デルタ電子のコンセントプラグを変えて使える60WのPD充電器「Innergie 60C Pro Intl」レビュー

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今はなかなか海外には行けないですが、行けるようになったら便利に使えそうなプラグが変えられるPD充電器「Innergie 60C Pro Intl」をデルタ電子様よりご提供いただきましたのでレビューしたいと思います。

正直国内で使うなら強いて選ぶ理由が少し(?)ではありますが、海外出張などが多い人には便利に使える充電器になっています。

本記事はデルタ電子様より商品をご提供いただき執筆しております。提供いただきましたデルタ電子様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

デルタ電子って?

今回紹介する商品は「デルタ電子」ってメーカーの充電器なのですが、デルタ電子って?聞いたことないどこのメーカー?と思う人も居ると思います。

実は電源メーカーとしては有名な台湾のメーカーで、国内でもパソコンのACアダプターなどで多く使われており、電源ではトップレベルの企業だったりします。家のパソコンのアダプターの中にもデルタ電子製のものがあるかもしれません。

個人向けのブランド「Innergie」

とはいえBtoCではなくBtoBがメインだった企業ということで、一般には多く知られていないのも事実かなと思います。そんなデルタ電子がBtoC向けに始めたのが「Innergie」というブランド。USB充電器としては後発ではありますが、品質は期待が出来ますね。

海外でも使えるInnergie 60C Pro Intl

Innergie 60C Proシリーズには日本のAプラグ&折り畳みの「Fold」と、海外対応の変換プラグ(UK/EU/US)が付属している「Intl」がありますが、今回ご提供いただいたのは「Intl」モデルとなります。

パッケージはこの頃の充電器と比べると比較的大きめ。上の部分に変換プラグなどが入っているために大きめになっているようです。

内容物は上の通り。充電器本体とUSBケーブル、コンセントプラグ(UK/EU/US)及び説明書となっています。なんか付属のUSBケーブルには「フェライトコア」という高周波ノイズを吸収する効果がある器具が付いています。付属のケーブルとしてはこのような物が付いているのは珍しいですね。

しかし旅行用のアダプターが付いてるならそれも含めた小さいポーチとかあれば親切かなとは思います。

コンセントプラグははめ込んで取り替えることが可能です。

取り付けると良くあるUSB充電器って感じの見た目に。難点としては折りたたみが出来ないことでしょうか。

付属の別のアダプターを付けてみました。こう見ると日本はコンパクトに収まるAプラグで良かったな……と思います。ごついですよね。

側面には仕様や認証マークなどが記載されていますが、小さすぎて虫眼鏡とかが無いと良く見えない感じ。もちろんPSEの認証済みの製品となっています。

USBポートは1ポートとなっています。1ポートで背が高い形なので、隣のコンセントに干渉することなく使用可能です。複数ポートの充電器も良いのですが、パソコン用とかにするなら単ポートのが得策かなと最近思い出してます。

他の急速充電規格には対応しない、純粋なPD2.0充電器

実際に機器の充電を試す前に、USBテスターを用いて仕様のチェックを行ってみました。公式に書かれている仕様は以下となります。

USB-C出力5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3A

PPSなどにも対応しない純粋なPDのみの充電器ということとなります。そう書いてあっても他に色々な規格に対応している充電器が多いですが、この充電器はどうでしょうか。

急速充電規格としては「PD2.0のみ」となっており、PDOも仕様と全く同じとなっていました。今時珍しいPDのみの純粋な充電器となっています。規格と合っているのはさすが長年電源をやっている会社ですね。

タブレットやスマートフォンを充電してみた

まずはiPad mini 5世代を試してみました。約18Wにて給電されています。

続いてPixel 5aを試してみました。こちらもPDで約12W程度の給電が行われました。

最後に試したのはauのW07というモバイルルーター。この機器はQuickChargeには対応しているものの、PDには非対応という珍しいUSB-Cの端末です。QuickChargeには非対応なので、通常の5V/2A程度での給電となっているようです。

ACアダプターとしては便利に使えそうな小型充電器

良くも悪くも1ポートしかない充電器のため、スマートフォンやタブレットなど小物をたくさん持ち運ぶような人にとっては物足りなさを感じるのは事実です。しかし逆にノートパソコンの専用ACアダプターとして使う分には、多ポートだと出力が不足してしまうことも有るので単ポート充電器のほうが安定して使用できると思います。

海外出張などは今は少ないかと思いますが、今後多くなってくるような人であれば世界で使えるACアダプターとして便利に使える製品ではないでしょうか。

なお逆に海外に行く予定も無いという人は、コンセント部分がUSプラグに固定されている「Fold」のほうが折りたたみも出来るしおすすめです。

またオプションとしてDCプラグに変換するケーブルセットの「Innergie C-T 1.5m」という製品も販売されています。色々なパソコンのACアダプターを統一できるのは嬉しいですね。

ちょっと他社製品に比べて「安いとはいえない」のがネックのデルタ電子の充電器ですが、品質を重視するのであれば選択肢のひとつにいれても良いのではないでしょうか。