都会の喧騒を忘れて静かな温泉地へ。川治温泉にある伊東園ホテルズの「一柳閣本館」に泊まってきた

2022年の旅行記
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鬼怒川温泉へは気軽に行けるのでよく行っていますが、今回はその少し先にある川治温泉に泊まってきました。良くも悪くも静かな川治温泉ですが、特急で東京から2時間程度。意外と気軽に行ける温泉地です。

その中でも今回は低価格の温泉宿チェーン「伊東園ホテルズ」が運営するホテル「一柳閣本館」に宿泊してきました。横を素通りしたことはありますが、宿泊するのは今回が初めて。

かつては老舗ホテル。今では格安ホテル

伊東園ホテルズは基本的に倒産したホテルを買収して格安ホテルとして運営するスタンスの会社ですが、川治温泉の一柳閣本館も例によって2008年に倒産したホテルを買収して名前をそのまま引き継いでいます。

ちなみに「伊東園ホテルズ」という名前は最初に買収したホテルが「伊東園ホテル」だったことが由来だったり。ホテルの他にも歌広場というカラオケを運営していたりするので、歌広場に行くと散々CMを見るんですよね。

こういうホテルって昭和からバブル時代に団体旅行や大宴会向けに改築などをしていったけども、そういうのが下火になって時代に取り残されて2000年~2010年前半に倒産しまくった感じ。その代わりに倒産買収ホテルがめっちゃできたという。

創業は昭和9年という超老舗だったのですが、やっぱりバブル時代に増築しまくった宿は後が苦労した感じが否めません。なおWebArchiveでは2005年~2007年までのホームページを見ることができますが、FAQに「館内にジュースやお酒の持ち込みは禁止」って書いてあるのが既に時代遅れだったのでしょうかね……。今となっては部屋の冷蔵庫は空っぽなのが多い印象ですし。

そして今では格安ホテルの仲間入りという感じに。しかし川治温泉はもリブマックスリゾートも星野リゾートもみな閉館&買収した宿ばっかりですね。

栃木県の温泉へ!川治温泉「坂聖・日光」で1泊2日のゆったり旅:1日目
今週は川治温泉に日光市のクーポン使って泊まってきました。他県民にも解放してくれてありがとう日光市 。

以前宿泊した坂聖・日光も同様のリブランドホテルでした。ここは価格の割におしゃれで良かった印象です。

下今市に寄り道しながら川治温泉へ

川治温泉へは東武鉄道を最北端まで進んで、そこから野岩鉄道に入ってすぐなのですが、東武区間はまだしも野岩鉄道の本数が減りすぎてて1本先が2時間近く後になっていたり。せめて湯西川温泉くらいまでは新藤原行きが伸びてくれないでしょうかね……。

南栗橋から下今市まで:東武日光線

毎度おなじみの南栗橋駅。ここから日光方面への旅はスタートするのが定番となり早5年が経過しましたね。その期間にもどんどん末端区間がショボくなっているのが悲しい限り。

13時02分発の新藤原行き。これは「鈍行の鬼怒川・川治方面温泉行き」みたいな感じになっていて、鬼怒川温泉までも特に長時間停車もなく進み、終点の新藤原では会津高原尾瀬口行きへと接続しています。到着時刻も鬼怒川~川治では15時頃とチェックイン時刻に合う時間だったりするのも好都合な列車です。

  • 105N
  • 南栗橋→下今市:東武日光線
  • 普通
  • 南栗橋→新藤原
  • 南栗橋→下今市
  • 13時02分→14時32分

下今市までは1時間30分。北千住から乗ってくるとすると2時間50分くらいでしょうか。各駅停車とはいえ日光線の駅間隔は長いのでそんなに遅い印象も無いんですよね。

列車は20040型。元日比谷線直通列車で、半自動ドアのため熱風が入ってこないのはこの時期良いかもしれません。

下今市駅のSL転車台と資料館を見てきた

元々下今市駅に寄る予定はなかったのですが、コミケのチケットが今日までにファミリーマートの店頭で買わないとならないという仕様のために寄り道することに。購入は現金のみだし、今どきその仕様はどうなの……。

