夏の美瑛で絶景と温泉を楽しんできた-新千歳と稚内を車で往復旅:3日目

2023年の旅行記
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おはようございます。旅行中って1日が長く感じるのですが、いつの間にか旅行最終日。帰りたくないよ~!!!と感じてしまう最終日ですが、仕事もあるので帰らないとなりません。

今日は和寒町から美瑛を経由して新千歳空港へと戻っていきます。レンタカーの返却時間は17時なので、間に合うように時間調整しながら戻っていきたいと思います。

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旭川から出る稚内行きをお見送り

早朝に起きて塩狩駅へ。7時前という時間に塩狩駅にやってきたのはとある列車を見送るため。

やってきたのはキハ54系。この列車は1日1本だけ運行されている、旭川発稚内行きの普通列車。朝6時に旭川を出発して12時過ぎに稚内へと到着する長距離&長時間運行の列車です。

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この列車には2021年3月に乗車。当時は雪が降る極寒の季節でしたね。旭川で乗っていた人のほとんどが稚内まで乗車していた記憶です。

塩狩駅では旭川行きの列車と待ち合わせ。朝ということもあってこの区間としては長めの3両編成での運行となっていました。

稚内行きの列車と旭川行きの列車が塩狩駅ですれ違って良い雰囲気です。

塩狩温泉の跡地を見に行ってきた

今回宿泊している塩狩ヒュッテは2013年に開業した比較的新しいユースホステルですが、ここには以前温泉ホテルとユースホステルが別にありました。

塩狩温泉という温泉だったようですが、廃業して老朽化していたこともあって建物は既に解体済み。今では温泉があったという立て看板のみが残され、当時の面影は残っていません。

周囲にはいくつかの池がありますが、そのうちの1つには小さな橋が掛けられていました。これは当時の唯一の遺構かもしれません。

野菜が多めでシンプルな朝食

列車と塩狩温泉跡を見てきたら朝食の時間。夕食と同じく1階の食堂でいただきます。

食堂からはこの距離感で列車を見ることができます。部屋に居ても通ると大きな音が鳴り響くので、私としては天国のような空間です。

朝食は魚や卵の他、野菜とスイカなどの乗ったプレートと納豆。朝食らしいシンプルなメニューでした。やっぱりご飯が美味しいから箸が進みます。ごちそうさまでした。

朝食を終えたらひと休憩(というかパソコンに向かってブログの執筆だけど)をしてから出発。お世話になりました。

宿の入口には塩狩駅を残そうというパンフレットが置いてあります。ちょっとでも助けになれば?と塩狩駅のグッズを購入。ストラップだと付けやすいですよね。

美瑛に向かって車を走らせる

今日の目的地は美瑛。あんまりゆったり観光する時間は無さそうですが、前回は徒歩で今回は車なので、遠くにある青い池とかも見てきたいと考えています。

まず車を走らせてやってきたのは西聖和駅。前回来た時に下車して歩き出した駅でもあります。以前は周囲が雪に埋もれていたので、同じ場所でも随分と雰囲気が違います。

前回歩いたルートを巡りつつ、少し横道にそれてみると美瑛らしい丘が一望できました。今は農作物の収穫時期ということで、緑色の部分と茶色の部分というコントラストを楽しむこともできます。

ふと地面を見るとじゃがいも。おそらく収穫したのが落ちてしまったのでしょう……。

セブンスターに使われたから「セブンスターの木」

最初にやってきたのはセブンスターの木。タバコの「セブンスター」のパッケージに使用された木だからそういう名前が付きました。有名な気ではありますが、ただの木と言えば木。

こちらが2021年3月に来た時の写真。同じ場所でも夏と冬では大きく雰囲気が違います。

この辺りは「パッチワークの路」とも呼ばれており、個人的にはこの木が並んだ光景の方が美瑛っぽいなと感じます。そういえば観光客も多く来ていたのですが、日本人よりも韓国人の方が多かったような……。

新旧あるマイルドセブンの丘

続いてやってきたのはマイルドセブンの木。美瑛にはマイルドセブンで使用されたということで2つのマイルドセブンを何に持つ場所がありますが、有名なのは木が並んでいる方でしょうか。

この木もマイルドセブンの木と呼ばれており、マイルドセブンのパッケージに使用されたことがあります。今となってはマイルドセブンというブランド自体がメビウスとなって無くなってしまいましたけどね。

