牛深ハイヤ祭りや明治の橋を見てきた – ソラシドエアで熊本へ、天草を巡る1泊2日の旅:2日目

2024年の旅行記
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おはようございます。昨晩は外から風の音……?と思ったら波の音らしい。強風だと帰りが心配になってしまいますが、波なら良いかと就寝。朝は6時10分に目覚まし掛けていたんだけど、勝手に6時4分に起きてました。なんとも出来の良い体内時計なこと。

今日は天草を巡って市内に戻り、熊本空港に戻って行く行程。天気も悪いし、何をして過ごそうかな……。

天気が良ければ絶景!でもどんよりで残念 - ソラシドエアで熊本へ、天草を巡る1泊2日の旅:1日目
天気が良ければ絶景が楽しめる天草。天気が良ければ……。

朝食にも鯛!美味しいだし茶漬けをいただける

お外はこんな感じのどんより具合。雨が降ってなきゃいいけど、今にも降りそうな感じ……。

朝食を食べに来ました。夕食に引き続き鯛料理が出てきました。鯛の漬けをご飯に乗せて、だしを掛けて「だし茶漬け」としていただくようです。付け合わせには卵焼きやさつま揚げ、デザートはリンゴでした。

漬けは結構濃いめの味付けなので、ご飯がめちゃくちゃ進む。朝食から刺身が食べられて嬉しい。

だしはご飯にかけても良いし、そのまま飲んでも美味しい。朝食らしくあっさりといただけました。ごちそうさまです。

それではチェックアウトして出発。お世話になりました。

漁船のパレードも見られる「牛深ハイヤ祭り」にやってきた

昨日ポスターで見かけた「牛深ハイヤ祭り」にやってきました。毎年4月の第3週の土日に行われているお祭りで、今回が52回目。タイミングよく来られました。

ちなみに「ハイヤ」というのはもともと「南風」という意味らしく、ハイヤ踊りは船乗りたちが酔って踊ったものだとか。

小雨の降る中、地元のお店を中心とした出店も多数出店。名物の「かまぼこ」や「あおさ」などが多く販売されていました。中央にはテーブルも置かれて、買ったものをすぐ食べられるようになってるけども、この雨じゃなぁ。

牛深ハイヤ祭りの目玉のひとつが、この漁船団によるパレード。港の中をたくさんの漁船が旋回しながら進み、大漁旗などをたなびかせます。

ライブステージでは、熊本県の荒尾発のグループ「炭鉱ガールズ」によるステージが開催。2歳から50代までの幅広い年代のグループで、炭鉱らしいツナギを着たり、アイドル衣装を着たりしてイベントを行っているんだとか。

なんか出てきた……

歌を中心としたステージのなかでも、ヒーローショーのように悪役が出てきて退治するみたいなイベント(?)も。

無事に退治(?)して決めポーズ。

ずらっと並んで登場。それぞれ来ている色が違うけども、イメージカラーとかあったりするのかな。こういうグループだとたいてい有る気がする。

見る限り、年齢層は若い世代が多いように見える。元気に歌ったり踊ったりしているのを見るだけで、なんだかこっちまで元気が出てきます。

熊本の方言が書かれたタオルらしい。1枚1,000円だけど3枚買うと……なんと3,000円!って変わらないや無いかい!

バック転を披露するメンバーたち。バック転なんて到底できない私からすると、なんだか憧れも感じる。

「炭鉱」らしくスコップを持ってダンス。ちょっとシュールさも感じる光景です。

センターが歌う中、他のメンバーが囲んでというの、これはよくアイドルグループでも見かけるような気がする。所々で地下アイドルみたいな雰囲気を感じて、なんだか少し懐かしくなるな(大昔に路上ライブのアイドルを見ていた頃の記憶を思い出す)。

歌ってるのはアイドルソングみたいな感じだけど、見た目とのギャップがおもしろい。そんなグループでした。

約30分間のライブステージだったけど、めちゃくちゃ元気をもらえた気がする。またどこかでお見かけできたらいいな。

一番前の席で見られたので、最初から最後までずっと動画撮影してました。気になる人はぜひ見てみてください。

そろそろ時間も迫ってきたので、名残惜しいけども離脱。天気は微妙でも、天草は良いところです。

熊本県を横断して熊本空港へ

天草の端っこから熊本空港へは3時間ほどの所要時間。あんまりゆっくりしてても時間がなくなって慌てる可能性が大きいので、戻りながらなにか探していくことに。

寿司がどんぶらこと流れてくる回転寿司「ざこや」でランチ

お昼ご飯を食べにやってきたのは、天草市内にあるお寿司屋さん「ざこや」です。なにやら船で寿司を運ぶらしい。いったいどんな感じなのか気になる。

オーダーしたのはランチセット。1,000円でお寿司10貫と、汁物がセットとなったオトクな内容。しばらくすると、炙りやイカなど、4貫のお寿司がやってきました。どれも新鮮で美味しい。

続けてエビやくろとアジでしょうか。レモンが乗せてあったり薬味が乗っていたり、安くても手を抜いてないですね。

最後にマグロにたまごなど3貫でフィニッシュ。出来たものから届くので、一番美味しいタイミングで食べられます。

あらが入ったお吸い物。口直しに最適です。

もう少し食べたいなと思って追加注文。はまちとくろなのたけど、はまちは2貫で100円!くろも300円と回転寿司よりもリーズナブルなお値段。税込100円で2貫とか、一体何年前の値段なのだと驚きます。

そして、このお店が面白いのがお寿司が船で流れてくること。どんぶらこ〜とお寿司がやってきます。大将が1人で切り盛りしているので、移動しなくても寿司を流せるようにってことなのでしょうね。

しかしどれも美味しかった。ごちそうさまでした!

