長野県にあるしなの鉄道で、2023年4月からクレジットカードに対応するということで早速試してみました。
IC取引だけではなくタッチ決済にも対応しているので、スマートフォンなどでも買うことができる便利な仕様です。
長野県の第三セクター「しなの鉄道」
しなの鉄道は新幹線開業に伴いJRから切り離された旧信越本線（軽井沢〜篠ノ井間、長野〜妙高高原間）を運行する第三セクターの鉄道会社。
JR東日本から全廃された115系を運行していることもあり鉄道ファンからも話題となる鉄道会社です。そんなしなの鉄道は、今まではきっぷは現金のみの販売でした。それが2023年4月からクレジットカードに対応しました。
今回しなの鉄道に旅行で行く用事があったので、クレジットカードでのきっぷ購入を試してみることに。
券売機に決済端末が装着された
クレジットカードの対応方法として、券売機に決済端末が埋め込まれる形式となり、タッチ決済も対応する今どきの仕様となっています。早速購入してみましょう。
しなの鉄道の券売機は行き先と金額が書いてあるシステム。金額だけじゃわかりにくいし、この方が利用者にとっても親切ですよね。今回は上田まで行くので、890円のきっぷを購入します。
続いて支払い方法を選択します。今回はクレジットカードで購入するので「クレジットカード」を選択。
クレジットカードを選択すると、左下の決済端末が反応して待ち受け状態に。タッチ決済の場合は画面上にかざして決済、ICカードは下部に挿入して決済します。磁気カードも利用できると出ているんですが、横には使用できませんという文言が……。
決済が終了すると、きっぷとクレジットカードの明細書が発行されます。きっぷには「C制」の文字が印字され、クレジットカードで購入したかの判断ができるようになっています。タッチ決済対応なので、JRの指定席券売機よりも気軽に買えるのは嬉しいですね。
購入の流れを動画で撮ってみました。かなりスムーズに購入できるのがわかると思います。こういう券売機が広まってくれると嬉しいですね。
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