栃木県の県民割を使って、鬼怒川温泉にある「大江戸温泉物語・鬼怒川御苑」に泊まってきた

2022年の旅行記
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観光支援施策の「県民割」ですが、せっかくなら使っていかないともったいないなと以前泊まれなかった大江戸温泉物語の鬼怒川御苑に泊まってきました。

県民割でかなり安く泊まれ、美味しい食事も食べられたので結構おすすめの宿です。

【元岡部ホテルグループ】鬼怒川温泉にある大江戸温泉物語「鬼怒川観光ホテル」に県民割を使って泊まってきた
以前泊まった鬼怒川御苑の向かいにある鬼怒川観光ホテルに泊まってきました

向かいにある鬼怒川観光ホテルにも泊まってみました。どちらか悩んでる人は参考にしてみてください。

鬼怒川温泉に2つ展開している大江戸温泉物語

大江戸温泉物語・鬼怒川御苑|じゃらん

今回泊まる大江戸温泉物語「鬼怒川御苑」ですが、大江戸温泉物語は鬼怒川温泉に2つの宿を展開しているうちの1つとなります。正直どっちでも対して値段も変わらないのですが、食事の内容が異なるのでどちらか選んで泊まるといいと思います。

今回は「北海道グルメフェア」に惹かれて(先週北海道行ったじゃないか!)鬼怒川御苑に泊まることに。大江戸温泉物語は初めて宿泊するので楽しみです。

ウェルカムドリンクとウェルカムソフトクリーム(?)

鬼怒川御苑に到着。この宿は元々別の会社が運営していたのですが、経営不振によって大江戸温泉物語が買収した宿です。鬼怒川温泉にはそういう「元高級ホテル」が多く展開されており、価格の割に豪華な佇まいという宿が多いです。

道路沿いには大江戸温泉物語の看板がある他、フロント前には「御苑」の文字が。これは買収前からあるのかもしれません。

フロントは広々としていますが、こういう宿のあるあるであるチェックイン待機列が発生中。受付人数も結構多いので比較的すぐに進んでいきますが、なんとかならないのかなぁとは思います。

フロントの裏手には売店が。北海道フェアということで手前には北海道で見そうなお土産が並ぶ他、奥には栃木県のお土産が並んでいます。

こちらはウェルカムドリンク。ホットコーヒーのみの提供ですが、裏手にある製氷機から氷持ってくればアイスコーヒーにもできそうです。

そして北海道フェアだからか、ソフトクリームの食べ放題がチェックインから23時まで提供されていました。お風呂上がりなどにも食べられる時間までやっているのは嬉しいですね。

謎の置物……と思ったら、北海道で良く見る牧草ロールでした。でもこれって北海道で見るとついでに牛の臭い(?)もセットな印象です。

フロントの窓からは鬼怒川を眺めることもできます。色々なホテルも見えますが、どれが生きててどれが廃墟なのか……。

浴衣やアメニティは自ら持っていくスタイル

浴衣はフロント前にサイズごとに並んでおり、自分が必要なサイズを持っていくスタイルでした。柄なども好きなの選べるので、こっちのが私は好きです。

こちらはアメニティコーナー。どうせ使わないので、部屋に置いてなくても困らないんですよね。欲しい人だけ取っていくスタイルで良いと思います。

カラオケや貸切風呂は別途有料サービス

こういう宿って貸切風呂とかカラオケがあるのが多いんですが、大江戸温泉物語ではどちらも有料となっています。カラオケは1時間1人500円なのは良いとして、貸切風呂が1回5,000円って高くないですか?複数人なら割れるから良いのかもしれませんが……。

部屋に荷物を置いて向かいの「鬼怒川観光ホテル」の温泉へ

チェックインを済ませて部屋へと向かいます。今回は「訳ありプラン」ということでしたが、どんな部屋なんでしょうか。

部屋にやってきました。和室の部屋ももちろんありますが、今回は洋室の部屋が割り当てられました。ツインベッドなので荷物を置けるのは嬉しいです。

テーブルなどの設備や、バス・トイレも部屋に備わっています。しかし窓を開けても見えるのは別のホテル位で、展望としては良いとは言えないのが「訳あり」な理由のようです。

