おはぎ食べてひたすら常磐線に乗るだけの1日-秋の乗り放題パスで東北乗り鉄の旅:3日目

2023年の旅行記
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おはようございます。本日は旅行最終日で、ほぼ常磐線に乗って仙台から帰還するだけで終わってしまうという移動の1日です。完全に時間の無駄感があるのですが、仙台まで東北本線&常磐線で帰りたいなという思いの元での旅行なのでまあ良いのです。

天気が良ければ海側を見に行っても良いかなと思ったんですが、あいにくの雨模様。ということで秋保温泉に再訪しておはぎリベンジしに行く予定です。

ホテルキャッスルプラザ多賀城の朝食はバイキング

ホテルキャッスルプラザ多賀城の朝食は本館最上階でのバイキング。当日料金は900円で事前料金は800円と、比較的リーズナブルな価格設定です。

味付け海苔に納豆、漬物に茄子浸しやひじき煮込み、郷土料理のしそ巻きなどが並びます(宮城県の郷土料理だとか)。

厚焼玉子と大根おろしに塩辛。トッピングかな。

温泉たまごに笹かまぼこです。面白いのが卵を割るための石が設置されていること。お皿とかでうまく割れないことがあるので助かります。

上の棚を見るとひっそりネギトロが置いてありました。皿盛りなのでいっぱい持っていきにくい……。

トロロにマカロニサラダ、生野菜サラダが並びます。

冷奴に玉こんにゃく。なんかどこでも玉こんにゃくを食べさせようという感じがするけど、玉こんにゃくって山形の名物じゃなかったっけ?

サバの塩焼きに、お麩の卵とじ。最初お肉かと思ったらお麩なんですね。

ハンバーグとスクランブルエッグ。ハンバーグはこの位のサイズだとバイキングにはちょうど良いですね。

焼売と蔵王そば。なんか凄そうな名前のそばではあるけども、味的には普通の乾麺でした。

お味噌汁に特製カレー。カレーに温泉たまごを合わせても美味しそう。

ご飯は宮城県産らしい。炊飯器の温度が低いのか、あんまりホカホカじゃなかったのが残念。

ドリンクコーナー。コーヒーに牛乳、ミックスジュースが用意されています。右奥に見えるのはヨーグルトとフルーツポンチ。

シリアルにパン、オーブントースターもありました。

持ってきたラインナップはこんな感じ。正直昨晩食べ過ぎたのもあってあんまりお腹が空いていない……。でもこの位の種類だと食べ過ぎなくて逆に良いかなとも感じました。ごちそうさまです。

そうそう、この朝食会場からは多賀城を一望できるという触れ込みなのですが、天気が雨模様なこともあって微妙な光景に。でも晴れ渡っている時なら優越感を感じながら朝食を食べられそうです。

「さいちのおはぎ」のリベンジに秋保温泉へ

食事を終えて休憩をしたら出発。今日の目的は秋保温泉へ再訪して、さいちのおはぎを購入することです。既に愛子駅前にあるカーシェアも予約しているので、後は売り切れてないことを祈るだけ。

多賀城から仙台まで-仙石線

今日は雨模様とのことでしたが、駅までは傘を差さなくても良いかなというほどの小雨。折りたたみ傘なのでなるべく出したくはなかったので、パラパラ程度でよかった。多賀城駅から仙台へと戻ります。

列車番号844S
種別普通
路線名称多賀城→仙台:仙石線
運行区間東塩釜→あおば通
乗車区間多賀城→仙台
発着時刻8時43分→9時04分
列車運行情報

終点となる「あおば通」駅は、仙台駅の次の駅。繁華街の中心地に行くので有ればあおば通からの方が近いのですが、何とも中途半端な場所にある印象が大きい駅です。

列車がやってきました。結構混んでいるかなと思ったのですが、多賀城発車時点ではそんなに混んではいませんでした。でも徐々に混んできて仙台に着くころには立ち客多数という状況に。

行先表示には「仙台・あおば通」との記載が。仙石線は松島の最寄り駅「松島海岸」に行くために観光客も多い路線。あおば通ってどこ?という人も居ると思うので、仙台と併記があるのは親切ですね。

