楽天グループが2023年12月末権利分の株主優待として提供すると発表していた30GB/月の音声SIMですが、申し込みページができていて詳細の確認が可能となっていました。
結果として普段使いするならば通常の楽天モバイルと同等に利用できることとなり、1年間のデータ通信を節約できそうです。
パートナー回線や国際ローミングも利用可能に
楽天グループの株主優待専用サイトによると、今回提供されるSIMカードの内容は以下の通り。気になっていたパートナー回線や国際ローミングの利用も可能となっており、だいたい通常の契約と同じように使えるようです。
月間データ容量 | 30GB |
パートナーエリア | 利用可能 ※4Gのみ |
国際ローミング | 月間2GB |
通話/SMS | Rakuten Link Officeで利用可能 |
VoLTE/SMS | 利用不可 |
プラン変更 | 利用不可 |
データ量追加 | 利用不可 |
唯一大きく違う点としては、VoLTE通話や通常のメッセージアプリでのSMSが利用不可ということ。とはいえRakuten Link Officeを使えば無料で通話できるし、1年専用の電話番号でそこまで通話する必要性もないので困ることはないでしょう。
逆にRakuten Linkでの通話となることで、海外にいても国内へは国内通話として発着信が可能になります。この点は海外旅行に行く際には便利なのではないでしょうか。
物理SIMは電話対応で面倒
eSIMが欲しい場合は申込みをして待っているだけで良いのですが、モバイルルーターなどで使いたいと物理SIMが欲しい人も多いはず。その場合は専用の電話で申し込みが必要なのですが、平日9時〜17時にしか受付してないし掛けても繋がらない。オンラインで申し込みをできるようにしないのは何故なのでしょうか。
→そんな文句を言っていたらオンラインフォームができてました。希望する人は専用フォームから申し込みしましょう。
転売はできない模様
正直回線なんて要らないから転売してお金にしようと考える人もいるかもしれませんが、株主番号と利用者を紐づけて本人確認を行うようです。そのためアクティベーションコードなどを転売するようなことを考えるのはやめておきましょう。
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