根室中標津空港に飛んで野付半島や風連湖、標津線の廃線跡を巡る旅行をしようと思ったときに、じゃらんなどのOTAで調べても良い宿が見つからない。ならば地図を見て調べよう!と探して見つけたのが、標津町にある「旅館なりた」でした。
野付半島へも車で数分で行くことができる立地で、日本有数の観光地「知床」へも行きやすいので、旅行の拠点としても便利。そして何より、地元の海産物を使用した夕食が最高だった。
標津町にある「旅館なりた」に宿泊
本日宿泊するのは、標津町にある「旅館なりた」です。じゃらんや楽天トラベルのような予約サイトには登録されていない宿で、予約も電話のみ。標津町当たりに泊まりたいと思って調べても、ネットだと見つからないので地図を見て電話して予約しました。お値段は2食付きで8,250円(冬季は暖房代別途)。
部屋はベッドが用意された洋室でした。広さとしては6畳ほどで、1人で過ごすには十分な広さのある部屋です。
部屋の設備としてはテレビにストーブ、コンセントなど。冷蔵庫は共用になっている他、バス・トイレも共用設備として利用します。個人的には気にならないけど、トイレがあるかどうかって結構気にする人は居るみたい。
トイレは1階と2階にあるので、トイレのために階段を降りたりしなくても済みます。
冷蔵庫と洗面台。ドライヤーや歯ブラシも用意されていました。また今回宿泊客が私1人だけ!?だったのでお風呂は1人用のを使用しましたが、別に「浴室」と書かれた場所もあったので、もう少し広いお風呂もありそうです。
地元の海産物を堪能できる、豪華な夕食
今回は2食付きにしていたので、夕食は1階の食堂でいただきます。こういう旅館に泊まるときって夕食が楽しみの一つですよね。
こちらが「旅館なりた」の夕食です!!もう海産物がたっぷりで、北海道に来た~~!という気持ちを存分に感じられるラインナップ。一応写真で雰囲気は見ていたけど、想像以上の豪華さでびっくりです。
まずはお刺身。標津産の「鮭」です。サーモンじゃなくて鮭。一度冷凍して「ルイベ」にしてから回答して食べるのが一般的。そうしないと寄生虫のリスクがあるんだよね。他にはカレイやタコも乗った三点盛り。
ホタテとホッキ貝のバター焼き。驚きなのは、ホタテのサイズが規格外レベルに大きい。猿払でもホタテを食べたけど、ここまで大きいのは初めて見たかもしれない。
ボイルしたカニ。これくらいの量だと身を取り出す手間も少なくて「カニ美味しい」って気持ちで済むのでちょうど良い。あんまりいっぱいあると、取り出す手間が大変という記憶になってしまう……。
カレイの煮付け。しっかり味がしみ込んでて美味しい煮付けです。
奥で黄金にきらめくのはいくら。大粒だしめちゃくちゃ美味しそう。丼にして食べるようです。
ご飯を盛って、いくらと海苔を乗せて、軽く醤油を掛けて完成。粒もしっかりしていて塩気もちょうどいい。よく朝食バイキングとかで目玉のようにいくらが置いてあるところがあるけど、全然味が違う。段違いに美味しい。
他にも小鉢で「コマイの卵」や別の魚の煮物など、ボリューム満点で食べ過ぎちゃった。もし2食付きで宿泊するならば、昼食は控えめにしておいた方がよいと思います。下手したら食べきれないかもしれないし。ごちそうさまでした!
鮭や目玉焼きなど、品数豊富な朝食
朝食です。焼き鮭や目玉焼き、いんげんのごま和えにほうれんそうのお浸しなど、朝食らしいラインナップが並びます。毎日こういうバランスの取れた食事が取れれば健康的な生活が送れそう。こういう旅館の朝食ってなんだか落ち着きますよね。
清潔感もあり、食事も美味しいリーズナブルな旅館
インターネット上にあんまり情報が無かったこともあり、詳細が来て見ないとわからないことも多かった今回の宿泊。人によっては「トイレ別」が気になる場合もあるかもしれませんが、そこが気にならないなら泊まって後悔はない旅館に感じました。
インターネット予約ができない宿ではありますが、そのデメリットを考えても「また泊まりたい」と思える旅館。知床や野付半島、根室への旅行の際には、ぜひ候補に入れてみてください。