青春18きっぷで長野県へ、ITS健保の保養所「角間温泉・岩屋館」に泊まる信越旅行:1日目

2023年の旅行記
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先週は週末パスを利用して角間温泉・岩屋館に宿泊したのですが、今週は青春18きっぷを使ってまた行ってきます。

週末パスで長野県へ、関東ITS健保の保養所として使える「角間温泉 岩屋館」に泊まってきた:1日目
長野に行くのに何故か新潟を経由していきます。

同じ宿に2週間連続で宿泊するという謎行為なのですが、実は抽選が2週間連続で当選したから行こうということになったんですよね。

今回は青春18きっぷを利用して、山梨県側から長野へと北上します。ちょっと天気が悪そうなのが残念ですが、あんまり観光することも無いから大丈夫かな。

また始発で山梨県から長野県を目指す

先週は始発で上越線方面へと向かいましたが、今日は中央線方面。でも結局始発で行くことになるのには変わりません。目的の上田駅に行くならそんなに早くから出なくても良いんですが、経路の関係でこんな始発から移動するような状況に……。

南越谷から西国分寺まで:武蔵野線

東武線とは駅名の違う南越谷駅

東武鉄道の新越谷駅との乗換駅となっている南越谷駅。なぜ東武鉄道も南越谷駅としなかったのかが謎な駅ですが、ここから武蔵野線で出発です。

武蔵野線は千葉県から埼玉県を経由して、東京都の西部を結ぶ路線。地味~ですが、八王子方面への移動には便利な路線です。

列車は府中本町行き。府中本町って南武線との乗換駅なのですが、やっぱり地味。個人的には立川まで行ってくれれば便利なのになぁと毎回思います。

列車番号484E
種別各駅停車
路線名称南越谷→西国分寺:武蔵野線
運行区間西船橋→府中本町
乗車区間南越谷→西国分寺
発着時刻05時31分→06時11分
列車運行情報

乗車時間は40分ほど。終点ではないのであんまりスヤスヤしていると府中本町まで連れていかれそうで心配になる時間です。まあでも府中本町まで連れていかれても南武線で行けばなんとかなるのか……?

ブレた

車両はE231系でした。武蔵野線にはあまり乗る機会がないので、どうも未だに205系の印象が残っている路線です。

そういえば階段に幕張豊砂駅の開業ポスターが貼ってありました。高輪ゲートウェイみたいに謎の横文字駅名にならずに良かったです。

西国分寺から高尾まで:中央本線

西国分寺駅に到着。ここでは中央本線に乗り換えるのですが、大きな問題が生じた駅でもあります。まあ行程に影響が出るわけではないのですが、今度の松本へ行くときのタイムスケジュールに関わる問題です。

それがこちらの時刻表ですが、注目は2番線の高尾行き。以前は6時13分に高尾行きがあったのですが、ダイヤ改正で6時10分に変更となりました。

「たった3分」の変更ではあるのですが、武蔵野線の到着時間が6時11分なので、以前は乗れた列車に乗れなくなってしまうのです……。

そしてその列車が八王子駅で6時30分発の松本行きに接続していたので、それに乗れなくなるという大事件のダイヤ改正でした。

結果として松本駅に始発でたどり着ける時間が1時間遅くなってしまうのに、出る時間は同じという悲しい状況に。なお平日のダイヤは6時13分発のままなので、平日なら乗れるっぽいんですけどね。

とはいえ、今回の経路上では何の影響もありません。次にやってくる高尾行きに乗車して西へ進みます。

列車番号591T
種別各駅停車
路線名称西国分寺→高尾:中央本線
運行区間東京→高尾
乗車区間西国分寺→高尾
発着時刻6時26分→6時50分
列車運行情報

乗車時間は24分。今回は終点なので寝てても寝過ごしは無いのですが、24分って微妙な時間ですよね……。この先はかなりの長丁場となるので、それまでお休みはお預けにしておきましょう。

高尾から甲府まで:中央本線

高尾駅に到着。ここより西は「中央東線」と言われるようになる区間です。特急列車以外では、都心部への直通列車の多くが高尾止まり。たまに大月とかまで行く列車もあるけどね。

ここからは「普通」

高尾より先に行く列車は「普通列車」になります。以前は新宿まで普通列車が乗り入れており、「普通」「各駅停車」「快速」と停車駅が異なっていたのですが、今では立川までだし停車駅も変わらないのであまり分ける意味合いは無さそうな感じもします。

