今日は飛行機に乗るのをお休みして北海道で過ごす1日です。車もあるので洞爺湖に巡りつつ、その後はどうしようかなと思いながらも、行ってから考えれば良いなと思って出発。まあいつも通りの感じです。

鈴木旅館の朝食はシンプルな定食スタイル

朝食は焼きホッケや厚焼き卵、納豆などの定食スタイル。バランスも取れて量もちょうどいい感じでした。ごちそうさまでした。

食後はセイコーマートで買って来た「飲むチョコミント」を飲んでみました。冷やして飲むとアイスのチョコミントのようで美味しい。でもやっぱりアイスの方が美味しいかな……。

そういえば入口にあるこの看板、最後が「館」の崩し文字なんでしょうか。なんか「飯」のようにも見える。

こういう旅館ってみんな朝が早いようで、8時過ぎに出たのに既に出ている人も結構いました。温泉も良かったし、ゆったり過ごせて良い目覚め。お世話になりました。
洞爺湖で有珠山噴火の痕跡を見てきた
今日の目的地は洞爺湖。有珠山の噴火の跡を巡れる「西山山麓火口散策路」へと行ってきます。以前洞爺湖に行ったときに行こうと思ったんだけど、時間が無いのと天気が悪かったこともあって断念したんだよね。
湖畔から洞爺湖を眺めてきた

洞爺湖の湖畔を走りつつ、どこかで写真を撮りたいなと思って寄り道。夏らしいうろこ雲と湖面を一望できました。中央にあるのは「大島」と呼ばれる島で、船で渡っていくこともできるみたい。

湖畔には特定外来生物の「ウチダザリガニ」を生きたまま持出禁止の看板がありました。そう、生きてなければ持っていって良いんです。要は他の場所で広がることを防ぐ意味合いですね。

目の前のセイコーマートでコーヒーでも買おうと思ったら無い店舗だったのでペットボトルのを購入。ペットボトルのってあんまり美味しくない印象だったけど、これ美味しいわ。
西山山麓火口散策路を往復してきた
洞爺湖の温泉街からは少し離れた場所にある西山山麓火口散策路。結構賑わっているのかなと思ったけど、来て見たら全然人も居ませんでした。

散策路に一番近い駐車場は有料だけど、100mも歩けば無料の駐車場がある。どうせこれから歩くんだから、空いてれば無料のに停めておいた方が良いと思います。来た時にも私しかいませんでした。

この散策路は「洞爺湖有珠山ジオパーク」となっていて、各所に案内看板が設置されています。こちらはもともと国道230号線だった場所。現在どうなっているかというと……?

道が隆起したりしていて、とても通れるような状態ではありません。でもここは「まだマシ」なほうで、この先に行くと絶望感しかない光景が広がります。

ちなみにこの道には下水が溜まって池のようになっている場所があります。これも噴火の影響によって生まれたもの。


散策路を進むと道路が隆起している場所にたどり着きます。ここは断層が町道を横切るように出来た場所で、陥没したのではなく高い部分は隆起した場所だそう。自然の力を感じる光景です。

噴火によって3つに折れてしまった電柱が保存されています。でもこれ、標識の位置を考えるとどれだけの深さが埋まっているんだろう。

続いては「町道を横断した火口列」という記載の場所。町道を横断したってどういうことだ?

以前はこの場所に町道が通っていたらしい。完全に山の中にしか見えず、当時の痕跡は路盤や飛び出た水道管などの一部からしかうかがい知れません。そして火口部分は池のようになっていました。

散策路には虫がたくさん居るんだけど、ホバリングしているトンボを発見。都心部では全然見かけることも無いギンヤンマでした。獲物を見つけると猛スピードで飛んでいく姿がかっこいい。

水道管のずれを直すために工事をしていた重機。工事中に噴火が始まったことでそのまま取り残されています。噴火を予測していたと記載がありますが、水道管がズレたのはマグマが上がって来て隆起したから。ってことはいつか噴き出してくる……と。

2000年噴火で一番隆起した場所が「第2展望台」として整備されています。噴火によって75mも隆起したことで、ちょっとした山のようになっています。

展望台からは噴火湾を一望できました。景色は良いのだけど、ここでの生活が壊された結果で生まれた場所と思うと、素直に景色を楽しんで良いものなのかと悩んでしまいます。

噴火によって道路に3つの火口ができた……ってあんまりしっくり来ない。道路から噴火したって言われても想像つかない。最初の噴火の後にも火口が出来て、最初に残っていたアパートが埋もれてしまうようなことも起きたんだとか。

