おはようございます。今日は早めに出発して根室を目指して車を走らせます。天気予報を見ると徐々に天気が回復していくようなので、今まで天気に恵まれなかったのがついに報われるかもしれない。目的としては愛冠岬や霧多布岬、落石岬と岬ばっかり。冬だから行けるか心配ではあるけど。
そして今日は18時にレンタカーを返すタイムリミットがあるので、出来るだけ巻きで進んで行ければと思います。返せなかったら帰れないから……。
朝から牡蠣も出てくるボリューム満点の朝食
普段は7時半くらいにする朝食。でも今日は8時には宿を出たいと考えているので7時にお願いしてきました。帰りの時間が決まっているならば行きの時間を早めるしかない。
こちらが朝食!ごはんにアサリ汁、アジの干物や卵焼きなどが並びます。さらに手前にあるのは筋子と牡蠣の煮物。夜だけではなく朝にも牡蠣が出てきて大満足です。そして食べていると「牛乳飲めますか~?」と聞かれたので飲めます!と回答。すると……?
めちゃくちゃ並々に注がれた牛乳が登場。良く売ってる牛乳なのかなと思っていたら、厚岸にある「森高牧場」という牧場の牛乳だとか。とても濃厚でコクのある美味しい牛乳。北海道の牛乳はそもそも美味しいのだけど、これは別格だなと感じます。
さて、食事も終えたのでそろそろ出発しましょう。お世話になりました。
1階に降りて行くとネコちゃんがお出迎え。どうやらお見送りをしてくれるようで、玄関に行くとトコトコやってきました。昨年お迎えしたネコちゃんとのことで、人懐っこいので看板猫になってくれそうですね。
納沙布岬を目指して「岬」を巡る
今日の大きな目的は納沙布岬。でもそれ以外にも太平洋側には多くの「〇〇岬」が存在しており、行ける限り色々な所に行ってみたいなと考えています。とはいえ一番の目標となる納沙布岬に行けないと元も子もないので、時間調整は必要だけど。
厚岸市街地からほど近い「愛冠岬」
まずは、宿泊していた旅館からも数キロという距離にある「愛冠岬」へと向かいます。2022年5月訪問時も訪れた場所ですが、前回は霧が凄くて景色が見られなかったので、リベンジしにやってきました。
Googleマップで「愛冠岬」を調べると10時から営業と出てくるけど、それは観光案内所の話。岬の入口が10時に開放されるわけではないので、何時でも行きたい時に行くことが可能です。
ちなみに入口には「進入禁止」の看板がありますが、あくまで進入禁止なのは自動車のみとなり、歩いて行くことを制限する表示ではありません(大学関係者が通るときはロープを外して行くようです)。
一面雪景色だけど、何人もの人が岬に行って踏み固められた道を進めば問題なし。滑ることはなかったけども、スニーカーなどの歩きやすい靴で来るようにしましょう(というかこの時期の北海道にはスニーカー以外はやめた方が良い)。
しばらく歩くと広場に出ます。一面雪で真っ白なので5月に来た時の写真と比較してみました。比較的高さの低い草がたくさん生えていたのですが、全て雪の下に埋まってしまっているようです。こういう時って鹿はどうやって食べ物を見つけているのか気になる。
愛冠岬と「愛」が入っていることもあって、2人で鐘をならすようなモニュメントが設置されています。いつか好きな人と2人で訪れたいものです。でも思うだけではなく行動しないと始まらないんですよ……?
