モバイルバッテリーシェアリングの「ChargeSPOT」レビュー

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最近カーシェアやシェアサイクルなどの「◯◯シェア」が増えていますが、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を使ってみました。

モバイルバッテリーを持ってきたけど充電を忘れていた!という場合や、充電が無い時に限って持ってくるのを忘れた!みたいな事態は経験したことがあると思います。

そんな時に便利に使えるサービス。それがCharge SPOTです。

ChargeSPOTとは?

日本設置数シェアNo.1モバイルバッテリーシェアリング | ChargeSPOT

ChargeSPOTは先にも話した通り、モバイルバッテリーのシェアリングサービスで、「好きな場所で借りて」「好きな場所で返す」ことができます。

借りたところに返す必要はない

要は借りたところまで戻って返す必要はないということです。今までも時間で充電できるスポットなどはありましたが、充電している所に戻らないといけないという不便さがありました。

しかし、ChargeSPOTでは返却場所はどこでも良く、極端な話、沖縄で借りて北海道で返しても良い訳です。

料金は30分165円~。120時間(5日)を越えると違約金発生

Charge SPOTの利用料金は以下の通りです。(2022年8月現在)定期的に金額の変更があるので、最新の情報をチェックしておくようにしておきましょう。

30分まで165円
6時間まで330円
24時間まで(1日)480円
48時間まで(2日)660円
72時間まで(3日)990円
96時間まで(4日)1,320円
120時間まで(5日)1,650円
120時間を経過(5日後)3,300円(利用料・違約金含む)

注意しなくてはいけないのは借りてから120時間を経過してしまった場合で、その場合は利用料と共に違約金1,650円が加算され、3,300円(1,650円+1,650円)が請求されます。

なお120時間を経過して違約金を支払った場合でも、以前は「買取扱い」で返す必要はありませんでしたが、2021年4月以降は所有権が利用者に移らなくなるため、返却の義務があります。

たくさん使う人は定額制サービスも

月額360円〜スマホ充電し放題「ChargeSPOT Pass」 | INFORICH

毎回レンタルしていると、都度の金額が気になると思います。そんな人のために定額制サービス「ChargeSPOT Pass」が登場。月額360円からとなっていますが、正確には1回5日まで360円で使えるというのが正しいですね。

1回目(5日利用権)360円
2回目720円
3回目1,080円
4回目1,440円
5回目以降1,880円

30分程度の緊急利用を月に1、2回の場合では微妙ですが、30分を超える利用を月に2回以上使用する場合であれば、「ChargeSPOT Pass」を使用する方が割安になるという金額です。

なお「サブスク」ということで上限金額が設定されており、5回目以降は何度借りても1,880円ですが、毎月のように利用料金を払うのなら安いモバイルバッテリーを買うと良いのではとも。

なおこの「ChargeSPOT Pass」ですが、もう一つの利点としてウッカリ返却忘れして違約金というのが無さそうなことですかね。

実際にChargeSPOTを使ってみた

実際にChargeSPOTを使ってみました。なお以下はサービス開始直後に借りたため、金額などが現状とは異なっていることをご承知おきください。

バッテリーを借りる

まずはChargeSPOTアプリにて、近くにあるスポットを探すことができます。その中から身近にあるスポットを見つけます。

「ChargeSPOT チャージスポット スマホ充電レンタル」をApp Storeで

ChargeSPOT チャージスポット バッテリー/充電器 – Google Play のアプリ

スポットをタップすると、場所と貸出及び返却の可否が表示されます。また、そのスポットまでの経路と距離なども表示されます。

今回は貸出が可能になっているヤマダのスポットで借りてみることに。

スポットにはこのような物が置いてあり、QRコードを読み取ることで貸出が可能です。

また、このスポットは小型サイズですが、場所により以下のようなもっと大きなサイズの貸出機もあります。

QRコードを読み取ると料金が表示されます。クーポンが使える場合はこの画面で表示されています。

支払い方法選択を行い、クレジットカードもしくはキャリア決済で決済選択を行うと貸出が行われます。(クーポン内の利用でもカード登録などが必要)

なお、カード情報の登録をしていない場合、カードを選択してカード情報をいれて連携すると貸出が行われてしまうので要注意。その場から離れて行わないようにしましょう。

貸出を行うと、スマホ画面にて現在の料金が表示されます。借りた直後なので0円と表示されています。

スマホ側にて貸出処理を行うと、貸出機に刺さっているバッテリーのうち1つが飛び出てきますので、取り出してください。

どのバッテリーというのは選べないため、状態の良さは運次第といった感じ。

初回のみは決済情報の登録などがありますが、基本的には見つけてQRコードを読むだけで借りられるため、借りるのは非常に簡単だなと感じました。

バッテリー自体の仕様を確認してみた

バッテリーを受け取ってきたので、気になるバッテリーの仕様を確認してみました。前面にはロゴやPSEマークなどが確認できます。

側面には電源ボタンと、逆側にはMicroUSBを使用して充電するための差込口が備わっているので、バッテリーの残量が無くなっても充電することが可能です。

底面にはスタンドでの充電用の端子が付いています。返却する際にはこちらを下にして差し込みます。

上部にはLEDのインジケーターが付いています。結構眩しいのがネックな所。

重さは154gですが、持った感じは結構軽く感じました。

このモバイルバッテリーの一番の特徴は、基本的なケーブルが全てついていること。

MicroUSBとLightningそしてType-Cのケーブルがあるので、殆ど全てのスマホで別途ケーブルを用意しなくても充電が出来ると思います。

しかし逆にUSB端子を搭載していないので、それ以外の端子の機器の充電は出来ないので要注意です。

充電規格は、最大5V2A給電(同時に複数ケーブル利用不可)となっており、Quick ChargeやPower Deliveryには対応していません。

使い終わって返却をしてみた

利用を終了したいので返却を行うことに。クーポンを使用していたとしても、予想料金は定価が出るようです。

返却をする際にはまずどこでも良いので空いているスポットを探す必要があります。マップ上で黄色になっているスポットで「返却可」が1以上のスポットで返却可能です。

スポットに到着したら空いている(ランプが消灯している)スロットにバッテリーを差し込みます。

そのまま差し込んだだけではちょっと出っ張ってしまい、これでは返却にならないので、軽く押し込んでランプが点灯したら返却完了です。

返却が完了すると、スマホ側にも上記の通知が届きます。今回はクーポン使用のため請求料金は0円になっています。ランプと併せてこの通知が来ることを確認してください。

通知を見逃してしまった場合は、メニューのレンタル履歴からも確認できます。心配な人はこの画面で「終了」となっていることを確認すると良いと思います。

まとめ:気軽に使えるバッテリーシェアサービス

クーポンが有ったので初めて使用してみましたが、貸出も返却も簡単で、都会ではスポットも多くあり使いたい時に使える利便性は良いと思いました。

今までの充電サービスでは、その場所から移動できないという欠点がありましたが、その欠点が無くなったため、充電が無いけど時間もないみたいな時でも有効に使えると思います。

唯一の注意点としては、5日を超えないようにすることくらいでしょうか。