これがその火口の跡。今は草木が生い茂っているけども、中央部分の凹んだ部分が火口でした。

先ほどの火口の先は、ミニチュア地溝帯ができてズタズタに切り刻まれたようになってしまった場所。当時の写真が載っているけども、固い地面が見るも簡単に破壊されている状況でした。

火口の近くでは、崩壊した建物が遺構として保存されていて、大地震が起きた後のような光景です。

折れてしまった電柱。そのまま残されていました。

こちらは住居でしょうか。先ほどよりも崩壊具合は少ないですが、全体的に傾いてしまっているように見えます。

最後にやってきたのは、散策路の南口にある「洞爺湖幼稚園」の跡地です。ここは噴火によって飛んできた噴石が降り注いだ場所で、生々しい痕跡が残されています。

壁の側面に穴が開いているのは、噴石が飛んできて壁を突き破ったから。まるで砲撃を受けたかのような痛々しい姿です。

地面には噴石が落ちているけど、かなりの大きさ。こんなのが降ってきたら命がいくつあっても足りません。

こんな状況を見ると、犠牲者が居たのかと気になってしまう。でも噴火の数日前に避難指示が出ていたことにより周辺の住民は避難を済ませていたようで、不幸中の幸いだったようです。

さて。これで散策路は終了なんだけど、北と南ってことは戻らないとならないんです。もし2人で来てるなら、1人が北から行きつつもう1名が南に回り、途中で車のカギを受け渡して南から北に車を回すってのが一番快適(?)に散策できる方法だったりする。

最後に、噴火前と噴火後の航空写真を見比べてみました。中央に通る国道230号線と町道が完全に分断されてしまっていることがわかると思います。自然の脅威って怖い。

洞爺湖幼稚園から戻ろうとしたら、当時の町道跡に「高・中速車」と書かれた標識が残っていることに気づきました。40キロのものは何回か見たことがあるけど、50キロのものは初見。あったんですね。

全国に残る記載だけど、徐々に数を減らしているのも事実。もしかしたら最後まで見られるのはここなのかもしれない。

徐々に暑くなってきて、汗だくで北側に戻ってきました。最後に寄ったのは元消防本部だった建物で、現在は一部が資料館として開放されています。

1階部分は水没している他、建物が全体的に傾いている。写真で見てわかるかな。


被災直後の写真が展示されていて、その中でも道路が階段状になっている光景は啞然とする。これが現実の光景だったんだろうか。SFとかじゃなくて。

今回歩いてきた噴火の痕跡は、2000年噴火と呼ばれるもの。有珠山はそれ以前にも複数回噴火が起きていて、1977年に洞爺湖温泉から撮影された写真が残されていました。当時の写真でも「なんだなんだ」という感じで見上げる人が多かったようだけど、今じゃみんなスマホを向けていることでしょう。
またいつ噴火するかもわからない有珠山。噴火しないことが一番ではあるけども、噴火したらどうするかってのも各自が意識しておく必要がありそうです。
伊達市のイオンで海鮮丼を買ってお昼ご飯に

有珠山の噴火散策路を後にして、伊達市にやってきました。イオンを見つけたので買い出しのために入店。

するとお魚コーナーに刺身がたっぷり入った海鮮丼を発見。お値段は1,274円と少しお高めではあるものの、お昼ごはんに海鮮丼を食べるよりは安く済むなと思って購入。かなりの重量感があるパッケージです。

中には溢れんばかりの海鮮。マグロにサーモン・カニ・いくらやホタテなど、ご飯が見えないほどに敷き詰められています。また、刺身も分厚く切られていて、食べ応えも十分。スーパーの海鮮丼なんて……と半信半疑だったけども想像以上に満足できる一品でした。さすが北海道って感じです。
近くにあった伊達神社に参拝

食後にやってきたのは、市の名前にもなっている「伊達」と付く「伊達神社」です。

北海道に移り住んだ「亘理伊達家」が建てた神社で、当初は「鹿島國足神社」と呼ばれていたそうです。

境内には花や和傘などが飾られている他、たくさんのアヒルが並んでいる場所も。なんか全体的に「かわいい」神社です。

いぬの日という文字に並べられた石。ペットに関するお守りも多くあったので、そういうご利益もあるのかもしれません。

本殿には七夕の短冊だったり、花が置かれていたりと華やかな雰囲気。神社というと神聖な印象があるけども、ここはなんだか和やかな印象を覚え、来るだけで元気が出そうなスポットです。

