ソニーのフルワイヤレスイヤホンの「WF-1000XM6」を購入し、しばらくつかってみたのでレビューしてみたいと思います。個人的には「買って良かった」と思えるイヤホンでした。値段は高いけど。
全体的に「大きくなった」ケースやイヤホン
発表前からリーク画像などでケースや本体の画像が流出しており、第一印象としては「デザインがダサい」などの意見が多く感じられたXM6。実際にXM5と並べてみると、確かにケースサイズも大きくてデザインもシンプルな印象です。
元々は楕円形だったケースがそのまま円柱になったような雰囲気で、高さは1.5倍くらいになったような感じ。

ケースの背面。USB-Cで充電できることや、ペアリングなどに使用するボタンの配置はそのまま。これまで使っていた人であれば戸惑いなく利用できると思います。XM5では継ぎ目のような部分が見えていましたが、XM6ではなくなってスタイリッシュに。

ケースを開けるとこんな感じ。以前は少し斜めにイヤホンが入るような形状でしたが、XM6ではまっすぐ下に入っているような入り方になっています。ところで個人的に気になったのが、イヤホンケースにホコリが付きやすいこと。XM5に比べて糸ホコリなどがかなり付いてしまいがちです。

イヤホン本体。丸い三角形のような形状だったものが、楕円形となっており、手で掴むところの太さが一定となっています。他にはマイク部分が1つから2つになり、周囲の音をより収音しやすくなっています。

さらに手で掴む部分に段差が付けられていて、ケースから取り出しやすいようになっていました。これに関してはXM5で取った瞬間に手から滑り落ちるようなことがありましたが、XM6ではしっかりつかめるのでそういう事件が皆無に。取るときに取りやすいようにを重要視した形状のようです。
駅のホームなどでも落とし物となることが多いフルワイヤレスイヤホン。落としにくくなっただけで、破損や紛失リスクは大きく軽減されるんじゃないでしょうか。



音の細かい部分まで主張するようになった
続いて音質。これに関してはかなり個人差や好みが関係してくるので一概に言えない点ではありますが、個人的にはベースの音などがしっかり聞こえるようになったなと感じました。XM5を購入したときでも「音が良くなったな」とは思っていたものの、それをさらに上回る表現力。特に静かな場所で聴き比べると差が大きかったと思う。
強力になったノイズキャンセリング……よりも外音取り込みの進化がすごい
続いて売りのノイズキャンセリング。XM5の時点でも十分なほどにノイズを抑えてくれていましたが、XM6ではより低音のノイズがカットされていることを実感できました。電車などに乗っているときの「ゴー」のような音はほぼ聞こえないほど。一方で高音のノイズは結構聞こえてきてしまうため、ガタンガタンといった音は聞こえてきてしまいます。
それでもイヤホンを外すと「こんなにうるさかったの」と思うのが消えるので、音量を上げなくても音楽を楽しめ、耳の負担を軽減できるのではないでしょうか。

それ以上に感動したのが外音取り込み。XM5では「取り込んでるな」と思える音で、違和感が大きくあまり使わなかった外音取り込み。しかしXM6では「イヤホン付けてたっけ」と感じてしまうほどに自然に聞こえ、会話なども問題なく可能。買い換えてからはイヤホンを外さなくても良くなったのがかなりのメリットでした。
値段は高いけど……3年使うと思えばアリな選択肢
これまで1世代前の「XM5」を使っていましたが、着実に進化を感じられるイヤホンとなっています。しかし価格がちょっと高すぎるように思えるのは事実。まあ3年使うのならば……って感じかな。一方でXM5でも十分に「良い音」で音楽を楽しめるのも事実。ここで型落ちとなって安くなった中古を狙うのも良いかもしれません。


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