朝日が輝く太平洋を一望できるけど、崖の上にあるので高所恐怖症の人は下を眺めない方が良いかもしれない。でも落石岬のように柵すらないということはなく、ちゃんと危険地帯には行けないように柵が設置されています。
木でできた愛冠岬の看板と共に一枚。ちなみに名前の由来は「できそうもない困難を乗り越え愛の栄冠を得る」となっていて、まさに今の自分がなすべきことなのでは?と自負することになりました(情報元:厚岸町)。
ひっそりな割に絶景だった「涙岬」
厚岸から霧多布方面に車を走らせていると「涙岬・立岩」と書かれた看板を発見。通り過ぎてしまったけども気になって戻ってきました。
入口の看板を見ると「厚岸の若者と霧多布に住んでいた綱元の娘が恋に落ちたが、厚岸の若者が船で霧多布に向かう途中にこの付近で座礁して海の底に沈んでしまった。それを知った娘が涙を流しながら名前を叫び続けた」という昔話が由来となっているようです。
ちなみに看板にルパン三世が描かれているのは、涙岬のある浜中町が原作者の「モンキーパンチ氏」の出身地だからだとか。
駐車場に車を停めて雪で出来た道を進みます。愛冠岬とは違って雪が無いところも多く、滑りそうならば少しズレて歩くのもありかも。途中で「涙岬」「立岩」に分かれる道があり、今回は涙岬へと向かいます。
10分程度歩くと涙岬へ到着。断崖絶壁だけど柵があるのでそんなに怖くはありません。
涙岬から眺める太平洋。愛冠岬よりも海が近いので波音も聞こえてきます。右手に見える岩場は泣き崩れる女性が岩となったと言い伝えられるようで、そういわれると泣き崩れる女性に見えなくもない(情報元:浜中町)。
左手に見える岩は「立岩」と呼ばれています。海に沈んだ若者が少しでも陸に近づこうとしているとも言われ、嵐の夜には娘の鳴き声と若者の叫び声が聞こえる……んだとか(情報元:浜中町)。
霧多布湿原に流れる釧路川を眺められる「琵琶瀬展望台」
厚岸から霧多布へと向かう道道123号線沿いにある霧多布湿原を眺められるスポット「琵琶瀬展望台」へとやってきました。観光バスもやってくるのか駐車場も広めだけども、行ったときには誰も居ない。そもそも売店らしき店もやってないし。
それでも霧多布湿原は一望できます。晴天に照らされて青い川となった釧路川と雪のコントラストが美しい。札幌や小樽は多くの観光客で混雑しているようだけど、こうして人のいない場所で良い景色を眺めることこそが北海道旅行の醍醐味に感じている。
断崖絶壁と野生のラッコが生息する「霧多布岬」
別名「湯沸岬」とも呼ばれる霧多布岬へとやってきました。ここは野生のラッコが見られることで有名な場所。北海道の道東でも霧多布岬周辺にしか定住しておらず、貴重な存在となっています。
湯沸岬灯台。灯台にしては背が低めですが、そもそも半島で高台にある場所だからこの高さでも問題ないのでしょう。
海の方を眺めます。このどこかにラッコがいるようなのだけど、一体どこにいるのかな。目を凝らして探しても見当たらない……と思ったら先で人だかりが出来ているので、そこに居そうなので行ってみましょう。
霧多布岬の看板。前回の時はモヤが多くて微妙な景色に泣いたけども、今回はほぼ雲もない快晴。天気予報では雲が多めだったけど、外れて嬉しいこともある。
そして人が溜まってる場所から海を眺めると……見えます??真ん中に居るのが野生のラッコ。双眼鏡とか望遠レンズを持ってこないと豆粒のようにしか見えません。
こっちは中央に2頭のラッコが仲良く泳いでいます。この付近で繁殖活動をしているため、徐々に生息数も増えているのだとか。このまま定着してもらうためにも、静かにそっと高台から見守ってましょう。
さて、ラッコも見られたことだし先端まで歩いていってみましょう。めちゃくちゃ風が強くて紙とか出したらすっ飛んでいきそう。そして寒い。
先端からの景色。ゴロゴロとした大きな岩が転がっていたりして最果て感を覚えます。一応ここまでが遊歩道になってるのだけど、先に柵みたいなのが見える。なんだろうあれ。
ぼーっと眺めていると空にカモメがたくさん飛んできました。海の中に餌となる魚でもやってきたのかもしれない。空からそういうのがわかるのって凄いなと思う。
頭上を眺めるとカモメだらけ。でもよくこの強風の中ですっ飛ばされないなぁと感心します。
しかし写真を撮りつつ実際の光景を見ると、やっぱり感じるものはぜんぜん違う。動画や写真などで旅行に行った気分になるのはわかるけども、現地にいかないと味わえないなと改めて実感します。
「跨線橋」として残る標津線の痕跡
