おはようございます。勢いで予約した台湾旅行のことを考えていたらふと思い出した鹿児島旅行。半年近く前に予約していたのだけど、何をするかもほとんど決めてません。まあ前回宮崎行ったときに行けなかった桜島とか巡っていければ良いかなと考えてます。
あれこれ調べ物をして夜ふかしをしてたら0時半。起きる時間は4時と短いのに普通に起きられるのは自らに感謝したい。
始発で羽田空港へ向かってフライト
本日の飛行機は朝7時25分。一応始発の次でも間に合いそうだけども、時間に余裕を持って出発。しかし朝からANA Pocketのミッションを開始するのに全然広告が流れなくてモヤモヤ。利益は出るからいいんだけどね。
上野から浜松町まで – 東北本線・東海道本線
日比谷線の上野駅から「5分」で乗り換えろという無茶をいう路線検索に合わせてダッシュで京浜東北線のホームへ。到着したときには接近アナウンスが流れていたので、やっぱりのんびり歩いていては絶対に間に合いません。とはいえ今まで乗り遅れたことはないので、乗り換えられるのは確か。
- 505B
- 上野→東京:東北本線
- 東京→浜松町:東海道本線
- 各駅停車
- 上野→浜松町
- 大宮→磯子
- 05時57分→06時11分
各駅停車の磯子行き。大宮始発の電車ということを考えると、羽田空港に早朝に行きたいならば大宮以南の京浜東北線沿線に住むのが一番良いんだろうなと思います。その分家賃とかも高そうではあるけどね。
思ったよりも多くの乗客が乗っていましたが、東京駅で1/4が降り、浜松町では2/4が降りてガラガラに。ほとんど早朝からどこかに出発する人たちのようです。私もその中のひとりだけど。
浜松町から羽田空港まで – 東京モノレール羽田空港線
- 浜松町→羽田空港:東京モノレール羽田空港線
- 空港快速
- 浜松町→羽田空港
- 浜松町→羽田空港
- 06時15分→06時33分
浜松町に着いたらめちゃくちゃ混雑中。そもそも浜松町って乗り換え用のエスカレーターや階段が狭くて困るんだけど、今日は普段にも増して人が多くて渋滞。間に合うか心配だったけども無事に間に合いました。混んでるとはいえ京急のように立ちっぱなしではなく座席の確保が可能。行きは東京モノレール経由のがやっぱり楽に感じます(帰りは京急のがどっちのターミナルでも始発だからいいけど)。
羽田空港に着いたら忘れずにしておきたいマイル積算。1乗車で20マイルだけど、ちりも積もればなんとやらです。
パワーラウンジで小休憩
モノレールは混んでいたけども保安検査場は比較的スムーズに進み、空港到着の10分後にはラウンジまで来られました。同じような土曜日の朝なのに混雑度合いに大きな差があるのは何なんでしょうね。行き先ごとに異なる保安検査場次第なのかな。
トマトジュースとスタッフに頼んで飲むコカ・コーラ。早朝から起きてねむねむな時に炭酸飲料はガツンと来ます。他にもコーヒーや紅茶の他、黒酢ドリンクや青汁などの健康志向な飲み物があるのがパワーラウンジの特徴。座席も快適なのでゆったり過ごせます。
羽田空港から鹿児島空港まで – SNA77便
空港には早めに来ることを心掛けているけども、搭乗口にはギリギリに行きがち。今回は九州の定番ソラシドエアに搭乗して鹿児島まで向かいます。
7時25分発。この位が始発で来て小休憩しても間に合う時間なので、一番都合が良いかなと感じてます。一応7時の飛行機でも間に合うけども時間が危うすぎる。
いつ座席指定したのかも忘れたけど、窓側座席が空いていたので取っていたようです。富士山が見えるかは航路次第だけどどうだろう。
羽田空港の離陸待ちの列。なかなか難しいとは思うけど、ここをタイムラプスとかで流すと面白そうです。
無事に離陸。東京スカイツリーや筑波山かな?を見ながら東京を離れます。もう少し天気が良ければとは思いつつ、ここ最近の微妙な天気からすると良い方です。
機内でAmazonプライムビデオを見たりして過ごしているといつの間にか鹿児島県に到着。左手に桜島が見えるけど、若干噴火してる?これだと近くまで行けなかったりするのかな。
そうして鹿児島空港に到着。2時間ほどのフライトでした。機内は暑かったけども出てみたら思ったよりも肌寒い。でも上着は必要ないかな。
鹿児島空港のラウンジ菜の花へ
