「コンセント付きモバイルバッテリー」というのが結構個人的に好きなのですが、CIOから新たなコンセント付きモバイルバッテリーがクラウドファンディング中です。
興味もあったので仕様などを確認してみました。有名なAnkerのFusionとも比較してみました。
30W給電可能な10,000mAhバッテリー「SMARTCOBY Pro PLUG」
スマホもPCもこれ一つで!新しい高出力ACプラグ付きバッテリーが登場 - Makuake
CIOは良くクラウドファンディングで商品を発表し、その後量産化するという流れが多いですが、今回も同様のパターンでまずはクラウドファンディングでスタートしています。今回の商品の特徴としては以下となります。
- コンセント付きのモバイルバッテリー
- 30WのPDと12Wの給電。合計42Wの同時給電が可能
- 10,000mAhの大容量ながら比較的コンパクトサイズ
一番の特徴は2番目でしょうか。今まで18W程度の給電が可能なコンセント付きモバイルバッテリーは多くありましたが、30W+12W=42Wという高出力可能なモバイルバッテリーで、このサイズ感というのは中々なかったのではないかと思います。
最大給電可能なのはUSB-Cで30W給電しつつ、USB-Aで12W給電した場合となります。USB-Cで18W、USB-Aで18Wなどの給電は出来ないようです。
バッテリー残量表示がメモリではなく色で出るという新しいスタイル。覚えれば良いけども直感的に分かりにくいかも。そして素材は傷の付きにくい素材を使用しているとのこと。
プラグはUSB-CとUSB-Aが1つずつ。こういうバッテリーでは良くある構成です。
スペックをAnker Fusion 10000と比較してみた
正直単体のスペックを見てもあんまりしっくり来ないので、Anker のコンセント付きモバイルバッテリーFusion 10000と比較してみました。
製品名 | SMARTCOBY Pro PLUG | Fusion 10000 |
バッテリー容量 | 10,000mAh | 9,700mAh |
USB-C 出力 | 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A / 15V=2A(最大30W) 3.3V-11V=3A | 5V=3A / 9V=2.22A(最大20W) |
USB-A 出力 | 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A / 5V=4.5A(最大30W) | 5V=2.4A(最大12W) |
合計出力 | 30W(USB-C)+12W(USB-A)=42W | 15W |
USB-C 入力 | 非対応 | 非対応 |
充電時間 | 約2.5時間 | 約4時間 |
サイズ | 79 x 79 x 26mm | 82 × 82 × 35mm |
重量 | 約265g | 約278g |
価格 | 4,680円 ※支援金額 | 4,780円 |
こうやって並べてみると優位性がわかると思います。価格に関しては定価は6,578円ですが、クラウドファンディングでは4,680円となっています。正直定価じゃ高すぎる気もしますが……。
しかし双方とも仕様として不満なところは、USB-Cからの給電が不可なこと。
microUSBの頃のバッテリーは持ってますが、出先ではコンセントに挿して充電器として使い、家では他の充電器から充電しています。そのためコンセントからしか充電できないのは「大きな買わない理由」となっているのも事実です。
コンセント付きモバイルバッテリーとしては現状最強のバッテリーか
自分は仕様を見てコンセントからしか充電できないのは厳しいと結局支援をやめましたが、現状のコンセント付きモバイルバッテリーとしてはかなり良いスペックとなっていると思います。
CIOのバッテリーは他ポート給電がショボい印象でしたが、段々と充電器と同じく全てで早くという流れになっていることは評価できます。
今支援すると届くのは3月頃と少し先ですが、今すぐに欲しいというのでなければ候補としても良いと思います。
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