せっかく時間ができたので、下今市駅にある旧跨線橋とSL広場を見てくることに。散々通っているのに寄ったことはないんですよね。まずは旧跨線橋ギャラリーへ。

ここは鬼怒川線の歴史の他、昔懐かしい広告などが展示されています。一応跨線橋として別のホームにも行けるので、こっちを通っていくのも良いかもしれません。

続いてSLの転車台や資料館のあるエリアへ。入場料は無料なので、乗り換え時間などに寄るのにぴったりだったり。

車庫にはSLとDLが停車中でした。ちょうど作業なのかくるくる転車台が回って作業車が走っていく光景が見られたのはラッキーかも。タイミングが良ければSLが回転する様子を見ることもできます。

広場ではほかのホームなども見ることができるので、のんびり特急列車などを見物しながら過ごすのも良いかもしれません。

広場にあった謎の柱。看板を見ると館林駅に残されていた当時の蒸気機関車に使っていた給水柱とのこと。給水塔はよく見ますが給水柱ってのは初めてみましたね。

続けてSL展示館に来て見ました。展示ってどんなのがあるのでしょうか。

1階は休憩室となっていて、自動販売機やテーブルも用意されています。列車の待ち時間に使うにもいいかもしれませんね。子供が遊べそうな遊具?もありました。

観光地にある記念メダルだったり、SL関連のお土産の自販機もありました。

2階はSLの資料館となっています。色々あるようですが、個人的には走っていた頃の写真とかがあればよかったなと思います。また別室に矢坂線の写真もありましたが、撮影禁止だったので実際に見に行ってみてくださいね。

下今市から新藤原まで:東武鬼怒川線

さて、そろそろ時間なので下今市駅から北上していきたいと思います。鬼怒川温泉までの乗車でも良かったのですが、今回は終点の新藤原まで行くことに。

新藤原まではずっと各駅停車なのは変わりないですが、線形や駅間などの関係で同じ時間なのに掛かる時間はかなり違う印象です。もし新藤原まで日光線のような高規格ならよかったのになぁ。

  • 323N
  • 下今市→新藤原:東武鬼怒川線
  • 普通
  • 下今市→新藤原
  • 下今市→新藤原
  • 15時50分→16時30分

所要時間は40分。実際の時間としては30分くらいですが、途中の待ち時間が10分くらい掛かって40分という感じ。

車両は変わらず20040型。この区間は駅間も狭いので、地下鉄車両の加速が良いのは利点かもしれませんね。

新藤原から川治湯元まで:野岩鉄道会津鬼怒川線

新藤原駅に到着。降りた人は私1名のみ。多くの人は鬼怒川温泉で降り、残りの人が鬼怒川公園で降りて貸し切り状態になっていました。この状態では厳しい感じもしますが、鬼怒川公園~新藤原がわずかな区間なので運行本数が維持されているって状況に見えます。

新藤原駅は以前は始発のスペーシアもあった気がするのですが、今では始発列車は普通列車のみ。そういえば区間急行も以前ありましたね。

駅で列車を待っていると、会津方面からの列車がやってきました。今では鬼怒川温泉以北にしか走っていない6050型がやってきました。今では野岩鉄道しか所有していません。

以前のメイン車両だった6050型と今のメイン車両の20040型。6050型がなくなるときは悲しいなとは思いましたが、乗り心地などは20040型のが良いので悪いことばかりではない感じ。旅行感は少ないけどね。

東武鉄道と野岩鉄道の境界駅である新藤原駅。管轄は野岩鉄道となっており、券売機などは無く窓口での販売となっています。野岩鉄道は交通系ICは使えないので、きっぷを購入して乗車しましょう。

今までは車内清算していたので、新藤原駅で買おうかなと思ってて買ったのですが、レシートみたいなきっぷが出てきました。面白みがないので次からは車内清算でいいや。

真ん中に6050型が止まっていたので見てみたのですが、なんかずいぶんと汚れてないでしょうか……。以前はこんなに薄汚れていなかったような気がするのは気のせいでしょうか。

