先週に四国に行ったと思ったんですが、今週は九州旅行。昨年末に嫌と言うほど通った宮崎空港を経由して「ちゃんとした旅行」をしてきます。
今回の目的は九州最南端の佐多岬と高千穂峡。でも思ったより距離が遠いので厳しいかもしれない。てかきっと無理な気がするので計画を早々に変えそうな予感である。
早朝から羽田空港へ
今日の飛行機は比較的のんびりの9時55分発。早朝便でも良いけども、あんまり睡眠時間が短いと運転に支障が出そうなのでゆっくり向かいます(起床が5時半はゆっくりなのか怪しいけど)。
北千住から上野まで – 常磐線・東北本線
北千住駅から出発。いつも思うけども、東武線からの乗り換え時間が2分とかだと案内してくれないので再確認しないとならないんだよね。実際余裕で間に合う。
- 686H
- 北千住→日暮里:常磐線
- 日暮里→上野:東北本線
- 快速
- 取手→上野
- 北千住→上野
- 07時15分→07時26分
わずか3分前の列車なら品川まで行ってくれて乗り換えも所要時間も短くて済むのに……と列車の接続をもう少し考慮してほしいと思うこの頃。
車両はE231系。常磐線には新車はやってこないのでしょうか。新車もそうだけど、Yahoo!路線検索で東武とJRの乗り換えが2分だと間に合わない設定になっているのが気になる。余裕で間に合うのに。
上野から品川まで – 東北本線・東海道本線
上野駅に到着。日暮里から京浜東北線に乗り換えてもいいみたいだけど、こっちの方が空いてるかなぁという期待を込めて上野乗り換えに。
- 1829E
- 上野→東京:東北本線
- 東京→品川:東海道本線
- 普通
- 籠原→小田原
- 上野→品川
- 7時29分→7時43分
ホームに来たら既に列車が止まっていました。でも少し停車しているようなので慌てず乗車。品川まで14分の乗車です。ホント上野東京ラインの開業によって便利になったよ。
上野駅で乗り換えしている時に見かけた行き先案内に8時発の仙台行き「ひたち」が表示されていました。以前乗車したことがありますが、また乗って行きたいな。
品川から羽田空港まで – 京急本線・空港線
品川駅に到着。ここで京急線に乗り換えて羽田空港まで乗車。混雑を考えると品川から乗るのは得策ではないんだけど、朝なら元気もあるし立っていっても良いかなと。
- 品川→京急蒲田:京急本線
- 京急蒲田→羽田空港:京急空港線
- 急行
- 京成成田→羽田空港
- 品川→羽田空港
- 7時52分→8時16分
品川駅で写真を撮ってるから列の最後尾になって座席は確保できず。これが数時間の乗車なら着席を求めますが、20分くらいの乗車なら写真を撮る方を優先します(でも駅名標とか使いまわしても良いのではと感じている)。
車両は都営5500系。以前の帰りもそうだったので、比較的この車両に当たる確率が高いように感じます。別に狙って乗っているわけではないのですが……。
羽田空港のパワーラウンジで休憩
いつもバスラウンジな気がするけども、今日は直接搭乗できる56番搭乗口からの出発。なので近くにあるパワーラウンジで休憩しましょう。羽田空港にはあちこちにラウンジがあるので、めちゃくちゃ遠いところまでいかなくて済むのは助かる。
パワーラウンジノース。ここはソラシドエアやAIRDOの発着近くで外れに位置しているので、比較的混雑していない印象です。でも空いてたとしてもここまで来るのは遠いけど。
トマトジュースとコーラをもらってゆったり。ここまでの記事を書こうとしたのにX(旧Twitter)ばっかり見ていて作業がはかどらない。まずはやらないとならないことを済ませるように心がけたいのに。
羽田空港から宮崎空港まで – ソラシドエア/SNA55便
それでは搭乗時間になったので飛行機へ。先日から散々行っていて見飽きた行き先である「宮崎」ですが、今回はちゃんとした(?)旅行に向かいます。お天気も2日間良いので嬉しい。
リージョナルプラス。ソラシドエアとAIRDOを運行している会社です。現状はマイルやサイトも異なるけど、マイルの統合は2027年ごろに実施されるとか。
ここ最近は第一ターミナルからの景色だったので、第二ターミナルからの景色は新鮮。この先数か月は第二ターミナルからの景色が多くなる予定です。
ここどこでしょうか。海岸線がハートマークみたいでかわいい。
沼津上空あたりから伊豆半島を眺めます。こうして上空から眺めると小さく思えるけど、陸路で行くと先端までは結構長いんだよなぁ。
