おはようございます。今日は特に何もやることを決めているわけじゃないんですが、夜に家に帰れればいいなという考えです。せっかく週末パスで信州エリアの私鉄も乗れるので、長野電鉄に乗って懐かしの車両に乗ってこようかなと思います。
帰りはどうしよう。時間が間に合えば横軽経由のバスで、時間が無ければ新幹線かな。

朝食を食べてチェックアウト
昨晩は疲れてしまって20時くらいにスヤスヤ。起きたら6時でした。あんまり寝すぎると頭が痛くなるので、8時の朝食まではのんびり座って過ごして朝食へ。

朝食は湯豆腐や厚焼き玉子、ニジマスの甘露煮などが並ぶ和定食。豪華ではないけど、旅館らしい食事です。

厚焼き玉子は焼き立て。最近卵が高くてあんまり食べられてないので嬉しい。

湯豆腐は自分で温めて食べます。冷や奴もいいですが、冬だと湯豆腐も嬉しいです。ご飯も美味しかったのでついついおかわり。ごちそうさまでした。



芯から体が温まる炭酸水素塩泉に、外からは川の音位しか聞こえない秘境感を味わえる温泉旅館。温泉地の旅館も良いですが、こういう秘境温泉も楽しいですね。お世話になりました。

また送迎車で上田駅まで送ってもらいます。時間は10時なので、5分前くらいにはフロントに行けるように準備を整えておきましょう。
ホテルの人に帰り際、「また来週もお待ちしております」という一言を。いや実は来週も来るんですここ。(2週間連続で当選したという)
懐かしの成田エクスプレスに乗りに長野電鉄へ
今日の行程はまず長野電鉄に行くということに決定。週末パスのエリア内なので気軽に乗りに行けます。
上田から長野まで:しなの鉄道線・信越本線

上田駅へと戻ってきました。ここからは長野に戻る形で長野駅へと向かいます。

改札口は昔ながら。首都圏では自動改札で紙のきっぷの利用すら減っていますが、少し郊外に行くと今でもこんな景色が見られます。

改札の横には終電の繰り上げのお知らせが。接続の新幹線が早くなるということで、都内に居られる時間が短くなります。でも元々そんなに利用者もいなかったんでしょうね。

乗車するのは3両編成の長野行き。大体2、30分間隔で運行されているので、途中下車もしやすそうです。

改札に入って駅名標……と探してもこれしかありませんでした。もしかしたら端っこに行けばあるのかも。
列車番号 | 2635M |
種別 | 普通 |
路線名称 | 上田→篠ノ井:しなの鉄道・しなの鉄道線 篠ノ井→長野:信越本線 |
運行区間 | 軽井沢→長野 |
乗車区間 | 上田→長野 |
発着時刻 | 10時50分→11時34分 |
乗車時間は44分。のんびりと信濃路を走っていきます。

車両は115系。この帯だと新潟を思い出します。

車内はボックスシートなので、前からの115系の車内を味わえます。こういうのに乗って車窓を眺めるのは風情を感じます。

途中で緊急停止。なにやらこの先の踏切で車が入ったらしいんですが、安全確認も取れて無事に発車。
長野から湯田中まで:長野電鉄・長野線

しなの鉄道の長野駅を降りて、駅前地下にある長野電鉄に向かいます。ここは純粋な私鉄なのですが、長野駅は地下鉄のような風貌です。

長野電鉄には普通列車と特急列車がありますが、特急料金は1乗車100円。湯田中まで行っても100円です。

でも今回乗車するのは普通列車です。意外とレアな1日1本の湯田中行きだったり。
列車番号 | 103 |
種別 | 普通 |
路線名称 | 長野→湯田中:長野電鉄・長野線 |
運行区間 | 長野→湯田中 |
乗車区間 | 長野→湯田中 |
発着時刻 | 11時48分→12時57分 |
乗車時間は1時間9分とそこそこな距離。直線ではそんなに長くないですが、くねくねしているので結構時間が掛かります。