仙台から愛子まで-仙山線

仙台に到着。ここからは仙山線に乗り換えて愛子駅へと向かいます。3連休に毎日仙台に来ているけども1時間も居ないで乗り換えてる気がする。

列車番号3827M
種別快速
路線名称仙台→愛子:仙山線
運行区間仙台→山形
乗車区間仙台→愛子
発着時刻9時12分→9時38分
列車運行情報

快速の山形行きだけど、愛子までは各駅停車なので所要時間は変わらず。山形方面に行く旅客も居るので混雑しているだけの列車です。同じ仙台市内なのに電車で26分も移動するというのを考えると、仙台市って大きいなと感じます。

列車はE721系。ボックスシートの席を確保できました。

カーシェアに乗っておはぎを確保してきた

愛子駅からは駅前にあるカーシェアスタンドから車を借りて出発。昨日とは違うミドルクラスの「C-HR」という車です。ミドルクラスだと料金が異なるけど、ステージが3になっているからベーシックと同じ価格で乗れます。

そしてありがたいことにガソリン残量は極小。給油割引を効かせることができるので、上手くいけば無料で帰ってこられるかも。どれくらいお店が混んでいるか次第ですね。

昨日来たのでナビも設定せずに一直線に到着。数回曲がるような道でも覚えてくれる頭に感謝したいところ。しかし人がたくさんだし混んでる……。

店前にはおはぎを求める旅客がたくさん並んでいますが、既にできているおはぎを買うだけなので列の進みは比較的早い。この場所からでも10分くらいでおはぎコーナーまで行くことができました。

おはぎの他にも手作り総菜が豊富なのがここの特徴。色々買いたいところではあるものの、食べきれないので目的のおはぎだけ買って行くことに。

昨日と違って棚にはおはぎがぎっしり。標準的なあんこときなこ、ごまの他にも変わり種として納豆おはぎがあります。今日の目的はなっとうおはぎ。

これがその納豆おはぎ。季節限定で涼しい時期にしか販売されていません。3個入りで420円という価格でした(納豆以外は2個入りがあったけど、納豆は3個入りしかなかった)。

仙台から常磐線経由で関東へ帰還

無事におはぎを入手して1時間15分以内に車も返却。△で返してくれた人に感謝をしつつ、関東へ帰還するために仙台へと戻ります。

愛子から仙台まで-仙山線

小雨が降る愛子駅。雨予報ではあったものの、思ったよりも弱めの雨で帰りの心配はしなくて良さそうです。気温も涼しくて少し寒いくらいに。

列車番号3830M
種別快速
路線名称愛子→仙台:仙山線
運行区間山形→仙台
乗車区間愛子→仙台
発着時刻11時11分→11時35分
列車運行情報

当初の予定では12時過ぎの列車でも間に合うようにと2時間の枠を確保していたおはぎ買い出しですが、終わってみれば1時間ちょっとで完了。仙台駅で少しゆっくりする時間が確保できそうです。

快速の仙台行き。そこそこ混雑はしていましたが、座れないほどではなくて一安心。なんだかんだでおはぎを買うために2時間くらいかけてしまったけど、欲しいものが確保できたので結果オーライです。

仙台駅周辺で休憩&おはぎを実食

仙台から乗車予定の常磐線は1時間後。それまでの間に少なくなった飲み物の買い足しなどを行ってくることに。雨も心配だったけど、カメラを出さなければ傘は要らないかな?というほどでした。

コンビニで東京メトロ&都営地下鉄の24時間券を発行するのを忘れていたことを思い出し、東口のセブンイレブンへ。東口には以前からヨドバシカメラがありましたが、近ごろリニューアルして大きくなってからは初来訪です。想像以上に大きくてびっくり。

無事に用事も済ませたので待合室へ。仙台駅の待合室にはコンセントが設置されているので、スマートフォンなどを充電することが可能。私もパソコンの充電をしながらおはぎを食べたいと思います。

「おはぎ」というよりも納豆もちという雰囲気しか感じない納豆おはぎ。美味しそう。

納豆はモロヘイヤらしき青みが混ざっていて、ネバネバを増幅させています。冷えているので少し硬めのお餅でしたが、たれが濃いめの納豆と共においしくいただきました。でもこれは少し温めたほうがよりおいしいかもしれない。