それではそろそろリバティもやってくるので、ホームに戻ってきました。川治湯元へと向かいましょう。

  • 1131
  • 新藤原→川治湯元:野岩鉄道会津鬼怒川線
  • 特急リバティ会津131号
  • 浅草→会津田島
  • 新藤原→川治湯元
  • 16時51分→16時59分

川治湯元まではたったの8分。野岩鉄道はトンネルと高架という高規格路線なので、速度も速くてあっという間に到着します。どうしても全線の中で鬼怒川線がネックになりすぎだなという感じ。

列車はリバティの500系。新藤原行きの普通列車は誰も乗ってないのに、リバティの乗客は結構多いことを見ると、特急メインで普通列車がほぼ皆無になってしまうのも致し方無いなと思ってしまいます。(普通列車だと鬼怒川温泉でほぼ降りてしまうし)

川治温泉にある一柳閣本館に宿泊

川治湯元駅に到着。私の他にも何人か降りてきたので、基本は特急で一気に来るってのがメインなんだろうなぁという感じ。そういう人にとっては「確実に座席の確保ができる特急」のが良いのでしょうね。快速は席取りゲームでしたから。

川治湯元駅は高架ホーム。駅の周囲の雰囲気に比べて線路が豪華過ぎなのが野岩鉄道の特徴です。

こんな人気のない駅ならもちろん無人……ではなく、有人駅。野岩鉄道って有人駅が意外と多いんですよ。運賃のとりっぱぐれが無いようにという意思も感じます。

駅前には「かわじい」というゆるキャラのようなキャラクターのモニュメントも。指さしている先は温泉街となっています。

川治湯元駅に到着したら電話すれば送迎すると書いてあったので電話してみたら繋がらず。諦めて歩いて行ったら送迎バスが横を通り過ぎていきました。待ってりゃよかったみたいだけど悲しい。

まあ歩いていくのものんびりできて良いですよね。川治温泉は自然豊かな静かな温泉地です。人気も無いけど……。

豪華な大規模ホテル「一柳閣本館」

川治湯元駅から歩いて15分ほどで到着。この看板は当初からのものでしょうね。本日の宿泊先はこちらの一柳閣本館です。

川治温泉でも一番の規模を誇る一柳閣本館。今日はお盆休みということもあってほぼ満室状態でした。

入り口には提灯も。見た目だけだと高そうな旅館ではあるのですが、今回は2食付きで1万円くらいの宿泊費。そこから県民割で半額以下って感じですね。

アメニティはフロント前から持っていくスタイル。これでいいと思います。

フロントや奥の待合室のような場所も広々。めっちゃ豪華ですね。全盛期とかの写真とか見てみたいものです。

奥には休憩室がありますが、ホテルに泊まるんだから部屋でくつろげば良いのでこのガラガラ模様。多分社員旅行とかの有ったころでは別々の部屋に泊まった人たちがここで集まって談笑とかをするためのスペースだったのかもしれませんね。

手前にはよくわからないスペース。ゴミ箱や製氷機が置かれていました。製氷機あるのは嬉しいですね。背後には喫煙室も完備。家族旅行などでは部屋で吸うなってのもありそうですよね。

アルコールやソフトドリンク、アイスや軽食の自動販売機。鬼怒川温泉とは異なり川治温泉にはコンビニも売店も皆無なので、ホテルの中にあるのはありがたいです。

浴衣コーナー。サイズや柄など色々揃ってますね。やっぱり旅館と言えば浴衣な印象です。

大浴場は夜は24時までで朝は5時から。展望風呂と露天風呂はかなり離れているので、ちょっと面倒に思うかもしれません。というか後から露天風呂は増築したような形ですね。

そう。ここ一柳閣本館は「花の館」と「柳の館」があるのですが、館内の劣化具合を見ると元々は「花の館」があったところに「柳の館」を増築したような雰囲気を感じられます。

エレベーターも花の館のほうが古いエレベーターで、柳の館のほうが新しかったですしね。

花の館のエレベーターホール前に館内図があったのですが、どうも上から貼り付けた感じが否めない様子。よく見ると端が止まっていなかったのでめくってみると……!

