ソフトバンクは現在本人確認書類として利用できている「健康保険証等」を2023年6月13日を持って本人確認書類から除外すると発表しました。
既にドコモやauでは5月中に本人確認書類としての利用を終了しており、ソフトバンクも追従した形になります。
2023年6月13日で本人確認書類から健康保険証等が除外に
ドコモは2023年5月24日、KDDIは5月31日で受付を終了していた健康保険証等での本人確認。大手3キャリアで残るはソフトバンクだけでしたが、ソフトバンクも6月13日をもって終了します。
- 健康保険被保険者証
- 国民健康保険被保険者証
- 国民健康保険退職被保険者証
- 共済組合員証
- 介護保険被保険者証
- 自衛官診療証
- 後期高齢者医療被保険者証
- 船員保険高齢受給者証
- 健康管理手帳
- 私立学校教職員共済加入者証
- 船員保険被保険者証
- 遠隔地用健康保険被保険者証
- 学生用被保険者証(国民健康保険)
- 健康保険日雇特例保険者手帳
- (国民)健康保険高齢受給者証
- 児童扶養手当証書
- 特別児童扶養手当証書
- 戦傷病者手帳
- 高齢者受給者証
- 国民健康保険者被保険者資格証明書
- 短期被保険者証
- 船員手帳
- 母子健康手帳
- 健康保険日雇特例保険者手帳
今回本人確認書類として使えなくなるのは、健康保険証を始めとした上記の書類。こうリストされると、こんなものも本人確認書類としてあるんだと思える多さです。
なお、今後は運転免許証やマイナンバーカード、障害者手帳などの写真つきの本人確認書類でないと利用ができなくなります。取得者の数という前提を考えると、実質的に運転免許証かマイナンバーカードが必須になっていくと思われます。
理由としては不正利用の他、マイナンバーカードの普及が挙げられています。早く廃止したかったけども代わりの本人確認書類が無かったから廃止できなかったけど、普及率が上がったので廃止に踏み切ったという流れでしょうね。
なお本人確認書類は契約だけではなく、手続きなどにも必要となる書類です。もし運転免許証が無く、マイナンバーカードもない場合は手続きや解約もできなくなるので、ない人は早く作っておきましょう。
ちなみにMNOとしてのキャリアでは、楽天モバイルだけが未だに保険証での本人確認書類受付終了を発表していません。
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