機内ドリンクはホットコーヒー。ちょっと眠い感じがするので眠気覚ましです。
まぶしいのであんまり窓を開けていなかったのだけど、ふと開けると海と雲の幻想的な光景。なんだか一面氷の世界にも見えなくもない。
そうして無事に宮崎空港に着陸。この光景はもう見飽きました。
飛行機から降りて左手を見ると、めちゃくちゃ見た記憶があるE190が停まっていました。あれに40回以上搭乗したの、今考えてもヤバい。なおJGC修行のクレジットカード清算が先日やってきて、口座がすっからかんになってしまった……。
到着口を出て中央の広場に行くと大根がズラリ。宮崎の各地で生産されている食べ物などの即売会を兼ねて展示されているようだけど、明日までやってるみたいなので明日見に来ましょう。
宮崎空港の「ひなたラウンジ」で休憩
レンタカーの時間まで少し余裕があるのでラウンジ「ひなた」へ。ソラシドエアで来たのにJALカードで入場してしまってすみません。
美味しいカフェモカ。以前来た時に一時的に壊れてましたが、今回は動いていて一安心。いろいろな種類が出せて楽しいコーヒーサーバーです。
カフェモカと共にご当地の日向夏ドリンクを飲んでパソコンをカタカタ。大体書き終えたので出発です。
レンタカーを借りて宮崎~鹿児島のドライブ
元々計画していたルートではどう考えても時間が間に合わない。そういうわけで海沿いを走りつつ、行ったことのない桜島へ行って宿へ向かうルートを制定して約4時間ほど。道中の観光などを考えるとちょうどいいくらいに到着できると思います。
適当に借りたらヤリス・ハイブリッドで最高
今日のレンタカーはタイムズ。カーシェアで無い方です。
車は特に指定せずに一番安いプランにしたんですが、案内されたのはヤリス。これだけでも燃費が良くて嬉しいんですが、さらにハイブリッド車でした。国内の燃費トップクラスの車だからガソリン代が安く済みそうでとても嬉しい。それでは出発。
青島が眺められる展望台へ
まずやってきたのは、青島が眺められる「青島パーキング展望台」です。青島自体は列車で行けるので今回はパスしますが、展望台からの景色は見ておきたい。
展望台から空港方面を望みます。雲一つない晴天という恵まれた天候で、展望台からの景色も最高。
こちらが青島。海岸の特徴的な岩場と神社が有名です。でも神社に行くときっていつも雨なんだよな……。
目前の海を一望できる堀切峠
続いて少し先にある「堀切峠」という場所へ。ここは鬼の洗濯板と呼ばれる地形と海を間近に見られるスポットです。
手前の岩場が鬼の洗濯板と呼ばれる特徴的な地形。確かに言われてみると洗濯板にも見えなくもない。それよりも気になるのは左手の海に刺さっている2本の木。いったいなんなのだろう。
右手を見るとヤシの木と長い海岸線。こんな景色も宮崎県らしくて良いですね。
野島食堂でお刺身定食を食べてきた
13時も過ぎて昼食を食べないと食べ損ねそう。ということでやってきたのは野島食堂というお店。普段は調べてから来るんですが、何も調べずに適当にお店に寄ってみるのも良いんじゃない?と考えて来てみました。値段も何もわからないけど、まあそんなに高くはないでしょう。
定食メニューがこちら。エビフライとさしみ定食、浜定食と大きく分けて3種類。少ない気もするけど、あれこれ悩まなくて済むのでこれくらいのがちょうど良いかも。
別の冊子には伊勢海老料理がずらっと。こっちは少し気軽に……とは言えないお値段です。何かの記念日とかには良いかもしれない。
おさしみ定食はメインのお刺身3点盛にサラダと煮物、あら汁にミニだんごのデザートがセットになった定食です。これで1,540円なので無難な価格に思えます。
白身中心のお刺身は、さすが海沿いということもあって新鮮で美味しい。付け合わせの煮物やあら汁も美味しくて満足できました。何も調べずに入ってみるのも良いものですね。支払いは現金の他、PayPayとd払いが利用可能でした。
兎が神使になっている鵜戸神宮へ
ANAマイルが貯まるアプリ「ANA Pocket」。初詣ミッションで出ていたのが鵜戸神宮という神社でした。どこにあるのかなと思っていたけど、20キロくらい先にあると出ていたので車を走らせてやってきました。
宮崎県の南部に位置する日南市にある鵜戸神宮。海沿いの岩場の上に建つ神社です。ご利益としては良縁や安産などが有名。よく良縁って恋愛とかだけのように思われるけど、個人的には仕事とかその他すべての「縁」だと思っている。