浴衣は下で取ってくる必要がありましたが、帯とタオルは部屋に備え付け。でも1人なのになぜ2セット置いてあるのかは謎です。

今回は県民割で宿泊したので、2食付きの他に地域限定クーポンが2,000円分提供されています。これの使い道は後程考えましょうかね。

鬼怒川を渡って向かいにある「鬼怒川観光ホテル」へ

先ほども話した通り、鬼怒川温泉には大江戸温泉物語の宿が2つあるのですが、どちらかに泊まるともう一つの宿の温泉に入りに行くことができます。そういうこともあって近場の2件を買収したのかもしれませんね。

鬼怒川観光ホテルへはこのふれあい橋を渡って対岸へと渡っていきます。橋からは鬼怒川の景色を楽しむことができますが、階段が結構多いので何度も行き来したいとは思えないかも(浴衣だと余計に歩きにくいし)

こちらが鬼怒川観光ホテル。このホテルは元々岡部グループというホテルチェーンが運営していたホテルだったのですが、大江戸温泉物語に売却されて今に至ります。YouTubeなどを見ると昔の雰囲気を見れたり、

鬼怒川観光ホテル|岡部グループ(ウェブアーカイブ)

ウェブアーカイブで当時のホームページを見ることもできます。気になる人は見てみては。

到着して受付の人に札を渡すとタオルがもらえるので温泉に行きましょう。こっちの宿のがフロントの豪勢感がありますね。

こういう宿って元々は社員旅行などで大勢が泊まることを想定していたような宿だったので、このような宴会場なども用意されているのですが、コロナ関係なくだんだん「社員旅行」というのも減っているので使われることどれだけあるんでしょうか。

温泉に入ってきました。先日改装されたようで綺麗になったとの話でしたが、改装前を知らないのでどう変わったのかよくわかりません。内湯も外湯も広々としてて良いのですが、外湯は壁が多くてあんまり景色が楽しめないのが……。

フロントにはウェルカムドリンクがあったのですが、こちらは様々なドリンクの他アルコールも提供されていました。ホットコーヒーだけの鬼怒川御苑とは偉い差である……。

北海道グルメも楽しめる夕食

大江戸温泉物語の夕食は結構評判が良いので、楽しみにしていました。結構混雑しているようですが、色々食べていきたいと思います。

まずは良くあるような惣菜コーナー。粉ものから唐揚げやイカの唐揚げなど、子供にも喜ばれそうな料理が並びます。

炒め物コーナー。焼きそばの他、かにあんかけチャーハンやきくらげと卵炒めなど、中華っぽい料理が並びます。

調理カウンターの前には海老やまるごと揚げたじゃがいもなど。色々並んでいるけども何かジャンル分けとかされてると良いような感じもします。

天ぷらコーナー。目の前で揚げてくれるので熱々な天ぷらを食べられます。穴子に海老に茄子にさつまいもですが、ちょっと大きすぎるのでカットしてくれてるとさらに良かったかも。

中心に目立って置いてあるボイルカニ。みんなたくさん取っていっていましたが、カニって食べるの大変なので取りすぎると食べるの大変だよ……?と内心思いつつ。

シャリが赤酢になってるお寿司たち。8種類用意されています。ネタの説明がないとよくわからないのもありますが、サーモンと白身が色々、うなぎと海老とマグロというラインナップです。

寿司とは別に刺身コーナーも用意されています。マグロとイカとサーモンというラインナップでした。味はまあ大きく期待しちゃダメですが、生臭いということはなかったので良かったです。

