Xiaomiから発売されているスマートバンドシリーズ。今まで6を使っていましたが、そろそろ新しいモデルに買い替えようかなということで、新型機の「Smart Band 8」を購入しました。
中国版ということで気になる点も有りますが、早く試したいという人は輸入してみるのもおすすめできる新作です。
外観
パッケージ。今回購入したのはホワイトモデルということで、パッケージもホワイトになっていました。中国版ということで、中国表記の「小米手杯8」という記載もされていました。
Aliexpressで購入しましたが、金額は保護フィルム付きで37.88ドルとなり、日本円で5,107円ほどで購入できました。
背面には色々と仕様が書いてありますが、中国語なのであんまりよくわかりません。まあ特に必要なことじゃないので大丈夫でしょう。
パッケージの中身。本体とバンド、充電ケーブルと説明書というシンプルな内容物です。ホワイトモデルなので充電ケーブルもホワイトなのかな。
ディスプレイは1.62インチの有機EL。モデルが新しくなるほど徐々にサイズが大きくなっていますが、縦長のスタイリッシュなデザインは維持されています。
手に持つとこんなサイズ感。重量も27gと軽量なため、腕につけても気になる重さではありません。
元々付属しているバンドはシリコン製で、穴にはめてサイズを調整するタイプです。まだ出始めなのでサードパーティのバンドはあまり多くないですが、だんだん増えてくると思います。
また、公式でストラップのようにして付けるやり方も出ており、腕時計ではなくアクセサリーのような使い方もできそうです。
バンドの付け方は以前とは異なり、バンド部分だけが取り外せる形に。そのため、前のようにすっぽ抜けて行くようなことも少なくなりそうですが、本体へのキズ付きやすさが増えそうだという気もします。
背面には大きなセンサーが搭載。新しくなればなるほど大きくなっている気がします。
充電はマグネット端子にカチッと取り付ける形で行います。そこそこ強力なので、簡単に取れるようなことはありません。
Mi Smart Band 6と比べてみた
今まで使用していたSmart Band 6と並べてみました。見比べると高さが低くなった分、横幅は広くなった印象です。ある程度の横幅がある方が視野率は高いと思うので、こちらの方が好印象です。
背面。センサー部分が大きくなったのが目立ちます。他には「Mi」から「Xiaomi」に記載が変わっています。また、バンドの取り付け方法が変わったことで、本体のデザインが大きく変わっています。今まで側面が凹んでいましたが、本モデルからは丸みのある形状に。
Band6 | Band7 | Band8 | |
画面サイズ | 1.56インチ 有機EL | 1.62インチ 有機EL | 1.62インチ 有機EL 60Hz駆動対応 |
画面解像度 | 152x486px | 192x490px | 192x490px |
画面光度 | 最大450nit | 最大500nit | 最大600nit |
防水 | 5気圧防水 | 5気圧防水 | 5気圧防水 |
バッテリー容量 | 125mAh | 180mAh | 190mAh |
充電時間 | 約2時間 | 約2時間 | 約2時間 |
利用可能日数 | 約14日 | 約15日 | 約15日 |
本体サイズ | 47.4*18.6*12.7 mm | 46.5*20.7*12.25mm | 48*22.5*10.99mm |
重量 | 12.8g | 13.5g | 約27g ※バンド含む |
Smart Band 7からだと画面サイズは変更は無いのですが、光度とリフレッシュレートが向上したのが大きいです。でもやっぱり2世代ごとに買い替える方が進化を感じられますね。
ペアリングはMi Fitnessのみ可能
スマートフォンで管理するアプリといえば、以前はZepp Lifeというソフトが定番でした。しかしここ最近は「Mi Fitness」というアプリに置き換わっているようで、本モデルもMi Fitnessのみの対応です。
試しにZepp Lifeを使ってペアリングを試してみましたが、いつまでも接続できず……。ついに非対応になってしまったようです。
ということで、Mi Fitnessをダウンロードしてきて接続してみました。なお注意点として、地域設定を中国にしないと接続できません。今後グローバル版などが発売されたら変えられる可能性もありますが、その点は注意しましょう。
また、iPhoneの場合はアプリごとの言語を変えられるようですが、Androidの場合はできません。その関係で日本語にして同期すると、バンドの表記が全部中国語に。英語にしても言語を戻すと中国語になるので、大きな注意点だと思います。
アプリ内ではバンドから取得した毎日の歩数や睡眠時間、心拍数などの数値が表示されます。ちなみに体重は手動で入れる仕組みです。
また、スマートバンドで健康管理よりも重宝しているのがアプリ通知機能。個別に設定ができるので、SNSなどの通知をしたいアプリだけを表示させることが可能です。
明るさも上がって屋外でも見やすいディスプレイ
さっそく装着して使ってみました。とりあえずは付属のシリコンバンドを使用していますが、良いのが出たら買い換えようかなと思っています。
少しディスプレイをカスタマイズして、好きな見た目に変えてみました。公式のものの他、サードパーティのスキンアプリもあるので好きなものを探してみましょう。
まず使ってみて感じたのはディスプレイの明るさ。今までは外だと明るさが足りずに見えにくいということもありましたが、光度が上がった上で自動調整してくれるようになったので、屋外での視野性が向上しています。
また、大きく変わったのが画面のリフレッシュレート。通常のスマートフォンなどと同じ60Hzに対応したので、スクロール時のスムーズ感が格段に向上しています。
上にスワイプするとメニューが表示されます。言語が中国語になってしまうのが気になりますが、ある程度なら覚えれば気にならない程度に感じました。慣れです慣れ。
左右スライドすると睡眠時間や心拍数、天気と音楽操作がウィジェットとして表示されます。以前は何回も横にスライドしないとならなかったので、1つにまとまって見やすくなりました。
ウィジェットをタップすると、専用のメニューに移ります。天気予報などが手元で見られるのは便利だなと思いつつ、GPSを利用した現在地判断がアプリでうまくできませんでした。手動設定しかできないのは地域設定の問題でしょうか……。
音楽操作は、再生・停止のほか、音量操作や選曲も可能です。スマホをバックに入れてるときに音量調整できるのは便利。
アプリ通知が見やすくなった。
続けてはアプリ通知。以前から便利に使っていましたが、画面サイズが大きくなってより見やすくなりました。ほぼリアルタイムで転送されるので、使い勝手も上々です。
別のスマホからの通知を転送するアプリを併用しているので、2台の通知を1台のバンドで確認ができてとても便利です。
複数の通知が来るとこんな感じに一部が表示されます。この画面でスクロールできるので、前のようにたくさんある通知を全部見ながら辿らなくても良くなったのは楽です。
詳細を見たい場合はタップすると全文チェックが可能です。
日本版の発売が待たれる
Mi Smart Bandは4→6→8と一つ飛ばしで購入し続けていますが、着実に進化を感じられるスマートバンドに仕上がっています。
今回は早く試してみたいと中国版を購入しましたが、言語が中国語(iOSなら英語にできるはず)にしかならないという難点も見受けられます。この辺りは正式な日本版が出れば解消されるはずなので、日本版の発売が待ち遠しいですね。
コメント