先ほどの神門をくぐった先にある立派な門は「楼門」と呼ばれる門。中心部に今年の干支である辰が描かれています。
この神社の神の使いは兎。そんなこともあって境内にはうさぎの置物だったり、うさぎの絵馬などがたくさん展示されていました。もちろんうさぎモチーフのお守りも。
神社の横は海だけど、岩が連なる断崖絶壁のような光景。神社だけではなく、海の景色も楽しめる場所です。
そんな岩場には「霊石亀石」という場所があり、穴の中に運石という石を見事入れられれば願いが叶うという。そんなことを言われたらやりたくなります。
これが運玉。5個で200円です。これを男性は左手で、女性は右手で投げてチャレンジです。
「運玉」と言われる由縁は、石に「運」と彫られているから。なお結果は惜しい!とかカケラなら入った!と言い訳をしつつ、入りませんでした……。
本殿は洞窟の中に建っています。色々な神社に行っているけど、洞窟の中に本殿が建っている神社に来たのは初めて。お祈りをして願うことを祈ります(石外れたじゃん)。
撫でうさぎ、なでなですると願いが叶うとか。うさぎには縁があるので期待しましょう。
鵜戸神宮の参道から見える並ぶ鳥居が気になるので帰りに寄り道。稲荷神社っぽいですね。
ここは鵜戸稲荷という神社。なんかお稲荷さんにも縁があると思っている私ですが、ここは良い気分に。狐でも合う合わないがあるのかな。そうそう、狐と言えば北海道。野生の狐が実際に居るような稲荷神社ってあるのかな。
道中あちこちにある安い自動販売機
鵜戸神宮を出たら、もう宿に向かわないと間に合わないんじゃない?という時間に。桜島は明日に回して宿へと直行だけど、飲み物を買いたい。スーパーも見当たらないしどうしようと思ったところ、あちこちに「100円」と書かれた自動販売機があることに気づきました。
運営しているのは「ダイキチ」という会社で、宮崎県内に安い自動販売機を設置しているよう。ペットボトルも100円からと嬉しい価格で買うことができました。道路沿いなどにも多く設置されているので、飲み物の確保には困らなさそうです。
三股町にある長田峡に寄り道
宮崎県道33号を走っていると、長田峡というスポットが道路脇にあるらしい。高千穂峡に行く時間はないし、ちょっと見に行こうかなと寄り道。
数台の車が停まる駐車場に停車し、階段を降りて川沿いへとやってきました。川と森林の中を歩ける散歩道が続いています。
少し先にある橋から眺めてみました。高千穂峡と比べてしまうのは失礼なサイズ感ですが、雰囲気は味わえます。
反対側には小さな滝のようなものも。周囲をお散歩してもそこまで長くないようなので、時間があれば駐車場を起点にしてぐるっと一周してみるのも良いかもしれません。
わかりやすい「倒木注意」
宿に向かって車を走らせていると、ガードレールに木が倒れてぺしゃんこに。倒れた木の威力を感じる光景なのですが……。
すぐ横に「倒木注意」の看板が……。これほどわかりやすい看板もなかなかありません。
霧島山最大の火山湖「御池」へ
道中に大きな湖を発見。すぐ横から見られたので立ち寄ってみました。御池という池で、霧島山の噴火の際に出来た火山湖の中でも最大の物なんだそう。
夕暮れ時だったので、シルエットとなった霧島山をバックに一枚。こう見ると山の形的に富士山のようにも見えます。
この先は左手に眺めながら進んでいたのだけど、シルエットがとても綺麗だったので停車して撮影。なんとも幻想的な風景が撮影できました。
天然温泉に鯉料理が食べられる「加久藤温泉」に宿泊
本日の宿泊先は、えびの市にある「加久藤温泉」。自家源泉の温泉と養殖している鯉を食べられるのが評判の旅館です。宮崎県ではあるけども、少し行くともう鹿児島県。
場所的に車で行くのが最適解ではありますが、バス停や送迎もあるので、吉備線に乗って来ても泊まることができます。
入口の横には小さな池があって、錦鯉が悠々と泳いでいます。この錦鯉は観賞用で、食事で出てくるのは裏手にある大きな池で養殖されている普通の鯉だとか。
入り口を入るとこんな感じ。昔ながらの旅館を感じます。
浴衣はここに置いてあるので必要ならば持っていくスタイル。アメニティも部屋にはないようで、必要ならば持参かロビーでもらいましょう。
この旅館では日帰り温泉や食事対応を行っているので、1階では宿泊客以外にも出くわします。逆に2階は宿泊客専用のフロアになっているようです。
冷蔵庫は部屋に備え付けが無く、共用スペースにあるものを利用します。
部屋の前の通路。トイレも共用なので、2階もしくは1階のトイレを利用する形。
