大宮⇔船橋の移動に便利になった野田線急行に乗ってみた

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埼玉県の大宮駅と千葉県の船橋駅を結ぶ東武野田線ですが、今年3月から船橋~運河の急行運転が開始されて通しの急行の運行も開始されました。

今更ながら通しの急行に乗ってきたのでレポしたいと思います。アーバンパークライン?長くて打つのも面倒なので野田線で。

遅くてボロいという印象だった野田線

野田線といえば、儲からない貧乏ローカル線ってわけでもないのに本線や東上線のお古の最後の生息地のような扱いでした。

2006年!まで吊り掛け駆動のボロ5000系が走っていたり、その後も他路線で押し出された8000系のオンパレードという扱いでした。

なお一時期日比谷線直通の2000系の色を塗り替えて2080系として投入したこともあったけども、さすがに冷房なしは不評で吊り掛けの5000系より先に全廃されましたとさ。

2013年に専用新造車両の60000系が登場

そんな中、2013年に野田線専用車両の60000系が登場し、お古車両のオンパレードだった野田線が一気に本線よりも新しい車両が入ることに。

しかしそれでも大宮⇔柏、柏⇔船橋の全線各駅停車は変わらずで、大宮から船橋までは京浜東北線→武蔵野線→総武線のが早いという状況は変わりませんでした。

2020年3月のダイヤ改正で一部区間除いて全線急行運転化&大宮⇔船橋直通大増発

先に急行運転を開始した春日部⇔大宮では所要時間が22分から15分と7分早くなりましたが、春日部より先の千葉方面は遅いままでした。

ですが、2020年3月のダイヤ改正で、単線区間を含む運河~春日部間を除き全線で急行運転が開始されました。

それにより今まで柏での乗り換えが必要な上に1時間40分も掛かっていたのが、乗り換え無しで1時間20分程度で向かえることに。

JRに比べればまだ10~15分程度遅いですが、乗り換えなしでというのは大きなメリットにはなるのではないでしょうか。

柏駅のスイッチバックが気軽に味わえるようになった

ダイヤ改正前はほとんど大宮⇔柏と柏⇔船橋の区間運行となっていて、大宮から船橋の直通列車はほとんどありませんでした。

しかし全線急行運転開始により、日中時間には30分に1本は大宮から船橋の直通運転に。

それにより気軽に味わえるようになったのが柏駅のスイッチバック。大宮側から来た列車は柏駅到着後、逆方向に発車して船橋方面に向かいます。

首都圏だと他には箱根登山鉄道にありますが、行きやすさ的には柏駅が一番だとは思います。

大宮方面から来た列車は上り線路を経由して船橋側の下り線路に入ります。しかしスイッチバックの駅では本数は一番多いのではないでしょうか。

実際に乗ってみた:やはり乗り継ぎなしは快適

実際に急行の船橋行きに乗車してみました。今回の車両は10050系ですが、他にも60000系やもう永年普通列車かと思われた8000系も急行運用になっています。

しかし50年走り続けた8105fも急行運用というのも凄いですね……。

春日部からの停車駅は運河までの各駅と流山おおたかの森、柏、高柳、新鎌ヶ谷、船橋となっています。柏駅では数分停車します。

途中の運河、柏、高柳では各駅停車との接続もあり、急行の分各駅停車が減ったということも少なく、全体的には増発となっています。

真の全線急行運転に期待

現状は春日部⇔運河間が各駅停車となっているため、正確な全線急行にはなっていません。

ですが今後全線複線化されれば、その区間も含めて急行運転されることが期待できます。大宮⇔船橋が1時間程度になればより利便性が上がることも期待できるので、今後も楽しみです。

でも、アーバンパークラインという長ったらしい愛称は何とかして欲しいですね。

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