霧多布から根室方面に向かう途中に「厚床跨線橋」という橋を見つけたので思わず停車。北海道にはこうした跨線橋が数多く存在していますが、既に廃線となって列車はやってこなくなってしまった場所も数多くあります。
ここもそんな場所の一つ。以前は国鉄(JR化後も少し残った)標津線の厚床支線が通っており、廃止された今でも線路の痕跡を見ることができます。廃止後は代替バスが運行されていたものの、代替バスも一部廃止されてしまいました。廃線探訪はしたいと思っていますが、雪では痕跡も埋もれてしまっていることも多いのが事実。もう少し雪が解けた時期に再訪しましょう。
道の駅「スワン44ねむろ」で小休憩
ここまで来たらトイレ休憩をしようと考えていた「道の駅スワン44ねむろ」に到着。国道44号線沿いにある道の駅で、お土産を買ったり食事を摂ることもできます。
地図で場所を見ると風連湖が間近にあり、道の駅の中に展望スポットが用意されているんです。
根室十景として名前が挙げられている風連湖。今の時期は凍ってしまっているために白鳥を見ることはできませんが、一面凍った湖も幻想的です。
まるでめちゃくちゃ大きなスケートリンクのような光景。都会ではスケートリンクをわざわざ用意していたりするけども、この辺りに住んでいるならば自然のスケートリンクで遊び放題なのかも。
来る度に木道が壊れている気がする「春国岱」
道の駅から少し進んだ場所にある景勝地「春国岱」にやってきました。ここは風連湖と根室湾に挟まれた場所で、陸地が繋がっていないので「島」となっています。
先ほど上から見た風連湖です。手前は凍っているので湖の上を歩いて行けそうだけども、少し先を眺めると凍っておらず水が出ている場所も。落ちたら生還するのは厳しいと思うので、ふざけて歩かない方が得策です。
風連湖は海と繋がっているので海水な湖。そう考えると北極のミニチュア版といっても間違ってはいないのかもしれない。北極だって海水が凍って氷となっているから歩けるだけで有って、氷が解けたら海に真っ逆さまなのは変わりないし。
ここ春国岱は風連湖と根室湾を眺めながら木道を歩いて行くことができる場所なのですが、なんか様子がおかしい。
以前から先の木道は壊れていたと思うんだけど、いつの間にか手前の木道も壊れて迂回ルート経由で行かないとならなくなっていました。海水や風で風化が早いとは思うけど、さすがに壊れすぎじゃないの?
根室ならすぐに入れる「根室花まる」でランチ
空を見るとまだ雲が多め。天気予報では午後のほうが晴れ間が広がると出ていたので、先にお昼ご飯にすることに。やってきたのは都内でも店舗のある「根室花まる」の根室店。都内や函館の店舗では数時間待ちになることもありますが、本場(?)はどうなのでしょうか。
入って1名と伝えると、待ち時間ゼロでカウンター席に通されました。いくら有名な店とはいえ、さすがに根室では長時間の待ち時間は発生していないみたいで。
本日のおすすめとして出てきた紙。風蓮湖のにしんや花咲ガニなど、根室らしい品が並びます。でも気になったのはカキフライ。厚岸という牡蠣の名産地がすぐ近くにあるし、根室だって牡蠣は捕れるのに、なぜ広島県産なのだ。
そんな疑問を感じつつ食べ始めます。まずはほっき貝のマリネ。サラダ感覚で美味しく食べられます。
続いてとびっ子。比較的リーズナブルなネタですが、プチプチとした食感が好きなんですよね。
北海道の名物ザンギ。とはいえ鶏の唐揚げに変わりはないのだけど「ザンギ」と聞くと食べたくなってしまう。
注文したサーモン。見た目は良いけどちゃんと解凍しておいてほしい。シャリシャリしてる……。
かにサラダ。こういう軍艦につい手を出しがちな私。そんなにマヨマヨしてなくて美味しかった。
さっぱりとした味な銀がれい。一番安い149円のお皿で流れてきたのでもぐもぐ。あんまり大手では見かけない気がするけど、個人的には好き。
サーモンの中落ち軍艦。てんこもりだし脂も乗ってて美味しい。下手に頼むより回ってるの取るほうが適温になってる気がしてきた。
根室名産の花咲ガニ。ズワイガニなどに比べると味が濃いことが特徴ですが、完全に時期外れだから物足りない。やはり食べるなら水揚げ時期にボイルされた丸々のカニを食べるのが一番だな。
風連湖のにしんを切り込みにしたものを包んだお寿司。切り込みというのは細かく切った身を塩と麹で漬けて発酵させたもので、ご飯のお供には最適。以前行った函館の店舗では見かけなかったので、根室エリア限定なのかもしれない。
最後におトクな印象が強い「切り落とし軍艦」をいただいてお腹いっぱい。適当にパクパク食べたけどお会計がいくらになるのだろう……?