マイルドセブンの木から少し先に行った場所にあるのが、マイルドセブンの丘。こっちのほうが写真などでもシルエットとなって有名な場所だと思います。しかし木の本数が少なくなってしまったこともあり、以前よりも雰囲気は失われてしまったのだとか。

これは前回訪問時の写真。行って思ったんですが、雪の中から木がちらほら生えているという光景の方が幻想的な雰囲気に感じます。

スカイラインのCMで使われた「ケンとメリーの木」

ポツンと佇む大きなポプラの木。この木は日産のスカイラインのCMで使用された木で、当時のCMに出ていた人の名前を取って「ケンとメリーの木」と名付けられています。

木自体は1923年に植えられたもので、ちょうど2023年で100歳にもなる木です。ポプラの寿命は100年ほどと言われているので、いつ廃木になってしまうかわからないという状態。強風などで倒れてしまわないことを祈ります。

そんなケンとメリーの木を横目に見ると、広々とした丘の景色が広がり、大きく深呼吸したくなりますね。

駐車料金500円も取られる青い池

お次は美瑛の端の方にある青い池。湖面が青いことから幻想的……!として有名な場所なので向かってみることに。

広々とした駐車場があるのですが、1回500円もする。1人で来るとちょっと痛い額です。

こちらがその青い池。なんだか木々が枯れているのを見ると、神秘的ではあるけど「死の池」というような雰囲気も感じられる場所です。

ちなみに青く見えるのは上流の温泉成分と川の水が合わさってコロイド状が発生しているからとか。良くわからないけど。

青い池の源流となる白ひげの滝

先程の青い池は池だけが青いのではなく、上流から流れてきた川が貯まった場所。ということで青い水が生み出されている白ひげの滝へとやってきました。

こちらは駐車場も無料で見学も無料なので、単に青い水を観たいのならこちらにくれば費用はかかりません。というか青い池は混み過ぎなので、こっちのがゆったり見られます。

滝の反対側を眺めると、コバルトブルーの水が下流に向かって流れていく光景を見ることができます。これってどこかで川岸には降りられないんですかね?

逆を見ると遠くに山々を見ることができます。この景色も季節によって違う顔を見せてくれそうです。

熱いお湯が楽しめる白金温泉

白ひげの湯を見たら、せっかく温泉地だからと温泉に入ってくることに。いろいろ日帰り温泉施設はありますが、美瑛町が運営している保養センターなら300円で入れるということでやってきました。

やってるのか心配な雰囲気でしたが、問題なくやっているようです。ちょっと入りにくい雰囲気かも。

館内は休憩所などもありますが、温泉は共同浴場という雰囲気。タオルや石鹸などはないため、必要ならば持参しましょう。

無料のコインロッカーはありました。湯船から脱衣所が見える形なので早々に盗まれることはないと思いますが、心配ならここに入れておけば安心。

泉質は「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム – 硫酸塩・塩化物泉」となっていて、硫酸塩泉などと呼ばれる温泉です。泉温は湯船に出る部分で46℃でかけ流しのため、不用意にかけ湯なんてすると飛び上がるほど。でもこの温度だと効くんですよね……。

上富良野側へ降りて新千歳空港へ

白金温泉からは美瑛側に戻っても良いのですが、どうせなら上富良野側に抜けていくルートを選択。道中に何かあったら寄り道していきます。

十勝岳と美瑛の街を一望できる望岳台

美瑛町と上富良野町の境目にある望岳台。十勝岳への登山口としても多くの人が訪れていますが、登山しなくても絶景を見ることができます。てか名前が「望岳台」ってそのまますぎる。

石がゴロゴロする道を少し進むと石でできたモニュメントがおいてあります。そして右奥に見えるのが十勝岳。名前のとおりに十勝岳を望める台場になっていました。

山ばっかり見てないで反対側も見てみると美瑛町が一望できます。ちょっとモヤになってて残念ではあるのですが、思わず息を呑む絶景でした。

かみふらの八景のひとつ「旭野やまびこ高地」

適当にGoogleマップで見ていくのが私の旅行スタイルなのですが、適当に見つけたのがここ。かみふらの八景に選ばれた十勝岳を眺められるスポットです。

ここからは畑とともに十勝岳を眺めることができるのですが、おそらく冬場の夕方に来ると夕焼けと雪景色というこれ以上ない景色を見られそうな雰囲気な場所。でも冬場は道が通れなくなってそうではあるけど……。