車両は東京メトロで運行していた03系。長野電鉄では首都圏の中古車両が利用されており、懐かしの車両を見ることができます。

駅は地下にあるので、地方なのに地下鉄みたいな雰囲気。そして奥にあるのは特急列車。

こちらは元々成田エクスプレスで運用されていた253系です。こちらでも特急列車として運行されており、これが100円で乗れます。
そして右側にあるのは元東急8500系の車両。なんだか東京の地下鉄駅のような光景です。

このLED表示機、懐かしいですね。毎日乗ってたときもあったけど、編成によっては東武線内の案内が出てなかったな……。

乗っていると車窓から03系の先輩に当たる3000系が。こちらのが日比谷線という印象がある人も多いかもしれません。(私は走ってるのを見たことがない世代)
湯田中でやることもないのでぶらぶら

終点の湯田中駅に到着。折返しというか乗りたい列車は40分後なので、食事をするのも微妙だし、かといって立ってるだけも微妙という時間。
駅前にローソンがあったので、そこでパンを仕入れて帰りの車内で食べることに。

駅前のバスロータリーにはバスがたくさん。ここから温泉街などを結んでいるようです。

駅には乗ってきた03系が折り返しを待っていました。なんか不思議な光景です。

駅の裏には日帰り温泉の他、足湯も用意されています。冬場の寒い時期は足湯に入りながらゆったり待つと寒くなくて良さそうです。
湯田中から長野まで:長野電鉄・長野線

入線時刻が近づいてきたので改札前で待機。特急券を購入して列に並びます。


なんか色褪せている湯田中駅の駅名標。単純往復になっちゃったけども戻ります。
列車番号 | 10A |
種別 | 特急|スノーモンキー |
路線名称 | 湯田中→長野:長野電鉄・長野線 |
運行区間 | 湯田中→長野 |
乗車区間 | 湯田中→長野 |
発着時刻 | 13時50分→14時38分 |
湯田中からは50分ほどで、ちゃんと急いで走ってくれます。これで100円なら乗るしかない感じ。

車両は元々成田エクスプレスで使用されていた253系。関東では特急日光で利用されていますが、こちらに来ているのはほとんど当時のままの車両。

なんだか成田エクスプレスのような雰囲気も感じる側面の案内板。A特急となっていますが、これは長野電鉄内でA特急とB特急があるから。


網棚がないなと思ったら飛行機のような開閉式。結構重いので開けにくい……。

座席は元々のボックスシートを向き先固定したクロスシート。リクライニングもしないこの座席でA特急料金を取ってたんですね……。なお案の定不評で次からは回転クロスシートになったようです。

なおテーブルは背もたれの後ろに用意されていて使うことが可能です。

途中の須坂駅で隣に元メトロ03系の3000系が止まってました。そして横にイオンがあるのですが、イオンの横の駅で止まる03系というと西新井駅のように見えてしまいます。

そして終点、なりたく……じゃかくて長野駅に到着です。長野駅近くは地下化されているので、成田空港に入る時に地下に入るのと同じような感覚。地下なのにちゃんと携帯の電波も入るしね。

長野電鉄の長野駅前には売店があり、地元の野菜などが販売されています。長芋100円にしめじ100円、キウイ150円となめ茸150円を購入。合計で500円とリーズナブル。
でもレジ袋が1円で、1,010円を出したら509円を返す手間で誰が得をしているのか……。
信越本線「横軽」を通って帰路へ
長野駅に戻りながら路線検索をしていると、元々行こうとしてた横軽ルートに行けそうなことが判明。時間はかかりますが楽しんでいくことに。
長野駅近くの「誠心堂」でおやきを購入

