ことでんにIruCaで乗るのもいいけどきっぷで乗るのも利点が。ことでんは特定駅で途中下車が可能

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ことでんでは独自の交通系ICカードとしてIruCaがあり、IruCaを使うと運賃が5%引きなどの特典があるので、多くの人はIruCaを使っているようです。(現状改札がIC専用だし……)

しかし、敢えてきっぷを使うのも利点があります。それは「途中下車」が可能なこと。100km越えてなくても途中下車が可能な珍しい路線です。

同一運賃区間以外の特定駅で途中下車が可能

途中下車について。きっぷ(普通乗車券)とIruCaではどう違うの? | ことでん

JRの場合の途中下車というのは、同一方向であればどんな駅でも途中下車が可能ですが、ことでんの場合は「途中下車指定駅」というのが存在し、その駅でのみ途中下車することが可能となっています。

これがことでんのきっぷなのですが、よく見ると「下車前途無効」という文字がありません。なので無効にならないんです。

そして先に話した通り、全ての駅で途中下車可能ということではなくて以下の指定された駅のみとなります。

途中下車可能駅一覧

琴平線片原町、瓦町、栗林公園、三条、太田、仏生山、一宮、岡本、滝宮、岡田
長尾線花園、木太東口、高田、平木、学園通り
志度線今橋、潟元、琴電屋島、八栗、大町

途中下車可能な駅には、ホームなどに「途中下車指定駅」という記載が有ります。その駅で降りるときに駅員か車掌にきっぷを見せて途中下車するというと途中下車が可能になります。

きっぷの同一金額区間では途中下車不可

また、ことでんの途中下車にはもう一つルールが有り、きっぷと同一金額区間では途中下車ができません。先に載せた「琴電琴平から630円区間」となると、瓦町~高松築港が該当します。そのため、瓦町で途中下車して、高松築港まで向かうということは出来ません。

なお、逆であれば問題ありません。逆だと榎井駅くらいなので、使いやすいのかなと思います。

琴電琴平⇔高松築港までで色々寄っていける

ことでんの途中下車が有効に使える理由として、ことでんの運賃体系が遠距離は比較的安く、よく利用されるであろう中距離の運賃が比較的高くなっていること。中心駅の瓦町から10km~20km辺りの運賃の上がり具合に比べて、端から端まで乗るような場合の30km程度の運賃の上がり方は緩やかになっています。

距離1km辺りの運賃
10km38円
20km26.5円
30km20.3円

10km乗車時と30km乗車時では、1km辺りの運賃が倍近くになっています。その為、ちまちま買いなおすと割高になるんですよね。

滝宮駅で歴史ある駅舎を見学

琴電琴平から乗車してまずは滝宮駅に。この滝宮駅は大正15年から使用され続けており、近代化産業遺産に認定されている駅です。単純に通り過ぎるだけではなくてゆっくり見学していくのもおススメ。

なお次の綾川駅では近くにイオンなども有るのですが、そこは対象外の駅。私は往復歩きましたが……。

一宮駅では近くの鉄橋がことでんの撮影スポット

滝宮駅から再度乗車し、次は一宮駅に行ってみましょう。ここから歩いて10分程度の場所にある香東川に掛かる橋は、河原からことでんを撮れる良い撮影スポットです。

一宮駅止まりの列車も多く、本数が少ないのがネックではありますが、あまり人も多くなくのんびり撮影できるスポットだと思います。この時は赤い列車を待ってたんですが、結局来なかった……。

仏生山で仏生山温泉

次に二つ先の仏生山駅に行ってみましょう。この駅にはことでんの車庫も有るので、それだけでも楽しめるかもしれません。

駅の横手にある、旧琴電塩江線のホーム跡あたりにはレトロ列車が留置されていたり。他にも近くから車両を見ることができます。

そして仏生山といえば、近くにある仏生山温泉。トロトロした温泉で、肌がすべっすべになりそうなお湯です。入館料金が700円と若干お値段が高めなのがネックなんですけどね。

とはいえ高い分、施設は綺麗です。休憩所や飲食店なども有るので、温泉入ってからゆっくり休憩なども出来ます。

栗林公園で散策

仏生山温泉に入ったら、最後に栗林公園に行ってみましょう。栗林公園はギリギリ運賃が610円なので、琴電琴平からのきっぷで途中下車が可能です。

栗林公園は公園というか大きな日本庭園といった感じの場所です。季節ごとに色々楽しみ方も有りそうですね。

私がいったのは秋ごろなのですが、その時は紅葉が綺麗でした。栗林公園は北側に行けてないので、また行ってみようかなと思いますが、涼しいときにね。

瓦町周辺でうどんを食べよう

栗林公園を散策したら最後に瓦町(か片原町でもいいのだけど)で降りてうどんを食べに行きましょう。商店街の中にも結構うどん屋さんが有り、ハシゴするのも楽しいかもしれません。

なお、うどん屋さんは日曜は多くが休み、14時以降も閉まっている店が有るので、可能であれば昼くらいまでに行くことをおススメ。間違えても日曜日の夕方からうどん!とか考えてはいけません。

往復ならフリーきっぷもいいけども、途中下車もおすすめ

高松市内から琴電琴平までの往復であれば、往復運賃程度の1日フリーきっぷを買ってしまうのがおススメではあるのですが、往復しないでJRに乗っていくなどの場合も有ると思います。

そんなときにはこの「途中下車」の制度を知って、色々とめぐりながら行くのもまた楽しいと思います。ことでんの途中下車、ぜひ試してみてくださいね。

コメント

  1. ふたかあ より:

    自分も関東に住んでて金比羅山に行くのに高松からことでんに乗るため切符を買いました。柄のない白い紙でいすみ鉄道だって柄あるのにと思いました。Suicaを持っていますがことでんはSuica使えず専用のイルカを買う必要ないので切符を買いました。

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