伊東園ホテルズが買収する前と思われる一柳閣本館の館内図が残っていました。広いバイキング会場は以前は個別の宴会場みたいに使われていたようですね。こういう発見をすると嬉しくなります。

そして伊東園ホテルズはカラオケ歌広場を運営していることもあり、歌広場で使われているカラオケセットがそのまま置いてあります。なので伊東園ホテルズに泊まってるのに伊東園ホテルズのCMを何度も見させられる状況に……。

今回は借りたかったのですが遅かったので空きがなく残念。まあ時間もないし良いか。

部屋は狭いシングルルーム。眺望も全くなし

外の見た目は豪華なホテルですが、今回宿泊するのは一番安い「眺望なし・風呂なし」という訳あり部屋。シングルルームで正直手狭な部屋で、温泉旅館な雰囲気は皆無ですね。

見た目はビジネスホテルの部屋みたいな感じですが、お茶請けのお菓子があるのは温泉旅館らしいでしょうか。山塩ようかんってのがここの売りなようです。

タオルは入口手前に置いてありました。冷蔵庫はある他、製氷機も館内にあるのは嬉しいですね。

トイレは微妙に広いですが、ウォシュレットなし。で、小さな洗面台。ウォシュレットが必要なら共用のトイレに行きましょう。

そして何度見たか覚えてない栃木県の地域クーポン。またイオン行きでしょうか。

アルコールも飲み放題な夕食バイキング

さてブログを書いていたらそろそろ夕食の時間。過去の印象的には「おおるりより余程マシだけど、大江戸温泉物語よりはショボい」というのが伊東園ホテルズの夕食。早速向かいましょう。

入口にはアルコール消毒とビニール手袋がずらり。ビニール手袋はいい加減止めてほしいという声もありますが、個人的には汚れたトングを直接触らなくて良いので無くなってほしくないと思っていたり。

まずは刺身や寿司などの海鮮コーナーです。クオリティとしては100円寿司と同等かそれ以下くらいのを想像しておくとガッカリしなくて済むと思います。

揚げ物やステーキなどの総菜コーナー。他にもエビフライにアサリの酒蒸しなどもありました。

煮物やお浸しなどの和惣菜に、上海焼きそばや麻婆豆腐などの中華料理など、ラインナップとしては色々食べられるようになっています。

サーモンのマリネや冷製パスタ、ナポリタンなど。サーモンが脂乗ってて美味しかったですね。

全体的に子供受けしそうなメニューが多い伊東園ホテルズですが、別途キッズコーナーというのも用意されています。チキンナゲットやフライドポテトなどが用意されています。

ご飯とみそ汁コーナー。白米の他に山菜ごはんやカレーも用意されていました。

サラダバーです。個人的にはマリネを食べてればいいかなと特に食べませんでした。

デザートコーナー。ケーキとフルーツが用意されています。あんまり品数は多くはないですね。

アイスクリームとしてソフトクリームとミルクの棒アイス。ラインナップで一番美味しいのはミルクの棒アイスだったなんてのは言えません。

伊東園ホテルズの売りでもあるドリンクバー。ソフトドリンクならよくありますが、伊東園ホテルズはアルコールも無料で飲み放題です。ビールなども飲めるので、飲む人なら最高なんでしょうけども飲めない私にとっては、その分料理がショボくなってると思うと微妙かも。

ビールなどの他に日本酒などの地酒コーナーもありました。やっぱりアルコールが強いんですよね。伊東園ホテルズって。

バイキングで取ってきたものたちです。全体的に美味しいかというとそうでもないというのが素直な感想ですかね。とはいえおおるりみたいに食べる気すらあんまり起きないほどではないので、「無難なレベル」というのが適切な表現でしょうか。

刺身も食べ放題なので、こうやって海鮮丼を作ったりもできます。こうすると見栄えは良いんですけどね。何杯も食べたいとは思えないってのが実情。そして結論として一番美味しいのはミルクの棒アイスでしたというのが締めなバイキングでした。

