おはようございます。2週間ほど前に北海道に行ったのが、結構前に思えてしまうほどに時の流れは早いもの。もう5月が目前になり、こうしてあっという間に1年って過ぎていくんだなぁと、怖さも感じるこの頃です。
さて、今回は1月に予約していた熊本行きの旅行。天草を中心にめぐっていきたいと思います。
東京モノレールの「大改悪」に憤慨しつつも、羽田空港へ
いきなり穏便でない見出しですが、羽田空港への始発時間を調べていたんですよね。確か6時半位には着いたはず……と思っていたら、なんと6時43分着。ダイヤ改正で乗り継ぎが不可となり、10分近く遅くなるという大事件が起きていました。
今回のフライトには影響ない時間差ですが、7時発だと間に合っていたのが間に合わなくなりそう。さらに7時5分の長崎行きはギリッギリ間に合うかという位で焦りましたが、しばらく9時台の予約しか入れていなかったので助かりました。
上野から浜松町まで – 東北本線・東海道本線
上野駅にやってきました。ダイヤ改悪後の時間だと、日比谷線から走ってこなくても間に合う想定。でも、浜松町でワンチャン間に合うのでは?という期待を込めて、いつも通りの乗り換えでやってきました。
- 555B
- 上野→東京:東北本線
- 東京→浜松町:東海道本線
- 各駅停車
- 大宮→磯子
- 上野→浜松町
- 5時57分→6時11分
この時間帯は上野東京ラインが運行されていないので、京浜東北線か山手線に乗車して移動。14分間の乗車です。
ホームドアができて、安全性は高まっても写真は撮りにくくなった。まあ仕方ないですね。
浜松町から羽田空港まで – 東京モノレール/羽田空港線
浜松町に着いてダッシュ!して1分後には到着したんですが、悲しいかな目の前でドアが閉まる空港快速。やはり15分発が12分発になったのはダメージが大きい。今までよりも「9分」も遅くなってしまいました。
- 浜松町→羽田空港第2ターミナル:東京モノレール/羽田空港線
- 空港快速
- 浜松町→羽田空港
- 浜松町→羽田空港
- 06時24分→06時42分
羽田空港までの所要時間は12分。早いんだけど、ダイヤをもとに戻してほしい。
だんだん日の出も早くなってきて、始発で来てもすっかり明るくなってきました。最初にも書いたけど、もう5月も目前だしな……。
羽田空港から阿蘇くまもと空港まで – ソラシドエア/SNA11便
東京モノレールのダイヤ改悪に加えて、通していた保安検査機が故障、さらに搭乗口変更というトリプルパンチをお見舞いされ、羽田空港でラウンジに行ってる時間がなくなってしまいました。今回はソラシドエアで熊本空港へと向かいます。
コレクション的に発行している搭乗券。家でファイリングしておくと、将来的に見返して懐かしめるかなという感覚です。
バスで移動して搭乗。搭乗する間際に「あれ!?ANAじゃない!?」という慌てた声が聞こえてきましたが、きっとコードシェアでソラシドエアを取ったことを気づいて無かっただけだと思うけど、知らなければわからないよなぁ。
離陸までの移動中、スカイマークの飛行機を発見。キットカットが無くなった航空会社という印象しか浮かばない。
東京湾を見ながら、羽田空港から無事に離陸。ちょっとモヤが掛かっていて遠くまでは良く見えないけど、遠くに見えるのは千葉県でしょうか。
ラウンジで飲み物を飲めなかったので、機内でドリンクをごくごく。コーヒーとアップルジュースをもらいました。
早朝からの移動で眠かったこともあり、うとうとしながら過ごしていると熊本空港に到着。全然天気予報を見ていなかったんですが、あんまり良くなさそう。
レンタカーで天草までドライブしながら寄り道
今日の予定は……何もない。天草にあるホテルに行く以外の計画を何も考えずにやってきてしまいました。でも道中巡りながら気になるところに寄れば時間つぶしにもなるでしょう。結局いつものパターンです。
ニコニコレンタカーで「アクア」を借りてきた
熊本空港の近くにはレンタカー屋さんが多くあるんですが、今回選んだのは「ニコニコレンタカー」です。ニコニコレンタカーはフランチャイズ展開しているブランドなので、店舗ごとに運営会社も別々。なので評価も店によってバラバラだったりする……。
今回は特に車種を指定していなかったのですが、配車されたのは「アクア」でした。レンタカーでは燃費が出費に直結するので、燃費がめちゃくちゃ良いアクアは当たり車種。年式が古いこともあってキーレスじゃなかったりと不便な所もありますが、燃費よく走ってくれれば問題ありません。
SFP子会社のお店「前川水軍」でランチ