お値段は2,574円でした。食べた割にはそんなにしなかったなという印象だけど、何年も前に札幌で食べたときよりは値上がりした印象を覚えます。でもこれからも値上がり傾向だろうし、食べたいものは早く食べたほうがコスパが良いんです(謎の理論)。
リベンジすること4回目、ようやく晴天に恵まれた納沙布岬
本土最東端の地である納沙布岬。実は初めてではなく何度も来てるんですが、毎回天気が悪くて北方領土まで眺められずに「次こそはリベンジ」と早4回目。ついに晴天の時にやってくることができました。
強い風が打ちつける納沙布岬では、ロシアから流れてきた流氷がたくさん溜まっていました。流氷観光船には今年は乗れなさそうだけど、流氷自体はたくさん見られてよかった。
貝殻島や水晶島も見られる納沙布岬灯台
まずは本土最東端のギリギリにある納沙布岬灯台へ。奥に少し雲があるものの、空は一面晴天で空気も透き通って対岸にある「北方領土」も間近に見ることができます。
この真ん中に「貝殻島」と呼ばれる灯台だけがある暇があるんですが……見えませんよね。
40mmのレンズしか持ってきてないのでこれが限界。なんとなく灯台っぽい形は見えるんじゃないかと思います。ちなみに左手に見える陸地は歯舞群島の水晶島。
海を超えた反対側は別の国なんてことはあっても、普通はそんなに近ければ直行便の船などがあって気軽に異国を楽しめたりするもの。しかしこうして目の前に見えるのに行くのが困難な島を見るともどかしさしか感じませんね。
納沙布岬灯台から戻る途中、流氷が押し寄せる海岸に降りられる場所があったので降りてみました。こうして見ると大きくて安定してるし、思わず乗りたくなってしまうのもわからなくはないなと思う。
しかし波や風で場合によってはあっという間に沖合に流されてしまうこともある他、陸に乗り上げた流氷を足で押さえていたら押し寄せる流氷で押し返されるほどの力。下手に乗ったりしないほうが身のためです。
北方領土が戻るまで灯される「祈りの火」
納沙布岬にある大きなオブジェ。中心には火が灯されているんですが、ここは「祈りの火」と呼ばれる場所。北方領土が返還されるその日まで火を灯し続けています。
ここから見えるのは北方領土の国後島と歯舞群島。日本が領有を主張していますが、現在はロシアに実効支配されています。
写真だとあんまり良く見えないけども、現地では国後島の山々がはっきりと見ることができました。戦前は根室からも気軽に行けた北方領土。私の行きている間に一度くらいは行ける日が来てほしいな。
望遠鏡で北方領土を見ることができる「北方館」
納沙布岬にある北方館。北方領土の資料などが展示されていて入館料は無料。運営しているのは内閣府所管の「独立行政法人北方領土問題対策協会」で、ある意味国の施設みたいな場所です。
北方領土のイメージキャラクター「エリカちゃん」です。たまにSNSでなんとも言えないポストをしてるのが印象に残ります。モチーフとなっているのはエトピリカという鳥。
2階に上がる階段には、戦前と思われる北方領土の地図が展示されています。多くの地名や航路が描かれ、北方領土が日本の主権の及ぶ場所として存在していたことを記録に残しています。
沖縄本島よりも大きな国後島。知床半島と根室の間に位置しており、根室からも各地に向かう船が運行されていました。現在でも日本の主権が及んでいたならば、国後空港とかもできていたかもしれません。
歯舞群島と色丹島。Googleレビューを見るとロシア語での写真が多く掲載されており、なんとも美しい写真が多い。おそらくロシア側から行けば気軽(?)に行けるのだろうけども、それはロシアの主権を認めるからと自粛要請が出ています。とはいえ一般人が行くにはそれしか手段はありません。
2階にはたくさんの望遠鏡。こういう望遠鏡って一般的には100円くらい入れるものが多いけど、ここは全部無料。北方領土を知ってほしいという施設の意図的に有料なわけもないのだけど。
普通の望遠鏡だと写真に収めるのは厳しいけども、テレビ望遠鏡があったので何枚か写真を撮ってみました(普通に見るなら通常の望遠鏡のがきれいに見られます)。
まずは貝殻島。灯台だけがポツンと建っているシュールな光景です。納沙布岬から3.7キロと最も日本本土に近い北方領土となっており、現在はロシアによる保守管理が行われています。
歯舞群島の水晶島とロシアの監視船。北方領土の建物などは見たことがあったけども、こうして監視船を見たのははじめて。下手に船などで日本側から近づくと、最悪拿捕をされる危険性があります。