古そうな看板を見ながら長野駅近くにある和菓子屋さん「誠心堂」へ。ここは和菓子屋さんなんですが、おやきも美味しいと有名です。

細い路地を通った先にあるお店なので、良く場所を確認しておかないと曲がる路地を通り過ぎちゃいます。

こちらが買ってきた茄子と野沢菜のおやき。どちらも160円です。


中身はこんな感じ。茄子は丸茄子の味噌焼きという感じで、野沢菜もぎっしり。少し温めたほうがより美味しく食べられますが、そのままでも美味しく食べられます。
長野から小諸まで:信越本線、しなの鉄道・しなの鉄道線

長野駅から軽井沢に向かうのですが、長野で待ってるよりも先に小諸に行ってみようと1本早い列車で出発。今回の旅行で4回目のしなの鉄道線です。

長野駅には在来線と新幹線の改札がありますが、新幹線改札前には近距離券売機で新幹線が購入可能。もちろんオレンジカードも使えるので、高額オレンジカードのいい使い道かも。

小諸行きの列車は30分間隔で運行中。このくらいの間隔だと途中下車もしやすい。
列車番号 | 660M |
種別 | 普通 |
路線名称 | 長野→篠ノ井:信越本線 篠ノ井→小諸:しなの鉄道・しなの鉄道線 |
運行区間 | 長野→小諸 |
乗車区間 | 長野→小諸 |
発着時刻 | 15時41分→16時46分 |
小諸までは1時間ほど。新幹線なら高崎も過ぎてそうな時間ですね。

車両はSR1系。古い電車もいいですが、なんだかんだで新型車両のほうが乗り心地は良好です。
小諸駅近くの「ツルヤ」で買い出し

小諸駅に到着。ここでは30分ほどの待機時間があるので、近くにある「ツルヤ」というスーパーへと向かいます。

ここツルヤは長野県を中心にチェーン展開するスーパーマーケット。一部は群馬県などにもありますが、都心部ではあんまり馴染みがないお店です。

ここの売りは多数のプライベートブランド。美味しい商品が比較的リーズナブルに入手できるのですが、おすすめがこのりんごジュース。
信州産のりんごを絞ったストレートジュースが300円〜450円ほどで購入可能です。とても美味しいので、長野に来たときにはぜひお土産にどうぞ。
他にもワインなども販売されており、こちらも評価は上々。お土産店をスルーしてここでお土産を買っていくのもおすすめです。
小諸から軽井沢まで:しなの鉄道・しなの鉄道線

小諸駅に戻ってきました。ここから軽井沢行きに乗車して横軽を目指します。

小諸駅構内には鉄道グッズの販売コーナーがありました。でも価格設定が謎で、釘は300円だけど名札刺しは20,000円。

それでは軽井沢行きに乗車します。軽井沢ってリゾート地だけど、しなの鉄道の乗り換えにしか使ったことがありません。
列車番号 | 778M |
種別 | 普通 |
路線名称 | 小諸→軽井沢:しなの鉄道・しなの鉄道線 |
運行区間 | 小諸→軽井沢 |
乗車区間 | 小諸→軽井沢 |
発着時刻 | 17時30分→17時55分 |
軽井沢までは25分の乗車。乗車時間よりも待っている時間のほうが長いような……。なんだかダイヤ改正後は乗ってきた小諸行きが軽井沢行きになるみたいですけどね。

車両は115系です。いつかはなくなってしまうのでしょうけども、今はまだたくさん走ってます。気軽に乗れるうちに乗りに来ましょう。
軽井沢駅から横川駅まで:JRバス関東碓氷線

軽井沢に到着。この先の鉄路は途切れているので、代わりに運行開始したバス路線で横川を目指します。

軽井沢駅には鉄路があった時代に使用されていた、EF63形機関車が展示されています。さてあんまり時間もないのでバス乗り場へと向かいましょう。

バス乗り場は駅を出て少し先にあるので、ギリギリの場合は少し急いだほうがいいかも。

こちらがJRバス関東のバス乗り場。普通の路線バスや東京に行く高速バスなども近くに止まっているため、乗り間違えには注意。
乗車時の支払い方法はJRバスなのに現金のみ。回遊軽井沢というサイトから電子チケットを買えるようなので、どうしても現金を使いたくないなら事前に購入しておきましょう。