列車番号521M
種別普通
路線名称高尾→甲府:中央本線
運行区間高尾→甲府
乗車区間高尾→甲府
発着時刻7時06分→8時38分
列車運行情報

ようやく1時間半という長い区間となり、仮眠が取れそうな区間です。中央本線にしろ東海道本線にしろ、長い区間って仮眠時間に費やしてしまうのが多いので、あまり苦にも感じなくなっています。

車両は211系。残念ながらロングシート編成でしたたが、ゆったり眠って起きたら塩山駅でした。塩山駅は近くに温泉もあって、以前帰りに日帰り温泉を楽しんだこともある駅です。

甲府から小淵沢まで:中央本線

山梨県の中央駅ともいえる甲府駅に到着。ここで松本行き列車に乗り換えです。

駅のホームには鐘が展示されていました。これは以前甲府駅で使われていたもののようですが、駅でゴーーンというのも新鮮な雰囲気を感じます。当時の映像とか残ってたりしないのかな。

列車は松本行きで、後ろから追いかけてくる特急あずさに途中駅で抜かれます。中央本線は在来線特急街道なので、普通列車でのんびり行くと何度も特急の通過待ちをさせられます。

列車番号431M
種別普通
路線名称甲府→小淵沢:中央本線
運行区間甲府→小淵沢
乗車区間甲府→小淵沢
発着時刻8時51分→9時43分
列車運行情報

こちらの乗車時間は50分ほど。しかし小淵沢って途中駅だし、乗り過ごしたらかなりヤバい区間なのであんまりゆったりは寝られません。でもちょっと眠いのでうとうと……。

車両は引き続き211系。やっぱりここでもロングシート編成でした。まあ結構混んでいたので、そんな時はロングシートのが気軽だったりもするんですけどね。

ホームに行くエスカレーターから見えたこの広告。JREポイントで乗れるのは紙のきっぷかえきねっとかという問題のようですが、紙のきっぷでもJREポイントのきっぷを出せるので、どっちも正解なのでは……。

以前特典チケットを発券したやつ

小淵沢から小諸まで:小海線

甲府から電車に揺られて小淵沢駅に到着。ここはハイキングなどに行く人が多く下車する駅ですが、今回はここから分岐する路線「小海線」に乗車します。

ちなみにここは「小梅」線じゃなくて「小海」線という名前で、青梅と青海みたいな雰囲気です。とはいえここは間違えても強いて困ることは無さそうではありますが……。

列車番号225D
種別普通
路線名称小淵沢→小諸:小海線
運行区間小淵沢→小諸
乗車区間小淵沢→小諸
発着時刻10時07分→12時19分
列車運行情報

乗車時間は、今回の旅行では一番の長さを誇る2時間12分。山間の高原をのんびり走り、車窓を楽しむこともできる路線なので、あんまりスヤスヤタイムにはしたくない所。

寒い

車両はキハ110系で、4人掛けと2人掛けのボックスシートとロングシートという編成です。小淵沢に到着した時点でホームには止まっていて、寒いのを回避できるかなと思ったらドアが開かない。結局15分くらい寒い中で待機することになってしまいました。

行き先はしなの鉄道との乗換駅となる小諸駅。やっぱりこの名前を見るとそばが食べたくなります。

発車直前にホームにやってきたのは観光快速の「HIGH RAIL 1375」という列車。小海線がJR線で最高標高1,375mを走ることから名づけられた名前。快速列車なので青春18きっぷなどでも乗車でき、指定券は840円で購入可能です。

小海線は山岳高原を走ることもあり、車窓からはハイキングをしたくなるような森林を眺めることができます。でも今日は雨模様だし、ハイキングする人には過酷そうな1日です。

一瞬で通過

途中の清里駅と野辺山駅の間にある踏切、ここがJRで一番標高の高い地点として石碑も建てられていますが、観光列車じゃないので一瞬で通過。撮影したいならカメラを構えてシャッター速度を速めに準備しましょう。

雪景色

最高標高地点を超えると、車窓には雪景色が目立つように。ここ最近は初夏のような陽気となっている関東地方ですが、ここではまだ真冬の光景が広がっています。

JR最高標高の駅

列車は野辺山駅に到着。ここはJRの駅として標高が一番高い駅で、その標高は1,345mにも及びます。2両目に乗っていると良い感じに駅名標と柱を見られるので、写真撮ったりしたいなら2両目の方が良いと思います。

野辺山駅を超えると、辺りはもう真っ白。天気も雨ではなく吹雪いているような場所もあり、先週大丈夫だったからと上着を持参してこなかったことを後悔したくなる寒さです。この先小諸とかはどうなっているんでしょう……?