本土最東端の証がもらえる「北方領土資料館」
北方館の近くにある「北方領土資料館」では、北方領土での戦前の生活の様子を見たり、本土最東端へ到達した証をもらうことができます。
入るとすぐに大きなトドがお出迎え。迫力満点で少し驚いちゃった。一緒に写真を撮ってくれるサービスもやってます。
2階には戦前の写真や使われていたものなどが展示されていますが、撮影禁止と書いてあったので実際に見に行ってみてください。
そしてこれが本土最東端に到達した証明書。来たのは4回目なんだけどね。さて、そろそろ時間も迫ってきたので釧路空港へと戻ります。
納沙布岬から釧路空港に戻り帰路へ
三連休なのに中日で帰宅という珍しい日程。正直三連休は高すぎるので、土日に休みをくっつけて旅行するほうが理にかなってるなと感じます。なお今回は翌日に予定があるので早々に帰還。飛行機が遅いから翌日仕事じゃないほうが気が楽という理由もあるけども。
2年前に宿泊した「民宿花咲」に寄り道
根室市街地から少し進んだ先にある民宿「花咲」にやってきました。2年前に宿泊した宿で、今回泊まるわけじゃないのだけど聞きたいことがあってやってきました。
入口前では2匹のネコちゃんが臨戦態勢。なにがあったのかわからないけども「ニ゛ャー」とうなり合ってる。ケンカは良くないよ……。
やってきた理由としては花咲ガニをいつなら冷凍じゃないのを食べられるかなということだったのだけど、聞いてみたら近頃は食事は水木しか出してないらしい。土休日にしか大抵来られないので、花咲ガニの夕食にありつけなさそうで残念。でも素泊まりなら泊まれるようなので、機会があったらまた泊まりに来ようかな。
ひたすら西に車を走らせる
根室から釧路空港までは120キロ近くの長丁場。時間の余裕もあまりないので、焦らない程度に急いで向かいます。しかしこの距離で2時間半あれば着くっていうのが北海道。
凍ってて海なのか池なのかよくわからない。なんだか絶景が多すぎて感覚が麻痺してきてしまっているのを感じます。これだって十分きれいな景色なのに。
厚岸まで戻ってきました。北海道の冬の日は短い。17時前には日が沈んで真っ暗になってしまいます。
厚岸から眺める海。夕暮れで夕日が反射してオレンジ色に染まる海もまたいい景色。でもたそがれてないで先に進みましょう。
途中セイコーマートによって北海道限定のピロシキを購入。セイコーマート自体は関東にもあるけども、これは北海道にしか売ってません。美味しいから関東でも販売してほしい。
そして無事にレンタカーを返却。走行距離は約400キロと短めでした。気になる燃費は19km/Lほどで、やっぱりそんなに良くはないですね。
釧路空港にある「レストランたんちょう」で夕食
レンタカーの送迎車で空港まで送ってもらいました(とはいえ歩ける距離なのだけど)。飛行機の時間まではまだ2時間ほどあるので、この時間に空港内で夕食を食べることに。
ちなみに釧路空港にもラウンジがあるのだけど、カードラウンジではなく1時間500円の有料制。制限エリア内というわけでもないし使いにくい。
食べに来たのは3階にある「レストランたんちょう」です。昨日来たときに「釧路名物のスパカツ」と宣伝が出ていて気になっていたんです。
これがそのスパカツ。鉄板で焼かれたスパゲティの上にとんかつが乗ってて、そこにミートソースを掛けた一品。熱々で美味しいんだけど、鉄板にスパゲティがこびりついてしまうので、皿盛りにしてもらったほうが食べやすいかも。
釧路空港から羽田空港まで – 日本航空/544便
めちゃくちゃ遅れてる丘珠空港からの飛行機を横目に羽田空港行きを待ちます。コンセント付きのスペースがあるので充電しながら待機。機内だとパソコンの充電ができないので、できる限りしておかないと。
さて、今回はあんまり機内からも撮影できなかったのと羽田空港もラウンジが空いている時間でもない……。夜遅いので早々に帰って休みたいと思います。
冬の北海道は夏とは違ってそれも良い
北海道の繁忙期は夏頃となっていて、スキーなどをするのでなければ冬は閑散期。雪まつりとかでは大勢の人がやってきますが、大抵の観光地はがらんがらんなイメージです。
でも個人的には雪景色だったり凍った光景など、夏とは異なる景色が見られるのが魅力的。寒いのは難点だけど、また冬の北海道にも旅行しに来たいですね。
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