座席はリムジンバスのようにリクライニングするシート。路線バス扱いですが、結構豪華な車内です。

さらにはUSBの充電ポートも用意されています。個人的にはコンセントのがありがたいけど、あるだけありがたい。

バスは34分で横川駅に到着。横川からの接続列車も考慮されているので、何もない駅で待ちぼうけということにもなりません。
ちなみに「直行」と書いてあるのは、臨時でめがね橋経由のバスが運行されているから。以前乗りましたが、横軽遺構がバスから眺められるので、乗れる機会があったらぜひ。
横川から高崎まで:信越本線

時間通りに横川駅に到着。ここからは再び鉄路に乗って信越本線の起点、高崎駅へと向かいます。


横川駅では夜だからなのか、券売機はシャッターが降りてるし、自動改札もICのみしか使えないようになってました。週末パスなので横を素通りするしかありません。

今となっては静かな終点の横川駅ですが、この駅も栄えていた時代があったんですよね。その頃に来てみたかったものです。
列車番号 | 156M |
種別 | 普通 |
路線名称 | 横川→高崎:信越本線 |
運行区間 | 横川→高崎 |
乗車区間 | 横川→高崎 |
発着時刻 | 18時50分→19時21分 |
信越本線と言われても、先が繋がってないので???としか思えないこの区間。いっそのこと愛称でもいいので横川線とでも名付けたほうが、行き先がわかりやすいような気もします。
所要時間は30分ほどで、列車本数は1時間に1、2本程度。時間帯によっては1本逃すと結構な時間待たされます。

車両は211系。以前は115系も走っていましたが、いまでは高崎エリアの高崎線・八高線以外の路線は211系がメインとなってしまいました。

この211系、オールロングシートなのですが、1号車のトイレ横のみミニクロスシートが用意されていて、意外と人気スポットだったり。
高崎から大宮まで:高崎線

高崎駅に到着。昨日から上越線、ほくほく線、えちごトキめき鉄道、北しなの線、信越本線、しなの鉄道、JRバス関東、信越本線と巡って1周してきました。ここからは行きと同じく大宮まで戻ります。


高崎駅にはぐんまワンデーパスの広告と、新幹線が乗れないMaaSタイプのぐんまワンデーローカルパスの広告が。最近どこもMaaS推しな印象ですが、エリア全部で携帯の電波が届くことを確認しているのかと疑問に思います。

乗車するのは高崎線の快速「アーバン」です。途中熊谷駅から駅を飛ばしていくので、普通列車よりもそこそこ早く到着することができます。まあそこそこだけど。
列車番号 | 3936M |
種別 | 快速|アーバン |
路線名称 | 高崎→大宮:高崎線 |
運行区間 | 前橋→上野 |
乗車区間 | 高崎→大宮 |
発着時刻 | 19時33分→20時43分 |
大宮までは1時間10分。普通列車に比べると10分ほど早く到着します。元々駅間が長い高崎線なので、そんなに時間短縮にもならないんですよね。

車両はE233系。椅子が固いE231系じゃなくて良かったです。なんであれってあんなに椅子が固いんですかね……。

前橋始発だったので席が空いているか少し心配でしたが、無事にボックスシートを確保。のんびりと大宮駅へと向かいます。お疲れ様でした。
信越あたりを巡るなら週末パスは便利
今回信越周辺を巡るということで、第三セクターや私鉄にも乗れる週末パスを使って旅行をしてみました。やっぱりどこでも見せれば乗れるのは楽だし、比較的割高な路線も多いのでお得感も高いです。
比較的ホテルでもゆっくりできたし、時間にも余裕を持って行動できた感じもありますが、反省点としては前日の夜の寝る時間。普段通りに寝てしまってめちゃくちゃ眠い目に合ってしまったので、次は早く寝るように心がけたいですね……。
それでは来週もまた同じ宿へ。でも今度は青春18きっぷです。
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