小諸から上田まで:しなの鉄道・しなの鉄道線

ゆき!

小諸駅に予定通りに到着。ここでしなの鉄道への乗り換え時間を利用して、ツルヤに買い出しに行ってきます。でも雪降ってて寒いよ……。

ツルヤまでは歩いて5分ほど。乗り換え時間が20分ほどしかないので、急いで買い物を済ませます。でも雪降ってるし転ばないように気をつけないと……。

信州ワイン

先週と引き続き一緒に泊まる人のリクエストでぶどうジュース(?)を購入。私は別にぶどうジュースを購入したので、夜にのんびり飲みましょう。

無事に乗る列車に間に合う時間に駅に戻ってきました。しなの鉄道には普通にきっぷを買って乗るので、券売機できっぷを買っておきます。

ふと券売機の横の告知を見ると、2023年4月1日からクレジットカードが使えるようになるみたいです。次に来るときには使えそうですね。

列車番号2645M
種別普通
路線名称小諸→上田:しなの鉄道・しなの鉄道線
運行区間軽井沢→長野
乗車区間小諸→上田
発着時刻12時43分→13時04分
列車運行情報

小諸から上田までは21分。都心部だと遠目に感じてしまいますが、地方に来ると近いなと思う時間です。

外は完全に雪模様。上田はどうなってるのかちょっと心配です。

列車はSR1系。先ほどのキハ110系は足元が寒かったのですが、こちらは快適。やっぱり空調は芯が車両の方が快適だなぁとあちこちの場所で実感します。

上田駅にある「上田からあげセンター」でランチ

上田駅に到着したらランチ。前回来た時に見かけた「上田からあげセンター」でからあげ。ここのからあげは大きくて美味しくて好きなんですよね。長野周辺に多く店舗を構えていますが、北関東にも店舗があったり。

税込価格が小さいのは好きじゃない

以前松本からあげセンターに行ったときはそばのセットがあったのですが、ここはそばは無くて代わりにラーメンがありました。でもラーメンは品切れらしいので、上田の味と書かれた美味だれ唐揚げ定食を注文。990円(税込1,089円)でした。

ここの楽しみがガリ。容器に入ったガリもやしが無料で食べ放題なので、食前食後とかに食べると口直しにちょうどいい。

唐揚げ定食が到着。結構見た目は重そうに見えますが、胸肉を使用した唐揚げなので見た目ほどは重くありません。油がギトギトしているわけでもないので、逆にあっさりと食べられる印象です。