鹿児島空港には制限エリア内にANAとJALのラウンジ、制限エリア外にカードラウンジがあります。今回はソラシドエアで来たのでカードラウンジ「菜の花」で飲み物を飲んで行くことに。結構外れにあるのでわかりにくいのがネック。
ソフトドリンクが無料で提供されています。まずは色々出せるコーヒーメーカー。
コカ・コーラのドリンクバー。グレープフルーツジュースがあるのが個人的に嬉しい。
冷蔵庫にはトマトジュースや牛乳の他、ゆずドリンクとマンゴージュースも用意されていました。
またあくまで「試飲」という形ですが、焼酎を飲むことも可能。そして残念ながら以前までもらえていた無料のおつまみは2024年1月に廃止となったようです。
グレープフルーツジュースを飲んで休憩。休憩というかブログ書いているだけだけど、ここで書いておかないと後で溜まりまくって大変なんだよね。
レンタカー屋に電話して送迎場所に向かう途中に足湯を発見。ポカポカして暖かそうです。
特に考えも無く枕崎に向かって出発
今日の目的は枕崎方面に行って霧島神宮へと向かうルート。元々は佐多岬に行こうと考えていたんですが、レンタカー屋の人から「明日は鹿児島マラソンで市街地や国道が大規模通行止めになる」という情報を聞いて、佐多岬を明日にして枕崎を今日にする予定へと変更。良い情報を教えてもらって助かりました。
今回のレンタカーは大手ではなく「ハッピーレンタカー」というお店。中古車を利用しているようで古めのノートでしたが、走ってちゃんと止まって曲がれればいいんです。Bluetooth Audioが使えなかったので、FMトランスミッターを持ってくればよかったと後悔。
令和になって「武富士」を見るとは思わなかった
鹿児島市方面へと車を走らせていると、姶良市内で車窓に「武富士」の看板を発見。思わず近くの停められそうな場所に車を停めて見に行っちゃいました。
看板だけなら見たことがあるんですが、店舗がほぼそのまま残されているのは初めて見ました。昔は多くのCMを流していた大手消費者金融でしたが、いわゆる「グレーゾーン金利」が違反とされて過払い金として請求されるようになった結果、倒産してしまった過去を持つ会社です。
北海道のようかんパンのような「ラビットパン」
お茶を買いに行ったスーパーで見かけた「ラビットパン」と名付けられたパン。パンに羊羹をコーティングしているというと北海道で販売されているようかんパンを思い出します。
フォロワーさんが制作したロゴを見てきた
フォロワーのデザイナーさん(たむさん)が制作したロゴが鹿児島市内の「南国かごしま屋台村 キシャバノ横丁」で使用されているということで見てきました。車を停める場所が無かったのでタイミングよく信号待ちして撮影。こうしてお店とかで使われるロゴを作れるって凄いなぁ。
どんよりした火之神公園から海を眺める
長々と車を走らせて枕崎へと到着。晴れ間が広がっていたはずの空は分厚い雲に覆われ、なにやら小雨まで降ってくるような状況。これじゃ海を見ても良い景色が期待できません。
何もしないで帰ってしまうと「何しに来たの」となっちゃうので、何かないかと地図を見ていると「火之神公園」という場所を発見。海も眺められるみたいだし行ってみましょう。
右手に見える岩は「立神岩」と呼ばれる岩。そして左側に見える山は硫黄島でしょうか。比較的近い場所に島が点々としているので、船に乗って島に行くような旅行を計画しても楽しそう。
少し離れた場所にある幸せの鐘。中央から立神岩を見ながら鳴らしつつ幸せを願います。良いことあれば良いな。
せっかくの枕崎なのに食事にありつけない
枕崎に到着したのは14時過ぎ。こんな時間ではランチ営業の多くも終了しており、まだ夜の営業には早いという一番お店がやってないような時間に来てしまいました。そんな訳で調べていたお店もすべて閉店時間となっており、期待を求めて「枕崎お魚センター」に行ってみることに。
現在改修工事中のお魚センター。リニューアル後にはフードコートなどもできるみたいです。
そして2階のレストランに向かおうと奥に行くと、もう営業終了したという掲示が。そりゃもう14時半過ぎだしやってないよね。火之神公園に行く前に来ておけばワンチャン可能性あったかもしれないけど。