案外3個をペロッと食べられてしまうのがお餅の怖いところなんですが、逆に腹持ちは十分。大きさの割には満腹感が続きます。ごちそうさまでした。次回はきな粉も食べてみたいけど、それはちゃんとホテルの部屋とかにしないと粉が飛んで大変そう。

仙台から原ノ町まで-東北本線、常磐線

おはぎを食べて充電してトイレを済ませていい時間に。常磐線のホームから目的の原ノ町行き列車へと向かいます。原ノ町へ行く列車は1時間に1本程度と少なく、その先に接続する列車はさらに少ない。上野駅とかの感覚だと本数の少なさに驚きます。

列車番号240M
種別普通
路線名称仙台→岩沼:東北本線
岩沼→原ノ町:常磐線
運行区間仙台→原ノ町
乗車区間仙台→原ノ町
発着時刻12時40分→13時59分
列車運行情報

原ノ町までの所要時間は1時間20分とそこそこの長さ。東北本線は分断されて短くなっていますが、常磐線は長い乗車時間が続きます。1本乗り遅れると1時間後、そして原ノ町の乗り換えが無いので到着時間が2時間変わってきます。

居た列車は701系……。行きはずっとE721系が続いていましたが、帰りはそうはいかないみたいです。とはいえ原ノ町までの乗車を終わらせればずっとボックスシートでの移動は確約されてるんですけどね。

そういえばこの時に東北新幹線で車両点検のために運転見合わせという放送があったのですが、ネット上を見ていると仙台駅で薬品が漏れてケガをしている人も居るという結構な大事に。外には消防車なども集結していたようですが、在来線側ではそんな空気が全然感じられずにネットで見て初めて状況を知りました。

白い煙が出ているとのことで硫酸系の薬品な気がしますが、事故なのか事件なのか、ケガをした人の状況も気になります。

原ノ町から水戸まで-常磐線

1時間ほど揺られて原ノ町駅に到着。ここから先の区間は常磐線の中でも一番本数が少ない区間で、乗り遅れると数時間待ちなんてこともざらにあります。

列車番号678M
種別普通
路線名称原ノ町→水戸:常磐線
運行区間原ノ町→水戸
乗車区間原ノ町→水戸
発着時刻14時08分→17時21分
列車運行情報

原ノ町からの乗り換え列車は水戸行き。東北本線で考えると福島から宇都宮くらいの距離を乗り換えなしの1本で結びます。東北本線だと郡山・新白河・黒磯と3回も乗り換えが必要なことを考えると常磐線経由は楽だなぁと感じます。でも逆に途中で買い出しのできる駅がいわきくらいしか無いことには注意が必要です。

車両は常磐線でおなじみのE531系列車。この先はこの車両だけに乗って柏駅まで乗車して行く形に。

左は水戸行き、右は仙台行きという原ノ町駅のホーム。普通列車でも仙台から2回の乗り換えで上野までたどり着けます。でもその昔は原ノ町まで上野から列車が来ていたようだけど。

車内には首都圏路線ネットワークが載ってますが、そもそも高萩より先なので載ってない!

原ノ町を出てしばらくすると、「桃内」という駅に到着。この駅は周囲に何もないのですが、隣の小高駅は仙台Suicaエリア、浪江は関東Suicaエリアとなっていて、ちょうど中間のどちらも使えない駅になっています。

それじゃあ駅を使う人に不便じゃないのと思うんですが、駅前には数軒の家があるくらいであとは田畑が広がります。そもそも使う人が何人いるのやら……。

浪江駅を超えて双葉~夜ノ森駅間は福島第一原子力発電所の事故で立入禁止になったエリア。今では一部帰還可能になっていたりしますが、今でも2011年から時が止まったままという建物を多く見る区間です。もう震災から12年が経過して干支も一周、そろそろ小学生以下は震災を知らない時代になりましたが、ここには今でも変わらない光景が残っています。

……と震災の記憶を見ながら列車に乗っていると、常磐線の運転見合わせというお知らせが。

末続〜久ノ浜間にて、電柱に竹が接近しているから電気を落として伐採作業を行うらしい。作業時間が14時45分から15時15分位とのことで、15時20分ごろまで運転見合わせという内容でした。

