以前より統合が発表されていたVポイントとTポイント。もともと2024年春頃とされていましたが、2024年4月22日からスタートと発表されました。
名前としてはVポイントとなるものの、中身としてはTポイントに準拠した仕様に。双方の特典は大体継続するようなので、単純に合算されるような形になります。
「青と黄色のVポイント」が誕生

ソフトバンク(ヤフー)という大きな後ろ盾を失い、共通ポイントの中でも失速感があったTポイント。そんな中で、三井住友カードのVポイントとの統合のニュースは大きな衝撃を与えました。
基本的にクレジットカードのポイントサービスであった「Vポイント」に対して、店頭で提示することがメインだった「Tポイント」。統合後の名前はVポイントとなるものの、アプリや基盤に関してはTポイントがベースになる模様ですが、2003年10月から長らく続いたTポイントという名前が消失することになります。

現在のTポイントを利用している場合、物理カードはこれまで通り利用できる他、モバイルTカードに関しては「モバイルVカード」と改称されます。逆にVポイントに関してはアプリ上でモバイルVカードが利用できるようになり、現行のTポイント加盟店にて提示することでポイントが付与されるように。
また、現在は「Tポイント」「Vポイント」が別々に貯まっている状況ですが、統合することでそれぞれのポイントを合算することも可能になります。
ところで、「Vポイントアプリ」とかいうややこしいアプリはVポイントPayと変わるらしい。それなら決済用残高は「Vマネー」とでも変えてほしいけどもどうなるのだろうか。
ポイント交換はTポイント準拠に

名前としては「Vポイント」となりますが、2024年4月以降、ポイント交換に関してはVポイントから交換できる対象が大幅に削減。代わりにTポイントとして交換できるところには引き続き交換が可能となります。
この改定により、Vポイントから楽天やdなどの共通ポイントにも交換できたのが、直接交換することが不可能に。他のポイントを経由することで交換は可能ではあるものの、早々に交換したい場合は早めに行っておきましょう。
なお、ANAカードからマイルへの交換や、ソラシドエアカード提携などの特別交換品に関しては変更なしとのこと。
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