大手キャリアの災害に伴う超過データ通信量無償化。同じように見えて結構違う件。

大手キャリアの災害に伴う超過データ通信量無償化。同じように見えて結構違う件。

先日の台風で自分の住んでいる地域も災害救助法の対象地域になり、各キャリアのデータ通信量が無制限となりました。(11月末まで延長されています)

そして気づいたのですが、同じ「データ通信量無償化」と言っても各社対応が違うということ。まとめてみることにしました。

ドコモ:制限撤廃で無制限化

個人的にはドコモの方式が一番分かりやすくて良いと思います。「災害時データ無制限モード」というモードになるようです。

簡単に言えば通常5GBなどで制限が掛かるところ、制限が掛からずに高速通信が可能という内容です。適用に特に手続きなどは必要なく、自動的に適用されます。

段階型プランは、10月12日までで打ち切り

(お知らせ)台風19号に伴う支援措置について
-「災害時データ無制限モード」の期間を延長-
<2019年10月29日>

元々5GBまで使えるプランなどとは別に、1GBまではいくら、3GBまではいくらというプラン(ギガライトやベーシックパック)などの場合、10月12日までの利用量で打ち切り、それ以上は料金は発生しません。

また11月分に関しては最低料金が適用となります。

au:超過後のデータチャージ無償化

auの場合は通信量超過後のデータチャージが無償化となっています。

要するにデータ残量が0.00GBになってからのデータチャージが無償となります。データ残量がある時に追加した場合は無償にはなりません。

データ残量が無い状態でデータチャージを行うと、表示上は有料に見え、かんたん決済の明細も飛んできますが実際には費用は掛からないとのこと。

ここで災害救助法対象のため無料とかの表記が無いのが不親切だなと思った次第。

段階型プランは上限以降のチャージが無料

ピタットプランは1GB~7GB(旧プランは20GB)までデータ使用量に合わせて段階型に料金が変わりますが、その場合はどうなるのでしょうか。

確認した所、この場合のデータチャージ無償化の対象は上限以降のチャージが対象となるとのこと。そのため、上限4480円(6480円)の金額は発生してきます。

また、上限に達する前にチャージした分は通常の料金が発生するため注意が必要です。

ソフトバンク:データ追加購入料金が無償化

ソフトバンクもauと基本的には同じで、超過後のデータ追加購入金額が無償となります。

段階型プランは上限以降の追加が無償化

ソフトバンクも段階型プランとしてミニモンスターを提供していますが、データ追加購入は上限に達してから可能になります。

そのため各種割引の無い場合、上限の8480円!は発生した後の追加購入分のみ無償となるということに。

まとめ:ドコモは無制限、他社は追加無償

ドコモに関しては自動的に無制限モードになり、データの追加などを行わなくても制限が掛からないため、特に気にすることなく使用が出来ます。

それに対してauやソフトバンクでは、追加でチャージする手間が発生していたり、表記が配慮されてなかったりと不親切な部分もある状況です。

ドコモとそれ以外では段階型プラン契約者は大きな差

ドコモの場合、段階型プランでも途中で金額を打ち切る、翌月は最低料金のみ請求と配慮されているように思えます。

しかしauやソフトバンクでは、段階型プランでは上限金額は発生してくるため、思わぬ高額請求の可能性も出てきます。

最近は大容量プランと低容量向けの段階型という設定が多くなってきているため、普段低容量ユーザーが災害時にデータを使用し高額請求という状況も想定されます。

「災害時の対応」というのもキャリアを選ぶひとつの判断材料になりそうですね。こういうときにこそキャリアの差が出てくるのかなと思った一件でした。

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