明治時代の姿を残す「楠浦の眼鏡橋」

続いてやってきたのは、明治時代から残り続けている「楠浦の眼鏡橋」と呼ばれる橋。有名な観光地ではないけど、こういう地元スポットって気になりがちです。

明治11年(1878年)に、地元の庄屋(村の首長)であった宗像堅固氏によって架けられた橋で、壁石が薄いアーチ型であるのが特徴です。

古くから残る橋はあっても、アスファルトで塗装されていては味が無い。その一方、この「楠浦の眼鏡橋」は芝生敷きの橋となっていて、当時からそのまま残されていたような雰囲気を残します。

すごい。ここまで味のある旧橋は初めて見たかもしれない。古いフィルムカメラとかで撮影すれば、当時の写真と勘違いしてしまうかもしれません。

近寄って見てみると、形の違う石を組み合わせて橋が作られています。雨風によって風化をしつつも、こうして100年以上残り続けている橋。とっくに作った人はこの世には居ないと思うけど、天国からでも残り続ける橋を見られるのは嬉しいんだろうなぁ。

橋の頂上は結構高く作られているので、橋を渡ると周囲の景色を一望できます。天気が良ければ気持ち良かったんだろうけど……(って何回言っているんだ)。

眼鏡橋の隣にある「楠浦諏訪神社」

眼鏡橋のすぐ横には「楠浦諏訪神社」があります。名前の「諏訪」は長野県の諏訪に由来する名前で、諏訪大社を総本山とする神社の総称です。

でも入口には伊勢神宮の記述があったので調べてみると、諏訪神社でも「上社」と「下社」があり、下社は伊勢神宮と関係があるのだとか……?

静かな境内。本殿と共に小さな神社が横に併設されていますが、行こうとしたら鳥居がクモの巣でガードされてた……。

気を取り直して本殿でお参り。お願い事を伝えた瞬間に「ホーホケキョ」とうぐいすの鳴き声が響き、これは聞いてくれたって意味なのかな?考えすぎ??

ソフトクリームが150円!で食べられる「松合食品」

熊本市内に向けて車を走らせていると、路肩に「しょうゆソフトクリーム150円!」と書かれた看板がちらほら。看板に釣られてやってきたのは、しょうゆや味噌などを製造販売している「松合食品」の直販所。

店内には一般的なしょうゆから、九州らしいあまくちしょうゆまで、さまざまなしょうゆや加工品が並びます。さて、目的のソフトクリームをいただきましょう。

こちらが「しょうゆソフトクリーム」です。しっかり巻かれて150円とめちゃくちゃリーズナブル。ほんのりとしょうゆの味を感じられて、さっぱりと味わえる美味しいソフトクリームでした。

さらに休憩所では、お茶やコーヒーが無料提供の至れり尽くせり。ごちそうさまでした!

熊本県のラーメンチェーン「味千ラーメン」へ

車で走っているとちらほら見かける「味千ラーメン」の看板。調べてみると熊本県を中心にチェーン展開しているラーメン店らしく、そういうローカルチェーンが好物な私にとっては行ってみるしかない!と早めの夕食を食べに来ました。

店名がメニューになってる「味千ラーメン」を注文。細麺のとんこつラーメンで、味玉やチャーシューなどが入った一杯。濃厚な味で美味しいラーメンでした。ごちそうさまです。

阿蘇くまもと空港の「Lounge ASO」で休憩

無事にレンタカーを返却して空港へ。時間もあるので保安検査後の制限エリアにあるラウンジ「ASO」にやってきました。制限エリア内にあるからギリギリまで居られるのは良いのだけど、到着時には使えないのが残念です。

ジュースやコーヒーといったソフトドリンクのほか、チューハイやビールなどのアルコール飲料も提供されています。なおビールに関しては、カードラウンジとして入場する場合は1杯無料で、航空会社のラウンジとして入場すると何杯でも無料で飲める仕組み。

めちゃくちゃな霧で着陸できるかな!?

阿蘇くまもと空港に到着した頃から霧がすごい。羽田空港からやってきたソラシドエア便も、最悪福岡や羽田に戻るという条件付き運行で飛んできました。着陸できれば飛んでいけるけど、着陸できないと帰宅難民になってしまう!?

そんな不安の中で飲み物を飲んでいましたが、フライトレーダーを見ながら祈っていると、無事に着陸している光景が目の前に。ちゃんと帰れそうです。

なおその後のジェットスターやFDAは着陸できずにダイバート。もちろん折り返しも欠航となってしまったので、無事に着陸してくれたソラシドエアに感謝。

阿蘇くまもと空港から羽田空港まで – ソラシドエア/SNA20便

霧の影響で遅れてはいたけども、飛んでくれれば文句はありません。予定通りの便で阿蘇くまもと空港から羽田空港へと帰還します。

搭乗前に外を見ると、100メートル先も見えないほどの濃霧。こんな状態でも着陸してくれたソラシドエアのパイロットに感謝しないと。乗ってしまえば離陸は問題なく、無事に羽田空港までのフライトでした。

天気に恵まれなかったのが残念な天草旅行

天草と言えばきれいな海を眺められるのが魅力の場所。でも今回は2日ともに曇りや雨で、景色を眺めるにはガッカリな状況で残念。とはいえ、こういう時は「リベンジできる」とポジティブに考えるのもありかもしれない。そんなことを言って納沙布岬には4回も行ったしな。

さて、熊本には5月にもまた来る予定。今度は天草とは逆の阿蘇や高千穂などをめぐる予定なので楽しみ。あのお寿司屋さんにも行けたらいいな。

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