この時点で新千歳空港までの時間を調べると約2時間ほど。レンタカーの返却時間を考えると寄り道をしている暇はもうなさそう……。やっぱり夕張は無理でしたね。

道中のセイコーマートで美味しそうなカヌレを購入。もちもちしてて美味しいのですが、これ北海道限定だった気がする。

新千歳空港から成田へ飛んで帰路へ

レンタカーを無事に返却して新千歳空港に到着。空港に返ってくると「もう旅行もおしまいかぁ」と淋しい気分になってしまいます。まあ2か月後に北海道には来るんですが(?)

松尾ジンギスカンで夕食

今日は昼ごはんというものを食べる時間もなく新千歳空港に来てしまったので、前から気になっていた松尾ジンギスカンを食べてみました。マトンジンギスカン丼(小)で780円。

柔らかい羊肉と甘めのタレで煮込まれた野菜がご飯と合います。あっという間に食べちゃってごちそうさまでした。

スーパーラウンジで荷物整理しつつ休憩

ジンギスカンを食べたらすぐ近くにあるスーパーラウンジで休憩。あんまり時間はないのですが、締めにはあの牛乳を飲みたくなるんですよね。

牛乳とアイスコーヒーを合わせてカフェオレに。美味しい牛乳ならばカフェオレも美味しくなります。でものんびりしてたら時間が迫ってきたので退出。

ちなみにさっき松尾ジンギスカンを小サイズにしてたのはこれを食べるため。セイコーマートのピロシキ美味しいんだけど関東に売ってないのが残念。

飛行機がオーバーブッキング?→普通に乗れた

保安検査場にたどり着くとこんなアナウンスが「19時10分発の搭乗券をお持ちの方で20時20分に振り替えていただける方を募集しています。協力いただいた方にはピーチポイント6000ポイントをお渡しします」。

いわゆるオーバーブッキングのようですが、次の便でも帰れる!ということでスタッフに言って応募することに。でも満席にならなければそのまま予約便で乗っていけます。

まあ結果として満席にはならずに予定の便で出発。でも到着遅れで遅延していたことがこの先にも響きます……。

成田空港から新鎌ヶ谷まで:京成成田空港線、北総線

成田空港に飛行機が着いたのは21時18分。乗りたかった電車は21時16分。間に合いませんでした。そんなわけで次の電車まで待ちぼうけすることに。

種別アクセス特急
路線名称成田空港→印旛日本医大:京成成田空港線
印旛日本医大→新鎌ヶ谷:北総線
運行区間成田空港→京成上野
乗車区間成田空港→新鎌ヶ谷
発着時刻22時04分→22時34分
列車運行情報

結局乗った電車は22時すぎ。これじゃオーバーブッキングして次の便になってもそんなに変わらないことに(自宅につくのは10分くらいしか変わらない)。

車両は京成3100系。行きのときと同じな快適な列車です。

新鎌ヶ谷から柏まで:東武野田線

新鎌ヶ谷に到着。めちゃくちゃ蒸し暑くて北海道に帰りたくなっているのですが、目的地は埼玉県です。てか最寄り駅で雨がやんでくれてるといいのだけど。

種別普通
路線名称新鎌ヶ谷→柏:東武野田線
運行区間船橋→柏
乗車区間新鎌ヶ谷→柏
発着時刻22時38分→22時55分
列車運行情報

新鎌ヶ谷から柏までの所要時間は17分。柏から乗り換えなくちゃならないのが面倒ですが、この時間だし仕方ないでしょう……。早く帰りたい。

車両は60000系。思ったよりも冷房効かせてくれてなかったのが残念だけど、段々雨は落ち着いてきたようで何よりでした。そして無事に帰還して一段落(もう月曜日になっちゃったけど)。

夏の美瑛も違った一面が見られた

以前言った冬の美瑛は一面の雪原!という感じだったのですが、夏にやってきたら畑によって緑だったり茶色だったりと違った一面が見られました。北海道は夏と冬で景色が全く違うので、同じ場所でも季節を変えて来たくなる場所です。

しかし想定以上に時間が押しまくった今回の旅行、長距離移動の時はちゃんとタイムスケジュール考えないとバタバタになりますね。2か月後に活かしたいと思います。

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