仕方がないのでさつま揚げ(200円)を購入してモグモグ。揚げたてで結構分厚いので食べ応えあります。
さらに地物のブリのお刺身も購入。これで鹿児島名産を食べたとして茶を濁しましょう。ブリは新鮮でおいしかったし満足。
本日の宿泊先の霧島神宮に向かって出発
枕崎で食事(?)を食べ、そろそろ宿に向かって行かないとならない時間。途中に何か見つけたら寄り道をする流れで向かいましょう。意外と道中に見かけるスポットが穴場だったりするんだよね。
明治時代の石橋が残る南さつま市
しんしもん滝の手前にある「高隈橋」が国道270号線から案内されていたので来て見ました。明治時代に作られた石橋が今でも残されており、川に降りられるので間近で見ることが可能になっています。
修繕などは実施していると思いますが、明治から100年以上も架かり続けていると思うと歴史を感じます。どこかに出来た当時の写真とか有ったりしないのかな。
2023年度で閉校となる「南さつま市立・内山田小学校」
車を走らせていると学校を発見。でもこういう場所の学校って閉校になってたりしてそうだよな……。と思っていたら横に看板が立っていました。
看板の内容を見ると「145年間のすべてにありがとう」「令和6年3月10日に閉校式が行われる」という記載が。どうやら2023年度で閉校するようです。日本の少子化が深刻なことは数字でも示されていますが、どんどん消えていく学校を見ると悲しくなります。でも結婚もしてないし子供も居ない私、そういう人が少子化を加速させているといわれると何も言えません。
恐らく2023年度にも卒業生は居るとは思いますが、卒業してすぐに「母校」が無くなってしまうことになっちゃうんですよね。
廃線跡っぽい道を見つけた
なんか左側に鉄道の痕跡らしき遺構を見つけ、その付近を見ると意味深な直線が伸びていました。ちょっと横道にそれるけども気になるので見に行ってみました。
なんか怪しい。木の生えている場所も中途半端だし、列車が通れそうな幅が先に続いています。気になって調べてみると、ここには以前「鹿児島交通枕崎線」という鉄道が走っておりその廃線跡なのだとか。枕崎駅から鹿児島本線の伊集院駅までを結んでいたものの、赤字や災害の影響によって1984年に全線廃止となった路線です。ちなみに枕崎駅の開業は国鉄側が後で、先に出来た路線が消えて後から出来た路線が残るというのは何とも言えません(指宿枕崎線も怪しいけど)。
「鴻巣」は「こうのす」と読んでしまう埼玉県民
信号待ちで右手を見ると「中鴻巣公民館」と書かれた場所が。上のフリガナを見ると「なかぐるすこうみんかん」と書かれており「鴻巣」は「なかぐるす」らしいのだけど、埼玉県民としては「鴻巣市」の印象が大きくて「こうのす」としか読めません。
明治時代の木造駅舎が残る「嘉例川駅」
霧島神宮に向かう経路の途中に有った嘉例川駅。以前も来たことがあるのですが、明治時代から100年以上に渡って木造駅舎が残り続けている駅で、登録有形文化財に登録されています。どうせなら行こうと寄り道。
車を停めて出たら「カンカン」と警報機の音。1時間に1本くらいしか来ない貴重な列車がちょうどやってきていたようで急いでホームへと向かいます。
ちょうどホームに停車しているタイミングで撮影できました。やっぱりこういう古い駅舎には古い車両(キハ40)が似合います。BEC819系(DENCHA)なんか来たら雰囲気が全然合わない気がするし。
開業当時は有人駅だったのか乗務員室もありますが、今では無人駅。当時は乗客も多かったのかもしれませんが、こうして古い駅が残されている場所で思うのが「こんな今は誰も居ない場所が有人駅だったの」ということ。先ほどの小学校の閉校の件もそうですが、人口集中&過疎化も日本の課題ですよね。
ホームから改札方面を眺めた一枚。もしこの駅のことを知らずに間違えて降りてしまったら、タイムスリップしてしまった!?と勘違いしてしまいそうです。
駅舎の手前にあるベンチの下ではネコがスヤスヤ。人に慣れているようで、近づいても逃げるそぶりもありませんでした。
霧島神宮まで徒歩0分!民宿「きりしま路」に宿泊
本日泊まる宿は霧島神宮に近い民宿。あんまり位置関係を確認していなかったのだけど、ナビに従っていくと霧島神宮の大鳥居をくぐって行けと。もう目の前が霧島神宮なんだけど……?
