UCカードは、海外で利用した際に発生する「海外事務手数料」を現行の2.2%から3.85%へと大幅に引き上げると発表しました。セゾンカードでは既に発表されていた内容となっていて、利率を合わせる形となっています。
セゾンカードと同率の「3.85%」へと引き上げへ
海外事務手数料は、海外などで日本円以外の通貨で決済した際に掛かる手数料。国内ではポイントの還元率で選ぶ人も多いクレジットカードですが、海外ではこの手数料も見ておいた方がよいポイントです。
今回UCカードが発表したのは、その海外事務手数料の値上げ。現行は「2.2%」と設定されていて、1万円相当を利用した場合の手数料は「220円」でした。それが2024年12月5日以降の処理となる決済において、利率が「3.85%」へと大幅な値上げとなります。
先の例で言うと1万円相当の決済で220円で済んだものが385円となり、差額としては165円に。高額な決済であればさらに差が大きくなります。なお今回の改定はセゾンカードでも同様となっており、2024年12月4日以降の処理となる決済が対象。
ここ最近は海外事務手数料の値上げが相次いでいますが、未だに「1.6%」を続けているイオンカードなどもあるので、手持ちのカードで一番低いカードを見つけておくことをおすすめ。そしてセゾンカードとUCカードも、海外に行くときは使わないように気を付けましょう。
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