。
ワッフルコーンにソフトクリーム、たっぷりのいちご。いちごはめちゃくちゃ甘くておいしいのですが、これは南阿蘇村産とのことで地産地消ですね。この美味しさなら行列になるのも納得です。
そしてここにはねこちゃんがたくさん。美味しいアイスと共に、かわいいねこちゃんに癒されに行きましょう。
めちゃくちゃ透明な水が湧く「白川水源」
続けてやってきたのは、南阿蘇村で有名な湧き水「白川水源」です。無料の駐車場が近くにたくさんあるので、車で来ても止める場所に困ることはないと思います。目的地の白川水源は、この鳥居を入った先にあります。
入り口を入ると協力金のお願いという看板が何枚も。でも日本語でしか書いてないので、外国人には理解できないでしょうね。でもここまで書くなら入場料としてきっちり取った方が良いのでは。
入口の手前では、水汲み用のペットボトルが販売されています。ここで購入しても良いですが、持ち込みのボトルでも問題ありません。可能であれば、事前に準備できればしておくと安心です。
水汲みと言えば、蛇口とかがあるのが一般的な気がしますが、でもここの水汲み場はここ。川のような場所からひしゃくで汲むという斬新なスタイルです。特に給水制限なども無いので、好きなだけ持って帰ることが可能です。
水を汲んで飲んでみました。水としては軟水で飲みやすいお水で、飲み水としても料理用の水としても使いやすそうなお水です。
ちなみにお水に関しては、飲料水として飲めると水質検査報告書と共に記載されています。気になる人は気になるスタイルだと思いますが、飲んでも支障があることは無さそうです。
水の湧いている場所は汲む場所の少し先。水底から水がこんこんと湧き続けています。透明度は抜群で、底までハッキリとみえるほど。
また、先には白川吉見神社があります。一緒に参拝していきましょう。
コロナ対策で鈴がなくなった神社も多いですが、復活したのかここには鈴がありました。やっぱり神社にはないとしっくりきませんよね。お祈りしておいたけど叶うかな。
白川水源から流れた水は川となって流れていくのですが、近くの森にはホタルが居るという記載が。夏場の夜に来ればホタルがたくさん見られるかもしれません。
南阿蘇パノラマラインを走ってきた
白川水源からの帰り道は、南阿蘇パノラマラインという景色の良い道を経由していくことに。残念ながらあいにくの天気なので、絶景!とまではいかないものの、下を眺めた景色は結構いいもの。
でもやっぱり天気が悪いですね……。明日は天気が回復しそうなのですが、あんまり時間も無いからここに再訪できるかはわかりません。
パノラマラインの先を見ると、霧っぽくなっています。あんまり濃い霧だと走るのが怖いですが、行ってみると大したことは無くて安心。北海道の山の霧のが余程すごかった。
上まで来たら広々とした高原があり、何だろうと思ったら馬が放牧されていました。牧場のようですね。
地獄温泉の源泉「阿蘇地獄」に行ってきた
最後にやってきたのは、地獄温泉「青風荘」の源泉地。山を下りて開けた場所にあり、硫化水素の匂いが一面に漂っています。
手前は自由に入れるのですが、奥の方は青風荘の私有地ということで立ち入り禁止となっていました。とはいえ立ち入り禁止を破っても警察に……。ということでもなく、事故っても知らないぞというある意味怖い警告です。周囲にいるだけで息苦しさを感じる硫化水素の濃度なので、あまり長いするのも良くないと思います。
反対側には温泉が貯まっている浴槽のような場所が。ここの温泉は強酸性の硫黄泉となっていて、触れてみると想像よりもぬるい温泉でした。入ろうと思えば入れると思うんですが、管理されていない所で底が見えないのはちょっと怖いのでやめておきました。
ちなみにこの温泉が使われているのは、もう少し先にある青風荘。温泉の質の評判は良いのですが、日帰り入浴が2,000円!ちょっと高すぎる気がします。
地獄温泉から帰る途中、金龍の滝という名前の滝が車窓から見えました。以前は滝つぼに露天風呂があったということで、滝つぼから滝を眺める温泉なんて絶景だったんだろうなと思います。
こうして滝を眺めてみると、2つに分かれた滝が龍のひげのようにも見えますね。
阿蘇山のふもとにあるペンション「あかね雲」に宿泊
天気が悪くても見て回れる場所をみて、今回の宿泊先のペンションあかね雲にやってきました。ここは阿蘇山のふもとにあるペンション群の一軒で、料理がおいしいと評判の宿です。
チェックインをしながら横の部屋を見てみました。共用の冷蔵庫や電子レンジなどが用意されています。
部屋に案内されるのですが、どっちの部屋が良い?と選ばせてもらいました。どちらも1人では広すぎるほどの部屋ですが、外の光が入ってくる部屋にしてもらうことに。ベッドが4台もある……。
トイレや洗面台は共用。個人的には気になりませんが、トイレが共用なのを気にする人は結構いるようなので、注意が必要かとは思います。
大浴場は温泉ではないですが、広々としていてゆったりできます。シャワーの水圧も強いのでさっぱりできました。
フレンチコースのような豪華な夕食に舌鼓
夕食の時間になったので食べに来ました。テーブルには箸の他、フォークやナイフ、スプーンなどの用意もされています。
まずは前菜が運ばれてきました。生ハムやカルパッチョなど、おしゃれな前菜が色々用意されています。
続けてレタスのシーザードレッシング和え。新鮮なレタスが美味しい。
次はミネストローネが運ばれてきました。ひよこ豆?とたくさんの野菜が煮込まれたスープで、熱すぎないので食べやすい。
これはエノキとチーズのパイ包みでした。濃厚なチーズとパリパリのパイ生地がとっても美味しい。えのきもこういう料理にすると印象が変わりますね。
そしてメインディッシュがこちら。大きな牛ステーキです。焼き立てを持ってきてくれるので、熱々の状態で食べられます。
焼き具合はミディアム。お肉も柔らかくてタレも美味しく、ご飯がどんどん進みます。
ご飯はお代わりできたので、1.5人分くらい食べちゃいました。ついつい食べ過ぎちゃいますが、お代わりは半分で控えておきました。明日も食べる予定だしね。
食後にはデザート。バナナとアイスなどが乗ったプレートです。最後に甘いデザートがあるのは嬉しいですね。
最後にコーヒーで口直し。濃すぎないコーヒーで飲みやすかったです。量もたっぷりで味も美味しく、めちゃくちゃ満足できる夕食……というかディナー。ごちそうさまでした。
明日は阿蘇山と天草を巡りたい
明日は朝から阿蘇山に行って、その後は宿の有る天草へと向かう予定です。ちょっと時間がどれくらいかかるかわからないので、もしかしたら天草観光は最終日になるかも。とりあえずは阿蘇山の観光が良い感じに出来たらいいな。
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