熊本空港から市街地に向かう途中で見つけたのが「前川水軍」というお店。ここは磯丸水産を運営するSFPホールディングスの子会社「ジョースマイル」が運営するお店で、株主優待券を使うことができます。以前から気になっていたので、ランチタイムに食べに来ました。
ランチメニューは海鮮丼や定食などで、一番人気は「桜木定食」ということなので注文。1,419円でした。
定食内容は刺身4点盛り、魚の煮付け、茶わん蒸しとあら汁の他、デザートにゼリーが付いています。ご飯はおかわり自由なので、お腹いっぱい食べられそうです。
ランチのソフトドリンクは162円。リーズナブルなので頼みやすいです。
お刺身はまぐろにサーモンと白身魚が2つ。ブリっぽい?どれも新鮮で美味しいお刺身でした。そろそろ優待券の消化に困っている人も居ると思うので、熊本旅行に行ったときには寄ってみるのも良いかもしれません。
お会計は1,584円。SFPの優待券と、クリレスの優待券を併用して、差額の84円だけを払ってきました。でもまだ結構余ってるんだよなぁ。カフェとかもあるみたいだから、明日も行ってみるのもありかも。
天草独自の神社「十五社宮」にお参りしてきた
第3章 天草独特の神社形態「十五社宮」のすべて(佐伊津神社)
とある稲荷神社のことを考えながら車を走らせていると、目の前に鳥居が出現。なんだか縁も感じたので、近くに車を停めて参拝してきました。神社の名前「十五社宮」って何だろうと思って調べてみると、天草独自の神社だそうで、神様が十五体も祀られているのだとか。
鳥居を抜けてしばらく参道を進むと、虎と龍と思われる石碑。なにやら戦っているようにも見えます。
こじんまりとした神社だけど、きれいに整備されているようです。逆に整備されずに荒廃している神社にはあんまり近寄らない方が良いとも聞きますが……。多くの神様が居るようだし、私のお願い事を聞いてくれる神様が1人(?)でも居たら良いな。
お茶を買いに行ったスーパーで何故かカップ麺を買う
手持ちの飲み物がプライチで交換したコーヒーしかなかったので、お茶を買うためにスーパーへ。旅行先でスーパーに行くと色々見てしまうのが癖なのだけど、全然地元の物じゃないものに目が行きました。
それがこのラーメン。札幌すすきのにある「麵屋すずらん」とコラボしたカップラーメンで、賞味期限が近いからと1個63円という破格で販売。美味しそうだし買ってしまいました。
合わせて購入したのが、鹿児島県にある「セイカ食品」が販売しているアイスクリーム「デカバー」です。君は食えるか!!なんていう強烈なキャッチコピーの商品ですが、どんな味なのかと買ってみました。
中はバニラアイスなのかなと思っていたのだけど、実際はスポンジケーキのような感じ。ポロポロこぼれやすいのと溶けやすいので、溶けずに全部食えるかという意味だったのかもしれない。ちなみに味は美味しかったです。
かかしがたくさんある道の駅「宮地岳かかしの里」へ寄り道
道中に「かかし祭り」という看板があり、会場となっている「道の駅 宮地岳かかしの里」に寄ってみました。ここはもともと小学校だったのが廃校となり、跡地が道の駅として再利用されているようです。
2階エリアにはかかしが大量展示。既に廃校になってしまった学校ですが、まるで児童がたくさんいるようにも見えます。
こちらの教室は授業中。こうしてみると授業参観に来ている保護者のような感覚になります。
教室の壁には、当時の校歌や写真が展示されています。廃校となってそのまま放置されている学校も多い中、こうして雰囲気だけでも再現してくれているのは、卒業生にとっては嬉しいでしょうね。
こちらはスタジオと書かれていました。設置されているのはセットや小道具のようです。
屋外ではかかし祭りの出し物として「かかしの大運動会」が行われています。めちゃくちゃ雨降ってますが……。
広場では組体操や玉入れなど、運動会の種目を模したかかしがたくさん。これだけの規模感だと迫力も満点だけど、知らずに夜に通ったらビビりそう。
世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を見学してきた
長崎県と天草地方に点在しているキリシタン関連の遺産。2018年に世界文化遺産として登録されている施設が天草にあるので、見学しに行ってきました。
休憩所として利用されている「旧網元岩下家」
道を歩いていたら「旧網元岩下家」を発見。当時の物ではなく復元されたものだけど、当時の雰囲気を再現しています。休憩所として無料開放されており、自由に入ることができるようになっています。
内部はこんな感じ。畳み敷きの広々としたスペースが用意されており、ゆったり休憩できそう。
