デジタル湯西川温泉フリーパスで行く川治温泉&湯西川温泉巡り旅(伊東園ホテルズ・ホテル湯西川):2、3日目

2022年の旅行記
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昨日は川治温泉のリブマックスリゾート川治に宿泊しましたが、今日はもう少し上に向かって湯西川温泉へと向かいます。

デジタル湯西川温泉フリーパスで行く川治温泉&湯西川温泉巡り旅(リブマックスリゾート川治):1、2日目
今回は川治から湯西川へと巡っていきます。まずは川治温泉から。

宿泊するのは伊東園ホテルズのホテル湯西川というホテル。湯西川温泉は1年半くらいぶりなので楽しみですね。

県民割の地域クーポンを使うために今市イオンへ

前泊も県民割なので、2,000円分の県民割クーポンが配布されます。しかし川治も湯西川も大して使える場所もないので毎度おなじみなイオン今市へと向かうことに。

交通費に関してはフリーパスなので掛からないので気軽に行けますが、往復で結構時間かかるのがネックです。

川治湯元から新藤原まで:野岩鉄道会津鬼怒川線

宿を早めにチェックアウトして最寄り駅の川治湯元へ。本数が少なくなったので早々に出ないとならない&新藤原乗り換え必須はこのエリアの周遊には不便になったなぁと思います。

列車番号3151D
種別快速|AIZUマウントエクスプレス2号
路線名称川治湯元→新藤原:野岩鉄道 会津鬼怒川線
運行区間会津若松→鬼怒川温泉
乗車区間川治湯元→新藤原
発着時刻8時50分→9時00分

乗車するのは会津若松から延々と走ってくるAIZUマウントエクスプレス号。「普通列車のみ」で会津若松に行くには一番快適な列車ではないかなと思っている列車です(そもそもの運賃が高いけど)

この列車は今年4月のダイヤ改正前には東武日光まで乗り入れていましたが、改正後は鬼怒川温泉までの乗り入れと短縮されてしまい、東武日光駅からディーゼル車の定期運行がなくなってしまいました。

列車は会津鉄道保有の2両編成のディーゼルカー。赤い車両と白い車両があり、赤い車両の方が車内のグレードが高くなっています。とはいえどちらもクロスシートで快適な列車です。

川治湯元駅を出ると左手に橋と男鹿川を眺められます。野岩鉄道ってトンネル以外は景色が良いんですよね。

もっと乗っていたいけど10分で新藤原駅へと到着。ここで始発の下今市行きへと乗り換えます。

新藤原から大谷向まで:東武鬼怒川線

新藤原駅に最近何度も来ている気がしますが、ここは東武鉄道と野岩鉄道の境界駅。管轄は野岩鉄道となっており、有人駅となっています。(というかすぐ横に野岩鉄道の本社がある)

何か良いグッズ無いかなぁと思っていたら新藤原駅の駅名標キーホルダーを発見。よく来るので買っておきましょう。発売元の会社は「株式会社赤い電車」って京急かな(?)

列車番号312N
種別普通
路線名称新藤原→大谷向:東武鬼怒川線
運行区間新藤原→下今市
乗車区間新藤原→大谷向
発着時刻9時16分→9時49分

乗車時間は30分ほど。のんびり走る鬼怒川線です。

列車は20400型。これも将来的に伊勢崎線の末端とか亀戸線・大師線にも導入されるんでしょうか。でも余ってる20000型がもう無いのかな?

湯西川温泉へと北上していく

イオン今市で何とか(?)2,000円を使い切って湯西川温泉へと向かいます。明日の券はどうしようか。鉄印帳でも買ってみるのも良いかもしれませんね。

大谷向から鬼怒川温泉まで:東武鬼怒川線

移りこんでいるのは私(ロングスカート好きなんです)

大谷向駅に戻ってきました。ここからは湯西川温泉へと向かう行程です。

大谷向駅に置いてある東武鉄道の運賃表。これを見ると中距離の値段の上がり方と遠距離の安さが際立ちますよね。大体1,000円を超えると全然価格が変わらなくなる印象です。