北海道グルメの一つ、ラムのちゃんちゃん焼きです。焼いてあるのではなく毎回コンロで焼くスタイルのようで、チャッカマンなども用意されていました。

続いてカレーコーナー。普通のカレーではなくアジアン風なカレーが色々。あんまり具材が多くなかったのが残念かな。

創作サラダコーナー。タコとか生ハムなどのサラダが色々用意されています。色々な味が楽しめるのは楽しいですね。

そばやうどんなどの麺コーナー。特に食べたいって感じもしなかったので今回は食べていません。

デザートコーナー。様々なフルーツとケーキが並んでいます。他にもパフェやプリンなど、これだけでスイパラってレベルの品数でした。

アイスも用意されています。ハーゲンダッツを含めたアイスの他、バニラとメロン味のソフトクリームです。

最後にソフトドリンクコーナー。アルコールは有料ですが、ソフトドリンクは飲み放題になっています。コーヒーやスープバーもありました。

あと私には関係ないですが、ベビーフードが用意されていました。こういう配慮があるのは子供連れには嬉しいと思います。

色々取って食べすぎた

色々見て回ってきて、まずは写真の料理を取ってきました。野菜に肉、魚に炭水化物と色々食べられます。

ラムのちゃんちゃん焼き。お肉は柔らかくて美味しかったです。事前に味がついているので焼くだけで食べられます。

続けてステーキ。目の前で焼いてくれるので出来立てを食べられます。ソースは色々あるのをお好みで。

たくさん積まれていたカニ。きっと食べるの大変だろうなと、これくらいの量にしておきました。カニハサミなども用意はされていますが、やっぱり食べにくいのであまり取ってこない方が良さそう。

肝心の味ですが、以前根室で花咲蟹を食べてしまったこともあって薄く感じる……でも十分美味しいカニなので、食べ放題で食べられるのは嬉しいです。

続けて取ってきました。炊き込みご飯にサラダや天ぷら、アイスなど。そして右下にあるのは「激辛火鍋」と書かれていたもの。食べてみたんですが、辛いのは良いとして特に旨味を感じない……。辛いだけなので対して美味しくないなこれ。

ラムのちゃんちゃん焼きが美味しかったので再度持ってきました。そして刺身と、左下のは花畑牧場のカッサータ。濃厚でおいしかったです。

そして右手のは、ホエー豚にチーズを乗せたもの。目の前で火で炙ったチーズを乗せてくれるんですこれ。

最後にデザート尽くし。ケーキの他にチョコミントパフェとブリュレを食べてきました。デザートは小降りなのが多くて色々食べられるのはありがたいです。ごちそうさまでした。

全体的にめちゃくちゃ美味しいという感じではなかったですが、この値段でこれだけの種類が食べ放題というのはコストパフォーマンスが良いなと思える夕食でした。満足できる夕食だと思います。

なお、時間によって料理がないということはなく、ちゃんと補充されていきます。その点は安心できますね。

夕食並みの品揃えな朝食

おはようございます。何か疲れて夜は温泉に入らなかったので朝に鬼怒川御苑の温泉をめぐってきました。露天風呂では北海道フェアでラベンダー色の温泉に。

ラベンダー色にする意味はあんまり良くわかりませんが、こちらの露天風呂は鬼怒川が眺められて良かったです。とはいえ先日開放的(ってか丸見え)な露天風呂に散々入っていたので、物足りなさを感じたのは事実だったり。

8時頃に通ると大行列が出来ていた朝食会場ですが、8時半になればそこそこ空いてきていたのでちょうど良かったです。時間は9時半までなので、1時間のんびり食べられます。

まずはパンコーナー。横にトーストやジャムもあり、パン自体も様々な種類が用意されています。なお奥に見える蒸し器には肉まんが用意されていました。

続いて朝らしい焼き魚コーナー。撮影したタイミングでは少なくなっているものもありましたが、終了間際までちゃんと補充されるので「食べたいものがなくなっていた」という悲しいことはおきません。

続いて良く朝食バイキングで見るスクランブルエッグやウィンナー、肉じゃがなどの惣菜が並びます。

おでんもありました。味が染みていて美味しそうです。

この辺りも朝食っぽい感じでしょうか。ミートボールやベーコンに並んでじゃがバターもあるのは北海道らしさかな?