霧島神宮の手前にあるロータリーをぐるっと回って……じゃなくて到着ですとアナウンス。右側の奥の建物が泊まる民宿でした。近いとは聞いていたけど、ここまで近いとは思ってなかった。
霧島神宮までは橋を渡って1分未満。チェックイン後やチェックアウト前に行くのも十分ありな距離感です。
驚きを感じつつも到着。車は民宿の前にある駐車スペースに停めて良いみたいです。
昼間は食堂としても営業しているようで、1階スペースはテーブルと椅子が並んでいました。宿泊客の食事場所は左側の部屋の中らしい。
トイレは部屋にあるようですが、洗面台は共用でした。ドライヤーのコンセントがあるので持参したときも使えそう。
部屋は広々とした8畳の和室
部屋はこちら。1人で宿泊するには十分すぎる8畳の部屋。3人くらいまでなら手狭感なく過ごせるのではないでしょうか。
テレビとファンヒーター。コンセントは既にこの2台で使われているので、OAタップを使うかどちらかを止めるかしないと充電などに使えません。この辺りは旅館あるあるなので特に気になりませんが、ビジネスホテルばっかり泊まっている人だと気になるかも。
テーブルの上にはタオルに歯ブラシ、お茶の用意がありました。浴衣や布団は押し入れから自分で用意するスタイル。
トイレは部屋内に設置されています。でも洗面台が外だからトイレしたら外で手を洗わないと……。
品数豊富でお腹いっぱいになる夕食
こういう旅館に泊まるときには大抵2食付きにするのが定番となっている私。例によって今回も2食付きで予約していたので夕食を食べてきました。お肉料理に刺身・天ぷらにひじきや青菜に焼売の小鉢など、品数豊富で美味しそう。ご飯は炊飯器に4杯分くらいが用意されていました。
最初お鍋かな?と思ったら焼き物だったみたい。適当に混ぜて火を通したらタレを付けていただきます。
お刺身。マグロと甘エビの二点盛です。
天ぷらは5種類。中でもえび天が「おかき」を使用した衣を使っていて見た目にも華やか。こういう遊び心好きです。
モグモグ食べていると追加でお蕎麦がやってきました。もしかして自家製なのかもしれません。
おかずが多かったのでご飯が進んで全部食べてお腹いっぱい。量を求める人でも満足できるラインナップだと思いました。ごちそうさまです。
温泉は単純温泉で刺激が少なめのやさしいお湯
ここのお風呂は温泉。夜は21時までと少し早いですが、朝は6時半からチェックアウトまで入浴可能です。泉質は単純泉でphも中性。とはいえ何も特徴が無いわけではなく、若干の硫化水素臭や白濁など、硫黄泉によくある特徴を持ったお湯です。
シャワーが2台と2、3人入れそうな浴槽。そんなに広くは無いのですが、泊っていた人も少なかったので貸切状態で入浴できました。ゆったり長湯できる刺激の少ない温泉でポカポカです。
霧島神宮にお参りしてきた
宿泊内容を1つにまとめたかったので時系列が変になっていますが、食事の前にお散歩がてら霧島神宮にお参りに行ってきました。食事の時間まで15分しかないけど、行けるところまで行こうという。
階段を上って先に進むと展望台があり、夕暮れの景色を眺められました。ちょうど夕暮れを高台から見たかったのでベストタイミング。夜になったら星が綺麗に見えるかもしれない。
もう社務所は閉まっているけどお参りは可能。本殿に向かって足を進めます。来たことなかったので知らなかったのですが、想像よりもコンパクトでお参りしやすい神社です。
夕暮れ時という時間もあって人もまばら。昼だと人が被ってしまいそうな写真でも、この時間なら良い感じに撮影できます。さて、参拝前に神社の説明を少々。ここは天照大神の孫とされる「ニニギノミコト」を祀る神社で、家庭円満や学業成就、さらには縁結びにもご利益があるんだとか。私は縁結びをしたい。
国宝にも指定された本殿で参拝。この時間で薄暗いこともあるかもしれませんが、神聖な空気感に包まれています。あれこれお祈りというか意気込みを話してきたので、静かに見守っていただければ嬉しいな。
帰り道に境内に咲いていた花。これは桜なのかな。色が濃い目できれい。
参拝以外にお散歩しながら見つけたのがこのお店。何と焼肉食べ放題で2,000円らしい。とはいえ旅行に来て焼肉食べ放題というのもどうなのって気もするけど、人数いてワイワイするなら良いかもしれない。
明日は佐多岬&桜島へ行く予定
明日は今日とは海を挟んだ反対側の先端「佐多岬」を目指して南下します。往復で6時間くらいかかるみたいだし、8時位には出発できるように準備をしておきたいところ。明日こそちゃんとした昼食にもありつきたいし。
あとは桜島にも寄りたいなと考えているけど、今噴火してるみたいでどこまで行けるんだろう。特にニュースにもなってないし平常運転なような感じもするけどね。
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