まあ伊東園ホテルズはこんな感じというのは以前の経験であるので、期待通りと言えば期待通りなんですけどね。

寝る前に温泉に入ってゆっくり就寝。終了間際に入ったのでガラガラでのんびりできました。内湯の熱い温泉がちょうど良くてホカホカだったので満足。

朝食バイキングはまた無難な味とラインナップ

おはようございます。朝ご飯の時間です。夕食のレベルをみるとあんまり期待していませんでしたが、朝食もまあ無難な感じなラインナップです。

とろろや明太子、イカ刺しなどが並んでいました。他にも温泉らしく温泉たまごも。和惣菜コーナーです。

続けて焼き魚とウィンナー、ポテトフライなど。他にも野菜炒めと厚焼玉子もありました。焼き魚がサバじゃなくてホッケだったのは珍しいなと思いましたが、ホッケが固かったのが台無しというような……。これならシンプルな塩サバのが良い気がします。

主食はごはんとパン。ご飯コーナーの横には焼売も置いてありました。パンはトースターとかジャムなども備え付けられています。

デザートはヨーグルトやグレープフルーツなど。コーンフレーク用の牛乳がありましたが、栃木県にも牧場あるし栃木県産の牛乳じゃないのと思ったのは私だけ?

アルコールは無いですが、ソフトドリンクバーは朝食でも健在。ソフトクリームも食べ放題で置いてありました。ドリンクバーは夕食のみって宿もあるので、朝食でも飲めるのは嬉しいです。

バイキングから取ってきた品々。おおるりよりは良いけども、大江戸温泉物語からは大きくグレードが下がるなぁという印象の朝食です。まあ夕食で結構お腹いっぱいだったので、あまり多すぎてもというのもあるのでこれくらいあれば必要十分でしょうか。

ソフトクリームも無料だったので、コーヒーフロートを作ってみました。ソフトクリームは歌広場で食べたような感じでしたね。

川治温泉から帰還へ。のんびりできる温泉地

朝食を終えて11時のチェックアウトまでのんびり部屋で休憩。伊東園ホテルズはチェックアウトが遅いのはこういう「のんびり旅」の時は良いですよね。

しかし10時前後からは清掃が始まるので、廊下に片づけられたものがちらほら。11時以降まで待ってほしい感じもあるけども、安いホテルなので仕方ないかなとも思います。高級旅館でこれだとガッカリしちゃいますけどね。

売店。お土産品などが並んでいました。お茶請けに出ていた品も。

チェックアウト時に貰える割引券。土曜日に使えないのと、電話予約限定というクーポンなのであんまり使い道も無いんですよね。

フロント前にはコーヒーとお茶が。チェックアウト後にもテイクアウトして持って帰ることもできます。氷もあるのでアイスコーヒーを作ることもできます。それではお世話になりました。

一柳閣本館の横には足湯コーナーもあります。龍王峡を歩いたときとかはここで足休めするのもいいですね。

都会の喧騒を忘れてのどかな自然が楽しめる川治温泉。鬼怒川温泉も良いけども川治温泉も落ちつけて良い温泉地でした。

しかし、鬼怒川温泉ほどではないですが川治温泉にも廃墟ホテルが何軒か。鬼怒川温泉ほど崩落してはいませんが、放置されるのはあんまり良くないですよね。

先の写真の廃墟ホテルの向かいも廃墟なのですが、営業終了の告知の他、国交省の警告が。ここに貼っても見に来るのでしょうかね?

ちなみにここは山味亭こうわという宿で、一柳閣本館の姉妹館だったようです。片方は買収されて片方は廃墟になっているをみると、鬼怒川観光ホテルと東館のような関係性みたいにも思えますね。

川治湯元駅へと向かうと途中にリブマックスリゾート川治が。ここは一柳閣本館の風呂から見下ろすような場所に立地しています。

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旅行サイトで見ると綺麗な温泉宿かなと思っていたのですが、外見はそこまで……。という感じ。でもいつか泊まってみたいんですよね。食事はおいしそうだし。