鬼怒川線の駅はレトロを売りにしていて、駅名標もレトロな感じに。なんだかんだ色々手を入れられるほどのお金があるのが東武鉄道です。

列車番号710N
種別普通
路線名称大谷向→鬼怒川温泉:東武鬼怒川線
運行区間東武日光→新藤原
乗車区間大谷向→鬼怒川温泉
発着時刻11時48分→12時17分

鬼怒川温泉までは途中で通過待ちとか待ち合わせをする関係でかなり時間が掛かる列車です。全線複線ならもっと違ったんでしょうけどねぇ。今更線形改良することもなさそうですし。

車両はずっと東武20400型。「ワンマン」がずれているのがどうも気になってしまう列車です。

鬼怒川温泉から湯西川保育所前まで:日光交通湯西川線

鬼怒川温泉駅に到着。今日はここからバスに乗って湯西川温泉まで向かっていきます。バスの運賃は1,800円くらいですが、フリーパスのエリア内なので気にせず乗り通していきましょう。

注意:湯西川温泉エリアはソフトバンクがマジで繋がりにくいです。湯西川温泉駅前も圏外スレスレです。ソフトバンクユーザーは紙の「まるごと鬼怒川フリーパス」を買うことを推奨します。

湯西川温泉の外れにある「伊東園ホテルズ・ホテル湯西川」に宿泊

バスに揺られること50分ほどでホテル湯西川に到着。ここは以前は300年続く老舗「伴久ホテル」という高級旅館だったようですが、2011年に廃業後に伊東園ホテルズに買収された宿です。

決め手は東日本大震災だったようですが、「徐々にレベルが落ちてきた」という過去のレビューもあるので、色々立ち行かなくなっていたのではと思います。

川治も結構自然の中でしたが、ここはさらに自然たっぷり。近くの橋からは渓谷を眺めることができます。朝とか気持ちよさそうだし、夜の星空も期待できますね。

元がどんな高級ホテルでも伊東園ホテルズが買収すれば伊藤園プライス。でも良くも悪くも同じ値段なのにグレードがかなり変わってくるのですが、ここはかなりグレードが高い宿となっています。

伊東園ホテルズは買収しても買収前の名前を使うのが多い(多分そっちの方が集客にもなるんでしょうね)んですが、ここは「伴」という名前が平家の末裔の名前ということで改名したようです。

正面は綺麗なんですが、左手を見ると使われなくなって廃墟のようになっている古い建物が。これって何だったんでしょう。昔の記事を見ると貸切風呂が離れにあったとかありましたが、これなんでしょうかね?

また昔は川原の方に露天風呂があったらしいんですが、今は無くなってしまったようです。

先ほどの建物も気になるのですが、もっと気になるのはこちら。入口の右手の建物の裏なのですが、右側の建物が壊れて廃墟状態に。

そして左の建物の壁には「ここは西館」という文字が。以前はどうなっていたのか、真相は謎です。(旧ホームページhttp://www.bankyu-hotel.co.jp[リンク切れ]で2001年まで戻っても記載がなかった)

これは……?足湯とプール?なのでしょうか。使われなくなって荒廃しちゃってますね。

それではフロントに入りましょう。フロントに入ると高級感漂う空気。伊東園ホテルズは比較的綺麗に清掃されているのは良いですよね。伊東園じゃなかったら何万掛かるんだろうか。

ちなみにここもソフトバンクは圏外スレスレ。ちなみにフロントでは繋がらないので、なんとかペイを使う気な人は注意。

チェックインを済ませて部屋へ……とはいかず、まだ時間は14時。伊東園は「チェックイン」は先に出来ても部屋に入れるのは一応15時からとなり、それまでは館内で待機する必要があります。

ここは一柳閣本館のようなウェルカムサービスはありませんでしたが、おしゃれな空間で待つことできます。

ここはこんな感じのテーブルと椅子が並んだ場所。庭園のようになっている吹き抜けを見ながらくつろぐことができます。横には自販機と製氷機があります。

先ほども載せた吹き抜け部分。今まで泊まった伊東園の中でも一番の雰囲気です。みると上にも行けそうなので行ってみましょう。

上から眺めるとこんな感じ。これを見ながらお話しするとかも良いですね。ちなみに周囲は休憩室なのですが、今は閉鎖されています。

吹き抜けの手前には緑を見ながらくつろげるスペースも。この凹みの部分は水が流れていて、高級感を醸し出しています(が、2食付き7,800円からである)

