どこかにマイルとはこだて割で函館へ。レンタカーで巡る道南旅行:1日目

2022年の旅行記
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「函館行きたいなぁ」と思って、どこかにマイルを回したら見事に函館が当選。ちょうど宿泊割引キャンペーンのはこだて割も実施していたので、併用して道南旅行に行ってくることに。

函館自体は何度も行ったことありますが、レンタカーで巡るのは初めて。色々巡れればいいなと思います。

早朝の羽田空港へ

毎回恒例ですが、羽田空港発の場合は基本的に7時台の飛行機なので朝早く起きて向かいます。正直もう少し遅くても良いのですが、遅延とかで乗り遅れとなったら困るので可能な限りは早く向かうようにしています。

押上から泉岳寺まで:都営浅草線

毎度お馴染みの押上駅。ここから羽田空港に向かっていきます。特に時刻検索をしなくてもと思ってましたが、そういえばダイヤ改正してたんですよね。

しかし毎度お馴染みの5時51分発の列車は変わらず。泉岳寺での乗り換えも始発があるようなので特に変わりはなさそうです。

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  • 押上→泉岳寺:都営浅草線
  • 普通
  • 京成高砂→西馬込
  • 押上→泉岳寺
  • 5時51分→6時15分

平日の朝ですが、早朝なのでまださすがに混雑は少なめ。毎日の通勤もこれくらいの混雑率なら快適なのになぁ……。

この運用は毎回変わらず京成車両。最近撮影するときに事前にピントを合わせておいて来たときにシャッターを切る方式に変えてみています。早いとピント間に合わないんですよね。

泉岳寺から羽田空港まで:京急本線、空港線

泉岳寺では対面乗り換えで羽田空港行きが待機中。この乗り換えは一応「1分」となってますが、西馬込行きのドアが空いた瞬間から羽田空港行きは発車ブザーが鳴り響きます。とはいえ乗り遅れたことはないのですが……。

車両は京急1000型の何代目でしょうか。車端部にボックスシートとコンセントがあるので比較的新しい車両なのは確かなのですが、世代で言われても覚えれないから1010型、1020型みたいにして欲しかったり。

冬場とかはまだ真っ暗だったりしますが、段々日が早くなってきて既に明るくなっていました。品川周辺はいつも再開発しているような印象があります。

羽田空港のサクララウンジで休憩

羽田空港に来るとモビリティがありましたが、まだ時間外で乗れず。これ結構楽しいのですが遅いのと回りの目が気になります。

羽田空港ではパワーラウンジとサクララウンジで悩みましたが、どうせ7月までに乗る予定も無いしと枠が余っているサクララウンジにすることに。せっかくESTにお金払ってるし使えるものは使いましょうかね。

サクララウンジの入り口すぐには試供品の低アルコールのビールテイストのドリンクが配布されていました。

正直サクララウンジってビールとかお酒好きな人はタダで飲み放題なので良いと思うんですが、飲めない人にとってはカードラウンジと対して代わり映えしない……。

とはいえ、カードラウンジは制限エリア外、サクララウンジは制限エリア内というような空港では直前までのんびりできる優位性はありますね。今回はトマトジュースとおせんべいを取って一休憩です。

羽田空港はちょっとどんよりしていますが、函館は夜まではまあまあな天気なようです。しかしITS健保のパックでJAL無くなって乗る機会が減りそうだよなぁ……。

特典なら乗ると思うのですが、そうなるとじゃあJALカードを維持する必要性がどこまであるのかって謎に思えてきますね。セゾン雨金のマイルオプションでも良いかなとか。

羽田空港から函館空港まで:JAL585便

それでは搭乗時間。やっぱりLCCと違って時間がのんびりできるのは利点です。LCCだと30分くらい前には目の前に居ないとなという感じなのに対して、JALとかなら10分前に着けば良いですからね。

今回完全に座席指定を忘れて来たのですが、勝手に割り振られたのは15Hという座席。通常だと上位ステータス会員のみ予約可能な席ですが、直前になると全員に解放される席です。(エメラルド以上らしい。)

何が違うのかというと、足元が広々なんですよね。普通席ですが他の席に比べてかなりの余裕がある席なので、のんびり足を伸ばすことが可能です。なおテーブルは肘掛けに収納されているので安心してください。

