西門や九份などの観光スポットに行ってきた – トランジットで巡る台湾旅行:2日目

2024年の旅行記
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おはようございます。昨日は宿に戻って即就寝。前日からほとんど寝てなかったのもあったのでぐっすり。でも朝の目覚ましでは確実に起きられるのが私の良いところだなと思ってます。明日の朝は早いので、今日は早めに寝ておきたいところ。

さて、本日の予定は台北に行って市内を巡り、その後九彬へとバスで向かう行程を計画。もっとあれこれできそうではあるけど、詰め込み過ぎても1カ所ずつの観光時間が無くなってしまうので、これくらいで抑えておきましょう。

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英語も中国語も話せないというのが凄い劣等感に感じてしまう海外旅行

台湾北部にある温泉や九彬を探索

台北市内までの移動はMRTにて。後から新幹線を使えば早いことに気が付きましたが、桃園MRTの路線完乗を考えると一度は乗っておきたい。でも帰りは新幹線使ってみたいかも。

高鐵桃園から台北車まで – 桃園空港MRT

ホテルを出発して桃園空港MRTに乗車。終点の台北車までは1時間ほどの乗車です。運賃の割には乗車時間が長い。

列車間隔は15分で多いような少ないような微妙な本数です。あらかじめ時間を調べておかないと、目の前で行ってしまって15分待たされる……なんて悲しい事件も。

列車がやってきたので乗車。しかしこの列車、座席がプラスチックのベンチみたいな状況なのであんまり長時間乗車には向いてない。快速列車はクロスシートで良い座席なんですけどね。

台北MRTの駅で「北北基おもしろカード」を購入

日本のドラッグストア「マツモトキヨシ」がありました。漢字圏なので創業者の名前が漢字のフルネームで記載されています。日本人から見るとちょっと面白いかも。

台北MRTの窓口で「北北基おもしろカード(Taipei Fun PASS)」と呼ばれるMRTと市バス等が乗り放題となるチケットを購入。180元もするのでMRTに乗っているだけでは元を取るのが大変ですが、九彬に行くのならばバスの往復運賃だけで元が取れます。

台北車から北投まで – 台北MRT/淡水信義線

無事にカードを他に入れたのでMRTに乗車。まずは最初の目的地である温泉がある最寄り駅「新北投」に向かうため、乗換駅となっている「北投」まで乗車。淡水信義線という路線名がつけられており、赤い路線が目印です。

ホームドアが完備されてて写真が撮りにくいのは日本も台湾も変わりませんね。

北投から新北投まで – 台北MRT/新北投支線

北投に到着。ここで新北投行きの列車へと乗り換えます。

2分20秒後に来るらしい。日本でもあと何分と書かれた場所はあるけども、ここまで細かいのは初めて見た。

花が描かれた特徴ある車両がやってきました。

観光地に行く電車らしく、車内には大きなモニターで映像も流されています。

ふと路線図を見ると「淡水」という駅を発見。読み方は「Tamsui」というらしく、日本語とほぼ変わりません。意味も同じなのかなぁ。

日本統治時代の駅舎が残る新北投

台北MRTの新北投駅。このすぐ横に日本統治時代から使用されていた旧駅舎が保存されています。

これがその駅舎。木造の建物ですが、言うほど古くは感じません。中は駅の資料館として公開されています。

日本統治時代の頃に出ていた本の展示もあり、中の記載が日本語なので普通に読める。

当時の新聞も日本語で書かれていたものがあるようです。

外には当時使用されていた車両の展示も。日本の旧型客車に似ているような気がするけど、日本から持ってきたとかなのかな。

北投温泉にある地熱谷を見てきた

コンビニで朝食としてナッツドリンク?とおにぎりを購入。あんまり台湾らしくはないかもしれない。

地獄谷に到着……と思ってよく見たら「地熱谷」でした。温泉でなんとか谷と聞くと、勝手に地獄谷が思い浮かんでしまいます。

入口には手湯もあり、手を入れるとポッカポカ。強酸性なので刺激は強めですが、手だけでもわかる泉質の良さです。

先に進むと湯気がたちのぼる大きな池がでてきます。雰囲気としては草津温泉の湯畑のようなイメージで、硫化水素の温泉らしい匂いもあたりに漂います。

この地熱谷温泉は世界にも珍しい「青硫泉」と呼ばれる温泉。ありがたいことに日本語での記載もある解説文を読むと、何やら秋田県の玉川温泉でも同じような温泉があるらしい。気になるので行ってみたいかも。

