タイトルの「数字だけ」のその数字とは。
要するに”わかりやすいとこだけ”に躍起にならないでくれってことです。
①契約「数」だけに無駄に躍起になって伸ばそうとする→結局抱き合わせ。
②WiFiスポット「数」だけに無駄にこだわって増やす→結局バックボーンは携帯回線
③WiFiスポット「数」ばっかり競ってる→2.4Ghz帯の大混線
④MNP「数」だけにこだわる→長期契約者の恩恵が少なくなる。
一つずつ詳しく書いていこうと思います。
①契約「数」だけに無駄に躍起になって伸ばそうとする→結局抱き合わせ。
要するにフォトフレームだとか、WiFiルーターだとか、みまもりケータイとか。
「維持費0円で差し上げますので」とか「セットで○○円引き!」とかね。
結局放置されてるような回線でも契約数に反映します。2年縛りなら2年間は契約されてますよね。
わざわざタダでもない物をあげるのはなぜか。これは「契約数」を増やしたいからなんですね。
電気通信事業者協会という社団法人が携帯の契約数を毎月発表しています。
ここで純増数(新規契約数-解約数の差)が出ていますが、
これを増やしたいからホントは1契約なはずなのに、抱き合わせで増やすという事をしているのです。
でも結局0円維持ならお金は入ってこないし、
本当に「数」だけ勝負になってしまっているのが残念ですね。
②WiFiスポット「数」だけに無駄にこだわって増やす→結局バックボーンは携帯回線
③WiFiスポット「数」ばっかり競ってる→2.4Ghz帯の大混線
コレに関しては以前から記事を書いているので以下を参照してください。
増えると迷惑!キャリアのWIFI SPOT
どこまでキャリア各社はWiFiの混線をさせたいのでしょうか?
あとはちょっと上の記事に補足ですが、SoftBankやauが携帯回線バックボーンの
WiFiを置きまくって言った結果「ドコモはWiFiスポット数が少ない」というのが出てきました。
ですが今までのドコモのWiFiスポットは基本固定回線で安定したものがほとんどでした。
固定回線は開通までにどうしても時間が掛かってしまいます。
で、どうしたか。結局他社と同じく携帯回線(Xi)バックボーンのWiFiを置きだした。
・・・。要するに少ない少ない言うからこうするしかなくなっちゃったんです。
ドコモは他社のように空いてる別の回線が有りませんから、2GhzのXiを使っています。
スマホはどんどんXi対応になるでしょう。証拠に秋モデルは全機種Xi対応です。
結局最終的には7GB規制に掛かっちゃう人しか使用しなくなる。
2016年には新規格開始します。その時に置き換えでもするのでしょうかね?
結局この記事でも書きましたが「一時しのぎ」にしかならないんですよね・・・。
ゆっくりでもいいのでちゃんとした固定回線のWiFiスポットを拡大していって欲しいものですね。
④MNP「数」だけにこだわる→長期契約者の恩恵が少なくなる。
これも以前書いているので下記記事参照してください。
今のMNP商法に関して。
まあ上記記事を書いた当時よりはCBは最近は少なくなっていますが、
MNPの人の優遇がかなり大きいのは今も同じです。
結局「数」ばっかりこだわって顧客へのサービスが後回しになっているのではないかと
思ってしまっている状況です。取りあえずもう「数」にばっかりとらわれるのはやめてほしいですね。
「数」より「質」を高めていって欲しいと思います。(特にWiFiスポットに関しては。)
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