函館空港近くのアップルレンタカーでハイブリッドワゴンRをレンタル

今回のレンタカーは、ガソリン代高騰を考慮してハイブリッドにしてみました。ワゴンRハイブリッドという車種ですが、加速とかがショボそうなのがきになるところです。

借りたのは函館空港近くのアップルレンタカーというレンタカー屋さん。アップルって中古車のアップルなんでしょうね。単純に価格の安さで選びました。

元々は9時過ぎに到着するのに11時から予約しており、理由は単純に料金が増えるからだったのですが、9時過ぎに行っても値段同じだからさっさと送迎車で来てくださいと前日連絡があったので早々に行くことにしましょう。

函館空港ビジネスラウンジでドリンク

早々になのですが、ドリンクは飲みたいということでラウンジにやってきました。函館空港のカードラウンジです。

エポスカードも使える使いやすいラウンジです。ということで今回はエポスカードで入場。

ここのラウンジはソフトドリンクの種類が豊富で、スープバーも備え付けられていました。帰りはのんびりできそうです。

あんまり時間もないので気になった梅スカッシュをさっと飲んで退場。散策は帰りの時にすることにしましょう。

歩いてアップルレンタカーの営業所へ

歩いて10分ほどでアップルレンタカーの店舗に到着。今回はワゴンRをレンタルします。

ワゴンRといっても色々ありますが、今回はスティングレーのハイブリッドと上位モデルとなっています。個人的に思うのが大手のレンタカー屋よりこういう中小のがグレードが良い気がするんですよね。

JR松前線の廃線跡を巡る

とりあえず江差に行こうとしたのですが、江差線の他にも松前線という廃線跡があることを知って巡っていくことに。松前線は木古内から松前へと進む路線でしたが、江差線よりも先の1988年に廃止されています。

痕跡も少ない森越駅

まず最初にやってきたのは木古内駅の隣にあった森越駅。駅跡への道をみると「停車場線」という雰囲気を感じられます。

駅の跡地は原っぱとなっており、看板がないと駅があったともわからない状況でした。江差線と異なり廃止からかなり時が経っているので仕方ないですね。

とはいえ後から設置されたであろう駅名標が、ここに駅があったことを記しています。

先に進むと怪しげな道。もしかしたら廃線跡なのかもしれません。

駅舎がバスの営業所として残る渡島知内駅跡

隣駅の渡島知内駅跡にやってきました。ここは函館バスの営業所が現在設置されており、先程みたいな「何もない」感じではありません。

そして駅舎の跡がバスの営業所として利用されています。しかし待合室に入ってみましたが、駅の名残などは無く残念。(案内看板に江差線が残っていたけど)

駅を少し行った先にある「新重内川」の橋に気になる建造物を発見。

どう見ても松前線の廃線跡の橋のようですね。橋脚だけっていうのはよく見ますが、橋が残っているのは珍しいように思えます。

残念ながら線路は既に無いようですが、遺されたものが初めて見られて良かったかも。こういうのを巡るのも廃線巡りの醍醐味ですね。

こういう遺構を見ると、どういう形で線路があったとか想像したくなってしまいます。

看板がないとわからない重内駅跡

続いてやってきたのは重内駅跡。ここは完全に原っぱになっていて、言われないとわかりません。看板があって初めて「駅跡」と理解できるような場所です。

駅跡の前には線路のあったであろう道が。当時の映像とか後で探してみようかなと思います。

道の駅知内で新幹線展望台を見てきた

次の廃線跡に向かう途中にある「道の駅しりうち」には、新幹線の展望台があります。狙ったわけでもないのだけどちょうど2分後に来るということで展望台に行ってみました。

ちょっと曇っていたのが残念でしたが、良い感じに新幹線を見ることができて満足。タイミング良かったですね。後から知ったのですが、ここは以前津軽海峡線の知内駅だったらしい。

続けて横にあるあすなろパン工房へ。ここでパンとソフトクリームを買ってきましょう。

ソフトクリームはこちら。北海道らしい濃厚な美味しいソフトクリームです。やっぱり北海道に来たらソフトクリーム食べないとね。

そしてお値段は驚きの150円。150円で良いんですか……?

