交通機関としては積極的にクレジットカードのタッチ決済を導入している福岡市営地下鉄。2023年7月7日からは1日の上限金額が設定され、事前に買わなくても一日券のように使用することができるようになります。
「640円」を超えたら当日は定額に
今回開始されるのは、クレジットカードのタッチ決済を利用した実質的な一日券のサービス。事前に一日券の購入を行わなくても、同一カードでの支払い額が「640円」を超えた場合、越えた分の請求は行われません。
※物理カードのスマホでのタッチ決済は別カード扱いとなるため、合算されません。
対象ブランドはVisaをはじめとして、JCB、AMEX、Diners、Discoverに銀聯。注意点として、Apple Payでよく使われているMastercardは対象外となっています。(そもそも乗車に使えません)
対象となるのは福岡市営地下鉄全線となり、直通している他社線は対象外。利用のためには改札に設置された専用のカードリーダーにクレジットカードやデビットカードなど、対象となるカードをタッチするだけ。事前のエントリーは不要です。
ちなみに「1日」の定義としては、午前3時から翌日の午前3時までとなるため、終電などで日付が変わっても問題ありません。
今回設定される「640円」というのは、福岡市営地下鉄の一日券と同額の設定です。こういう一日券って買うかどうか迷ったりすることも多いですが、タッチ決済なら勝手に適用されるので悩まなくて済むのは便利なサービスです。
なお一日券で利用可能な提携施設での割引サービスは受けられません。その点は注意しましょう。
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