還元率も微妙であまりメインで使っている人が少なそうなイオンカードですが、付帯しているショッピングセーフティ保険がかなり使えそうだなと思ったので紹介したいと思います。
そもそもショッピング保険とは
まずはショッピング保険って何って話から説明したいと思うのですが、このショッピング保険というのはクレジットカードで購入したものが不慮の事故(落下・水没など)で壊れてしまった場合に補償してくれるという制度です。
クレジットカードによって上限額や、免責事項など色々異なっていますが、そもそも年会費無料のカードには搭載されていない場合も結構あります。
カード名 | ショッピング保険 |
---|---|
楽天カード | 無し |
エポスカード | 無し(年額1,000円のオプション有り) |
Yahoo!カード | 有り(上限100万円・免責3,000円) ※購入から90日以内 |
リクルートカード | 有り(上限200万円・免責3,000円) ※購入から90日以内 |
JCB W | 無し(海外購入のみ対象) |
JALカード | 無し(海外購入のみ対象) ※AMEXのみ有り(上限200万円・免責3,000円) ※購入から90日以内 |
三井住友カード | 有り(上限100万円・免責3,000円) ※購入から90日以内 |
※上記表は普通カードの内容を記載しています。ゴールドカードなどでは別途内容が異なる場合が有ります。
多くのクレジットカードでは付いていたとしても「購入から90日以内」「免責3,000円~」という条件が付いているのが当たり前のようになっています。そして取引高1位の楽天カードには付帯すらされていません。
スマートフォンを含む携帯電話は対象外なところが多い
これに関しては「壊しやすい」からに限る気がするんですが、多くの携行品保険と同じくクレジットカードのショッピング保険に関しても、補償の対象外としてスマートフォンなどの携帯電話が明記されているところが多いです。
まあよく落としたりして割れているスマートフォンなどを見ることを考えると、補償の対象外にしたい気持ちはよく分かるんですけどね……。
イオンカードのショッピング保険は上限以外は万能
では本題のイオンカードのショッピング保険である「ショッピングセーフティ保険」に関して説明していきたいと思います。
イオンカード(通常) | イオンゴールドカード | |
---|---|---|
限度額 | 年間50万円 | 年間300万円 |
免責 | 0円 | 0円 |
補償期間 | 購入から180日 | 購入から180日 |
その他条件 | 5,000円以上の物品のみ | 5,000円以上の物品のみ |
こちらがイオンカードのショッピングセーフティ保険の内容となっています。限度額は無料カードでは50万円と少な目ではあるものの、免責は0円な上に補償期間も購入から180日と他のカードの倍の期間補償されます。
また、インビテーション(イオンカードからの招待)での発行となる同じく年会費無料のイオンゴールドカードでは、上限も300万円と申し分ない金額となっています。
スマートフォンなどの電子機器も補償対象
また、他のクレジットカードでは対象外となるスマートフォンなどの電子機器も補償対象となっています。(貴金属類・コンタクトレンズ・自転車等は補償対象外)
その為、新しいスマートフォンを買ってすぐに地面に落下させ……という悲劇にも対応できるということに。
クレジットカードだけでなくデビットカードも対象
このショッピングセーフティ保険ですが、「イオン銀行が発行したクレジットカード(イオンカード)」となっていますが、「イオン銀行が発行したデビットカード」も通常カードと同じ条件での補償を受けることが可能です。
【キャッシュ+デビット(JCB)】ショッピングセーフティ保険が付帯されていますか。
その為、不要なクレジットカードを作るのは……という人でもデビットカードを作って支払うことで補償を受けることが可能になります。
大事なものを買うときにポイントよりも補償を取るのも選択肢
正直な所イオンカードはポイントとしては0.5%還元と高いとは言えず、ポイント目的の人からすると論外という印象が大きいと思います。(自分も正直そうでした)
しかし、もし買ったものを壊してしまったら修理代で+0.5%分なんて一瞬で飛んでしまいます。そう考えると0.5%の掛け金で180日の不慮の事故(落下・水没など)の補償を買うというのも選択肢としていいのではないかなと思います。
実際に先日カメラのレンズを購入した際には悩んだ結果補償を取りました。月額で考えたら数十円ですからね。
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