また、道中にもきれいな川が流れていて景色を楽しむことも。でも触りたいからと、ほとりに降りたりはできないので注意しましょう。

日帰り温泉もあって60元=280円ほど。日本の安めな温泉と同じくらいの金額設定です。なお入るには水着やキャップが必要なので、入りに行くなら準備しておきましょう。

台湾でも有名な観光地「九份」へ

台湾の有名な観光地として名前が上がることの多い「九份」に行ってみることにしました。というか行く予定だから180元のフリーきっぷを買ったんですが。千と千尋の神隠しのモデルになったとウワサされる場所ですが、実際どうなんでしょうね。

新北投から北投まで – 台北MRT/新北投支線

駅に戻ってきました。こうしてバイクや車がたくさん走りまくってる光景を見ると、日本とは違ってアジアだなぁと感じる。とはいえ目の前に見えるのは「すき家」に「大戸屋」と日本のチェーン店舗なんだけど。

日本語でも中国語でも「新」の読み方は似たような感じ。北のBEIはしっくりこないけど「投」は投了などで「TOU」と読むので、読み方が同じ文字を色々探してみるのも面白い。

ちょうど行った直後で長々と待たされるタイミングになってしまいました。始発駅だから少しは早く来るけど、こうして行った直後とかに出くわすとガッカリしちゃう。

列車は先程乗ったのと同じ車両。行ったり来たりし続けているようです。

北投から中山まで – 台北MRT/淡水信義線

北投に到着して乗り換えのホームに行くと既に電車が止まっている。発車時刻はもう少し先だったけども、気づいたら閉まってしまっては悲しいので早々に乗車しておこうかな。みんな急いでる感じだったし。

大安行きの列車で途中の「中山」まで向かいます。読み方は全然違うけども、漢字自体は抵抗が無いのが台湾旅行の利点ですね。中国だと簡略化され過ぎてて???になることも多いし。

中山から西門まで – 台北MRT/松山新店線

「なかやま」と読んでしまうけども、読み方としては「ZHONGSHAN」なので「ゾンシャン」という感じでしょうか。ピンインで発音記号が書いてないとアクセントがよくわからない。

新店行きの列車。東京メトロ南北線のような上までホームドアがあるタイプなので写真が全く撮れない……。西門まで2駅の乗車です。

西門にある「小辣椒魷魚羹」で昼食

九份に行くバスが出ている西門は台湾でも有数の繁華街。多くの店が立ち並び、たくさんの人であふれかえっています。日本人観光客も多いようで、時より日本語が聞こえてきました。

西門を歩いているとあっちこっちに置いてあるこの看板。いったい何を舐めているんですかね……。ちなみに台湾のAVでは日本のようにモザイク規制が無いこともあって、気にしているのは日本人だけなのかもしれない。

九份に行く前に昼食を食べようと、ぶらぶらしていて見つけたのがこのお店。色々台湾の庶民的な食事が食べられるお店のようです。

昨日一緒に食べた人に教えてもらった、カキのオムレツ(蚵仔煎)です。野菜も入っていてお好み焼きという雰囲気で美味しい。お値段は70元(327円)でした。

続いてはタンタンメンと書かれていたメニュー。ツルツルした麺が美味しい麺料理です。結構ボリュームがありながらお値段は45元(210円)でリーズナブル。逆に朝に食べたおにぎり(35元)が高く感じる。