本殿の前には、参拝者が折ったという鶴が置いてあり、持っていって良いらしい。色々あったけど、中でも桜っぽい柄のをもらってきました。家に飾っておきましょう。
国鉄胆振線の廃線跡を巡りながら千歳へ
伊達市に来た理由が、伊達紋別駅から分岐していた路線「胆振線」の廃線跡を巡るため。ここから支笏湖へと戻る道中に廃線跡が点々としており、途中まで巡りながら戻って行こうと思います。北海道の廃線はJR北海道になってから廃止されたものも多くあるけども、胆振線の廃線は1986年。民営化の前年に廃止となっています。
胆振線の分岐駅だった「伊達紋別駅」

まずは室蘭本線との分岐駅であった伊達紋別駅。ここから函館本線の倶知安駅までを結んでいました。特急北斗も停まる駅となっていて、駅前も結構賑わっている印象です。
駅っぽくなっている割には何も書いてない「上長和駅」

伊達市の市街地を抜け、室蘭本線の長和駅の北部に位置していた上長和駅。廃線跡は自転車・歩行者専用道路になっていて、跡地にはホームを模した休憩所がありました。でも駅っぽくなっている割には、駅の跡だったという看板などはありません。
立派な役場・地域交流センターとなっている「壮瞥駅」

壮瞥町の中心部にあった壮瞥駅。今は立派な役場と地域交流センターが合体した建物となっていました。地域交流センターは開いていたので入ってみたものの、当時の駅跡などを示すものは無くて残念。

現在はバス停となっているこの付近も駅だったようですが、全く痕跡は残っていません。ちなみに駅舎は遠く離れた奄美大島にある「奄美アイランド」に移設されているんだとか。知らなかったよ。

一方で、旧壮瞥駅跡は碑が設置されていました。道路の脇にひっそりとあるので、通り過ぎてから戻って撮影。

この碑が設置されたのは、胆振線が廃止される2年前。旧駅の跡に碑を建てるなら、現行の駅にも残してほしかった。

当時の胆振線は、この民家の裏辺りに線路があったらしい。横にこんな道ができてしまっては使う人も減ってしまうでしょうね。
跡地はアパートとなっている「久保内駅」

久保内駅跡。アパートとなっていて痕跡は残っていません。

一方で、少し先にある「レルコマベツ川」に遺構が残されています。

それがこの鉄橋。歩こうと思えば上を歩いて行けそうな場所にありました。怖いから行かないけど。
駅前だった場所の看板が悲しい「蟠渓駅」

駅跡はここです。と言われても道しかないけど、この場所に蟠渓駅があったようです。2021年ごろまではホーム跡が残っていたようですが、道路工事によって消失。数年早く来ていれば見ることができたと思うと残念。

駅の向かいには蟠渓温泉と書かれた看板があり、駅を降りてきた人に見せていたものなのでしょう。近くのバス停も以前は「蟠渓駅前」だったのが「蟠渓」へと変わり、駅跡も消失。廃線跡巡りも時間との戦いです。
小さな杭が跡地であることを示している「北湯沢駅」

ここが北湯沢駅跡……って大きなホテルが建っていて何も残っていません。ちょうど車の裏辺りが線路が通っていた場所でした。

近くには白絹の床と呼ばれる観光スポットがあるようなので、ちょっと行ってみましょう。

川に降りる道には足湯もありました。

こちらが白絹の床と呼ばれる場所。火山灰が蓄積されて緑色凝灰岩となったことで、このような幻想的な光景が広がっています。

で、廃線跡が何もないのかというと、ひっそりと建っている杭に「旧国鉄胆振線 北湯沢駅跡地」と書かれています。これだけ。

ところで、ここまで来て「前にも来なかったっけ」と思い出して調べてみると、2021年にも来ていました。この時はあんまり天気も良くなかったんだよな。

廃線跡にあるホテルの看板が、なんとなく駅名標っぽいのは偶然なんでしょうか。気になる。

車道に沿っていた廃線跡は、途中から歩道へと分かれて川を渡っていきます。

横から見ると、鉄道の鉄橋がそのまま利用されているようでした。全体を見たかったけども良い撮影スポットが無くて断念。
目の前にセイコーマートがある「優徳駅」

空き地となっている優徳駅。駐車場のように使用されているようで、何台か車が停まっていました。

駅跡は何もないものの、線路跡は歩行者・自動車専用道路として整備されていました。

駅跡にあったセイコーマートにて「とうきびソフト」を購入。とうもろこしの風味も感じられて美味しいソフトクリーム。セイコーマートのソフトクリームって値段の割に美味しいので好き。
公園として整備されている「新大滝駅」

新大滝駅。ここは「平成ふるさとの道公園」として整備されていました。

公園には特に駅の跡らしきものは残っていないようでした。っと、あのモニュメントはなんでしょう。

説明が書かれた看板には「旧新大滝駅のプラットフォーム」と書かれていて、ここが駅の跡だと示しています。羽ばたく大滝村を意味しているようです。なお大滝村は今は伊達市に飛び地合併されていますが、大滝区として名前が残されています。
栽培されているきのこが見られる「きのこ王国」へ