特製ダレはガーリック風味もあってパンチが効いた味。あっさり唐揚げとよく合います。ごちそうさまでした。

雪景色となった角間温泉・岩屋館に宿泊

上田駅の温泉口から送迎車にて出発。ITS健保からの予約だと上田から送迎してくれるのはやっぱり便利です。

道中は雪景色。先週来た時には雪が何もなかったのですが、1週間でこんなに様変わりしていて驚きです。

雪道になってる

宿の前の道もこの通り。でも聞くところによると降り出したのは今日の午後かららしい。それでこんなに積もるものなのかとちょっと驚きです。

先週ぶりです。
雪模様で幻想的な感じもする

建物や木々にも雪が乗って、同じ宿なのに別の宿に来たような感覚です。2週間連続で来たけども、雪の有無でこれほど印象が変わるもんなんですね。

前の川も雪があると雰囲気が変わって感じられます。こういう山間の宿には雪景色が似合いますね。

前回の隣の部屋

部屋は前回の宿泊の隣の部屋ということで、特に説明不要ですよね……?と鍵を渡されて部屋へ。客室の構成は前回と変わらない感じで、和室にベッドという作りです。

奥の広縁は、前回は足を伸ばして寝れるような椅子?がありましたが、今回は普通のチェアが2脚。こちらの方が和室の広縁という感じですね。

テーブルにはてるてる坊主とお菓子が準備。ちょっとしたお菓子ですが、これがりょかんの楽しみだったりします。

冷蔵庫とポット、お茶やコーヒーが用意されています。ちなみに冷蔵庫、古そうと見たら1981年製!もう40年以上稼働しているようで、私よりも長生きでした。

窓からは入口の通路が眺められます。景観は前回の部屋よりもこっちの方が個人的には好きですね。

テレビや浴衣、タオルなどの設備は前回と同様です。ちょっと違うのは、少し手前側だからなのかドコモの電波が入ることですね。ソフトバンクは変わらず圏外でした。

ちょっと手狭感も感じるトイレとバス。トイレにウォシュレットが付いていないのと、トイレットペーパーが取りにくい位置にあるのはちょっと気になります。

露天風呂は雪見風呂になっていた

露天風呂は朝は入れないので、早めに入浴してくることに。今回は雪が積もっていたので、露天風呂に入りながら雪景色を楽しめました。

ゆったり温泉に入りながら、寒そうな雪景色を見るという真逆感ある光景ですが、これが私は好きなんです。

温泉は右側、左側は湧き水のお風呂です。温泉は鉄分が豊富で体が赤茶色に汚れがちなので、出る前に湧き水のお風呂で軽く体をこすると良い感じに。でもタオルで拭いたらちょっと汚れちゃいましたけど……。

ここの温泉はそんなに高温じゃないので、ゆっくり浸かって疲れを癒せます。湯上りも湯冷めしなくてポカポカなので、温泉感を満喫できるいい湯です。秘湯感もあるし、健保で安く泊まれるから定期的に来たくなる。

ツルヤのぶどうジュース(?)の試飲会

風呂上がりに、小諸駅近くで購入したぶどうジュースを飲んでみました。私はアルコールなしのぶどうジュースで、一緒に来ている人はアルコール入りのぶどうジュース(それはワインだよ)を。

普通のぶどうジュースはぶどうをそのまま絞ったような色合い。味もそのままぶどうを食べているような感じで、ぶどう本来の甘みと酸味を楽しむことができます。500mlで700円程度とお高めですが、一回飲んでみる価値はあるジュースです。

なおワインの方はちょっと飲んでみましたが、完全に体が受け付けない感じなので、やっぱりアルコールはダメそうな感じがします。

夕食は和会席料理で、内容は先週とほぼ同じ

漬物と中央の長いもが少し違うくらい

夕食です。前回と同じく18時固定で、準備が出来たら内線で呼ばれる仕組み。コースも同じなので、出てくる料理は前回と大きく変わりません。とはいえ時期を変えれば変わるんでしょうけども……。

そんな中でも内容が変わっていたのがこちら。前回とは異なり、オクラと長いもを固めたものでした。ほんのりオクラの味も感じられて美味しい。

鴨とエビ、キノコの味噌焼き。この鴨肉が柔らかくて美味しい。鴨肉結構私の好みかもしれません。そして川魚といえば!として名前が挙がるであろう鮎の塩焼きです。

ブリのお造りとヒメマスの唐揚げ。山の中ですが、刺身だとやっぱり海の魚になりますよね。脂ものって美味しいお刺身です。そして唐揚げは骨ごとバリバリ。スナック感覚で食べられます。

天ぷらの盛り合わせ。天つゆではなく藻塩で食べる天ぷらで、揚げたてサクサクな状態で運ばれてきます。内容はさつまいもに茄子、エノキにわかさぎなど。

おかわり自由の野沢菜ごはんとお味噌汁。野沢菜ご飯はほんのり塩味も効いて、ついついお代わりしたくなってしまいます。全体的な量としては普通くらいなので、お代わりしておくとちょうどいい感じでした。

最後に杏仁豆腐。自家製らしいんですが、「ヨーグルト」と説明していたような……。でも味としてはどう見ても杏仁豆腐なんだよなこれ。トロっとしてて美味しいので、どっちでも良いんですけどね。ごちそうさまでした。

関東ITソフトウェア健康組合の保養所として泊まると2食付きで5,500円!長野県の山奥にある「角間温泉・岩屋館」に宿泊してきた
外からは川の音しか聞こえない、そういう環境もいいものです。

なお今回は、先週も泊まっているということでフロントなどの一部の説明を割愛しちゃってます。宿泊だけの記事を載せているので、よかったらこちらも見てみてください。

明日は飯山線に乗って新潟経由で帰ろうか検討中

明日の予定を前日の夜にはっきり決めてないのもどうなのかと思いますが、一応考えているのは飯山線に乗って越後川口に出て、そこから上越・高崎線で帰るルート。ほぼ乗りっぱなしになりそうですが、飯山線自体が乗りにくい路線なので、いい機会だし乗りたいなというのもあります。

あとは中央線経由でも良いけど、篠ノ井線・中央本線で帰っても何も面白くないな……。と消極的なので、きっと飯山線経由で帰る気がします。天気も明日は回復しそうなので、良い景色が見られればいいな。

青春18きっぷで長野県へ、ITS健保の保養所「角間温泉・岩屋館」に泊まる信越旅行:2日目
長野から新潟経由だけど、ほくほく線じゃない経路で帰ってみました。

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