中華路北站から九份老街まで – 台北客運バス/965系統

食事も食べてそろそろバスに乗りにバス停へ。965系統が九份まで行くバスです。3桁のバスなので180元で購入した「北北基おもしろカード」でも乗車でき、片道90元なので往復すれば元が取れます。なのでこの系統に乗る予定があるのであれば買っておいて損はありません。

こちらが965系統のバス。一般的な路線バスなのかと思ったらリムジンバスでやってきて驚きです。しかし混雑していて次のバスに乗ってね!と言われて発車していきました……。

次のバスはいつ来るんだと思ったらすぐにやってきた。大きなフォントで行き先が書かれているのでわかりやすい。やはり観光地の九份に行くこともあって、多くの人が乗車しているようです。

めちゃくちゃ人が多い九份で人混みに疲れた

九份のバス停に到着。横を見ると海が眺められて景色もきれい。天気が微妙なのが残念だけど、雨にならなかっただけ良しとしましょう。

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったと噂されることもあり、日本人の観光客もめちゃくちゃ多い。中国語意外に聞こえてくる言語が日本語しかないほどには日本人観光客が大量に居て、日本にいるのかと勘違いしてしまうほど。

通路が狭いこともあってめちゃくちゃ混雑していて、歩きたくても自由に歩けない。食べ歩きが出来そうなものを販売している店も多いけども、こんな状態で食べ歩きも厳しいし、微妙に値段も高いから見歩くだけで済ませちゃいました。

細い道を通り過ぎて開けた場所に出ました。高台になっている九份から海や山を一望できる絶景ポイントですが、どうしてもこんな天気だと魅力が半減してしまう。

こんな感じで提灯がたくさん飾られている場所もあり、台湾らしさを存分に味わえる場所でした。でも混み過ぎてるから「1回は行っておきたいけど、2回目に行きたいかと言われると微妙」と感じてしまうスポットかもしれない。

ふと道端に犬がスヤスヤ寝ている光景に遭遇。首輪らしきものをしているので飼い犬だと思いますが、台湾ではこうして放し飼いになっている犬をよく見かけます。でもかわいいからと触らないようにしましょう。野犬だったらワクチンしてない可能性も高いし、下手に噛まれて狂犬病になったら人生終了ですよ。

九份からホテルに戻って就寝

今日は九份に行ったらもういい時間に。この後は西門に戻って夕食を探しつつ、キリよくホテルに戻って過ごせればなと考えています。明日も早いし、できれば早く休んでゆっくりしたい。

九彬派出所から瑞芳火車站まで – 台北客運バス/965系統

九彬派出所バス停に行くと大量の行列。ツアーの人があれこれ話をしているのを見ていたら、列の9割くらいが日本人で驚き。案の定1本目のバスは混み過ぎてて止まりもせずに通過して行ってしまいました。次のバスがやってきたけども立ち乗りしないとならない状態で大変……。

そうして途中にある「瑞芳火車站」バス停で下車。なんだか台湾らしい光景だったので見たくなったんですよね。これもフリーきっぷだからこそできる技。九份よりもこっちの方が「私の求める台湾」という雰囲気で楽しい。あんまり日本人の気配も無いっぽい。

色々飲食店などが並んでいて、ぶらぶら見ていくだけでも楽しい。タロイモとかが食べられるようなお店があるかなと思ったんだけど、タロイモがどういう漢字かよくわからなくて見つからなかった……(調べればよかったのでは)。

瑞芳火車站から中華路北站まで – 台北客運バス/965系統

ぶらぶらして雰囲気を味わったので965系統に乗車して台北市内に戻りましょう。座れないかなと思ったけどもすわれたのでよかった。

車窓から台北101が眺められました。行こうとも思ったけど、こんな天気で展望も楽しめないだろうから次回に来た時の楽しみしておきたいな。

西門で臭豆腐を食べてきた

西門に戻ってきました。そろそろ夕食の時間なので、いい具合のものがあれば食べたいなと思って探すことに。

入口にはかわいい女の子の絵が。ああ、こんなかわいい絵を描けるようになりたいな……。

しばらく歩いていると屋台が登場。色々美味しそうなものがあったりするんですが、突然どっかに隠れて行ったりして謎。しばらくしたら大勢で場所移動していたりしていたので、何か制限とかでもあるんでしょうか。