トイレ休憩を兼ねて「きのこ王国」に寄り道。ここはレストランや直売所などもあり、道の駅のようになっています。なお隣にあった道の駅は潰れてしまったようで……。

また、ここではきのこの製造現場を見学することが可能。しいたけとかなめことかがたくさんできています。

原木からニョキニョキ生えてきているしいたけ。おいしそうです。

「なめこ」はビンから出てきていました。ツヤッツヤでなんだかかわいい。

こちらはシメジ。なめこに比べるとビンからこぼれ落ちそうな勢いです。なお収穫体験もでき、その場合はグラム単価で費用が掛かります。でもなかなか機会も無いと思うので、やってみたい人はぜひ。
イオン千歳店でおかいもの

無事にレンタカーの返却を済ませ、イオンまで送迎してもらってお買い物。半額となっている魚介類を中心に購入してきました。今日の宿は自炊ができるので、調理して夕食にします。てかもやし10円って安い。
千歳市内にある「旅荘 シェアハウス富丘」に宿泊

本日宿泊するのは、まるで一軒家のような風貌の宿「旅荘 シェアハウス富丘」です。名前の通りシェアハウススタイルを取っている宿で、一般的に部外者を呼ぶなら共用スペースでというのがホテルの常識だと思うけど、ここは部屋に呼んでくれという形。
千歳駅からは歩くと30分ほど。千歳駅からバスに乗れば200円だけど、近くの「イオン千歳店」から乗れば100円になります。

チェックインなどは隣にある「ふぅ庵」で行います。支払いは現金のみで、簡単な説明を受けたら宿泊する建物に移動します。

玄関を入って早々にあるのが洗濯機。乾燥機付きのドラムと、一般的な縦型のものが用意されています。

共用のダイニングスペース。調理が可能なコンロの他、電子レンジやポットなどが完備。食器も揃っているので、自炊を行うことが可能です。でも油を含めた調味料は無いので、各自で持参が必要。

コンロは3口で、グリルも用意されています。フライパンなどの調理器具は下に置いてありました。

共用の冷蔵庫には氷も入っていました。良い感じのサイズ感です。

バスルームも共用で2つ。水圧や水温はちょうど良く、快適なバスタイムを過ごせます。
部屋にはトイレや洗面台が完備

今日泊まる部屋へとやってきました。大き目なベッドがあり、スーツケースなどの荷物を置いておくスペースも十分あります。ベッドの上にはコンセントがあり、枕元で充電するのには便利。

テーブルにはコンセントが無いのが若干不便。でも部屋にはコンセント自体は何個かあるので、充電が少なくなったら充電してからやれば良いかな。65Wならパソコンの充電も早いし。

エアコンはスポットクーラーが設置されていました。壁付けのエアコンに比べれば効果は薄いけど、有るのと無いのでは大きな違いです。でも定期的に排水しないとならないのが手間かな。

洗面台です。ドライヤーの設備もありました。石鹸は無いので、使いたい時は1階に降りる必要があります。持ってくればよかった。

ウォシュレット付きのトイレが部屋に備え付けられています。なんだかんだで部屋にあると着替えとか気にしなくていいから楽。

荷物などを置いておける棚。フェイスタオルとバスタオルが用意されていました。
ちゃんちゃん焼きを作って食べる夕食

先ほどイオンで購入してきた食材たちを使って、夕食作り。メインは鮭のちゃんちゃん焼きです。

ご飯の代わりに豆パンと、ホタテや魚は煮物としつつみそ汁の出汁としても利用。魚介だしがたっぷりのお味噌汁となりました。そして納豆はいつもの十勝納豆。イオンで106円と安くて良かった。

ちゃんちゃん焼きは全部セットになっていたので、フライパンに鮭とタレ、野菜を入れるだけで完成。ちょっと野菜の分量が物足りなかったのでもやしを買って来たけど、量としては正解でした。ごちそうさまです。
明日は那覇空港経由で帰還する1日
今日は北海道滞在だったけど、明日は朝から新千歳空港に向かって伊丹空港経由で那覇空港へ。そして夕食を食べてから羽田空港へと戻る行程です。まるまる1日を飛行機に乗るだけで過ごしてしまうのは、もったいない気もするけど、最後に沖縄グルメを楽しめば旅行感も味わえるでしょう(?)
そういえば伊丹空港にプライオリティパスのラウンジができたと話題だけど、乗り継ぎが1時間しかないから行くのは厳しい。残念。



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