決済プラットフォームを展開するSquareでは、2023年4月28日よりJCBカードの利用手数料を値下げすると発表しました。
手数料の高さから導入をためらわれることもあるJCBですが、引き下げにより更に多くの店で利用できるようになると嬉しいです。
決済手数料が3.95%から3.25%へ値下げ
Squareではクレジットカードのほか、交通系ICカードやiD、QUICPayなどに対応していますが、VisaやMastercardの手数料が3.25%なのにJCBは3.95%と利率が高い状況でした。
そのため別途審査となるJCBには加入せずに、VisaとMastercardのみの利用が可能という加盟店もちらほら見る印象です。
そんな中発表された、2023年4月28日以降の手数料の改定。対面での取引のJCBの決済手数料が、VisaやMastercardと同じ「3.25%」へ0.7%値下げされました。その他の取引の手数料も同等に値下げされています。
さらに、JCBが展開する非接触型決済「QUICPay」に関しても値下げが実施されており、こちらは3.75%から3.25%へ0.5%の値下げになります。
「JCBは手数料が高い」という印象でしたが、こうやって手数料率が下がり、利用できる店が増えると消費者としては嬉しいのではないでしょうか。なお競合である「楽天ペイ」「Airペイ」や三井住友カードの「Stera Pack」では既に手数料が3.24%になっています。
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