休憩所の他、当時の資料も展示されています。
外に出ると「カケ」と呼ばれる、漁師の作業場として使用されていた場所が復元されています。
カケから海を眺めます。のどかな漁師町という雰囲気で、ゆったりした時間が流れています。天気が良ければなぁ……。
ゴシック様式の教会「カトリック﨑津教会」
先に進んで行くと、周囲の家とは異なる雰囲気の建物が現れます。ここは過去にキリスト教徒を炙り出す「絵踏み」が行われていた「吉田庄屋役宅」の跡に建てられた教会「カトリック﨑津教会」で、内部の見学も可能。なお内部の写真撮影は禁止されています。
道の駅からは500メートルくらいあるんだけど、実は近くにも駐車場がある。こんな天気だし、車で近くまで来ればよかったよ。
近くに雨宿りしているネコちゃんを発見。ちょこんと座っててかわいい。
海沿いにある宿「天草レストハウス結乃里」に宿泊
本日の宿泊先は、天草市魚貫町にあるホテル「天草レストハウス結乃里」です。天草の先まで行きたかったので、端っこで泊まりたい&食事が美味しそうという理由で予約しました。
入口はこんな感じ。入ると宿の人が出てきてくれたので、予約名を伝えてチェックイン。
ロビーに貼ってあったポスター。ちょうど泊まったタイミングで牛深ハイヤ祭りが開催されているみたいです。
宿の近くにはお店が少ないけど、代わりに館内には飲料の自動販売機が用意されていました。比較的値段もリーズナブルなので、ちょっと飲み物を買いたい時には便利。
貝殻などがたくさん展示されているスペース。聞いてみると、海岸に漂着したものを集めて展示しているようで、どこからか流れてきたの!?と思うようなヤシの実も展示されていました。
海辺のオシャレなカフェのような食事スペース。海を見ながら食事を楽しむことができます。それよりも気になるのがライト。なんか月みたいに見える。
話を聞くと3Dプリンタで作ったようで、窓に反射すると本当の月みたいに見える。なんだか神秘的な雰囲気です。
トイレは共用。1階と2階に設置されています。
給湯スペース。冷蔵庫やポット、電子レンジが用意されています。
お茶も用意されていました。好きなコップ使って飲みましょう。
オーシャンビューの広々とした部屋
宿泊スペースは2階。どこの部屋かな……と思ったら、すぐ横の部屋だそうで。
広々としたお部屋。1人で過ごすにはゆったり過ごせます。そして窓からはオーシャンビューが見える……!
はずが、ど~んより。天気が良ければ絶景が見られること間違いなしなので、天気の悪さは恨むしかない。
部屋にはタオルのみ。アメニティは用意されていないので、必要ならば持参する必要があります。
寝る場所は布団ではなくベッド。ゆっくり寝られそうです。
夕食は鯛料理のフルコースを堪能できる
今回の宿泊は2食付きで予約。ここの食事の売りは天草で獲れる「鯛」を満喫できるフルコースです。どんな料理が出てくるのか楽しみ。
夕食がこちら!刺身や煮物、天ぷらに鯛めしと、とにかく鯛料理がたくさん。まるごと食べつくす勢いです。
お刺身となめろう。弾力もあって食べ応えのある美味しいお刺身です。適度な暑さに切られていて食べやすいのもうれしい。醤油は鹿児島県産のしょうゆを使っているようで、熊本のより少し甘みが控えめで合うんだとか。
野菜と共に鯛の天ぷら。天草で作られている「天草塩」を付けていただく逸品で、ふわっふわで刺身とは違う食感を楽しめます。
頭とカマを大根と共に煮た煮付け。脂の乗った身がたっぷりで、見た目以上にボリュームがあります。
サラダにも刺身が入っていてカルパッチョになっています。口がさっぱりするので口直しに食べるのもあり。
野菜やタケノコ・きのことともに炊き込まれた鯛めし。上に見えるだけではなく、中にもたっぷり具材が詰まっていました。味もそんなに濃すぎずにちょうど良い塩梅です。
汁は鯛でだしを取ったお吸い物。やさしい味でひと息できます。
鯛料理のフルコースとは聞いていたけど想定以上で驚き。品数や量、もちろん味にも大満足できる夕食でした。ごちそうさまでした。
熱めのお風呂でポカポカに
お風呂は家族風呂で給湯温度は43度らしい。熱めのお風呂でゆったり過ごせてポッカポカ。
明日は祭りを見たりして熊本空港へ戻る予定
今日に引き続き、明日も天気が悪いみたい。せっかくの天草旅行なのに天気が悪いのは悲しいけども、また来る口実にすればいいでしょう(?)さて、明日はお祭りもやっているみたいなので見に行くのと、適当に道中巡って行ければいいなと考えています。
しかしお天気が……残念だな。
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