日進から北与野まで高崎・小山経由でぐるっと大回り。東京近郊区間大回り乗車をしてきた

2021年の旅行記
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最近は遠くに行くことが多いのですが、たまには近場で大回りするのも良いなってのと、臨時列車もあるようなので大回りをしてきました。

やろうと思って大回りするのはいつぶりかな……。昔は良くしてたんですが、最近はめっきりやらなくなってしまっていました。

大都市近郊区間大回りとは

大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例 | JR東日本

そもそも大都市近郊区間ってなんなのかというと、上図のエリアのこと。(東京近郊区間)このエリア内は色々な路線が入り乱れてるため、A駅からB駅に行く経路はどんな経路でも最短区間の運賃のみで良いですよという特例があります。

例えば秋葉原から新宿に行くのに、山手線で回っても良いし、中央・総武線で行っても運賃は変わりません。旅客の利便性を考えてこのような制度が作られています。

それを極端に考えて、秋葉原から上野までを山手線逆回りでも良い、房総半島を回っても良い、茨城やら栃木を回っても良いというのが大回りです。

基本的に同じ駅を2回通ってはいけない

あれこれ例外を言い出すとキリがないので「基本的に」としておきますが、同じ駅を2回通ってはいけません。秋葉原から上野に行くのに、山手線を2周回ったらそれは不正乗車になります。

あくまで一筆書きで巡る必要があり、そのためにルートの選定は先に行っておく必要があります。

日進から北与野を大回り

今回は川越線の日進から北与野までを逆方向に向かって大回りをします。本来なら川越線&埼京線で2駅ですが、以下のようなルートに。

日進→高麗川川越線
高麗川→倉賀野八高線
倉賀野→高崎高崎線
高崎→新前橋上越線
新前橋→小山両毛線
小山→赤羽東北本線
赤羽→北与野埼京線

このような感じでぐるりと回ります。なお運賃は日進→北与野の190円のみで規約上も問題ありません。本当は上野まで行こうと思ったのですが、時間の関係で赤羽で折り返すことに。(赤羽を過ぎると西国分寺まで回らないといけなくなるため。)

所要時間は約6時間程度。大体東京から名古屋までの鈍行で行くのとほぼ同じです。ある意味青春18きっぷで名古屋まで行く予行練習には良いかもしれませんね(?)

臨時列車を目指して群馬県の桐生駅へ

今回は桐生から出ている快速あしかが大藤まつりに乗るためにまずは桐生駅に向かっていきます。案外指定席も余裕で取れたのですが、そんなに混んでないのかな……。

日進から川越まで:川越線

少しでも運賃をケチろう(?)と大宮から日進までの運賃を払う代わりに北大宮から40分歩いてきました。こんなことをするのは自分だけで良い。

少し雨が降ってきていましたが、無事に日進駅に到着。ここから大回りが始まります。

ここから北与野までは逆方面に乗ればすぐなのですが、反対方面に向かっていきます。まずは川越行きです。

列車情報列車番号:987F
路線名:川越線
種別:快速(普通)
運行区間:新木場→川越
乗車区間:日進→川越
発着時刻:10時35分→10時54分

埼京線のオマケのような川越線。基本的に埼京線からの直通運転になっていて、川越線区間のみの列車は設定されていません。

車両はりんかい線の209系ベースのやつ。E233かこれかという格差が目立ちますね。まずは川越駅まで向かっていきます。

川越から高麗川まで:川越線

川越から川越線の高麗川方面に乗り換えます。この川越線なのですが、大宮から高麗川までの路線なのに通しの列車はなく、片方は埼京線の属線で片方は八高線の属線のような状況になっています。

高麗川方面に関しては、一応高麗川行きの設定はあるものの、多くは八高線に直通して八王子まで行く列車となっています。

列車情報列車番号:1175H
路線名:川越線
種別:普通
運行区間:川越→八王子
乗車区間:川越→高麗川
発着時刻:11時07分→11時27分

車両は前は209系天国だったのですが、どんどんE231系がやってきて近郊感がぷんぷん。横に来るやつのが古かったりすることもしばしばになりました。

高麗川から高崎まで:八高、高崎線

高麗川駅に到着しました。この先は埼玉県で一番のローカル線区間の八高北線です。高麗川駅を境に南は電化路線になっています。

列車情報列車番号:235D
路線名:
 高麗川→倉賀野:八高線
 倉賀野→高崎:高崎線
種別:普通
運行区間:高麗川→高崎
乗車区間:高麗川→高崎
発着時刻:11時32分→13時00分