あれこれ見ていて気になったのが臭豆腐のお店。臭豆腐というのはその名の通り臭い豆腐なのですが、それを揚げた食べ物が中華圏の名物となっています。食べるのは抵抗があっても味は美味しいのでぜひチャレンジしてほしい。

こちらがその臭豆腐。揚げた豆腐に野菜とチリソースが掛かった一品。揚げたてで美味しく、お値段も60元(280円)とリーズナブルなのも嬉しい点です。こういう食べ歩きをいろいろしてみたいけど、1人だと食べられる量にも限度があるので何人かで来れたら楽しそうだなぁ。

西門から台北車まで – 台北MRT/板南線

西門駅からは「板南線」で台北車まで乗車。台北MRTの完乗も今度したいなと思いつつ、乗るために来るには費用が高すぎるのがネック……まずは国内全線完乗を達成してからにしようかな。

行き先は南港展覧館。何か施設でもあるのかなと思って調べてみるとその名の通り「南港展覧館」があるらしく、施設名がそのまま駅名になったようなタイプですね。

台北から桃園まで – 高鐵

台北駅からは高鐵と呼ばれる台湾版新幹線に乗車。同じ桃園でもMRTに比べて半分の時間で行くことができる速達列車です。

列車本数も比較的多くて使いやすい。日本と同じように指定席と自由席が用意されており、自由席の方が少し安い価格設定です。

でも新幹線と聞くとめちゃくちゃ高い印象がありますよね。でも台湾の新幹線はめちゃくちゃ安く、台北から桃園までの自由席価格は155元(725円)です。桃園空港MRTは160元することを考えると、台北から桃園への移動には新幹線を使うという選択肢しか考えられないと思います。ちなみに時間もMRTの半分だし、逆にMRTが空港アクセスを前提にしてめちゃくちゃ高いだけなのかもしれない。

車両は日本の新幹線「700系」をベースとした「700T系」が使用されています。日本国内では全然見られなくなったのでなんだか懐かしさも感じます。オレンジのアクセントカラーがオシャレなデザインですよね。

桃園駅に戻ってMRTの運賃表を見てみると、35元までは比較的ゆるやかなのにそこからの価格の上がり様が「60元→95元→115元→150元」ってめちゃくちゃなことになってる。もう少しゆるやかにあがるもんじゃないの。

台湾で売っている麻辣鍋のカップ麺を食べてみた

日本で販売している麻辣系のカップ麺が微妙なので、台湾で買ったらどうなのかなと思って購入してみました。47元(219円)と比較的高めなカップラーメンでしたが、お味はどうなんでしょうか?

さすが台湾で販売されているということもあって味付けも本場の味。開封時に花椒で咳込んでしまうほどのスパイスの強さもあって最高でした。何個か買って帰りたいのだけど……中にお肉が入っているせいで日本に持って帰るのは厳しい。現地で食べるしかないのが残念なカップラーメンです。

カップラーメンを買ったスーパーで烏龍茶や米漿(米とピーナッツのドリンク)を買ってみました。台湾では定番のドリンクだけど日本では見かけたことも無いので飲むのが楽しみ。

明日は香港経由で日本に帰国するルート

明日は早朝から桃園空港に行き、香港経由で日本に帰る計画です。香港でも乗り継ぎ時間があるので、また入国して何か見に行けたら良いな……と思っていますが、入出国にどれだけかかるかが気になるところ。

台湾に滞在できた時間は短かったけども楽しく過ごせてよかったので、また来たいな。次は誰かと来られたらさらに楽しめそうだし、一緒に行く人を探してみたい。

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なんだか長かったような一瞬で終わってしまったような海外旅行。また行きたいね。

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