行きであれば焦りもあったかもしれませんが、今日は帰るだけだし水戸まで行けば本数も多いので帰宅難民にもなることも無い。ゆったり運転再開を待ちましょう。

当初の予定から3分ほど早く運転再開。あんまり天気がいいわけではないけど車窓からは海を眺められます。

晴れ渡っていれば海の景色も最高なんだろうけども、このどんより具合では黒い海が見えるだけ。とはいえ一昨日や昨日に降られたら最悪だったので、その代わりに景色が犠牲になったと思えば。

いわき駅に22分ほどの遅れで到着。向かいの特急ひたち22号の乗り換えは間に合い、磐越東線も乗り換え待ちをすることで無事に乗り換えはできたようです。当初の予定ではいわき駅をすぐに発車するので最終的には6分ほどの遅れになるという話でしたが、結局いわき駅を13分ほど遅れての発車になりました。

大津港を超えて茨城県へ。到着したのは高萩駅。ここは都内からの普通列車がやってくる最北の駅。こう乗ってくるとずいぶんと遠くまで走って来てるんだなぁと感じる。

15分ほどの遅れで水戸駅に到着。水戸駅ではホームにある駅そばの唐揚げが気になっていたので食べてみることに。

しかし見てみると売り切れてる……。唐揚げを食べに来たので泣く泣く退店。

何かないかなと散策していると、はなまるうどんを発見。期間限定の痺辛麻婆うどんを以前食べて美味しかったので、また食べようとやってきました。

これがその痺辛麻婆うどん。薬味に山椒をもらえるので、痺れ具合を調整できます。

まぜまぜして食べます。辛さとしてはめちゃくちゃ辛いわけではないのですが、痺れが結構強いのがお気に入り。でも以前食べた神田店のものに比べてパンチが足らないような……。

麺を食べ終わったらご飯を入れて麻婆丼にして食べられます。でもなんか餡が少なくない?

ということで以前食べた神田店のものと比較(左が水戸ので右が神田の)してみたんですが、どう見ても神田のが餡の量が多い。値段は同じなのにこの量の差は……。

広告の写真を見る限り、おそらく神田店のようにたっぷり入っているのが正しいように感じます。もう神田店でしか食べません。

水戸から柏まで-常磐線

水戸駅の改札前にある発車案内。東京方面は品川行きでいわき方面は宮城県の原ノ町行きと、水戸駅を境に長い距離を結んでいるのがわかります。また水郡線は郡山行きがあるので、北の玄関口ともいえる駅が水戸です。

それでは南下していきます。勝田・水戸より先は列車の本数も多くなり、1本乗り過ごしても長時間待たなくて済むので気が楽です。日中時間帯は土浦で乗り換えが必要になってしまいましたが、朝夕は都心部まで直通列車があるのもうれしい。

列車番号1240M
種別普通
路線名称水戸→柏:常磐線
運行区間勝田→品川
乗車区間水戸→柏
発着時刻18時15分→19時51分
列車運行情報

水戸から柏までは1時間40分ほどの乗車。水戸まで来るともう着いたような感覚になりますが、まだまだ乗車時間は長いもの。新幹線ならこの時間で仙台から大宮まで行けてしまいます。こう考えると長々と鈍行に乗ってくるの、時間の無駄ではとだんだん感じてきてしまうのは年なのか。

車両はE531系。グリーン車も付いているのですが、さっきうどん食べたのでボックスシートで帰還します。コンセントが付いてるならまだグリーン車も考えたんですけどね。はやくE235系のようなコンセント付きグリーン車が普及してほしい。そうすれば沼津から充電しながら帰れるのに。

途中一時的な運転見合わせはありましたが、致命的となるような遅延も無く無事にこなせてよかったです。でももう仙台まで鈍行はきついな……。

徐々に感じる「鈍行長丁場はきつい」という思い

以前は青春18きっぷなどで頻繁に長距離乗車を続けてきた私ですが、最近は飛行機やレンタカーなど、鈍行列車から離れていることも多いこの頃。今回は仙台を超えて鳴子温泉までの往復をしてきましたが、実質的に2日が移動で消費されることに。

その分値段は安く済むとはいえ、観光できた分を移動で消化して追加の宿泊を生むことを考えると、実質的にそんなに安上がりじゃないのではと思う気持ちが強くなっています。

今回は東北本線&常磐線往復が目的だったのもありますが、段々と移動を安上がりにという理由で鈍行長丁場することは減っていきそうです。人の考えも変わっていくもんですね。

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