キッチン前には厚切りベーコンや生姜焼き、豚トロ焼きなど。

サラダコーナー。夜は色々な創作サラダでしたが、朝はシンプルにサラダバー形式でした。

温泉地らしく温泉たまごも用意されています。

そして個人的なメインに思えたのがこの海鮮丼コーナー。朝からこの数の海鮮乗せ放題の海鮮丼が楽しめます。そして私が気になったのはこれ。

ホタテの刺身がある!!!!!!北海道で食べ損ねた刺身を栃木県で食べられるとは思ってませんでした。

夜も提供されていたソフトクリームは朝も提供。アイスはないけどこれだけあれば十分ですね。なおソフトドリンクバーなどは同じく用意されていました。

夕食食べすぎたのもあって控えめに

昨晩食べすぎたのもあって、あまりたくさん食べられなさそうだなぁということでこんな感じに選んできました。サラダに惣菜を少し、そして海鮮丼とラーメンです。

こういう海鮮丼、見た目にちょっとこだわってみました。正直昨晩の3種類の刺身よりも朝の品数豊富な海鮮丼の方が嬉しいメニューです。

こちらはその場で作ってくれるラーメン。醤油、しお、味噌から選ぶことが出来ましたが、今回は味噌を選択。具材に関しては好きなものを乗せることが出来ます。

初回の量で結構お腹いっぱいになったので、二回目はホタテの刺身をメインにソフトクリームを調達。ホタテの刺身好きなので食べ放題で食べられてとても嬉しい。結局10個くらい食べてきちゃました。

朝食って結構夕飯に比べて格差が激しい所が多い印象ですが、ここは品数なども夕食に引けを取らないレパートリー。食事目当てに来ても充分満足できる宿ですね。ごちそうさまでした。

食事も美味しいし温泉も満喫できる大江戸温泉物語「鬼怒川御苑」

今回初めて大江戸温泉物語に泊まってみたのですが、施設も綺麗だし温泉はもちろん、食事も品数および味双方ともに満足できる結果でした。

薄利多売という宿ではあるので、「のんびり」「ゆっくり」というのには向かない感じもしますが、温泉宿に泊まって美味しい食事と温泉を満喫したいという人にはおすすめできる宿だと思います。

関東からも東武特急で気軽に来られる鬼怒川温泉。今後も続くであろう旅行補助で行ってみてはどうでしょうか。

大江戸温泉物語・鬼怒川御苑|じゃらん

番外編・ちょっと近くをぶらぶら

ホテルの宿泊記としては以上なのですが、チェックアウト後に散策してきた(ってかほぼ1か所だけど)を紹介。

廃墟となって放置されている「鬼怒川観光ホテル・東館」

これはふれあい橋から鬼怒川御苑を眺める写真なのですが、中央から少し左にある茶色い宿、これなんだと思います?

それがこちら。ホテル……じゃなくて閉業したけど放置されているいわゆる「廃墟ホテル」です。鬼怒川温泉にはこのような廃墟がたくさんあり、廃墟群などとも言われてしまっています。

外からこう見る限りはそんなに荒れていないような感じも見えますが、窓などから内部を見ると天井が垂れていたり物が乱雑に放置されていたりと荒廃しているのがわかります。

ここは以前は「鬼怒川観光ホテル・東館」というホテルで、名前の通り大江戸温泉物語が運営する「鬼怒川観光ホテル」の別館として岡部グループが作った宿なのですが、大江戸温泉物語に買収された鬼怒川観光ホテルとは対照的に買い手が付かなかったこちらは荒れ放題で放置されています。

最近は日光市などが不法侵入対策などを行っていますが、元の所有者の岡部グループがとっくに倒産していることもあって解体などの目処がたってないようです。

「廃墟マニア」的には良い気もしますが、鬼怒川温泉の今後を考えるとこういう廃墟は全部潰してくれた方がいいんですよね。なんとかならないのかな……。

ひっそり残る旧鬼怒川温泉駅跡

この鬼怒川観光ホテル・東館の向かいには何やら謎のスペースがあるのですが、このスペースは昔の鬼怒川温泉駅の跡地だそうです。今はもっと南にある鬼怒川温泉駅ですが、昔はここにあったようです。目の前のバス停が「温泉中央口」なのは名残なのでしょうか。

とはいえ何もそれっぽいものは残されていないので、ここがそうだったということしかないのですが……。東武鉄道などが看板などを設置してくれれば良いんですけどね。

特急スペーシアで帰還

今となっては鬼怒川温泉以南はこの20070系しか走っていない路線となってしまいましたが、特急列車はスペーシア(100系)とリバティ(500系)が運行されています。

結構好みはあると思いますが、個人的にはスペーシアのが好きってことで帰りはスペーシアに乗って帰ることに。

スペーシアは個室なども備えたフラッグシップ特急ですが、2023年に後継となるスペーシアが登場予定です。今後は徐々に数を減らしていくことが想定されるので、乗れるときに乗っておくといいと思います。

さて、栃木県の県民割を使った1泊2日の鬼怒川温泉宿泊記でした。大江戸温泉物語は良かったのでまた泊まってみたいなぁと思います。次はどこにしようかな……。

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