そして北側は235Dってことはディーゼルです。埼玉県の唯一の非電化区間となっていて、お陰で埼玉県は電化100%になっていません。

ちなみに高崎行きですが、八高線自体は倉賀野まで。でも路線名は「八王子」と「高崎」で八高線となっています。

車両は東北地方よろしくキハ110系です。さて東北がキハE120に変わるのが先か、八高線が変わるのが先か……。

なおキハ110ということで、2×1のボックスシートとロングシートという席になっているので、車窓はゆっくり見やすそうですね。

大回りで気軽にローカル線を味わえるとあって、房総半島に並んで大回りの楽しい路線のひとつです。

高崎から桐生まで:上越、両毛線

高崎駅に到着。ここでは30分程度の待ち時間が発生します。駅ナカにコンビニや駅そば、駅弁屋などもあるのでお昼ごはんを仕入れておくには良いスポットです。

高崎駅の駅名標は、SLが来ることもあってレトロ風となっています。

高崎駅は今も昔も信越・上越方面の玄関口といった印象を持つ駅。しかし信越本線が横川で分断されてしまったのは悲しいやらなにやら……。

乗り換えるのは13時37分発の小山行きです。ひとつ前だと伊勢崎行きなので、結局後続列車に乗り換えることになるんですよね。

列車情報列車番号:449M
路線名:
 高崎→新前橋:上越線
 新前橋→桐生:両毛線
種別:普通
運行区間:高崎→小山
乗車区間:高崎→桐生
発着時刻:13時37分→14時23分

両毛線は以前は手動ドアの115系が最後まで残っていたりと面白味があった路線なのですが、今は211系だけと強いて面白味もなく……。意外と209系などよりもしぶといので、まだまだ使われそうですね。

桐生から臨時快速の「あしかが大藤まつり」4号に乗車

今回わざわざ桐生で乗り換えるのはあしかが大藤まつりという臨時快速列車に乗るため。予め指定席券も用意しておきました。

群馬ディスティネーションキャンペーンで和風になっている桐生駅の駅名標。良い味だしてますね。

この桐生駅はわたらせ渓谷鐵道(旧足尾線)の乗換駅となっています。ちょうどわたらせ渓谷鐵道の列車も来ていました。

ちょっとホームを眺めていたら……これって旧足尾線時代からの遺構っぽいですね。昔の写真にも同じようなものが写ってましたし。

こうみると片方だけやけに古いのがわかると思います。いつまでも残っていてほしいですね……。

そしてこちらが臨時列車の時刻表。これいわきからの臨時とかあるのが凄い……。そこまで藤の需要はあるのか!?

桐生から赤羽まで:両毛、東北本線

列車が入線して来ました。指定席なのでのんびりしてても大丈夫。少し撮影タイムとしましょう。

横から幕を中心に。結構好きな構図だったりするんですよね。

横の幕は「臨時快速」扱いに。ムーンライトながらでは専用の幕があったので、この表記を見るのは初めてですね。

やはりこの角度は人気なのでしょうか。こっちから撮っている人がたくさん居ました。全体を撮るなら確かにこっちのが見映えが良いですからね。

そして別のホームに211系が入線して来ました。これなんか熱海駅とか三島駅みたいな感じですね。懐かしい雰囲気です。

列車情報列車番号:9447M
路線名:
 桐生→小山:両毛線
 小山→赤羽:東北本線
種別:快速あしかが大藤まつり4号
運行区間:桐生→大船
乗車区間:桐生→赤羽
発着時刻:15時06分→17時29分

それでは時間も迫ったので乗車。全車指定席なので「自由席」という文字は見られません。あれは踊り子の特権でしたね。

座席は回転リクライニングなのですが、足先にヒーターがあって伸ばせないのはムーンライトながらで辛かった記憶があります。

そういえば……座席ほぼ満席なはずなのに、実際はガラガラなのはなんなんでしょうねぇ。指定券だけ取って乗らないって人が多そうに見えます。

赤羽から北与野まで:埼京線

赤羽駅に到着。あとは北与野に向かうだけとなります。もう暗くなってきました……。今回唯一の東京都の駅です。

列車情報列車番号:1781F
路線名:埼京線
種別:快速
運行区間:新木場→川越
乗車区間:赤羽→北与野
発着時刻:17時48分→18時06分

長かったですね……ようやくこれで一周です。やはり上野まで行かなくて正解だったかも。

車両は最初に乗ったのと同じでした。これは運命?(違う)赤羽で結構降りたので無事座れました。

北与野で改札を閉じられる

長旅?も終わって改札からようやく出られます。では向かいましょう。

改札でピンポーンと止められてしまいました。普通なら10分くらいで着くのに7時間近くも経ってるので閉じちゃうことがあるんですよね。

大抵は改札で大回りだというと通してくれますが、たまに経路とか聞かれるのでメモなどしておくと良いと思います。

1日乗ってるだけ!みたいな大回りですが、乗るのが好きな人は安く楽しめるので経路考えてやってみてくださいね~。

あ、そうそう。もちろん北与野から大宮までは歩いていきました(?)

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