川治湯元から鬼怒川温泉まで:野岩鉄道会津鬼怒川線、東武鬼怒川線

川治湯元駅に到着。朝の時間は9時半、10時半、11時半と列車がありますが、その次は13時半過ぎとかなり間が空くので注意しましょう。以前は毎時1本はあったような気がするのに……。

  • 1130M
  • 川治湯元→新藤原:野岩鉄道会津鬼怒川線
  • 新藤原→鬼怒川温泉:東武鬼怒川線
  • 特急|リバティ会津130号
  • 会津田島→浅草
  • 川治湯元→鬼怒川温泉
  • 11時30分→11時59分

鬼怒川温泉まで29分とかなり掛かるのですが、それは新藤原で12分くらい停車するから。休憩するって意味では若干ありがたかったり。

ここ川治湯元駅は前後がトンネルになっているのですが、湯西川温泉側のトンネルからは非常に涼しい冷風が。これだけ涼しいならさっさと送迎バスで行って待ってても良かったかもしれません。

鬼怒川温泉から大谷向まで:東武鬼怒川線

鬼怒川温泉駅に到着。ここからは普通列車に乗り換えて地域クーポン消費のためにイオン今市店最寄り駅「大谷向」に向かいます。

列車は下今市行き。東武鬼怒川線の普通列車は下今市止まりの列車と、東武日光へと向かう列車がメインで、一部の列車は南栗橋へと向かう列車が設定されています。

  • 320N
  • 鬼怒川温泉→大谷向:東武鬼怒川線
  • 普通
  • 新藤原→下今市
  • 鬼怒川温泉→大谷向
  • 12時25分→12時55分

大谷向までは30分。やっぱり鬼怒川線って時間かかりますよね……。大した距離ではないのにと毎回思ってしまいます。しかし県民割が始まってから何度も大谷向駅へと言っている気がしますね。イオン以外で使いたい店も無いのが問題なんですが。

列車は新藤原からの下今市行き。鬼怒川温泉駅で待っていたのですが、新藤原駅で座って待っていたほうが良かったかもしれません。

大谷向から下今市まで:東武鬼怒川線

大谷向駅に戻ってきました。下今市まで歩こうと思ったのですが、大谷向駅に到着する時間に列車が来るようなので近い方に歩いてきた感じです。

下今市まではわずか1駅。乗ったらすぐに到着する距離ですね。このまま南栗橋駅まで行ければ良いのに……。

下今市から南栗橋まで:東武日光線

下今市駅に到着。ここからは埼玉県に向けて列車に乗るのですが、待ち時間が30分ほど発生します。乗り換えは良いけどこういう待ち時間は何とかなら無いものでしょうかね。

もう南栗橋行きは「普通」だけになっちゃいました。しかしこんな田舎からでも30分~1時間に1本の本数があるだけ有りがたいのかなという気持ちにも。何だかんだで日光線は使えるだけの本数があるんですよね。

  • 528N
  • 下今市→南栗橋:東武日光線
  • 普通
  • 東武日光→南栗橋
  • 下今市→南栗橋
  • 16時13分→17時43分

所要時間は1時間30分。しかしふと思うと大体の列車が南栗橋駅まで行くようになったので、都心部からも宇都宮、日光まで鈍行で1回乗り換えで来られるんですよね。

今までは南栗橋、新栃木と2つの境界駅があったのが南栗橋が中心になった結果で、何だかんだで便利にはなってます。

列車もオールロングシートになってしまったけども、乗り心地が悪いわけでもないしなという感じ。理想を言えば20040型ボックスシートとかがあれば最高ではあったけど。

鬼怒川温泉よりも自然を楽しめる川治温泉

鬼怒川温泉は行きやすさは良いのですが、ホテルが乱立していてあんまり落ち着く場所でもないのも確か。それに比べると川治温泉は自然の中にあって落ち着く温泉地です。

一柳閣本館は温泉からの眺めも良くて価格もリーズナブル。食事はお酒飲まない人には少し物足りないですが、価格も含めたバランスがとれた宿だと思います。

特に子供連れの家族旅行ではカラオケや貸切温泉無料など、色々楽しめるサービスも多いのでおすすめです。

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