こちらが館内図。なんか離れに立湯ってのがあるのが気になりますね。行ってみましょう。

清掃中でドアが開けっぱなしな通路を進むと、封鎖された道が。どうやら今はやってないみたいです。

また伊東園ホテルズ定番のカラオケも完備。無料で使用することが可能です。

広々とした和室で渓谷の音と緑を楽しめる

それでは部屋へと向かっていきましょう。今回泊まるのは東館なのですが、和風館のが新しいみたいですね。

部屋は広々とした和室。奥には渓谷と緑の展望を楽しむことができます。畳も新しいし、変にギシギシ言わないのは良いですね。

ベッドは敷いてあるのが伊東園スタイル。和室定番の広縁も備え付けられています。

トイレは入口近く、洗面所は窓のそばと離れているのでトイレした後に部屋を横断しないとならないのはちょっと面倒かも。

部屋にはお茶請けがスタンバイ。伊東園おなじみのラインナップですね。そして浴衣はフロントから持参ですが、帯は部屋に用意されています。

窓からの景色がこちら。下には渓谷を望め、川の流れの音を聞きながら過ごす風情のある空間です。

そういえば先ほど謎だった「西館」が部屋の地図にも書いてありました。これ行けなくなっていた離れが西館と呼ばれていたようです。

と、いうことはこの使われてない建物が西館ということだったんですね……。伊東園になってからも貸切温泉はあったみたいですが、今は入れそうにない状況です。

品数は豊富だけど無難な味な夕食バイキング

さて夕食の時間。伊東園ホテルズのバイキングは品数は豊富だけども味は無難な印象しかないバイキング。きっと同じような感じでしょうけども、楽しみにしてみたいと思います。

入口にはフェアの案内が。今は串天のフェアを行っているみたいです。

まずはお刺身コーナー。結構無くなっていてもすぐにたっぷり補充されます。昨日のリブマックスリゾート川治はすっからかんになっていましたが、ここは絶えず補充されます。

隣はお寿司コーナー。まぐろのほか、こはだの押し寿司?にエビとえんがわ、サーモンなどのラインナップです。寿司の上のネタがそこそこ大きいのは良いかもしれません。まあ100円回転すし位のクオリティではありますが……。

横はサラダコーナー。何故ライチがサラダコーナーにあるのかは若干謎ではあります。

もつ煮込みとローストポークに冷製カルボナーラ。冷製カルボナーラは想像以上にコクが無くて残念。

タンドリーチキンにグラタン、茶わん蒸しなどが並んでいます。タンドリーチキンは美味かったです。

横にはそばとラーメンがありました。

背後にはごはんコーナー。みそ汁などもありますが、個人的には豊富なラインナップのバイキングであんまり白米食べないんですよね。

右手にはフェアの串天。見た目は楽しそうだし子供とかにはウケそうではあるのですが、食べにくいだけなので串なしの天ぷらを並べてくれればいいなと思ったり。

串天の横にはよく見るサイコロステーキと餃子。餃子はまあまあそこそこ。

背後には手羽先やカキフライ、串カツなどがありました。カキフライ好きなので嬉しい。裏手には中華コーナーで麻婆豆腐や八宝菜などが並んでいました。麻婆豆腐は一柳閣本館よりも本格的な色味。

エビチリとこれはビーフシチューでしょうか。

隣のコーナーには和惣菜が並んでいます。赤魚の煮付けは好きなんですよね。

謎のコーナー。時期によっては魚とか焼いていたりするらしい。今回は何もなくて残念。

入口の近くにあるソフトドリンクコーナー。ラインナップ自体は他の伊東園ホテルズと変わらないみたいですね。

また、伊東園ホテルズではアルコールも飲み放題。個人的にはこのせいで料理のクオリティが落ちているのかと思ってしまう所ではあります。

最後にデザートコーナー。さくらんぼにプリン、ケーキなどのラインナップです。

アイスボックスにはミルクアイスがたっぷり。このアイス美味しいですよ。

バイキングから取ってきた品々たち。なんか見た目は美味しそうなラインナップだったのですが、食べてみるとやっぱり「伊東園だな」という感じの味。薄味というか業務用の味というか……。