そして同時に購入した知内名産のニラを使ったカレーパンとピロシキ。どちらも100円です。

どちらも100円とは思えないクオリティで満足。ごちそうさまでした。

道の駅の少し先に青函トンネルを撮影ポイントがあります。思ったよりポツンとしていました。

正面に青函トンネルの入口?出口が見えますが、さすがに20mmでは遠すぎてよく見えませんね。300mmとかだと迫力ある写真が撮れそうなスポットです。

何となく雰囲気が残る湯ノ里駅

続けて湯ノ里駅にやってきました。ここもまた正面に直線の道があり、駅の跡って感じがよくわかる場所です。

知内町内の廃駅跡は立派な駅名標跡が残っているので場所がわかりやすいですね。奥に見える道路が廃線跡となっています。

となると手前の広場は駅舎跡でしょうかね?想像が膨らみます。

線路跡は今では車の通れる道となっています。廃線跡は藪になっていたり道路になっていたりとバラバラですね。

「何もない」けど遺構の残る千軒駅跡

どんどん次の駅に向かっていきましょう。千軒駅ということですが、今までの駅と違って小さな札がポツンと立っていました。とはいえ札が立っているだけでもありがたいです。

現役時代は交換可能な駅だったようで、比較的線路の跡らしき場所が広くなっています。ちょうど先の森の右端あたりからこちらにやってきているのが線路跡です。でもなんか途中にありますね。行ってみましょう。

これは……?現役時代の何かの遺構でしょうか……?

完全に錆び付いていますが、崩れ落ちそうな雰囲気はありません。登ろうと思えば登れそうですが、落ちたりしたりしたら怖いので見るだけにしておきましょう。

あとそこら辺に落ちていた木ですが、これ枕木でしょうか……?何もないように見えましたが、案外色々収穫のある駅跡でしたね。

右手が線路跡で森の方へと伸びています。廃線ウォークみたいな事もしてみたいですが、それだと数日レベルで時間がないと厳しそうですね。

町役場になっている渡島福島駅跡

続いてやってきたのは町役場です。この町役場の裏手が渡島福島駅跡となっています。

町役場の看板の横に駅跡の札が立っていました。しかし歴史とかも何も書いてないのも不親切だなという感じも……。

裏手の駐車場が駅構内だったようですが……。町役場なのに何も残ってないんですよね。何か残念です。

そういえばちょうど桜が道南では見頃。明日の宿では桜を見ながら温泉に入れるようなので楽しみですね。

駅跡へ進む階段が残る白符駅跡

魚屋さんの所を曲がるのかな……と思ったのだけどもそれらしき物が見つからないので近くの人に聞いてみると、先にある細い道を入っていくんだよと教わって行ってみました。

すると事前に調べていた階段がいきなり出てきました。

藪を掻き分けて階段の上に登ってみました。上に登ったら何か無いかなと思ったのですが、特に遺構らしき物はありませんでした。というか藪で見えないだけかもしれませんが……。

右手を見ると封鎖されたトンネルが見えます。松前線のトンネルは結構封鎖されているのが多いようで残念。

反対側は藪だらけ。冬になればもっと見やすいのかもしれませんが、逆に雪が積もってしまう気も……。

残っていた桁を後ろから見てみると、「けたに注意」と書かれた古い看板が残っていました。せっかくなら「日本国有鉄道」とか書かれていれば面白かったのですが……。

ちなみに階段の右手にあったこの建物ですが、当時の待合室だったようです。窓から覗いてみると何かの倉庫になっているようですね。

そういえばここには跡の札が無いなと思ったのですが、資材の裏に隠れていました。これじゃ見えないよ……。

工場になっている渡島吉岡駅跡

続けて渡島吉岡駅跡。工場となっていて外から見るくらいしかできません。多分遺構も何も残ってないんでしょうね。

一応今までの札は立っているので、駅跡なのは確かなようです。

北海道最南端の白神岬へ寄り道

廃線跡とは別ですが、道中にあった北海道最南端の岬である「白神岬」に行ってみました。でも私って北海道の岬で天気が良い記憶があんまりありません。

ど~ん~よ~り~。相変わらずですね。まあ今回はオマケなので良しとしましょう。

大きな橋脚も残る渡島大沢駅跡周辺

次の駅「渡島大沢駅跡」へと向かいます。国道228号線を進んで荒谷川を渡ってすぐの小道を右に曲がって進むと大きな橋脚跡が3本並んでいます。今までの遺構のなかでは一番大きな松前線の遺構ですね。

