羽田空港の第1・第2ターミナルにおいて、収益化を伴う撮影を行う場合は事前申請をするようにというお知らせが出ていました。最初は「SNS等への投稿のための撮影」となっていたことで波紋を広げていましたが、後から収益化を伴わない場合は申請不要と修正されました。
でもよく考えたら旅行記を広告付きのブログで載せてるって「収益化」ですよね？ということで今後の旅行予定に合わせて申請してみました。
SNS「等」で収益化を伴う撮影をする場合は申請が必要に
羽田空港を運営する日本航空ビルデングは羽田空港第1・第2（国際線の第3は対象外）ターミナルにおいて、「SNS等で収益化を伴う撮影やライブ配信をされる場合は、撮影日の3営業日前までに事前に申請をするように」とニュースリリースを発表しています。
（画像：日本空港ビルデングのニュースリリースより、以下同）
当初は「収益化」というのがなかったので、TwitterやInstagramに載せるだけで事前申請が必要なのかとSNS上で騒ぎになっていました。結果として「収益化を伴う」という条件がついたことで、単純にSNSで公開するだけなら申請不要という形で落ち着きました。
でも私は旅行記をブログで書いていて、アドセンスの広告も載せていることを考えると「収益化を伴う」に該当するのでは？ということで申請してみることに。SNSだけなら良いけど「等」って書いてあるし……。
実際に申請を行ってみた
申請ページはこちら。ここでは「SNS用」って書いてあるけど、お知らせには「SNS等」と書いてあるので気にせず進めます。
申請ページに行く前に禁止事項のチェックと撮影実施に伴う誓約を確認します。特に気になるような内容は見受けられません。
誓約を行ったら申請者情報の入力に進みます。元々サンプルとして記載がありますが、この申請ページが誰向けに作られたのかが一目瞭然です。SNS等と言ってるけど、ほぼYouTubeの動画撮影なような。
SNSでもないので個人ブログと記載し、URLにはこのブログのアドレスを記入。登録者なんて居ないけど必須なので一応書いておきました。
続けて撮影日と、撮影した素材を利用した記事の公開日（暫定）を入力。今回は羽田空港に到着してから飛行機の離陸時間のどこかで撮影することから、大枠で記載しました。
そしてどこで撮影するのかという内容ですが、ソラシドエアだからT2？あそこは2階か？とうろ覚えながら記載。詳細としては駅から搭乗口への動線としか言えません。
そしてライブ配信。そもそも動画でもないので「無」を選択。
続けては撮影目的。今回は旅行記の記録として搭乗口の出航案内などを撮るくらいなので、その旨を記載。撮影人数は私だけなので1人です。
内容の記載が終わったら確認ページへ。そしてここで大きな罠があり、下の「修正する」と「上記内容で送信する」はどちらも送信されます。間違えたと思って修正するを押してもそのまま送信……。
そんなわけで最初に記載した内容のものに少し追記しようとしたけどそのまま送信されてしまったので別で申請したものを載せています。
申請完了すると、受付完了のメールが届きます。これとは別に後日撮影可否のメールが来るようですが、拒否されたらどうしましょう。
無事承認されたので堂々と載せられることに
申請して数日後、無事に承認メールが届きました。申請する必要性がどこまであるか疑問ですが、下手に難癖付けてくる人のことを考えると、収益化してるなら申請したほうが無難だと思います。
「無断での撮影」という対応をするための申請対応なのかもしれない
この申請ですが、大真面目に申請する人のが少なく、申請しないで収益を伴う撮影する人が多くなるのではと思います。
でも何か騒動が起きたときに会社側から「無断での撮影」ということで対応するために申請という形にしたのかなというのが個人的な憶測です。
とりあえず申請してみましたが、回答が来たらまた結果をお知らせしたいと思います。
参考リンク
第1・第2ターミナル内での一般のお客さまの撮影について | 2023年 | 空港からのお知らせ | 羽田空港旅客ターミナル
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