部屋はエアコン完備の和室
お部屋がこちら。1人ならゆったり過ごせる6畳の和室です。あらかじめ布団は敷かれていました。
トイレはありませんが、洗面台は部屋に設置。他にテレビやケトルなどがありました。ちなみにコンセントはテレビの脇に2つあるので、OAタップなどを用意した方が使いやすそう。
温度調整可能な一般的なエアコンが設置されているので、夏場も冬場も快適に過ごせそう。でもこういう旅館あるあるな気がするけど、廊下は空調が無いので寒い……。移動するときは羽織る物があった方がよいと思います。
鯉料理が楽しめるボリューム満点の夕食
ひと段落したら夕食を食べに向かいます。鯉を食べるのは初めてなので楽しみ。
ドリンクメニュー。全体的にリーズナブルな印象です。
こちらが夕食。今回はオプションで海老を付けたので、この旅館で食べられる一番豪華な夕食になっています。目玉の鯉を中心として、魚介類が中心となったラインナップです。ご飯はおひつじゃなかったので食べ過ぎずに済みそう。
鯉のお刺身。酢味噌でいただきます。川魚ですが臭みなどは全くなく、強い弾力のある身なのでしっかり噛み締めて食べます。初めて食べたけど思った以上に美味しい。
これは鯉の身を竜田揚げにしてあんかけにしたもの。サクサクの食感とふわふわな身、そして甘酸っぱいあんかけのハーモニーがたまりません。色々と同様のメニューは食べてきたけど、一二を争う美味しさ。
エビ。ぷりっぷりで美味しい。
こちらは前菜3点盛。食前酒と合わせていただくようです(紹介する順番が逆では)。
食前酒の梅酒。ちょっぴり飲んでみたけどジュースのような味で美味しい。でも飲み干したら後でひどい目に合いそうなので少しだけで我慢しておきました(お酒飲めないんです)。
もずくと長芋、そしてなかなか見ないブロッコリーの入った酢の物。
豚肉と野菜の味噌鍋。寒い時期に体が温まる一品です。味の濃さがちょうど良くて好き。
マスの塩焼き。身は柔らかくて思わずかぶりつきたくなります。どうしてこういう塩焼きって美味しいんだろう。
みそ汁はあら汁でした。器が大きなたっぷりサイズ。
デザートはコーヒーゼリーでした。甘すぎずに食後の口直しにはぴったり。ごちそうさまでした。
ちなみに鯉料理は宿泊しなくても食べることが可能で、今回の夕食と同じ(エビは除く)だと3,300円。刺身だけだったり刺身&あんかけで1,500円~2,500円程度のメニューもあり、2,200円以上の料理を食べると入浴が無料になる特典も。温泉と一緒に食事に来るのも良さそうです。
お風呂は自家源泉の天然温泉
ここは宿の名前が「加久藤温泉」となっていることからもわかるように、お風呂は天然温泉に入ることができます。先々代が地面を掘ったら700メートルの位置から湧き出たとのことで、源泉は42度ほどの弱アルカリ性単純温泉。
弱アルカリ性なのでいわゆる美肌の湯としてお肌もつるつるになりそう。寝る時間が遅いせいで起きてる手荒れも治ってくれないかしら(それはさっさと寝ればいい)。
温泉成分表。加水などは行わずに源泉100%の温泉ですが、次亜塩素酸ソーダでの消毒を行っているらしい。なお今の時期は寒いために加温しているけども夏場は加温なしで提供。加温なしの場合は通常350円の入浴料が200円と破格に。
入ると目の前に浴槽。旅館も併設していることからシャンプーやボディーソープなどの備え付けがあり、日帰り温泉として利用するとかなりお得かも。
タイル敷きのお風呂と岩風呂があるけど、温度が違うらしい。ぬるいお湯が良い人は岩風呂に。でもタイル敷きのお風呂もそこまで高温ではないので、まずはタイル敷きのお風呂に入ってみるのをおすすめ。泉質が弱アルカリ性ということもあって、若干のとろみを感じます。ゆったり浸かって美肌効果を狙いたい。
明日は桜島行くか迷い中
明日は15時半に宮崎空港にレンタカーを返却予定。ホントに思うのが、鹿児島空港がめちゃくちゃ近いところに泊っているのになぜ宮崎空港から来たのかということ。宮崎県だからと選んだけど、完全に端っこです。
桜島に行こうかなと考えているけども、桜島を経由して空港に行くと約5時間。観光時間をカツカツにするくらいなら見るだけにとどめて、道中巡りながら空港に向かう方が焦らなくて良いんじゃないかなと思ってきています。てか2か月後に鹿児島空港に来るしな。
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