結局4周位食べてきました。無難な味で「旨い!」というほどでもないけど、価格を考えれば無難なクオリティかなと思えるバイキングです。まあでもお酒好きならコスパ最高なのかもしれません。

なんか塩素臭のする温泉

画像:ホテル湯西川公式サイトより

温泉は川治温泉よりも若干硫黄臭がするような泉質な湯西川温泉。しかし内湯に入ると塩素の臭いが充満……。なんかかけ湯が温くて使えませんでした。内湯はあきらめて露天風呂へと行くことに。

露天風呂は男女固定となっており、何故か女性専用の風呂は公式サイトに写真がない。男性風呂は写真の通り広々としてて川や木々を眺めながら見ることができます。

露天風呂のほうが外なので塩素臭があんまりしませんでしたが、やっぱり塩素臭がしますね。ちなみにここは循環加温な温泉。消毒はないと記載がありましたが、塩素系薬剤を入れているという掲示も有ったり……。どっちなの?

左から男性露天風呂、貸切露天風呂、女性露天風呂

なお女性専用の露天風呂に関しては写真が掲示されており、見ると全然景観が見られないように。のぞき見対策なのかもしれませんが、良いのか悪いのか。

貸切露天風呂はこんな感じ。無料で使えますが、先着順なので入りたいなら早々に予約しておきましょう。家族などでも気兼ねなく入れるのは良いですね。

貸切露天風呂からなんか見える通路。入口側は封鎖されているようですが、これって以前あった川原露天風呂への道なのかもしれません(混浴露天風呂があったらしい)

あまり食べたいものも無い朝食

おはようございます。昨晩はカラオケしてから就寝。朝ご飯はあまり乗り気でも無いのですが、付いてくるので食べに行くことにしました。

まずは和惣菜たち。業務系の総菜パックのような品々が並んでいます。

切り干し大根や高野豆腐、そして厚焼玉子など。

焼き魚。サバとししゃもが用意されています

のっけ丼コーナーでしょうか。とろろ、しらす、明太子にネギトロなどが用意されています。

ウインナーやスクランブルエッグ、コロッケなどの調理系総菜コーナー。まあどれもそれなりの味です。

温泉たまごに納豆、そしてそばや焼売。

白米と横にあるのはおかゆでしょうか。しじみ汁も用意されています。

白米や味噌汁は別のコーナーにも用意されていました。

コーンフレークにパンなど、ひとしきり主食は用意されています。

最後にサラダとハム、そしてデザート?のフルーツポンチです。ミルクアイスは食べられませんでした。なおソフトドリンクバーは同じく飲むことができます。

取ってきたバイキングたち。まああんまり美味しいとは思えないんですが、まあ無難なラインナップといったところでしょうね。あとは野菜を食べないとということでサラダを持ってきました。

食事としてはやっぱり昨日のリブマックスリゾート川治のが美味しいなという印象です。

価格を考えると無難な選択となる伊東園ホテルズ

伊東園ホテルズに向いているのは「大学生グループ」「家族連れ」などのワイワイ騒ぎたいような人かなと毎回思ってます。

カラオケは無料だし、貸切風呂も無料な上、食事もそこそこ食べれるしアルコールも飲み放題なので、ワイワイ楽しむなら持って来いかなとは思ってます。

逆に美味しい食事をのんびり食べたいという人にはあんまり向きません。とはいえ食事以外は高級旅館の佇まいなので、サービスに期待しなければ満足できる宿かなと思います。

デジタル湯西川温泉フリーパスで行く川治温泉&湯西川温泉巡り旅:3日目
今日は最終日。沿線にある東武ワールドスクウェアに行ってみました

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