駅自体はこの高台の先にあるのですが、道を少し進んで左に曲がった先にあるようです。行ってみましょう。

こちらが駅跡……なのですが、何もありません。目の前に見える木の先に広いスペースがあるので、そこが駅舎&ホームだったのでしょう。そして何だか右の方に倒れている札がありますね。

そこには「渡島大沢駅跡」と書かれているので、駅跡の場所はここで正しいようです。

ホーム跡らしき場所に向かうと、そこからは津軽海峡が眺められます。今でも現存していたら絶景が見られる駅として有名になっていたかもしれません。

駅の痕跡が皆無な及部駅跡

松前線もあとわずか。最後の駅となる及部駅跡にやってきたのですが、何もありません。跡地も全て道路となっており、今まであった「○○駅跡」という札すらありませんでした。中央あたりの小屋がホームあたりだったようで、先に進む道は線路跡が道路に転用されているようです。

立派な石碑が残る松前駅跡

全駅を巡ってきた松前線ですが、ついに終点の松前駅跡に向かいます。「松前停車場線」とありますが、道内ではあちこちに「駅の消えた停車場線」が存在しています。

松前駅跡に到着。終着駅ということで立派な石碑が立てられていました。廃線のあとに設置したのでしょうか。

……と思って裏手を見ると、作られたのは1978年でまだ廃線前ですね。まあでも「何もない」よりは良かったのかもしれません。

右手には観光案内所と書かれた建物が。これは駅があった頃に使っていたのでしょうね。こっちのが歴史を感じます。奥の消えた看板らしきものも何が書いてあったのか気になりますね。

さて、「旧森越駅」という看板を見ただけで巡ろうと思って来てしまいましたが、江差線を見ようとしたのに時間がなくなってしまいました。明日に回しましょう。

湯の川温泉の湯の浜ホテルに宿泊

松前から車を走らせること2時間ほどで湯の川温泉に戻ってきました。今回の宿泊先はこちらの湯の浜ホテルという温泉旅館です。通常の宿泊は2食付きで8,800円でしたが、はこだて割で半額の4,400円で宿泊できます。

ロビーも広々。何だか湯の川温泉は寂れた感じがなくて良いですね。

ロビーには温泉むすめのキャラクター看板も飾られていました。

早速お部屋へ。今回は和室の部屋となっています。

部屋はこんな感じ。広々としていて良い広さですね。やっぱり私は和室のが落ち着きます。

バス・トイレはユニットバス。温泉入るのでトイレしか使わないでしょう。

温泉旅館定番のお茶うけのお菓子。これは明日のおやつかな。

夕食は刺身ありジンギスカンありのバイキング

何だか19時半から団体が来るということだったので、その前に夕食を済ませてしまいましょう。結構色々出てくるようなので楽しみです。

一部にはなりますが、バイキング会場を撮影してきました。ブリやサーモン、イカなどの刺身の他、サラダや惣菜、デザートなど品数豊富なバイキングです。また別途オープンキッチンでジンギスカンと函館ラーメンをその場で作ってくれます。

そして取ってきたのがこちら。刺身やジンギスカン、そして函館らしくイカの塩辛なども。函館グルメを色々楽しめる夕食となっています。

刺身はこんな感じに海鮮丼にして食べることもできます。これが食べ放題なのは嬉しい。

こちらは別途作ってくれるジンギスカン。結構噛みごたえがある感じのジンギスカンなので、人によっては合わないかも。

ラムカレー。そばに入れてカレーそばを作ってみました。こっちのが柔らかくて個人的には好みかも。

最後にシューアイスを食べてごちそうさまでした。ちょっと食べすぎたかな……。

松前線の廃線跡を見ただけで終わった1日

今日は元々江差線を見ようとしたんですが、ふと見つけた松前線の廃線跡からずっと松前まで行ってしまいました。まあこういうのも良いですよね。

明日は今度こそ江差に向かって、あとは温泉とか大沼公園とか行こうかなと思ってます。

どこかにマイルとはこだて割で函館へ。レンタカーで巡る道南旅行:2日目
今日は江差線の廃線跡散策から大沼公園へと向かっていきます。

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